日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
壇蜜さんの宮城県PR動画の是非
世間で騒がれているくだんの動画を見た。
壇蜜さんが出ている宮城県PR動画だ。


センシュアルで不適切、という批判が出ていると聞き、
どんなものかと思ったけど、気が抜けた。

これだけのことでてんやわんやになっているのかぁ。


多分、現代アートに親しんでいる人たちなら、
これ程度のことを問題視することもないだろう。

アートの表現方法はずいぶん多様化している。

20世紀初頭、かのマルセル・デュシャンは”レディメード”と呼ばれる
一連の作品群を発表。
既製品のトイレをアートと称して恭しく展示して世間の度肝を抜いたものの、
それでブーイングがおこったどころか、彼は美術界の寵児になった。

モナリザにヒゲを入れて発表したのもデュシャンだ。


今回のCMを批判している人たちは、
1世紀前にデュシャンがやりのけたことを見たら
”冒涜”と言って腰を抜かしたことだろう。

1世紀前のフランス人の方が鷹揚だったということだろうか?


現代アートは、その後どんどん分化して、
もういまや なんでもありになっている。


公的な美術館ですら開放的。
”丸出し”の人物の達の肖像写真展
(注意書きの上、そのコーナーは隔絶するなど配慮はしたらしいが)や、
春画のみの展覧会も昨今開催されている。


表現の世界は自由になっている。


・・・とはいえ、こういうCMに文句を言う人がいることは想像できる。

実際上述の”丸出し”写真展には鑑賞者からクレームが来たそうだ。

あちこちに、注意書きを貼って、不快に思う方は見ないように
といった配慮がなされていたにもかかわらず。

さらに事前に市長さんの許可まで得ていたにもかかわらず。

常日頃 村上隆さんの五百羅漢図や、
会田誠さんの女子高生を描いた作品などに
親しんでいたら、もっと鷹揚になれるはず。



2017.07.31 Mon | Private| 0 track backs,
目白のル・モンサミシェル
目白でランチ、さてどこにしよう。。。
選んだのはガレットの店ル・モンサミシェル。

フランス人の方がオーナーのようで、
給仕係りの方のひとりもフランス人。
味は本格的だった。

前菜+メインのセットをチョイス。
夫はあれこれ混ざったリッチなサラダ。


IMG_7297.jpg


私はガスパチョ。
カルパッチョが入っていた。

フランス料理点といった感じ。

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メインのガレット、夫はトマト、私はサーモン。

食べ応えがあって、途中でギブアップしそうになるほど。
見た目よりもボリュームがある。


IMG_5905.jpg


ガレットの店はいろいろあるけれど、
ここは本物だ。


IMG_7306.jpg


前菜+メインで1500円ちょっとだったかな。
丁寧なつくりで納得の味。

JR目白駅からも近く、使い勝手がいい。
ランチでも予約OKだった。

2017.07.30 Sun | Private| 0 track backs,
屏風とあそぶ : 松林図屏風編
最近美術館もさまざまな趣向を凝らしている。

特に東京国立博物館は、
早いうちからプロジェクションマッピングを積極的に取り入れるなど
国立のわりにコンサバな感じではない。


今は長谷川等伯筆 国宝の 松林図屏風 の精緻な模造品
+プロジェクションマッピングを用いた。
びょうぶとあそぼうという企画を行っている。

屏風と同じ松林が次々現れ、
まるで松林の中を走っている間隔。

IMG_5058.jpg 


四季折々の景色も人がる。

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桜の花びらが、ひらりひらりと落ちる様子など、
屏風の絵から離れて独創的な世界へと発展する。


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屏風の手前はお座敷になっていて、
靴を脱いで畳の上に上がってもOK。


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こんな感じで大画面の風景を
からだじゅうで体感できる。


IMG_5014_20170727225831f19.jpg 



外国人観光客などは渋い国宝を見ても、
ピンとこないと思うのだけど、
こういう映像の力を借りると親しみやすくなる。


遊び感覚で人目を引く手法は余り好きではないけれど、
墨絵の屏風などは決して敷居の高いものではない
と国外の人にアピールするにはいい企画と思われた。


墨の濃淡や滲みで湿潤な空気感が表現されている、
そんなわびさびの心が伝わるかどうかは疑問ながら、
一見地味な松林の風景も、日本の四季にはしっくりなじんだ
光景なのだ、と感じてもらえそう。

