日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
クラウド・ファンディングのスペル
最近某女優さんがコミケ参加表明とともに、
その資金をクラウド・ファンディングで集める
と言及して炎上した。

一方、いま自転車ロードレースチームが解散の危機に陥り、
クラウド・ファンディングで救済する恰好になっている。


このクラウド・ファンディングという言葉。
今ではすっかり定着したけれど、
最初に聞いた時は
Cloud Fundingと綴るのだろうと思っていた。

資金の集め方が、実際の集金を伴っていないため、
どことなくネットのクラウドをイメージしてしまったためだ。


でもそれが、群衆を表すCrowdなのだと知り、
ちょっと驚いた。

バーチャルな資金集め、ではなく
群衆資金集め、という結構単純でベタな発想だった。

ということで、
正しい綴りは Crowd Funding!

2017.08.31 Thu | Private| 0 track backs,
迷信
「ゼッケンナンバー13を頂いてしまった選手は
逆さにつけることがあるのよ」、

友人にそう話したら、驚いていた。
そんなことするの、ロードレースぐらいじゃない?と。

他の競技ではどうだかわからないけど、
その話をした直後に録画で見た画面に
どーんとゼッケン13番が出てきた。

余りにグッドタイミングだったので、そういうわけで
ロードレースになじみのない友人向けのサービスカット!


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2017.08.30 Wed | Cyclde Road Race| 0 track backs,
合羽橋初体験
週末、銀座から六本木に移動する途中、
1時間半ほど時間が余った。

どこかで時間つぶしを・・・と思ったとき、
合羽橋に行こう!と思いついた。

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最近外国人観光客がたくさん押し寄せていると聞く。
日本人の私が行ったことのない場所が、
よその国の人にもてはやされている。

行っておかねば、、とかねがね思っていた。
丁度普段使いのお皿も欲しいと思っていたところ。

この普段使いのお皿というのがなかなか難しい。

しゃれたブランドのお皿は
スペシャルな時にしか使いたくない。

かといってxx銀行のギブアウェーなどは
惜しげなく使えはするけれど味気なさすぎる。
毎日使うには愛着がわかない。

シンプルで飽きがこなくて、
でも分厚い大安売り品でなく、
なるべく薄めで品がいいもの、
できれば食べ物が映える白いものがいいけど、
ただ白いだけのお皿は面白くないので
例えば彫り模様が浅くついているものがいい、、、
などと思ったら、これがなかなか見つからない。

合羽橋といえば調理器具だけでなく
食器も豊富のはず。
しかも田原町には一度も足を踏み入れたことがない。
この町を一躍有名にした食品サンプルも見てみたい。
丁度いい、メトロパスもあることだし
合羽橋に行ってみようと思い立った。


田原町駅から行くと、手前には食器類のお店がズラリとあり、
奥の方に行くと食品サンプルの店がちらほら見つかった。

こちらのお店は、ビールとお寿司のオンパレードだった。

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時間的に制作イベントは終わっていたけれど、
小物だけでなく、海産物などの大きいサンプル品もあった。

どいうところで使うのかな。

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結局お皿は帯に短し・・・という状況で
買わずじまい。

というか、次の予定場所にお皿持参で行くのもなんだなぁ
と、気持ちが萎えたというのもある。

割れてしまっては元も子もない。

ざっと見た感じ、食品はスーパーで十分
わざわざここまでくる必要はないと結論。

ただレストランをオープンしようという人には
よさそうだ。
お手軽に一式が揃ってしまう。
下宿先が決まった大学一年生が
ニトリへ直行し、完璧な学生の部屋が瞬く間にできてしまうように。

私はといえば、
レストランオープンの予定もないし、
食品サンプル作りに興味もないので、
一度行ったら気が済んだ。

リピートはないかな。



2017.08.29 Tue | 国内探索| 0 track backs,
国立公文書館で見た めくるめく百人一首展の世界
藤原定家は『小倉百人一首』の選者として知られているが
実は確たる証拠はないらしい。

・・・そんな事実を知ったのは、
国立公文書館で開催中の「ふしぎなふしぎな百人一首」展でのこと。


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さまざまな百人一首関連の資料が公開される中、
藤原定家の日記「明月記」も並んでいた。


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それによると、百人一首という言葉は出てこないながら、
ある一時期、歌の選定をしたことが書かれており、
そこに挙げられている歌が、百人一首中の作品と重なっているらしい。

これが根拠となり、藤原定家が選者ということになっている。

ところが、一部合致しない歌も列挙されており、
この説を100%裏付ける証拠は存在しない。


一般的によく言われているとおり、
百人一首に盛り込まれている歌には首をかしげるような陳腐なものも多く、
冴えわたった選出とは言えない。

こちらの公文書館の展示では、歌の優劣より
歌人の個性・性格を一番表しているものが優先された、という指摘していた。


一方で、先日後輩が送ってくれた資料では、
定家は100首が合わせ歌になるように選んだ、とされていた。

つまり:
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このように、すべての歌がキーワードで数珠繋ぎになる
というのだ。

