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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
日本に来ていたロセッティ
ロンドン滞在中、テイトギャラリーにあるダンテ・ガブリエル・ロセッティの有名な「ベアタ・ベアトリクス」の絵と再会しようと出かけたが、不発に終わった。

テイトモダンができたせいか、本家テイトギャラリーは、倉庫と化し、工事中。
見るも無残な状況だった。

ロセッティの絵は1枚以外すべてお蔵入りだったらしく、ほかの絵は出ていませんと。
ベアタ・ベアトリクスには会えなかった。

あの絵は、ロセッティの浮気に心を痛めて薬に溺れる妻の姿が痛々しく、心に残る一枚だ


双璧をなす、いやロセッティを上回る知名度のミレイのオフェリアは出ていたものの、せせこましく他の絵のただ中にぎゅうぎゅう押し込められていて、こんなじゃなかったのに、と寂しくなる。

ターナーの部屋以外でまともな絵がかかっていたのは1室だけ。

資金難でBPが支援しようとしている状況のように見て取れた。
もちろんこんなありさまなので閑古鳥。

がっくりして、ヴィクトリア&アルバート博物館のロセッティに期待した。

以前行ったとき、偶然見ることができた。
引き出しの中に布をかけられて保存されたスケッチの数々。

でもそれがどこの部屋だったか思い出せない。

そこで係員に聞いた。
ロセッティに会いたいのですが?


P1110971.jpg

「ここの部屋に少しだけ。
でも、あとはツアーに出ているんです」。


結局探していた絵はなく。
他の美術館巡りかぁ、、、と残念に思った。

ところが、、、こんな結末が待っていた。

先日のブリヂストン美術館のドビッシー音楽と美術展で。

立ち尽くした。
あった、1枚だけだけど。

ダンテ・ガブリエル・ロセッティ「祝福されし乙女」ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館。

なんと1枚は日本に来ていた、というオチ。
笑いが込み上げた。


それにしてもヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の隆々たる盛況ぶりといったら。
以前よりパワフルだった。
こんなファッション展示もあり。

P1110973.jpg

むろん大英博物館並みの古代ものあり。
ごちゃまぜのおもちゃ箱といった様相で、飽きない、飽きない。


楽しんでいる人がここにも。

P1170131.jpg


嘆き悲しむピエタの彫像の後ろにまわって、聖家族の一員になったつもりの人。
表情がいけない、笑う場面ではないのだここは。

P21170131.jpg

(もちろん彫像には触れていません。後ろにまわっただけ。)
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2012.08.18 Sat | Travel-England| 0 track backs,
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