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須賀敦子さんが通った道を、犬養道子さんも行く
■ フランス・シャルトルの巡礼

私はフランスのシャルトルへは、大学の卒業旅行の際に足を延ばしてきた。落ち着いた街という印象だった。

須賀敦子さんはそのシャルトルに、巡礼で訪れている。
でも、その直後、別の日本人女性がやはりその道をたどったそうだ。
新発見。


先日、町の図書館のリサイクル市で、犬養道子さんの「私のヨーロッパ」を入手してぼちぼち読んでいるのですが、ちょっとした発見がありました。

それは、須賀敦子さんが参加したシャルトルへの巡礼に、犬養さんもかつて参加したらしいのです。しかも、本の記述と出版年から逆算するとおそらく1955,6年の事で、須賀さんの参加が年表によると1954年ですからかなり近い。

まあ、ただの偶然と言ってしまえばそれまでなのですが、戦後わずか10年前後という時代に2人の日本人女性が参加していた事はちょっとした驚きだし、たとえ彼女達が一般庶民とはかなり異なった出自だとはいえ、その行動力には感心します。

肝心の本の内容、明確な主張をストレートにぶつけてくる書き口は須賀さんとはかなり違いますが、同じ様に実体験を基にして書いているので、今読んでもとても面白いです。ただし、もう絶版の様です。

それと、犬養さんと、緒方貞子さん、安藤和津さんって、親戚なんですね。

(SSさんから)




須賀さんの巡礼の話は、「ヴェネツィアの宿」にあったのだっけ?
いろいろ混じってしまってわからなくなっている。

ヴェネツィアの宿 (文春文庫)ヴェネツィアの宿 (文春文庫)
(1998/08)
須賀 敦子

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そういえば、先に触れた西岡先生の「名画でみる聖書の世界」のピエタの章の中に、ホルバインの超グロテスクな「墓の中のキリスト」という絵が登場する。

そんな矢先、今日、朝日新聞夕刊の「美の履歴書」に、ベルナール・ビュフェの「キリストの十字架からの降下」という絵が出ていた。どこかシンクロしている。

ビュフェのキリストも、キリスト(あるいはキリストの敷衍)としての威厳はなく、ただ悲惨で痛ましい。

名画でみる聖書の世界 新約編 (講談社SOPHIA BOOKS)名画でみる聖書の世界 新約編 (講談社SOPHIA BOOKS)
(2000/10)
西岡 文彦

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2010.03.10 Wed | Travel-France| 0 track backs,
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