検証してはいないけれど、もし本当なら
すごい巧みな技と言わざるを得ない。


2017.08.29 Tue | Art| 0 track backs,
辻邦生 「美神との饗宴の森で」の先見性
> 現代は「コピー」(写し)の時代であると言われる。(中略)
> 「コピーがいかに情報を多く持ち、快適であっても、
> 生命から引き離されている事実は変りない。どんなに情報が少なく、
> 外面的な快適さが少なくても、「オリジナル」には生命がある。


上記は、著書「美神との饗宴の森で」の中で、
辻邦生氏が20年以上前に鳴らした警鐘だ。

書かれたのは1993年。
インターネットが日本で一般的に使われるようになる以前のこと。

そんな時代からすでにコピーの危うさを自覚していた辻さんの
先見性には驚かざるを得ない。


盗作・模倣などはむろん大昔から存在したではあろうけれど、
20年前のコピーというのは今に比べれば大したことはないはず。
それでも危機感を募らせていたというのはさすが、
創作の人ならではと思う。

ネットが台頭して、あれよあれよという間にコピペが当たり前のように行われるようになり、
それを正規の論文に使う人たちまで現れるようになった。
ここまでの状況は、さしもの辻さんでも想像外だったに違いない。

ただ、今読んでもその真意は伝わるし、
まさに言い得て妙、と思う。


自分で調べたオリジナルの情報量は、
さん然と輝くWIKIPEDIAの前にささやかな灯程度に過ぎず、
貧相この上ない。

だからついついネットに頼ってしまう。
安易で甘美なWIKI並び類似のまとめサイトという大海に飲まれるまい、
と踏ん張ることは難しい。

でもそんなとき、この辻さんの文章は、
リマインドしてくれる。

それは時間をかけて体得した身になる情報とは決定的に違う、
表面的な上澄みに過ぎない、と。

遅々とした歩みでも額に汗すれば、
自分だけが知り得たキラリと光る新発見は必ずあるし、
それはコピペよりも活きがよくて生命力にあふれているはず。


すでにコピペ横行の時代に突入した今、
辻さんの文は、警鐘というよりも、激励へと姿を変えていることに気が付いた。


2017.08.27 Sun | Books| 0 track backs,
血糖値は低くなったのか?
去年の健康診断。
血糖値の指標のうちひとつが、基準値をほんの少し上回った。

血糖値(FPG)自体は基準値以内だったのだけど、
HbA1C(NGSP)というやつが、5.5以下であるべきところ、5.6だった。

そこで朝食大作戦に打って出た。
とにかくタンパク質や炭水化物よりも先に、朝一番で野菜を摂る。

  
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レタスが500円といった高値になるなど野菜が高かった去年末あたりは、
 辛いところだったけど、なんとか1年、野菜・果物をしっかり入れて、
かつ、先に食べたくなるような盛り付けにした。

そして先日の健康診断。
結果が出た。

がっくり。。。
数値はまったく変わらなかった。

2017.08.26 Sat | Private| 0 track backs,
ホテル雅叙園東京 「結庵」のランチは・・
昨日エントリーしたカッペリーニ(冷製パスタ)つながりで
今日も別のレストランのカッペリーニを載せたいと思う。

場所はホテル雅叙園東京 「結庵」。

雅叙園で「灯り展」を鑑賞したついでに食したのだけど、
枝豆とカニの冷製パスタはこってりとした味わいで
美味しく食べられた。

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場所も悪くない。
目の前の窓ガラス越しには、木々が見え、
ガラス窓にはお魚のイラスト。
なかなか癒し系の雰囲気だ。


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ランチセットにコーヒーはついていないけど
プラス150円で追加可能。

デザートはプチだけど、まあ気は心。
牛乳ゼリーだった。

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とまあ、全体的にボリューム満点で、ロケーションもいい。
けれど、なるほど食べログに書いてある通り、
確かにこちらのレストラン、サービスに難ありであった。
例えばー

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● スープ、サラダ2種、スパゲティ(メイン)がすべて同タイミングで来た。

サラダは冷蔵庫から出すだけなのに、ずっと待たされて、
メインと同時にやっとくる状況。

とはいえ隣の席の人は、先にサラダが来て、おおかた食べ終わったときに
スパゲティがきていたので、
厨房の都合次第で、持ってくる順番などは考えていないらしい。

スープは冷めちゃうし、極細のカッペリーニは冷たくなかったので、
どんどんふやけていくし、段どりよく食べるのが大変だった。


● 2つのサラダは、玉ねぎだけがわんさかボールに入れられたものと。
ごぼうのドレッシング和えがこんもり。
この私が残してしまうほど。
量よりもう少しバリエーションを増やしてほしかった。
完全に飽きてしまった。


● トイレの場所がわからず、ずっと店内を二往復ぐるぐるしたけど
目が合っても店員さんはまるで無反応。
あんなに困った風情でうろうろしまくったのに、
こちらから聞くまで、シカト。
ちなみに店内にトイレはなく、外に出ないといけなかった。


● 隣の人に水の補充があったのに、
空になった私のグラスには水は注がず。
仕方ない、次にお皿を下げてくれるタイミングで水がないのに
気づいてくれれば、と思った。
お皿を下げに来た。
コップに目がいったように思った。
が、空のグラスに水は最後まで補充されなかった。


