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実用情報 ヴェネツィア編(1)アッカデミア美術館の罠
ヴェネツィアのアッカデミア美術館は、ヴェネツィア派の絵画を一挙に見ることができ、しかも観光客でにぎわうはずの真夏でも、混雑していないので、なかなかお勧めのスポットだ。

島内には観光優先順位の高いポイントが多すぎて、こちらまでは足が向かないのだろうか。


今回行って気づいたこと:
2011年夏の時点では、修復工事のせいで、最新の「地球の歩き方 ミラノ ヴェネツィアと湖水地方」編の見取り図通りに観賞することはできなかった。

まず入館して2Fにある最初の部屋。上がってきた道を振り返るとこんな感じ。
(この美術館はノーフラッシュで写真OK)

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で、現在、第10、11室が修復中で入れないため、左回りに1~9室まで行った後、また1室まで戻らねばならない。
そこから今度は右回りに24番目の部屋から23,22と行って、12室まで行き、来た道を戻って帰ることになる。

つまり、1~24室まで、本に書かれた図のとおりに左回りで館内を一周回ることができない。


さらに、これはいつもそうなのか不明だが、1室と2室の間に、こんなとうせんぼがある。

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修復のため、次の2番目の部屋には行けないのかと思った。
だが、よく見たら階段がちょこっと見えていて、そこをつたってこの絵の裏に行く人がいたため、
くっついていったら、第2室が続いていたのだ。


もし朝一番にきて、人がまばらでこの裏に行く人の姿がなければ、第2~9室までここから行けるとは知らず、
完全に見逃していたかもしれない。

実際、ここから先、No.9の部屋まで、一段と閑散としていたので、あの絵の裏から次の部屋に行ってよいことに気づかず、この先No.11まで全て修復中と勘違いし、そのまま回れ右をしてNo.24の部屋から続きを見た人が多かったのでは、と推測する。


その辺は、またしてもイタリアンクオリティというべきか、あの黄金の祭壇画のところにはなんにも注意書きなどなく、裏にちゃんと行けた人はラッキー、No.2の部屋の入口をミスってしまった人は、あら残念、ということになる。


回り込んで第2室に行くと、ベッリーニやカルパッチョの絵「キリストの奉献」があった。
この絵が、風俗画のイメージが強いカルパッチョ作とは驚き。

(カルパッチョ:須賀敦子さんが気にとめた、ぽっくりのような独特の靴をはいたヴェネツィアの夫人の絵を描いた画家。あの2人がコルティジャーナか否かで議論が出ているそうだが、今年実際に見た限り、私の中ではやっぱりコルティジャーナだ。)


P1000706.jpg


人物がキャンパスから飛び出しそうなぐらい、ぎりぎりまで大胆に描かれ、手前の女の子の素足などは、今にも画面からはみだしそう。
建物のくぼみなど立体的。
迫ってくるような迫力がある。


で、下記が修復中で入室できなかった、11番の部屋。
通り抜けはできないが、覗くことだけはできた。


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2011.09.19 Mon | Travel-Italy| 0 track backs,
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