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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
旅の終点パドヴァの血を吐く老人の壁画
旅の最終地はパドヴァ。
帰国便が夜便なので、12時過ぎまで市内観光。
ということで、ラジョーネ宮、ドゥオーモ礼拝堂、エレミターニ教会、市内博物館へ。

ラジョーネ宮は、ジョットやジョット派が描いた壁画があるとどこかで読んだ気がしたが、
どう見てもジョットの作風とはちと違う。

案内の女性に聞いたところ、ジョットの絵は残ってはおらず、あくまでジョットの系列の絵画なのだと。
(ジョットやメナブオイの原画は、火災で失われてしまったそうだ。なんとも残念。)

素朴で粗削りなものが多いとはいえ、
なんともイキイキとした画風は、見ていて飽きることがない。

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ドゥカーレ宮殿同様、12星座をかたどったものもある。
聖書に題材をとったものも。
聖人、神話。

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さらに一番見ごたえがあったのは、市井の生活ぶりを描いたもの。
望遠鏡が威力を発揮し、肉眼では見逃しそうな小技や小物、さらに細かな表情も手に取るようにわかる。

男女のケンカシーンのようなものから、
なぜだか老人が血を吐いているものまで。
イキイキした描きっぷりが楽しい。

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からだに糸を指しているこの男は一体なんなのか?

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これら奇怪な構図は、何かのシンボルのようにも思える。

サロンの後方には、修復の様子・館内説明などに分かれて説明がなされるビデオガイド(無料)がある。
これを全部見ていけば、これらの絵の謎を解くものもあったかもしれないが、
これではいくら時間があっても足りない。

とにかくこの日は、自分の目で見て記憶にとどめ、帰国してからじっくり書物などで調べることにしよう。

そう思い、まずは一枚一枚を丹念に見ることに専念した。

下記左上はふたご座。
一定間隔で、黄道12星座が描かれていて、ツーレはひとつずつ写真に収めていた。

ちなみに入場する際、「フラッシュなしで写真OKよ」と声をかけてくれた。


P1020421.jpg


(ラジョーネ宮: パドヴァカードがあれば無料)
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2011.09.04 Sun | Travel-Italy| 0 track backs,
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