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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
「聖マタイの召命」(カラヴァッジョ)の中の聖マタイを探せ
昨日のカラヴァッジョの「聖マタイの召命」の絵の中で、
聖マタイは、手で指差しているように見える髭の老人でなく、
「ふるえる手」で須賀敦子さんが注目した醜い手の持ち主(金貨を数えてる)だった
という話を教えてもらった。

宮下規久朗さんの「カラヴァッジョ巡礼」でもそれに触れられていたはずなのだが、
私は大きな勘違いをしていた。

羽根の少年がマタイに見えるが、実は髭の人物なのでは?と思っていた。
が、そうではなかった。

実は陰になった、まったく目立たない手のみが明るく見える人物こそが
マタイだったのだ。

これから頭を上げ、キリストの招きに応じる直前の絵なのだった。

須賀さんの頃は、髭の人物がマタイ、というのが定説だったようだ。
そんな中、ズバリ、一番注目すべき日蔭の人物に着目したという その鋭い感性。

須賀さんの鋭さに、もう言葉もない。





下記のURLを教えてもらい読んだ。
過去、いろいろ論議を呼んだ絵なのだ。

http://homepage3.nifty.com/artopics/calling/thesis1.html
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2011.06.02 Thu | Art| 0 track backs,
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