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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
バース紀行 その2
昨日の続き。
英国バースの街は、Bathと書く。
「お風呂=バス=Bath」という単語の起源となった街だ。

ローマ時代に温泉保養地として賑わったと聞く。
その跡地が一般に公開されていて、観光客必見の場所となっている。


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ローマ時代の神殿のような建物の中央を浴槽が占め、吹き抜けになっている。
浴槽のまわりは、丁度修道院の回廊のような通路になっている。

なみなみと濁った緑色の水を湛えた様子は、温泉というより沼のよう。

水の存在が、ローマ時代の遺跡を生々しくしている気がした。

イタリアで、遺跡を数々見たけれど、どれも石のかけらから成り立っている。
結局廃墟であり夢の跡なのだけど、そこに水が入ることによって、過去の遺物が現在に通じているような感覚になる。

たぶん、今でもそのままお風呂として使えそう、という意識のせい。


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このあとチェダーで、古代の洞窟に入った。
そこは完全に太古の昔だった。
鍾乳洞がぐにゃぐにゃとうねりながら、動きの途中で固まっている。

時が完全に凍結した世界。

ところがここバースのローマン・バース(ローマ時代のお風呂)は、水という動的なものがある。

その流動性が、この場所を”年齢不詳”にしているような気がする。


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2010.09.25 Sat | Travel-England| 0 track backs,
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