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311の震災で壁が崩れた皇居・大手門、遂に修復完了
Emperor's Palace finally reconstructed after the Earthquake last year / Palacio del Emperador finalmente reconstruido después del Terremoto el año pasado

ボロボロと崩れ落ちた白壁が痛ましかった皇居の化粧直しが、やっと完了した。

P1060381.jpg

去年の地震の爪痕を、ずっと1年間以上そのままに留めていた皇居・大手門。
ようやく3月になってよくある年度末の駆けこみ建築の波に乗り、外壁の修復が完了。

The above photo: Emperor's Palace this April (la primera foto : Palacio del Emperador ahora)
The photo below : Emperor's Palace on March 19 last year, just 8 days after that terrible Earthquake
(la segunda foto : Palacio del Emperador en el 19 marzo el año pasado, 8 días dispues del Terremoto)

上の写真が修復後。
下が、311の地震の8日後に訪れた時の大手門。




不思議の国ニッポン、3月になると建設ラッシュでそこかしこが沸きかえる。
その悪習は今も脈々と続いてる。
どこか納得いかないこの国の予算の仕組み。

いっとき話題を振りまいた事業仕分けで、どっかの独法の文房具購入費の無駄遣いをつつくより、予算消化のための無理やりの建築工事をちょいと突っついた方が、よっぽどリーゾナブルな仕分けができたはず、そう思うのは私だけだろうか?

とは言え、今回の皇居の修復だけは、駆け込みだろうがなんだろうか、今年の3月にやっと行われて、正直ほっとした。
いつまでも崩れた外壁をさらしているのは忍びなかった。

でも予算はどんなときだって潤沢にあるだろう皇居の工事が、なぜすぐ行われなかったのかがずっと不可思議だった。

震災は2011年3月11日だったから、2010年度予算には間に合わなくても当然だけど、2011年度の予算で4月以降、さっさと修復できただろうに。
いくら前年度に予算をとっていなかったとしても、簡単に予算変更できそうな。
だって天下の皇居だもの。

なぜ、それが2012年3月ギリギリまで工事を待ったのかは定かでないけれど、合わせてそれ以外の部分もやたらあちこち綺麗になった。

池の水系統の工事もやってたし、新しくしゃれた柵(なくても別に・・・というレベルの)をこしらえたり。
まあ、思いっきり宮内庁予算(?)を使い果たすことができたってことだろうか?


フシギの国ニッポンの話しついでに、昨日感じた、不思議その2。
飛行機離陸の際、整備員の方が深々とお辞儀して、機体に向かって手を振るあの儀式。

今もそういう丁寧な儀式が続いているというのが、ちょっと驚き。
他の国では見られない光景のはず。

思わず手を振り返したくなるけど、それも気恥ずかしいし、上げかけた手の置き場に困る。

昭和の頃の几帳面さ、優しさのようなものが急速にどんどん失われている今日この頃。
そんな中、飛行場の片隅で、時の変化をものともせずに密やかに続けられているこの丁寧なお見送りの存在は、どこか浮世離れしている。

とはいえこの不思議さは、もちろん肯定的な不思議であり、どこかほっとする、今後もずっと守り続けてほしい最後の砦のような、そんな”フシギ”なのである。
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2012.04.19 Thu | Society| 0 track backs,
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