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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
読み返したり見返したりして新鮮に感じるもの
以前のエントリーで触れた兼高かおる世界の旅の再放送。すごく新鮮で、自分でも驚いた。
古き良き時代を映してはいるものの、古びているというより斬新に感じてしまう。
当時としては、これはかなりプログレッシブな内容だったろうな、そんな視点で見るせいだろうか。

昔のものを現時点で改めて見返してみて、そんなふうに新鮮に感じることがほかにもある。
今のようにセレブになる前、死と向き合っていた頃のランス・アームストロングの言葉しかり。

ツールで7連覇という快挙を成し遂げ、今ではすっかり肩で風を切って歩いているけれど、メンタル的に極限まで行っていた時期が本当にあったのだな、と。
以下、自伝 It’s Not About The Bikeから。


 「生きるか死ぬか、二者択一で、僕は1年でも多く生き延びてやる、そう思っていた。
化学療法の最初のワンクールは、案外簡単に思われた。
2回目に入って、きつくなり、3回目はひどく辛かった。
4回目に入ったときは、化学療法で僕は殺されてしまうのではないか、そこまで思った。
化学療法は獣のように激しい。
苦痛が突き刺さり、みじめになる。もう余力はゼロだ。
むかむかし、吐き続ける。ベッドから起き上がる気力も潰える。」


 「レースを再開して、明らかにメンタリティーが変わったことに気がついた。
癌は精神的に僕を助けたね。
とにかく自分を鍛え続けて、苦しみたいという気持ちで満たされるようになったんだ。
病気になる前は、先のことをいろいろ考えたものだ。
でも、罹患後は、もしも病を克服したら、今後は 今という時に集中しよう、そう決意した。
僕にとって 確かなことはひとつだけ。
明日も、もう一度バイクに乗る、ということだけさ。」


 「僕は自転車競技を心から愛している。だから負けるのが怖い。
勝つことは生きることで、負けることは死を意味するんだ。」
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2009.11.27 Fri | Cyclde Road Race| 0 track backs,
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