FC2ブログ
日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
速水御舟の渡航資料
先日の話と一部ダブるけれど、速水御舟の渡航資料@山種美術館が興味深かった。
昭和5年に渡欧し、11か月近く滞在。
さまざまな土地に足を運び、芸術に触れていた。

渡欧前の準備メモにはこんな記述:

○ Olvieto
Duomoニ於ケル Luca Signorelliノ壁画 寺前の大浮彫(Andorea Pisano等作)
 Assisi
San Francesco寺ニ於ケル諸壁画、特ニ チマブエ作ノモノ。

P1730632-2_20091130081019.jpg


今回私が行きたいと思いつつ行けなかったオルヴィエート、念願かなって足を運んだアッシジ。
速水御舟は、それらをつぶさに見てきたのだろう。
渡航前、それら押さえておくべき訪問先を準備メモに書きしるしている。
あれこれ調べて、きっと心待ちにしていたことだろう。

ほかにも
Padova(パドヴァ) ジョット壁画 / サンタントニオ広場ニ於ケルドナテッロ騎馬像
Venezia(ヴェニス) サンジョヴァンニエパオロ寺広場ヴェロッキオ作騎馬、
Firenze(フィレンツェ) ウフィッツィ(美術館)ニ於ケルボッティチェリ諸作、レオナルド・ダ・ヴィンチノ未完成画、ジョット、シモーネ・マルティーニ諸作 / アカデミア、ミケランジェロ彫刻

など、行き先・興味の対象がシンクロしているのがこっそり嬉しかった。

これらイタリア芸術の古さから考えると、昭和5年当時、すでにそれらは評価の高い芸術作品であったに違いないけれど、それでも遠い日本にまで、そうした名声が届き、渡航計画を事前にしっかりたててでかけていったことに驚きを感じざるを得ない。

ネットにすっかり慣れてしまい、それなしで情報を得ることがすごく難しく思えて仕方ないだけに。

P1730632_20091130081008.jpg
関連記事
2009.12.05 Sat | Art| 0 track backs,
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
"shw-greenwood" template design by Shallwill