● お勘定に立ったお客さん。
レジに誰も来てくれなくて、困っていた光景も目撃。
2度ほど。


まあ、スタンダードの職務以外は頼まれない限りやらない、
というのが徹底しているのだろう。
座席キャパシティーが大きいので、それに比して人員が少ない感じはある。

それに雅叙園とはいってもこちらの「結庵」は、本館ではなく
目黒駅側のアネックスなので、雅叙園とはちょっと雰囲気も違う。
お値段もお安めなのでり
コストセーブのためにはサービスの概念がないのは仕方ないと思う。

(ちなみにランチセットはコーヒーをプラス150円でつけて
税サ込で大体1600円~。)


ただ問題は、
サービス料として10%徴収すること。

いやそれはちょっと・・・


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2017.08.24 Thu | Gourmet| 0 track backs,
桃パスタは悶絶の美味しさ クラッティーニ@東銀座
「生きていてよかった・・・」
いくら美味しいものを食べても、そこまで思えることって数少ない。

でも、この店の桃の冷製パスタ、すなわちカッペリーニは
そんな希少な体験を可能にしてくれる。


まずは目て見てびっくり。
パスタがすっぽり覆われるほど、
桃がリッチに使われている。

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口に運ぶと
酸味と甘さが絶妙のハーモニーを奏でていて、
とろりとした桃の風味が口いっぱいに広がって
もうそれはそれは極上の味わい。

不思議なほど、ジューシーでスイートな白桃が
パスタと分離せずに、しっくり馴染んでいる。

桃をてっぺんから食べて、内部のパスタへと進撃すると、
パスタには、甘酸っぱい赤いソースがからまっている。
このソースが、桃とパスタのマリアージュを可能にしているのだ。


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この日私が食したのは、ランチコースA。
通常2000円(税込み)で、桃パスタだけ+500円となり
計2500円。


前菜はサツマイモと玉ねぎの濃厚なスープ。
意外にもコールドではなくホットだった。

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いろいろ混ざった楽しいサラダ。
野菜だけでなく、生ハム、モッツァレラチーズ、ライス、卵も入っていた。

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メインはいくつかのパスタから選択できるけれど、
やはり6-9月の名物桃パスタのオーダー率が高かった。
春にはイチゴバージョンがある模様。

真上から。

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横から。
角度を変えて撮影したくなるほど桃がふんだんに使われている。

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サービスで提供されるデザートも
プチデザートというよりもしっかりしていて、
片手間の仕上げではなかった。
この日は濃厚なベリーのムースだった。

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珈琲がなによりたっぷりで、
コクがあって、文句なし。

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たかだかパスタでここまで至福を感じられるとは、
我ながらびっくり。

厨房はオープンキッチンになっていて、
食と真摯に向き合う熱気と活気が充満していた。

キッチンを見せる覚悟があることからしても、
プロの自覚があるということなのだろう。

特に桃のパスタは作り置きができないので、
店では予約の時間を仕切って対応している。

ある特定の時間帯のお客さんの注文が出そろった時点で、
注文の品を一気につくる。

桃パスタはかなりの注文があったらしく、
とにかく延々と桃をむく人がいた。

その手際の良さや
きびきびとした動作に見とれたのだった。

ただし、そういう過程を経て作るパスタは、
意外に時間がかかるので、
前菜とメインの間が少し開くことになる。

むろんそんなことは、一切問題にならないほど
美味しいわけだけど。


https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13153272/

2017.08.23 Wed | Gourmet| 0 track backs,
フランス映画の中のFukushimaの言葉
くだらないフランス映画を見た。

陳腐な内容と知りつつ、フランス語のスラングを聞くことが余りないので
トレーニングのつもりで。

その中で、プチ整形手術に失敗した女性が、
「私の顔がぐしゃぐしゃになってしまった」
というくだりがあり、
どんな言葉が使われていたかというとー

「顔がFukushimaみたいになっている」
だった。

むろん字幕には福島という言葉は避けて
訳されていた。

ストーリーがアホらしいのは気にならなかったのだけど、
これはちょっと・・
一瞬絶句した。

2017.08.22 Tue | Art| 0 track backs,
代官山ラブレーのランチ
ちょっと奥まっているのだけど
路地の先に目を向けると、何やら可愛らしくて
思わず吸い込まれそうになる、
そんなお店を見つけたのはもうずいぶん前の事。

代官山ラブレーというフレンチのお店で、
メルヘンな雰囲気のせいか女子率が圧倒的に高い。


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外見だけじゃない、
中も外とたがわずロマンチック。

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デザートワゴンが豪華で有名なお店なのだけど、
この時はひとりでクイックランチで立ち寄ったので、
平日お手軽ランチ999円を注文した。

メニューは日替わり。
お魚と鶏肉のどちらかを選ぶ。
私はお魚のフリットをチョイス。
お野菜のフリットや人参のラペもついていた。

ワンプレートランチというけれど、
十分のボリュームだ。


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999円コースなのでむろんデザートワゴン付きではないけれど、
そのおすそ分けのようなほんの一切れが付いてくる。
これがおいしい。
次回はデザートワゴンをぜひどうぞ、と誘うかのよう。

