FC2ブログ
日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
映画と絵画と
昨日こちらで触れた映画『シルビアのいる街で』。

市電を置く風景が心地よい映画のようだけど、ほかにも市電を描いた作品って、いろいろあるようだ。

下記メールで紹介されている『愛を読む人』、トレーラーを見てみた(一番下)

ドレスデンの市電の地味な佇まいがストラスブールのそれとは対照的で、旧共産圏ぽい。ストーリーの中にうまく溶け込んでいると思った。


『シルビアのいる街で』良さそうですね。
去年TdF(アルザスのステージ)にあわせてストラスブールを足がかりに
辺りを旅しましたので,とても懐かしく思いました。


ちょうどNacoさんが撮られたのと同じ停車場で路面電車の写真も撮りました。


市内へのプライベートカーの乗り入れが原則禁止で(旅行者としては不便でしたが)
とても先進的なシステムだと感じました。さすがはEUの心臓都市ですね。


さて,路面電車が印象的な映画ですが,少し前の『恋人までの距離』(ウィーン),
『赤い航路』(場所は失念)も良かったのですが,何と言っても,『愛を読む人』(ドレスデン)
が素晴らしいと思います。


オスカーをこの作品で取ったケイト・ウインシュレットが路面電車の車掌という
設定にも重要な意味があり,ナチス時代の不幸だけれど美しい物語として
何度も鑑賞に耐える作品です。


映像の肌理もこまやかで,上質なカシミアのような感触のある映画だとも思います。


そうそう,主人公たちが自転車で小旅行に出かけるシーンもなかなかです。

ペダルさんから


ちなみにメールをくださったペダルさん、この夏ピレネー旅行でツールマレ峠にも行く予定なのだとか。
ペルピニャンにも行くようなので、それだったら是非コリウールにも!
目と鼻の先です。


・ フランスの穴場コリウールのエントリー




さて、一方で、鎌倉さんとメールのやりとりをしていて、こんな話が飛び出した。

「ブリューゲルって、水木しげるの絵に似てる」

大学の一般教養では、教わった先生がこのあたりの専門だったので、ブリューゲルに限らず、ボスとか、嫌というほどおどろおどろしい絵を見たけれど、こういうピッタリな?表現をした人は初めて。


さらに、西洋美術館では宗教画というとフランドル絵画が結構目につくのだけど、あれらのマリア様が、爬虫類系の顔をしていて、どうもベルギー系の絵画はひと癖ある、といった話をメールで送ったら、こんな返事がきた。


言われてみれば、ベルギーの宗教画とかって、どことなく形式的なんでしょうか?
イタリアやスペインのようなラテンの情熱系なものと違うかんじですね。

一方、ドイツ近辺はまじめそうなんですが、それゆえに頽廃するとまじめに頽廃し、クリムトやシーレのようないい作品ができるような感じがします。

イギリスとかフランスは、世界一を経験しているので、なんか余裕があり、穏やかな感じです。

(鎌倉さんから)



こちらも妙に納得。


最後に、映画『愛を読む人』のトレーラー:

関連記事
2010.08.10 Tue | Art| 0 track backs,
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
"shw-greenwood" template design by Shallwill