2017.07.27 Thu | Private| 0 track backs,
神楽坂のランチは深い: メゾン・ド・ブルゴーニュ
神楽坂のブルターニュというガレット屋さんは有名だけど、
ブルゴーニュというお店もあるらしい。
同行した人に連れて行ってもらった。
お勧めなのだという。

このあたりはフレンチのランチ激戦区とあって、
前菜が特に凝ったところが多い印象がある。

先日行ったパリジャンは、ガスパチョにピスタチオのアイスクリームが載っていた。

こちらのブルゴーニュでは
前菜の泡立ちのサツマイモ冷製スープにキャラメルソースがかかっていて、
甘さと苦さが拮抗する深みのある味。これは初体験!
舌触りと言い、スーパー気に入った。


IMG_4939_20170725214132819.jpg 


選べるメインはお魚にした。
ソースは二色でそのあたりがまた、神楽坂っぽいなぁなどと思ったりする。
しつこくなく、マイルドで食べやすい。

量は抑えめなので、男子には物足りないかもしれないけど、
女性陣は大満足。

この店は神楽坂から少し入ったところにあるのだけど、
少々裏通りであろうと、混雑する店は混雑する。
表っ通りであろうと、空いている店は空いている。
この店は前者の典型で、少し時間が外れていたおかげで入れた感じ。


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フレンチシェフが作っていて、雰囲気も本場風。
私的にも合格点。


2017.07.25 Tue | Private| 0 track backs,
皇太子さまと遭遇!
土曜日、学習院大学で加賀乙彦先生の講演会があった。

なんだかキャンパスにSP風の人が多いな、
学習院のバッジをつけた正装の男性が多いな、
などと思っていた。

すると講演会の開始直前、右手の人達が一斉に立ち上がるではないか。

皇太子さまのご登場だった。

そうか、ここは浩宮様の母校。
加賀先生のお話ということで、わざわざ聴講に来られたようだ。

終始背筋をピシッと伸ばして、
夫のように居眠りなどすることはもちろん一切なく、
熱心に聞かれていた。

以前お正月の一般参賀で遠目で拝見したことはあったけど、
この距離(私たちの10段ぐらい斜め前)でお逢いするのは初めて。
接近度の自己記録。


さて、加賀先生のお話はというと、
辻邦生さんとは、フランスに向かう船の中で出会われて、
意気投合したそう。

いきいき、キラキラとした青春の一コマを
皆の前で再現して下さった。

すでに辻さんは結婚されていて、
奥様は優秀な成績で留学の給付金で飛行機でフランス入り。
かたや辻さんはギリギリの成績で、船の4等で向かった。
加賀先生の方は船だったけど、上等の船室だったらしい。


フランス到着後には肺炎になった辻夫妻の診察を頼まれて
アパルトマンに向かった加賀先生。
精神科なのに、、と言いながらも、頼まれたので仕方ない。
ペニシリンを打ったところ、瞬く間に夫妻は完治した。


なにがなんでも作家になると断言していた辻さん。
やる気満々。自信満々。
フランス到着後、書き上げたのが、「夏の砦」だった。
奥様の体験を盛り込んだ内容だ。

けれど本作は何度か書き換えを余儀なくされ、
出版もとぎれたりして、どこか「くせ」のある作品のようだ。
読んでみなくては。


ブルーストを愛読し、文学を熱く語っていたという辻さん。
学習院史料館の方では(写真)「夏の砦」の構想をうかがわせる
自筆のノートもあった。

留学時代の華やかな交流写真には、
あれこの人、あの人、というような有名人ばかりが写っていた。
異国での経験は、さぞ濃密であったに違いない。

写真の中のパリの街角。
それをバックに特にポーズをとるでもなく、まとまりつつも
思い思いに散らばって、周囲に溶け込む夫妻と加賀先生。

写真の中の人々は、全てを吸収してやるぞ、といったポジティブな空気に
包まれていた。


一方で、加賀先生のご著書を学生時代に愛読した私としては、
加賀先生ご自身のお話にも興味があった。

作家になったのは、辻さんからやめとけ、と言われ、
奮起したためだったという。


フランスの船で出会ったふたりが名だたる作家になった。
(ひとりは医師とのかけもちで。)