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そしてドリンク。

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これで999円は素晴らしいコスパ。
雰囲気もかわいい。
ボリュームも満点。

ただ、珈琲の味はやや残念。
さらに詳細は割愛するけれど、
ひとりで行くにはやや不向きのお店かもしれない。


2017.08.20 Sun | Gourmet| 0 track backs,
辻邦生「夏の砦」とプルーストの類似点
学習院大学で開催された「辻邦生『夏の砦』を書いた頃」展、
及びそれに関連する加賀乙彦先生の講演会に触発されて、
『夏の砦』を読んでみた。


死によって美の昇華を試みる辻邦生氏の耽美的な面がうかがわれる物語で、
内容自体はプルーストの『失われた時を求めて』とは
全く異なる趣なのだけど、
文章の端々にプルーストの影響が垣間見られて驚いた。

その類似点を列記してみる:


1) 一人称の語り
プルーストは、三人称の限界を感じ、
『失われた・・』で一人称に取り組んだ。

『夏の砦』も同じく一人称。
しかも語り手が途中で入れ替わるというトリッキーな面があり、
視点を変えるのなら、三人称の方が適しているような気もするが、
それを押して敢えて一人称を選択した。
その強引さこそ、プルーストの影響ではないだろうか。
しかも両者ともに、子供の視点を盛り込んでいる。


2) Mise en abyme
プルーストも辻邦生も、ともにそれぞれの著書の中で
Mise en abymeの手法を用いている。
Mise en abyme・・この言葉は、日本語に実に訳しにくい。
絵ならば画中画、というぴったりした言葉がある。
書の場合は、既成のピンとくる単語がないけれど、
書の中に別の書を滑り込ませる手法だ。

『夏の砦』では『グスタフ侯年代記』という別の物語が語られ、
『失われた・・』でプルーストは、独自の文学論ともいえる批評文を入れている。

Mise en abymeという言葉はアンドレ・ジッドが初めて
用いたといい、単に作品の中に別の作品を盛り込むだけでなく、
Abyme=深淵という言葉が指し示す通り、
それがチェーンのようにとめどなく続いていく感覚を含んでいる。

プルーストは、書の中に批評文をさしはさむために
一人称が最適、と判断したそうだ。

辻さんの一人称は、どちらかというとミステリーを長引かせるために
使用した印象もある。
すぐに手の内を明かさない、意図的な隠ぺいを行うのに
一人称は最適だったと考えられる。
しかしプルースト同様”書中書”を試みていることを鑑みると、
そのための一人称であったとも考えられる。


3)ライトモチーフ
『夏の砦』では樟、
『失われた・・』では水・闇・光・夢。
それぞれ繰り返されるモチーフが底層に鳴り響き続け、
作品のバラバラのピースをつなぎとめている。


4)個性的なメタファー
プルーストのメタファーには毎回うならせられる。
想像力が突飛もない方向に駆け抜けていて、
それでいて、唯一無二とも思えるほどの
フィット感がある。
一般人の想像を超えるメタファーは気を付けないと、
「狙った感」だけが浮いてしまう。
よほど共感できるものでなければ大外れする。
そのリスクをとった上え生み出されるプルーストのメタファーは秀逸だ。

辻さんのメタファーはそこまで奇をてらった感はないけれど、
時折想像力豊かな読ませるものが登場する。


5)主体性をもったモノたち
バルザックとなど一世代前の作家たちとは異なり、
プルーストは、事物に主体性をもたせ、イキイキと描き込んだ。
この点は、プルーストの革新性でもあり、特に色濃い特色といえる。

辻さんも、一部ではあるけれど表れている部分があり、
プルーストを想起させる。
「天井は笑い上戸」、などと書かれているくだりだ。


6)人間の多様性
登場人物のポートレートのアプローチは、
辻さんとプルーストで随分異なっている印象があるけれど、
それでも人間の中に潜む多面性では共通していると思う。


その他、
・記憶へのまなざし
・行きつ 戻りつする時系列
・冒頭に登場する「長い間」Longtempsの言葉
・プルーストが愛したモーヴ色(辻さんは1回だけだけど使用している)
・祖母や母へのまなざし(父の存在は薄い)

など、『夏の砦』の中には
プルーストの空気・気配が充満している。
辻氏の初期の作品であることを鑑みると、
プルーストが体得したものを自作で試みている、
一種の習作のような雰囲気が感じられる。


別の辻さんの書『美神との饗宴の森で』では、
実際にプルーストの『失われた・・』への参照が見られ、
熱に浮かされたように本書を読んだ時期があったことは間違いない。

秋に行われる辻さんとプルーストを主題とした講演会がを
心待ちにしている。


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関連エントリー(辻邦生さんの奥様・佐保子さんの作品を読んだ):




