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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
絵の中の風景 その幾つ目かな?
再びワシントンナショナルギャラリーの話。

イタリアの風景画家の部屋はとくに面白かった。
訪れた場所が、数百年前にタイムスリップして目の前に現れるのだから。

とはいえ、イタリアの歴史の尺度はどうやら長いらしく、200年だろうと300年前だろうと、絵の中の建物は、今とほとんど変わりがない。

で、この作品、カナレットのグランカナルの入り口は1742年の作。

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こちらが去年5月のサンマルコ寺院。

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ローマ時代の遺跡がごろごろしているお国柄では、300年前なんて、近過去に過ぎない。
そもそも紀元前千年とかいう壺すら博物館にいけばある。

カナレットの絵の中の建造物が今でもかくしゃくとして存在しているのを見ているから、この絵もサンマルコ寺院だけ見ていたらちっとも古びた感じがない。

ただ、前景の人間たちが中世的な匂いを放っていて、ああやっぱり300年前なのだな、と思う。
つまり、以前参照した、ゴンドラの絵と同じことだ。

ゴンドラの風景は今も昔も変わらない。
ただ、船頭さんの格好が古臭いのだ。


P1750768.jpg
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2010.02.16 Tue | Art| 0 track backs,
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