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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
新聞Watching ドイツ語と日本語の違い
● 多和田葉子さんの記事

暫く前の日経夕刊の多和田葉子さんの記事に、へえ、と思った。

今の日本語は、机、ちゃぶ台より、テーブルと言う方が一般的。でもドイツ語ではティッシュ(机)をかたくなに通し、歴史的にほとんどの多くの言葉が変化していない。ルターの時代とそのままつながる。しかし日本語で普通に書くと、江戸時代につながらない・・・

そんな内容。
日本語って日本の住宅みたいな感じか。
200年も立て直しのないレンガ造りの家などない。

プレハブでどんどんリニューアルしていく。
歴史を感じさせない家・歴史を遠ざける日本語という言葉。

そこから透けて見えるものは?
古いものより新しいものに価値を置く日本人の気質?



● 日経の「戦争と言論人」がそこはかとなく面白い。

特異な状況では、ジャーナリストの信念の差異が、ことさら浮き彫りになる。



 「私の履歴書」

今回は、なにやら恨み節がにじみ出ていて、次もあるかな、次もあるかな、という楽しみがある。

K元監督が同欄に登場したときの記事を知らないが、もしかしたら、広岡達朗氏のことをこきおろすような記載もあったのか。

初回でいきなり、K元監督に対する怨念に触れていたので(否定しつつもたっぷり漂わせていた)、これは相当いろいろあったのだろうな、とは思ったけれど。

広岡氏の積年の恨み、静かに爆発中。



● オルセー美術館展

やはり日経の記事で、オルセー美術館にきている絵画の人気順位で、セザンヌのサント・ヴィクトワール山の絵が9位と低かったことを嘆く話が出ていた。

個人的には、ゴッホの「星降る夜」の水面に浮かぶ街の明かりと星のきらめきにうっとりした。
私のNo.1はこの一枚かもしれない。

モネの「日傘の女性」は、オルセーで何度も見たので余り目新しさがなかった。
さらに、この絵、確か対で、もう1枚違う角度から描かれた日傘の女性の方が私は好き。

サント・ヴィクトワール山の絵は、なんといっても京橋のブリヂストン美術館のヴィクトワールが素晴らしく、こちらの初期の硬質な絵より惹かれる。

ブリヂストンのそれは、万事を包み込むようなすそ野の広がりが雄大で、ダイナミック。

百人一首にある
「おほけなく 浮世の民におほふかな 我立杣(たつそま)に 墨染の袖 」(慈円)

が浮かんでくるような。
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2010.08.13 Fri | Society| 0 track backs,
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