2017.08.19 Sat | Books| 0 track backs,
サンタ・サビーナ教会の木製扉の絵を読み解く
作家の辻邦生さんの遺品、遺稿の数々が、
今学習院大学に収められている。

作家活動をされながらも同大学で教鞭をとられた辻さん。
これらの遺品は寄贈品というかたちで大学が譲り受けたようだ。


そんなわけで定期的に学習院大史料館では
辻邦生氏の展覧会が開催されている。

大規模ではないけれど、
作家が構想を得てそれを文字に移すための綿密な
計画帖とでも言うべきものや
行く先々での日記などであふれている。

それらはいずれも細密な文字でぎっしり埋められていて、
気の遠くなるような丹念な準備を経て、
膨大な覚書が作品へと結実していくさまが浮かび上がる。


これまで史料館には何度か足を運んだのだけれど、
先日の展覧会では、妻佐保子さんに関する資料も並んでいた。
氏に多大な影響を与えたことがうかがわれる。


佐保子さんは東大で西洋美術を学ばれ、
イタリア美術方面などで活躍している名だたる学者さんを
指導したこともあるほどの人物だ。


彼女のことを調べるうちに、いくつもの著書があり、
但しそれらは小説ではなく研究論文の類がメインで、
中央公論社からは
『ローマ サンタ・サビーナ教会木彫扉の研究』という
調査報告が出版されていることを知った。


ローマ サンタ・サビーナ教会の木彫扉!
2013年のローマ旅行の折りに私が一心不乱にその意味を読み解こうとした
あの木彫扉について、佐保子さんが研究されていたのだ。


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4万円もするその本を買うのは無理にしても、
図書館で読んでみたい、そう思ったらいても立ってもいられず、
都立中央図書館で資料請求をして手にした。


ずっしりと重い巨大な本だった。

このサンタ・サビーナ教会はローマにあってちょっと異色の教会だ。

古代ローマ時代でもなく、ルネサンス時代でもない。
その中間ともいえる初期キリスト教の建物なのだ。

古代遺跡に食傷気味になったとき、
ちょっと気分転換するのにちょうどいい。


この木彫扉の浮彫は明らかに聖書のシーンを再現している。
聖書の順番通りではないため絵を読み解くのは一苦労なのだけど、
例えばこの図柄、キリストの道行きなどは
一目瞭然。

拿捕されて十字架を手に連行される様子が描かれる。


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こちらも連行されるキリストだ。

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その他、東方三博士の図はわかりやすかった。
しかしその他の図は、よくわからない。

特に上方は暗くて降参だった。
けれどこのほど佐保子さんのご著書を読んで、なるほど、と理解した。

例えばこちらはモーセの召命。

上の段が神から巻物を受け取るモーセ、
サンダルを脱ぐモーセ。
羊飼いとしてのモーセ。

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モーセと羊を描く図柄は、ラヴェンナの同時期の
モザイクなどでも見られるという。

私がかつて見たサンヴィターレ教会のモザイクにも、
モーセ+羊のモチーフが描かれている、
そんな一文を見つけ、旅行時の写真を改めて見てみた。

ああ、あった、これだ。
こちらの右側に

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羊とモーセ。
クーポラの絵の方をメインに撮った写真なので
隅っこに追いやられている。

もっときちんと写真に収めたかった。残念。

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木彫扉に戻って、こちらはエリアの昇天。
マリアではなくエリア。
天をめざす女性がいきいきと描かれる。

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同書では、木彫の物語を読み解くだけでなく、
イタリア国内の他の制作例との比較を試みるなど
膨大な研究が基礎になっている。

修復箇所の特定や、
アットランダムになっているパネルの位置に関する
考察も含まれている。

500ページ以上の力作だ。
私は飛ばし読みしたに過ぎないのだけど、
あの時見たあの木製扉を考察した日本人がいた、
しかも心酔する辻邦生さんの奥様が、、

そんな事実に、ちょっと自分で酔いしれている。


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2017.08.15 Tue | Art| 0 track backs,
本当においしいグローブ デュ モンド (GLOBE DU MONDE)市ヶ谷
市ヶ谷に、評判のビストロがある。
知人によると、夕方の情報番組にも登場したそうだ。

ただ難点はスペースが狭いので、予約必須。
さらに予約は11:30か13時の2部制なのだとか。

飯田橋・神楽坂・牛込・市ヶ谷・・
この界隈は、ランチ激戦区だ。
そんな中でも特に味に定評があって、千客万来というのは
なかなか期待が持てる。
いつか行ってみたいと思っていた。

そしてついに先日、念願の入店。
無欲の勝利とでも言うべきか。

市ヶ谷であれこれ掛け持ちで所要をこなしていたら、
丁度13時。
ふと思い立って行ってみた。

「予約なしなのですが」、と言うと、カウンターならOKと。
2席分空いていた。

日替わりのお魚グリルを注文。
下にたっぷり温野菜が敷かれているので、
サラダが別途なくても栄養バランスは大丈夫。

なにしろただの?ブロッコリーでも、
もう なにこの絶妙な塩加減、バターの風味!
と感激するほど味付けがよい。

ブロッコリーでここまで人をうならせる腕前のシェフは、
結構気難しそうな雰囲気をまとっているが、
私の隣にいた常連さんとは気軽におしゃべりしていた。

「たまにはよそにランチに行ったら?」なんて余裕で笑いながら話しかけていた。
お隣のサラリーマン、とにかくここのファンらしく、
通い詰めている模様。
奥のカウンター席が彼の特等席なのだろう。

その人はフルのセットランチだったけど、
私はメイン、デザート、ドリンクのお手軽1150円のプリフィクス。
カウンター席だったので、格上メニューでなくてもいいや、
と思ったもので。

