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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
またまたいい本に出会った
ビアンキ・シモンさんから教えてもらった本を読み始めた。
「西洋絵画の主題物語 :神話編」
ギリシア神話がいかに絵画に反映されているかという解説書。

中公新書の「ギリシア神話」という本を読んでから、と思ったので、遅くなってしまったけど、
最初に詳しいものを読んでおくとわかりやすい。
こちらの解説書には、神話のの要約のみで、細かい展開は出ていないから。

例えば、ゼウスによって牝牛に変えられたイオが通った海はイオニア海と呼ばれ、
その牛が彷徨した海峡は、ボスポロス(牝牛の渡し)と呼ばれるようになった、など
中公新書の解説と合わせると、深みが増す。


で、今同時に「西洋絵画の主題物語:聖書編」もつまみぐいしているのだけど、
聖書編の方がはるかにわかりやすい。
これまで、絵画の題材とその聖書の原典に多少なりとも馴染んでいたせいか。

けれど神話編の方は、その題目も、内容も知らずに絵を目にしていたものばかりで、
(例えばクリムトの「ダナエ」の背後に、そんな広がりのある物語が連なっているなどとは思ってもみなかった)
それを消化するのに一苦労で、
そもそも登場人物の名前のややこしさで、すぐに物語を見失ってしまい、
少しずつ繰り返して神話の筋をフォローしていかないと、この本も、
奥行きが出ないかもしれない。

とはいえさし当たって、それぞれの絵画が神話のどの部分に対応するのかがわかり、
絵を読み解くのが楽しくなるのは間違いない。
なによりカラーの絵が多くてわかりやすい。


西洋絵画の主題物語〈1〉聖書編西洋絵画の主題物語〈1〉聖書編
(1997/03)
諸川 春樹

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西洋絵画の主題物話〈2〉神話編西洋絵画の主題物話〈2〉神話編
(1997/05/16)
諸川 春樹、利倉 隆 他

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2011.04.24 Sun | Private| 0 track backs,
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