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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
キスリング展
エアフランスのシルバー会員は今年限り。またアイボリーに転落する。今年はエアフラを3回使ったのだけど、マイレージを使用したのでカウントされず、年間3回あるいはマイレージがもう少したまっていないと降格なのだ。

特典はたいしたことはないけど、先にチェックインできるというのはよかったし、時折エアフラ主催の美術展覧会チケットがくるのはささやかな楽しみだったりした。

というわけで、最後となるであろうエアフラの無料美術館招待券「キスリング展」に行ってきた。前評判どおりといったところ。彼の作品は以前別の展覧会で見て、印象に残った。モディリアーニとも違う寂寥感と静謐感のある独特の肖像画で独自の世界を築いている。

今回見に行ってびっくりしたのが、彼の初期の作品はセザンヌのようだったこと。一瞬キュビズムに転じたかと思うと印象派の臭いも少し漂わせて、サントロペ時代はビビッドな色合いで、全然画風は違うのに、シニャックのサントロペを思い出した。ともに陽光溢れる南仏のイメージが漂っている。

意外だったのがキキの絵のような女性の肖像画は彼の作品パターンの一部に過ぎなかったということ。少年少女の絵、静物画、風景画、裸体画も見られる。

カフェという社交場の影響を受けてキスリングの画風は変遷していったけれど、よく考えると当時”ラ・ドーム”だの“ラ・クーポール”で普通に彼らはコーヒーを飲んでいたわけで、それはすごいこと。今ではあのあたりもすっかり観光地化しているけれど、当時の熱気たるやすごかったんだろうな。
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2007.11.03 Sat | Art| 0 track backs,
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