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感情的だね朝日新聞
最近の天声人語:

「津波が想定を大きく超えた」という。早い話が、東電の想定が間違っていた。地球や自然への畏敬(いけい)が足りず、結果として津波に負ける原発を海辺で動かし続けた。天災が暴いた人災である


言いたいことはわかる。
確かに人災の点は否めない。

だけど、地球や自然への畏敬(いけい)が足りず・・・っていうのは、論点が逸れているというか。

自然の破壊的シナリオを、原発の格納容器の設計に十分織り込んでいなかったと言いたいようだけど
今回の原因は、原発の設計時の安全担保が甘かったというよりむしろ、
冷却装置のための外部電源の置き方が誠にぞんざいだった点を重視すべきだろう。
これが諸悪の根源だったのは間違いない。

なんでも国からは、既にこの外部電源の措置の甘さをなおすように指導がきていたらしい。
福島第二が被害最小だったのは、最新式なので、その点が改善されてたから。

女川発電所も、その対策はしっかりやっていた。
だから同じ程度の津波(それ以上という説も)でも、女川の方は無事だった。

第一の方は、建設後にそれを指摘されても、放置した。

それを無視した責任は免れないとは思う。
でも、それを設計したメーカーの人たちの安全評価に問題があるかのような
すりかえ議論には、心が痛む。

今昼夜を問わず対応に追われるメーカーの人たちの顔が浮かぶだけになおさらのこと。

「地球や自然への畏敬(いけい)が足りず」なんて軽々しく言い放つ冷たい筆がちょっと気になった。

そもそも天声人語、原発そのものをこきおろしているけれど、
全廃した場合、国を覆い包むであろうCO2への対応については一切触れていない。

これもまた、先に述べた、一方向のみの議論だ。
大局観ではなく、ある一点のみを見て、そこばかり突いてしまうやり方。

CO2問題をどう解決するのかについても是非触れてほしいよ、天声人語。
あれだけ闊達な弁舌が聞かれるのかどうか。
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2011.03.31 Thu | Society| 0 track backs,
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