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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
デマと真実
おととい、仕事中、東電福島原発の格納容器内圧力が45キロ・パスカルになった、
という報道があったらしい。

それをWebで見たと思われる隣の島の上司が、即座に言った。
「これ、450キロ・パスカルの誤りだな。45なんてありえない。」

その日の夕刊に、確かに450の間違いだったと掲載されていた。

翌日同じ上司:
「まったくジャーナリストは無知すぎる。
45と書く前に、もっと勉強しろ」
とボヤいてた。

のみならず、新聞各紙、デマがとびかう中、「確信犯もいる」、と指摘していた。

かくいう私も、帰り、キオスクのスタンドで、ありえない見出しを目撃した。

こういう非常事態に、進むべき方向を示すベクトルが、どこか狂っている、
そう感じた。


放射線の話は、文科省のこちらのサイトがわかりやすい。

ブラジルのガラパリは、天然界の放射線量が高く、年間10ミリシーベルト。
ミリだ、マイクロの1000倍。つまり、10,000マイクロシーベルト。


むろん年間の値なわけだけど、こちらのサイトを読むと、
現地では、1時間あたり、1時間あたり15マイクロ・シーベルトを示していた場所もあるという。
つまり、年間131ミリ・シーベルト(131,000マイクロシーベルト)

さらに飛行機で東京~ニューヨーク間を往復すれば、胸のX線レントゲンよりも
高い線量を浴びることになる。


こういった話は、エネルギーに多少なりとも関係があるうちの部署では周知の事実。
私はR&D関連の仕事なので、直接関係があるわけではないが、それでもずっと前から知っていた。

今回の事故は脅威的なものではないのかどうか、
今うちの部署の工学系の人たちに、社内他部署からしきりに問い合わせが来ているようだ。


閾値や、事象の因果関係を熟知している人が多いため、
うちの部署では、みんなのんびりしている。


ただ、NHKで今流された、福島県の病院に取り残されている人たちの様子を見ると、
そういう数値自体より、それが結果として引き起こしている副産物としての悲惨な状況がある。


新聞各社、扇動的な報道より、
原発から30km圏内に取り残された患者さんたちを救出するには、どうすべきか、
津波や地震の被災者の方たちへの救援はどうあるべきか、等
弱者の人たち救済のために力強く社会・システム・世間を動かしていってほしい。
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2011.03.19 Sat | Society| 0 track backs,
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