海外渡航が手軽でなかった時代。
留学は、真に選ばれし者のみが許された贅沢な経験だった、
とつくづく思う。


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2017.07.23 Sun | Private| 0 track backs,
恐怖のタクシー
夫の話なのだけど、
昨日、他県への出張での帰り、訪問先から駅までタクシーを呼んだ。

車が来るまでに予想外に時間がかかったが、
バスは間隔があいていたので、それよりはましだった。

さて乗車。
「駅へお願いします」
車は滑り出す。
しばしぐるっと走ったあと、
到着・・・・???あれ??


なんと、乗車した場所に戻ってきた。
はい到着しました、とドライバー。

慌てた夫たちは、「ここ、乗車した場所じゃない。
お金払えないよ」


ドライバー、びっくりして、ひたすら詫びて駅へ。

夫と同僚はもう腰を抜かして、その後はもう気が気ではない。
同僚の方は携帯で駅までの道案内を音声付きでずっと流し続けることに。
ドライバーも、先に使用しなかったGPSをスイッチオン。


お年のドライバーだったらしい。
行くはずの目的地が、「駅」から「送迎ポイント」へといつの間にか入れ替わった。
大丈夫か?
送迎に時間がかかったのも、途中で迷ったのではないか?
タクシー会社に通報したほうが本人のためか?

でも、とりあえず
「本当に今後は気を付けてくださいよ」
と何度も何度も念を押すにとどめたという。

2017.07.21 Fri | Private| 0 track backs,
欧陽菲さんのお姉さんのお店でランチ
先日の代官山の土曜ランチはここだった。

これまでも何度か登場しているお店、「美味」。
欧陽菲さんのお姉さんが経営されているのだとか。

テーブルと座席がゆったりとして
白いテーブルクロスにエキゾチックなツボなど置物も配されて、
落ち着いて食べられるところが気に入っている。

ビストロ、ブラッセリ―系ランチも悪くないのだけど、
座席の間隔が狭かったりすると、大騒ぎグループの隣になった折りには
目も当てられない。

スープとメインディッシュを置いたらお水はどこに置こうか?と悩むほど
テーブルが狭かったりすることも。
胡椒やソルトを後ろの棚にのせて場所を確保せねばならないことも。

ということで、最近座席の広さは結構ポイントだと思っている。


ここ美味では、
日曜はお得メニューがなくなり単品注文になるけれど、
土曜なら、平日同じセットメニューが食べられる。

こちら1080円ランチ。

お茶がすぐに出てきて、

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メニューを注文すると、ザーサイとスープが供され

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メインは五目御飯と、


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鶏肉とお豆腐の炒め物。

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デザートはココナッツのタピオカ。

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味付けは日本人好み。
飲茶もある。
困ったときの美味なのだった。

2017.07.18 Tue | Gourmet| 0 track backs,
知らなかった日比谷公園
スイスに到着!
なんていうウソがまかり通ってしまいそうな建物。
日比谷公園内松本楼も、改めて見ると、チロル風。


IMG_5296.jpg 


先日時間つぶしで一回りした日比谷公園。


あ、これは馬の水飲み場だね、とわかっちゃうんだな、これが、
公園内トークとかに出席していると、
似たようなものが出てくるもので。
日銀の庭にも、これを小さくしたようなのがあった。


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ほら、馬がアゴを載せて、
向こう側に溜めた水を飲める仕組み。

馬車の時代の遺物らしいけど、なんの説明もなく、
素通りしてくれよ、といわんばかりの放置状態だ。


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そして埴輪。
誰かのイタズラ、、、ではない。
れっきとした来歴をもつ。
古墳群から運ばれてきた。