これでも十分満足だった。


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ドリンクのほか、(何が出てくるかわからない)プチデザートもついてくる。
私はたまたま洋ナシのケーキだった。


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上述のとおりこの周辺は食レベルの高い一帯なので
コスパだけなら他にもいろいろ選択肢はある。

けれど、ひとりで厨房を切り盛りするおやじさんが
気合と魂を込めて作ったフレンチには、リピートを誓わせる
力強さがある。

次回はぜひ、1650円メニューにトライしよう。
前菜がプラスでついていて、メニューのチョイスが多く、
デザートも豪華だった。


2017.08.14 Mon | Gourmet| 0 track backs,
読書はかどる・胃腸がだめだめの後少し上向き・乱高下中の血圧はいい感じ
頭痛は午前中には収まった。
ただ、鼻風邪症状は元の木阿弥状態で、
これまで以上に胃腸の調子がだめだめだ。

昨日とは打って変わって食欲なし、
なんとなく胃が張っていて、
かすかに痛みもある。

じっと読書をしたり、ミステリードラマを見るなどして過ごしたのだけど、
それはそれで体に悪そうというわけで、
夕方、散歩へ。


歩き出したら気持ちが悪い、
というか胃のすわりが悪い感じ。

冴えない面持ちでちょっとふらつきながらも遠出をして、
デパ地下で買った果物を夫に持ち帰ってもらい、
私はそこからジムへ。

といっても動く気はしないので、シャワーを浴びるだけ。
結構歩いたので気持ちがいい。
なによりここのシャワーヘッドは巨大で、爽快なのだ。

20㎝x20㎝ぐらいの固定型滝シャワーもある。
水分補給をして、温まったら、
胃腸の調子が心なしかよくなった。

帰宅後に、血圧測定。
101上・60下。

いい感じなのだけど、
でもこれがなぁ、私の場合乱高下なのだ。

ここ1週間で4回測定し、135上・80近辺のかなり高めの数値が2回。
かと思えば98上・57が1回。そして今回の数値。

いつも大体同じ時間に測っている。
結構高めの130超というのは、寝込んでいたせいかな。



2017.08.14 Mon | Private| 0 track backs,
一進一退で、今日は退の日
風邪、リニアによくならないのが私。

起きたら鼻かぜ悪化。と頭痛。

半袖で寝たら冷えてしまった。
今日は涼しかったのでクーラーはつけなかったのだけど。

身体が重いので、とりあえず、じっと読書でもすることに。

2017.08.13 Sun | Private| 0 track backs,
1時間散歩でリハビリ
熱も下がり、食欲も大体元に戻り、
リハビリに散歩に出かけた。

しかし5分で息切れ。
少しだけ上り坂だった。

先が思いやられるなぁ、と思いつつも
平坦になったらなんとか足運びもスムーズになる。

片道20分のファッションビルに行き、
地下の食品コーナーで果物を買った後、迂回して戻ってきた。


これっぽっちの散歩だというのには早歩きができない。
かなりのスローペースでなんとか帰宅。

体力が落ちるこの速さ・怖さ。
ジムのトレーニング系プログラムに戻るには、少々時間がかかりそう。
2017.08.12 Sat | Private| 0 track backs,
ハイテンションな朝
結局、風邪の初期症状に戻っただけなんだけど、
寝込むしかなかった苦しい3日を経て、
幸せレベルが引きさがってるから
妙にハイテンションな私。
2017.08.12 Sat | Private| 0 track backs,
お腹が空いた!
病気で何がつらいって、床づれだ。
以前入院した時もそうだった。

からだがゴワゴワ。
想像以上にこれがこたえる。

ただ、嬉しいことに今朝は空腹感を覚え、
起き出してせっせとゼリーとロールケーキを
口にした。

喉の違和感は残っているしまだだるいけど、
でも力が湧いてきた気がする。
嬉しい。

幸せ度のハードルがどんどん下がっている。
2017.08.12 Sat | Private| 0 track backs,
風邪悪化
丸々2日寝ても悪化する風邪って一体?

熱は38度台からは脱出したものの、
逆に頭痛とだるさと食欲減退が襲ってきた。

昨日まで胃腸はOKだったのだけど、
食べられなくなり、飴でしのいでいる。

情けないなぁ。

2017.08.11 Fri | Private| 0 track backs,
夏風邪でダウン
8月9,10,11と夏休みで中国四国地方に行く予定だった。
でも直前でキャンセルした。

天気予報が35度で、炎天下を歩くのはためらわれたので。

キャンセルして正解だった。
どのみち行くことは叶わなかった。

夏風邪でダウンしたのだ。
ふがいない。
春先も長期ダウンしたばかり。

気温37度の東京。
熱は38度以上。
寒気がする。
クーラーをつけたら風が悪化しそうでつけられない。

結果、クーラーをつけず、暑い室内でひたすら寝た。

熱中症がこわくて一応水分はこまめにとった。

普通ならあんな暑い室内で寝るなんて無理だけど、
悪寒のせいか、それほど暑さを感じない。

こんなときに風邪なんて初めて。
多分、歯列矯正がいけないのでは、と思う。

器具を手で外すときに、ばい菌が侵入しやすい。

手はきれいに洗うようにしているけど、
先日歯医者の待合室でいつも絶対手に取らない雑誌を手に取ってしまった。
待ち時間が結構あったので。

で、診察室内に案内されるとき、手を洗うのを失念。
器具の取り外しを行い、口の中に何度となく手を入れた。

思えばあの時、菌が入ったかな、などと後悔している。
2017.08.10 Thu | Private| 0 track backs,
Expediaが止まらない
某ホテル価格比較サイトで一番安かったからと
Expedia経由で宿泊予約をしたけどトリックがわかり
すぐにキャンセルした、というあの件。

