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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
霞が関詣
霞が関の役所を3ヶ所梯子。

それぞれの担当者に、似たような説明をしたところ、よーくわかったことが1つ。

案件の内容を熟知し、知識がある人ほど、スパっと判断できる。

そうでない担当者は、寄るな触るな状態で、自分のところに火の粉がかぶらぬよう、外へ押しつけるか、放置しようとする。

その煽りをまともに受けて、今にっちもさっちもいかなくなったプロジェクトがひとつ。

滞っている理由は、「前例が乏しいから」。

というわけで、Goを出す決断するのが怖いらしい。
お願いしても、拝み倒しても、前例を説明しても、専門家の意見を聞かせても、微動だにせず、まったく前に進まない。

なにも決められずに1年間以上申請を放置する大胆な担当官のいるあそこの役所のおかげで、今年、私のツール行きはなくなっちゃった。

国内外のあっちからもこっちからもなんとかせい、と突っつかれるんだけど、申請が止まってしまってはいかんともしがたい。

どんなに大変でも、前進していることを実感できる仕事がいい。つくづくそう思う。



■ book : Aliace Grace

カナダの女流小説家Margaret Atwoodの「Aliace Grace」、やっと読了。

朝日新聞に載ってた阿刀田高氏の書評がよかったので、英語版の方を買ってはみたものの。。
最初はとっつきがわるくて、なかなかエンジンかからず。

少し読んで長い間放置してた。
が、重い腰を上げて読み始め、Graceの独白部分に突入したとたん、ギアが入った。

全570ページぐらいの分厚いペーパーバック。

世間を震撼させた殺人事件の首謀者か、あるいは巻き添えなのか。
19世紀の実話をもとに構想が練られた作品。

史実が残っている部分に関しては歪曲せず、欠落部分をイマジネーションで埋め合わせた作品のようだ。

したがって、結論はある程度制約を受け、度肝を抜くような内容ではなかった。

もっとおどろおどろしい、陰謀に満ちた結末を考えていたので。

しかし、事件を語るグレイスの話術は人をひき付ける。

錯乱・倒錯の世界に徐々にひきずりこまれていく自分がいた。

詩、グレイスの独白、ジョーダン医師の心のうち、証言記録、引用、など、ころころ切り替わりがあって、起伏に富んだ作品。

はらはらしつつ先を読み進み、突如がつーんと一発食らって、さらに結末が知りたくて。

漸く読み終えて、ああ、超大作だったな、と。


これを読んでいる間、新聞もちゃんと読んでいなくて、今朝、私の履歴書をまとめ読み。
さらに、とっくの昔に届いていたCycle Sport誌の封筒を今日やっと開封。

さて、これから沢木耕太郎にとりかかろう。


alias Grace.alias Grace.
(2009/01)
Margaret Atwood

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旅する力―深夜特急ノート旅する力―深夜特急ノート
(2008/11)
沢木 耕太郎

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2010.07.01 Thu | Books| 0 track backs,
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