IMG_5293.jpg 


こちらはさすがに説明書きがあった。

宮崎県立平和台公園と日比谷公園の姉妹公園締結を記念して
同県の古墳群から贈られた埴輪だそう。

でもさり気なさ過ぎて、今の今まで気づかなかった。

噴水の周囲は日影・木陰がなくて、
この場所に座る気は起きないけれど、
噴水の外周をなぞるように曲線状に椅子が配置され、
この造形、私は好きかも。


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身近すぎて、改めて味わうように散歩することのない日比谷公園だけど、
この場所で何かをせねばならない、という強迫観念のもとぶらついたら、
(=時間と場所の目測を誤ってここで30分だぶついてしまった、その
リベンジをするため、なにか有意義に過ごしたい、と思った)
なかなか楽しいひと時を過ごすことができた。


2017.07.17 Mon | Private| 0 track backs,
千疋屋のモーニング
以前はワッフル+ドリンクのセットで
600円台に抑えられていた千疋屋(恵比寿アトレ店)のモーニング。

最近1080円に値上がりした一方で、
見た目がゴージャスになったと知り、出かけてきた。

開店時間は10時と遅いのが難点だけど、
週末なら許容範囲の時間帯。
アトレの営業時間帯に従うため、10時より早くはできないようだ。


内容は、フルーツが上段で、
下段のお皿は3種類から選択する。
フルーツサンドイッチ、ワッフル、フルーツヨーグルトの中から
前者2つをチョイスした。

IMG_7152_201707162252141aa.jpg 


ドリンクはいつものとおりフルーツティー。

たっぷり入って、これだけでもお値打ち。

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ワッフルにのっていたアイスクリームもまろやかで
ほんのりフルーツ味。

店のテーブルや椅子もゆったりしていて
ポイントが高い。

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フルーツサンドは、、、
ふんわりしっとり。
果物が瑞々しい。

IMG_5391.jpg



運ばれてきたとき、フルーツのお皿から果物の香りがぷーんとただよって、
ああいい香り、と思わず顔がほころぶ。

「今日からコースターの模様が桃なんですよ」と店員さん。

IMG_7138.jpg 


果物を大切に扱っている、そんな気持ちも心地よい。
2017.07.16 Sun | Private| 0 track backs,
「レオナルド×ミケランジェロ展」で素描に開眼
三菱一号館美術館で開催中の「レオナルド×ミケランジェロ展」は、
普段見落とされがちな素描の魅力をあますことなく伝える
良質の展覧会だった。


色の助けを借りずに線のみで形を構成する素描は、
ごまかしが効かない作業。

従来、色のついた絵画の方に目を奪われ、
スケッチや素描は二の次と位置付けることが多かったけれど
この展覧会では、これまでのないがしろが恥ずかしくなるほど
線描の美しさや多様さを実感できた。


会場内の解説パネルでは、2人のマエストロが、
それぞれに少し異なったタッチで立体感を出した点が
力説されている。


まず、ダヴィンチ。
左利きなので、左上から右下へのストロークを用いていた。
この点は、絵の真贋を見分ける時の判断材料として、聞いたことがある。

どれどれ・・・
単眼鏡で熟視してみると、輪郭以外は見事に同方向の斜めの線のみ。
なんと黒目までも(愕然)!


*ブロガー内覧会の折りに、写真撮影は許可を受けています。
(ウフィツィ美術館の絵とヴァザーリ関連の写真は除く)

「少女の頭部」ダヴィンチ
IMG_4712 (1) 


濃淡は、線の密度で表し、ハイライトも使っていたようなのだけど、
緻密な線ばかりではなく、髪の毛、体部分などは
空気感を伝えるようなあっさりした線だけ。

しかし脳内で補正が加わるせいか、
実在感のある女性像として目に映る。


先日新美術館で見たジャコメッティが、
素描の際、びっしり描き込んでは消し、
線に線を重ねて描き込んでいた様子とはまるで対極。

でも、この2人が目指したものは、案外同一だったりして:

「Le dessin n’est pas la forme, il est la manière de voir la forme.」
(デッサンとはフォルムではない、そのフォルムがいかに見えるか、である)
ドガの言葉。


一方、ミケランジェロの方は、線の交差で造形する
“クロスハッチング”を用いて描いている。

「<レダと白鳥>の頭部のための習作」ミケランジェロ
IMG_4719.jpg 


レオナルドが斜線による陰影で立体感を出していたのに対し、
ミケランジェロは、
石から立体を創出する彫刻の作業を紙の上で再構成するかのように、
周辺から攻めて隆起を創出している印象。


両者とも、視線のアヤといった不確定なものまで最大限に利用した
巧妙な罠にも近い再現の作業が興味深かった。



その他、パラゴーネに関する章もある。
当時絵画と彫刻、それぞれの優位性を競った空気感が伝わってくる。


私がパラゴーネという言葉を初めて知ったのは、
ティツィアーノの絵画の解説文でだった。

そこには鏡を持つ女性が描かれていて、
彫刻にしかできない多面性を鏡という小道具で実現した、
といったことが、パラゴーネの概念紹介とともに書かれていた。


片やダヴィンチの方は、多角的に頭部を描くことで
絵画の優位性をアピールしたようだ。


「髭のある男性頭部」ダヴィンチ
IMG_4915 (2) 


なるほど。

最後に、パラゴーネで思い出すのが、
アレッツォにあるヴァザーリの家。

天井画には、彫刻家と画家を表象する絵が描かれていた。


P6190805.jpg P6190802.jpg


さらに隣室の天井には、本を持った女神の姿。

こういう小道具には、えてして面白いことが書いてあるものだ。
アップにしてみた。

P6190771.jpg 


すると、こんな隠れたヴァザーリの自負心が・・・

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LA VITA DI PITTORI, SCULTORI ET ARCHITETTORI
SCRITTE DA MESSERE GEROGIO VASARI
PITTORE ARETINO
L’ANNO MD XXXX

”芸術家列伝は、xxx年に
アレッツォ人の画家ジョルジョ・ヴァザーリによって著された。”


パラゴーネ論争活発な時代、
ヴァザーリは、自身を高らかに「画家」と定義していた。

======

展覧会名:レオナルド×ミケランジェロ展
会場:三菱一号館美術館
会期:2017年6月17日(土)~9月24日(日)
開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、祝日は開館)
2017.07.15 Sat | Private| 0 track backs,
そして松本零士さんの提灯も

アーティストコーナーにあった
松本零士さんの提灯も、やはりひときわ存在感を放っていた。


IMG_5188.jpg 


ああ、これはやっぱり真っ暗な中で見てみたい!

2017.07.15 Sat | Private| 0 track backs,
靖国神社みたままつりで、驚愕の出会い
夕暮れ迫る九段下駅前。

靖国神社で「みたままつり」と呼ばれる灯りの催しが開催中で、
ついでに覗いてみた。

様々な提灯が並んでいて、
相撲コーナーには、関取りの筆によるオリジナルの提灯が風に揺れている。

HPで確認してみたところ、もっと格式の高い言い回しで、
(みたままつりの時期には)「各界名士の揮毫による懸雪洞が掲げられて」いる、
とのこと。

懸雪洞とは提灯を指すようだ。


力士だけでなく、芸能人、アーティストの名前もあり、
みなそれぞれ、絵や文字で独自の提灯を彩っていた。


例えばこちらはデヴィ・スカルノという署名入りの提灯。
(右は伊東四朗さん。)

絵がお上手なのでびっくりした。
平安時代調の美女が描かれている。
着物の裾や袖が四方に広がり、バランスもよく
きれいで華やかな作品。ひときわ目を引いた。

IMG_5201.jpg 


この左隣にはー
漫画家さんたちのコーナーがあり、
ちばてつやさんの提灯が、いかにもちばさんらしく、
元気がもらえる絵柄だった。

IMG_5189_20170713204154154.jpg 


こうして漫画コーナーに見入っていたら、
隣の方では、デヴィ夫人の提灯の写真をせっせと撮っている
人達がいるのに気が付いた。
(以下私の心の声)

> そうだ、今日のブログはこれに決まり!
> タイトルは、「デヴィ夫人の提灯、靖国神社で一番人気!」
> しめしめ。
> じゃあ、当該提灯を撮っている人の姿も写真に収めておこう、
> 証拠になるものね、

パチリ!
・・・・


IMG_5196.jpg 


あれ??
も、、もしかして、ご本人?!

