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最後の晩餐、ユダはどこにいる 続編
■ 最後の晩餐、ユダはどこにいる 続編

これまで取りあげてきた話題: 様々な画家が描いた最後の晩餐の絵の中のユダを探せ!、という話。

ユダは全体図の中で不自然な陣取りをしているケースが多々ある。
キリストのそばにいて、パンに手を伸ばしている構図など、約束事「アレゴリー」に注目すると、結構見つけやすかったりする。


でも世界的なダヴィンチの絵の中のユダがどこにいるのか、これがかなりわかりづらい。

絵が色あせていて、ひとつひとつの姿がもやもやしているせいだ。
キリストの左にいる、といっても、左側の人物像が重なって、境目がよくわからない。
さらにのけぞったポーズをとっているため、人がそこにいるということすら気づかなかったりする。

結論からいうと、ユダはキリストの左の折り重なる3人の群像の一番左・一番手前。
顔がドス黒い人物。

davinci3.jpg

いろいろ探したところ、salvastyle.com/の絵がきれいで見やすい。全体図が出ているので、絵の中の彼の位置づけはそちらをどうぞ。

先日来引用している西岡文彦さんの解説によると、ダヴィンチは筆が遅かったこともあり、この壁画を描くのに、速乾性のフレスコでなく、テンペラを使用。
それが耐久性の点で災いしたという。
剥落は、完成直後から始まっていたそうだ。
フレスコ画であれば、保存状態はもっとよかっただろうに。

さらにPenという雑誌から昨年ダヴィンチ特集が出ていたことを知った。

美術の検索をかけると必ず出てくるといっていい「弐代目・青い日記帳」のサイトの情報で。

バックナンバーあるだろうか?




■ ツーレを泣かせた昨日の天声人語

昨日の天声人語がよかったので、夕食時、ツーレに読み聞かせた。

誤審で記録や成績を台無しにされたアスリートたちの、スポーツマンシップにのっとったすがすがしい姿を描いたもの。
大鵬と体操選手・池田敬子さんの理不尽ながらも感情を封じ込めるその姿に、ツーレ感動。涙がチラリ。

最後の一文に頷く。
「鍛え抜いた身体に人となりが輝きを添える。古今変わらぬスポーツの美しさであろう。 」

同時に、人はスポーツに美しさを求める傾向があることに気づく。


この日の天声人語、こちらで読むことができる(多分期間限定)
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2010.06.09 Wed | Art| 0 track backs,
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