日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
邸宅巡り お気に入りの場所: 青淵文庫
 渋沢栄一の青淵文庫で室内コンサート

飛鳥山公園の緑に抱かれて、
静かに佇む青淵文庫。

青淵文庫とは、渋沢栄一氏の80歳+子爵への昇格を祝って
財団が氏に寄贈した書庫兼接待場所だ。

ステンドグラスが美しく、
細部の浮彫や着色などもさりげなく素敵。

外から見ると沈んだ色なのでよくわからないけど、
窓上部の4つの模様がステンドグラスだ。

棕櫚の木など、南国風。


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ステンドグラスを内部から眺める。
幾何学的な草花模様に見えるけど、実は動物が隠されている。

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右側には上り竜。
ちょっと竜の表情は見にくいけれど---

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左側の下り竜の方は表情がよく見える。
2本の角と、口元には歯が覗いている。

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じゅうたんには家紋や

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恐らくコウモリ=蝙蝠の絵柄。
カステラの福砂屋同様、吉祥の意味を込めたものだろう。


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数週間前の週末、ここで室内コンサートが開かれた。

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コンサート開始直前に到着したため、最前列の席しか空いておらず、
1mの距離でバイオリンの音色を聞くことになった。

すごい、迫力。
なんとものびやかで、つややかで、
心に食い込んでくるような力強さだ。


演奏は、新日本フィルハーモニー交響楽団の方たち。

ヴァイオリンx2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスで、
演目は:
・モーツァルト ディvセルティメントK136、
・ヴェルディ「ドン・カルロ」より「ひとり寂しく眠ろう」
・ムソルグスキー「禿山の一夜」
・シュトラウス「美しく青きドナウ」

馴染みのある曲ばかりで、身をゆだねやすい。

かつて渋沢栄一氏の書で満たされていたという青淵文庫。
(今は漢籍などの所蔵書は都立図書館に寄贈)


往時の面影をとどめ、
時を閉じ込めた静謐な空間で聞くクラシックはまた格別なり。

2017.08.05 Sat | Private| 0 track backs,
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