まいったなぁ、という状況になっている。
予約したホテルの価格が少しでも下がるたびに
メールでお知らせが来る。

配信停止はこちらから、
と書かれているのですぐにそれをしたものの、
10分とあかないうちにまた同様のお知らせが。

配信停止の指示とのタイムラグのせいかと思っていたら
結局難度配信停止をしても、しつこく案内が来ることが判明。

会員自体を取りやめようとネットで調べたら、
できそうでできないようになっているとのこと。

予約したのにホテルが確保できていなかった、★
満室なのに予約できるようになっている、★
(友人のケースだけど)朝食付きと謳われて行ったら付いていなかった
(交渉してもだめ)
などなど、かつて問題があって懲りたけど、
時間も経ったので、もう大丈夫かと思って油断した。

そもそも配信停止とかになると
急に指示が英語になる点もいやらしい。


上記★の事案がおきたのはずいぶん前の事。
あのときはExpediaの会員制度はなかったので
しつこくセールスDMがくることはなかったけど、
最近は予約を入れた途端、自動的に会員になり、
セールスの呪縛から逃れられなくなる模様。

懲りた、懲りた。

2017.08.09 Wed | Private| 0 track backs,
邸宅巡り お気に入りの場所: 青淵文庫
 渋沢栄一の青淵文庫で室内コンサート

飛鳥山公園の緑に抱かれて、
静かに佇む青淵文庫。

青淵文庫とは、渋沢栄一氏の80歳+子爵への昇格を祝って
財団が氏に寄贈した書庫兼接待場所だ。

ステンドグラスが美しく、
細部の浮彫や着色などもさりげなく素敵。

外から見ると沈んだ色なのでよくわからないけど、
窓上部の4つの模様がステンドグラスだ。

棕櫚の木など、南国風。


IMG_7455.jpg


ステンドグラスを内部から眺める。
幾何学的な草花模様に見えるけど、実は動物が隠されている。

IMG_7428.jpg 


右側には上り竜。
ちょっと竜の表情は見にくいけれど---

sP1880441.jpg


左側の下り竜の方は表情がよく見える。
2本の角と、口元には歯が覗いている。

 sP1880440.jpg 


じゅうたんには家紋や

IMG_7426.jpg 


恐らくコウモリ=蝙蝠の絵柄。
カステラの福砂屋同様、吉祥の意味を込めたものだろう。


P1880437.jpg


数週間前の週末、ここで室内コンサートが開かれた。

IMG_7416.jpg 


コンサート開始直前に到着したため、最前列の席しか空いておらず、
1mの距離でバイオリンの音色を聞くことになった。

すごい、迫力。
なんとものびやかで、つややかで、
心に食い込んでくるような力強さだ。


演奏は、新日本フィルハーモニー交響楽団の方たち。

ヴァイオリンx2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスで、
演目は:
・モーツァルト ディvセルティメントK136、
・ヴェルディ「ドン・カルロ」より「ひとり寂しく眠ろう」
・ムソルグスキー「禿山の一夜」
・シュトラウス「美しく青きドナウ」

馴染みのある曲ばかりで、身をゆだねやすい。

かつて渋沢栄一氏の書で満たされていたという青淵文庫。
(今は漢籍などの所蔵書は都立図書館に寄贈)


往時の面影をとどめ、
時を閉じ込めた静謐な空間で聞くクラシックはまた格別なり。

2017.08.05 Sat | 国内探索| 0 track backs,
某テレビ番組で抹殺された人
昨日見たテレビ番組で、あれこれ思うことがあった。

その番組は、芸能人の昔の同学年の友人が
年月を経て今どうなっているかといった変貌ぶり、を見せるもの。

いわゆるご対面番組とは違い、必ずしも心底会いたい人である必要はなく
アルバムを見ながら「この子、昔は変わってたな」、
などという芸能人のコメントをもとに、
スタッフが”その後”を追求し、面白いネタを探し出してくるのだ。


昨日出ていたのは、とある大物演歌歌手の元クラスメートで
今や世界をときめくドクターという人物。

その人の専門はいわゆる整形の分野。
特にアーティストにとって生命線である”手”の救世主としては第一人者で、
これまで数々の芸術家たちを救ってきた。


そこまで聞いて、あれ?もしかして、
と思った。

世界的にその分野で有名なドクターといえば・・・
聞いた話である。

さらにその人の出身がKO大学と聞き、
私の中では決定になった。

やがてその人が務める施設の名前が出て、
もうとどめ、である。


そのドクターは、世界的に高名な音楽家であり
美人奏者としても名を馳せた S内A子さんの
Exハズバンドだ。

略奪で結ばれた後、離縁に至り、係争で大いにもめたというこの2人。

でも番組では、そこは完全抹殺。

前の結婚でできた御曹司おふたりが写真で登場し、
父と同じ学歴で、同じ道を歩みつつある旨
紹介された。


上澄みをすくい上げたこの構成は当たり前と言えば当たり前だけど、
報道の仕方でこうも人物像って変わるものかという現実を
改めてつきつけた。

もしもあの騒動(離縁に至った経緯)がなく、
今も婚姻生活が続いていれば、
「あの美人芸術家の夫」として、いっそう華々しく紹介された
ことだろう。


この一件を知っている人が見れば、あれ、と思う内容だったけど、
それでも登場させたテレビ局。

あの知名度の高い芸能人のご学友が、これまたものすごい人になっていた、
このストーリーは見過ごすわけにはいかず、
相当頼み込んでの出演だったのかな、

、、などなど、芸能通だった昔にもどって
興味津々で番組を眺めたのだった。
2017.08.03 Thu | Private| 0 track backs,
トリバゴとエクスペディアがダメだった話
翌朝追記)トリバゴが楽天トラベルの値段を不当に高くしているわけ(以下の通り)
がわかった。口コミではあまり話題にされていないけど、
トリバゴはエクスペディアの親会社だった。


-------

1)トリバゴの罠


夏休み用に国内のホテルの予約をした。
普通にRakutenトラベルで。
なんとなくRakutenならハズレはないだろうし
ポイントもたまるし、とあまり考えずに。

予約後、そのホテルの情報を得ようと検索したら
トリバゴの文字が見えた。
最近評判のホテルなどの料金比較サイトである。
試しにそのホテルの料金比較をトリバゴでしてみた。
私が楽天で予約したのと同じ宿泊日で。

すると、Rakutenよりエクスペディアの方が1000円安いと出た。

それならば、と予約変更。
Rakutenの方はさっさとキャンセル。
ところが、予約してみて「罠」に気づいた。
Rakutenもエクスペディアもほとんど料金は同じだったのだ。
エクスペディアの方が数十円だけ安いだけ。

実は、トリバゴの表示は、Rakutenが税込み、
エクスペディアの方が税抜きで表示されていたのだ。

具体的に言うと)
トリバゴのホテル代比較の表示は以下:
エクスペディア 9980円
Rakuten 10800円

私が最初にRakutenで予約した額は確かに上記の通りだった。
10800円・税込みだ。
だからこのトリバゴの値段は合っている。
それを知っていたので、てっきりエクスペディアも税込みだと思い込んだ。

ところが、エクスペディアについてはトリバゴの表示は税抜きで、
結局税込みにすると10780円。ほぼ同じ。
ひどいトリックだ。

エクスペディアとトリバゴがなにやら協定を結んだ結果なのか?
(8/2追記:これは何も知らずに書いたコメントだったが
上述のとおりエクスペディアはトリバゴの親会社だったと知った。★)


さらに、別の地方都市の宿(Rakuteで予約済)をトリバゴで見ようとしたら
出てこない。
ホテル名を正確に入れたらやっと出てきたものの、評価なしで比較もなし。

つまり、その宿はトリバゴからは事実上の除外。
Rakutenでいい評価が出ているホテルだったのに。
トリバゴってRakutenがやや不利になるようになっているのだろうか?(★)


で、この話のオチはというと:
Rakutenの予約をエクスペディア予約の際に取り消してしまい、
エクスペディアの金額がトリックだということに気づいてなんとなく嫌になり、
ホテルの公式サイトを見ていたら、それが一番安かった・・
というオチ。

昔、宇都宮の自転車レースを見た時に会員になっておいたホテルがあり、
もう10年近く前の事なのにその会員番号がまだ有効で、
会員特別料金が適用されたのだ。

災い転じて・・・といったところ。



2)エクスペディアで参った例


実は今回エクスペディアの方で予約しようとしたとき
嫌な予感はしていたのだ。
過去にひどい目に合っている。


スイスのホテルに行ったら、予約は受けたが
その後にキャンセルされていて部屋はない、と言われた。
でもそんなはずはない。
予約してすぐに渡欧して、その予約サイトには一切触っていないのだから。

なんとか粘って交渉して、予備の部屋をあてがってもらって事なきを得たけど
結構な時間のロスだった。


で、気が付いた。
エクスペディアでは、他のサイトですべて満室とされているホテルでも
空室ありになっている。
つまり、架空の予約ができてしまうのだ。

その後もツール・ド・フランスで込み合う都市で検索したとき、
ホテル全部が関係者によって抑えられているホテルでも、
エクスペディアのサイトにだけは、空き室は十分あり、と出ている。
きっと現地に行ったら、キャンセルされていますよ、で終わりなのだ。


さらに知り合いは、朝食込みになっていて予約したのに
現地に行ったらなしだったそう。
金額はむろん変わらない。
クレームは聞き入れられなかったそうだ。

私のトラブルはもう10年以上前のことだけど、
知人の例はつい最近。
改善されていないらしい。


2017.08.02 Wed | Private| 0 track backs,
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