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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
都内の京都
「九品仏」という地名を聞くと、かつては少しだけ胸がチクリとしたものだ。
あれは中学のクラブ活動の一環で訪れたバドミントンの試合。
会場は九品仏にある某有名女子校だった。

区内の中学校がいくつも参加していたのだけど、我々の学校の対戦相手は、たまたまその主催校だった。

クラブ活動のバドミントンのウエアといえば、ヨネックスのアコーデオンプリーツのスカートと決まっていたのに、彼女たちがまとっていたのは、それまで見たこともないようなファッショナブルなコスチューム。

プリーツスカートなんていう野暮なものははいてない。
フレアースカートだ、フレアー!

舶来品なんだか、どこのブランド品なんだかさっぱりわからないけど、ともかく都立中学の生徒(私たち)をしり目に、どの子たちもエレガントで、おまけになぜだかわからないけど、脚がすらりとしていてスタイルも抜群だったりなんかする。

ただ、見かけほどは強くなく、なーんだ勝てそう、と思った。
やっぱりお嬢さまチームだったのだ。
ところが、結構ヘロヘロっとした心もとない動きなのにもかかわらず、意外にシャトルコックを拾いまくり、遂に接戦にもつれこみ、、、結局負けた。
我々のペアのみならず、ほかの子たちも、ほとんど・・・負けた。

プリーツスカートvsフレアースカート、軍配はお嬢様学校に。

あれ以来、ほとんど九品仏には足を踏み入れたことはなかった。
だから、私にとって九品仏といえば、これ、つまり、フレアースカートのお嬢様たちに負かされた場所、というのが全てだった。

今年の4月までは。

しかし花見で訪れた九品仏の浄真寺は、過去の”クホンブツ”記憶を返上するような鮮烈な印象だった。
まるで京都のようで。

桜は散って5分咲きといった感じだったけれど、そのおかげか辺りには静けさが漂っていた。
桜の木々の薄桃色と本堂・建屋の屋根の渋い緑が周囲の風景をしっとりとした抑え目の暖色に彩っていて、ガラス越しの阿弥陀如来像の存在に、身が引き締まる。


来年はゼッタイ盛りの頃に行くぞ。

>ストレラさんへ、
お勧めです。来年是非どうぞ。入場無料ですから。家族4人で行ってもただ!


浄真寺には、阿弥陀如来像が3体ずつ合計9体安置されていた。なるほどそれで九品仏というのか。

それぞれの堂には、中央には上品上生、上品中生、上品下生、両端に中品上生、中品中生、中品下生、と、下品上生、下品中生、下品下生と書かれている。

今年を境に、私の中の九品仏は、完全に仏様x9体が安置されたプチ京都、というふうに上書きされた。
フレアースカートコンプレックスとはおさらばした・・・ハズ。






p.s. 中野さん、駒込に行ったんだぁ。
六義園へは行かなかったの?(って、遊びではなかろう)
ちなみに、駒込ってそういえばJR線路わきのつつじが見事なのだっけ、と思いだした。(私は西が原から歩いたので、JR駅線路沿いのつつじは今回見なかった。)
でも六義園の庭園のつつじは見事ですよ。
おひまがあったらいつか是非!
http://movapic.com/yottan
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2010.05.06 Thu | 国内探索| 0 track backs,
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