自作の提灯に見入るデヴィ夫人なのだった。

IMG_5197_20170713203306309.jpg 

隣の方には小泉純一郎氏や朝香光代さんの提灯があり、
そちらの方もしげしげと御覧になっていた。


デヴィ夫人との遭遇はこれで人生4度目。
六本木、代官山、銀座、そして本日、靖国神社。
なかなかの巡りあわせだ。


相変わらずしなやかな身のこなしで、
宮司さんへの対応も丁寧で好感度が高い。

ゆったりと時間をかけて提灯を見てまわり、宮司さんに付き添われ、
境内奥の方へと歩いて行かれた。

さて、次はどこでお会いするだろう(笑)?


関取のコーナーはこちら。
中央が白鵬、右は日馬富士。
白鵬の署名がかっこいい。

IMG_5192 (1) 


まだ暗くないのでよくわからないかもしれないけど、
すでに灯りがともされている。

暗闇になれば、もっと幻想的になるのだろう。

2017.07.14 Fri | 国内探索| 0 track backs,
「レオナルドxミケランジェロ」展の「十字架を持つキリスト」<波乱万丈の物語>
三菱一号館美術館で開催中の「レオナルドxミケランジェロ」展。

本展覧会のためにはるばる来てくれた「十字架を持つキリスト」は
(7月11日から展示開始)
ミケランジェロが制作を開始し、未完のまま放置されたあと、
第三者の手が加えられて完成したというレアな作品。

現在バッサーノ・ロマーノのサン・ヴィンチェンツォ修道院付属聖堂に
安置されている。
別名ジュスティアーニのキリスト。


ミケランジェロはこれとは別に、新たな「十字架を持つキリスト」の制作にとりかかり、
それはいま、ローマのミネルヴァ教会に置かれている。
(正式名はBasilica di Santa Maria sopra Minerva)


ミネルヴァのキリストは2013年にローマで見てきたので、
今回、ジュスティアーニのキリストを見るのを楽しみにしていた。


展示室に入るやいなや真っ先に確認したのは、むろんキリストのご尊顔。

展示鑑賞前にエムプラスで拝聴した講演会で高橋館長からコメントがあり、
本彫刻が未完のまま放置された理由が、こんな風に説明されたのだ。
「顔部分を彫り進めるうちに、大理石下層の黒い条痕が出てきてしまったから」。


展示室では、失礼とは思いつつもまずはキリストに歩み寄り、お顔の痕跡を確認。
よく見えないかな、と思っていたけど、意外にくっきり見えた。
WIKIでvena neraなどという表記も目にしたけど、なるほど。

*写真撮影は基本的に可能
IMG_4893.jpg 


ミネルヴァのキリストを右に添えてみる。
見上げる格好なので、うまく並列はできないけど。

bb.jpg aa_20170713235630521.jpg



ミネルヴァ教会にあった解説によると、キリストは
canne, spugna, corda=杖、スポンジ、縄を手に持っているとのこと。

P1320737.jpg 


”兵士たちはスポンジにふくませた葡萄酒を葦の棒につけて
十字架にかけられたイエスに差し出した”、
というマタイの記述を織り込んだ彫像のようだ。


ミネルヴァのキリストは、十字架に両手を添えていて、
ポーズはかなり異なっている。
P1320740.jpg 



さて、このようにミネルヴァのキリストは安泰に過ごしたわけだけど、
ジュスティアーニのキリストはどうなったのか?

以下は、NYタイムズなどのオンライン記事をあさったときに目にしたもの:


未完とはいえ、第1バージョンは破棄されることなく
第2バージョンが完成したときに、
ミケランジェロの手から依頼主のