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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
南蛮美術 ポルトガルvs日本
文化の日に、これを見に行った。
「南蛮美術の光と影」@サントリー美術館。

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ただし、ポルトガル・リスボンの国立古美術館で見た狩野内膳と狩野道味の南蛮屏風が精緻で洗練されていたので、比較してしまうと、うーんと唸るしかない。(下の写真はすべてポルトガル)

サントリーの方は、人物の縮尺がばらばらだったり、遠近感にばらつきがあったり。
異国情緒はあるけれど。

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サントリー美術館は、ミッドタウンにオープン仕立ての年に、ロートレックやピカソ展を華々しく行ったけれど、まさかそれとこれは同じ金額ではあるまい(?)
私はオープン初年度には年間会員になっていたので、ロートレックやピカソの入場料はいくらだったのか知らないのだが。

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入場料といえば、この古美術館は、日曜なら2時までは無料。
去年出張で朝早くリスボン入りし、2時前に滑り込んだのだった。

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これだけの絵画が無料で見られるとはすばらしい。
その割に人影まばら。
私なら毎週入り浸りそうだ。

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ところで、宮廷画もそうだが、こういった日本画は、雲(?)の絵がつきものだ。
この絵でも、モクモクとした雲のようなものが建屋の光景を遮っている。
これはどういうわけなのだか、まだ私の中で謎は解明できていない。

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ただ今回サントリー美術館で気づいたことがある。
南蛮船が来航するシーンは、屏風の右側に描かれることが多いのだと。
サントリーには、左に描かれたものがあり、解説には、「珍しく左側に描かれている」とあった。

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ポルトガルの人は割と小柄な人が多いという印象だが、絵では日本人より大きく描かれており、当時の日本人が、南蛮人は背が高い、という印象をもっていたことがわかる。
使用人とおぼしき荷物持ちはポルトガルもサントリーも有色人種として描かれている。

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不思議な光景。
こんなにいきいきした交易の情景は、鎖国や太平洋戦争で一旦途絶えてしまったわけだ。

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古美術館は、市電の駅を降りて、この階段を上ったところにある。

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現地レポート 南蛮屏風
サンロケ教会の伝道師の絵画
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2011.11.06 Sun | Travel-Portugal| 0 track backs,
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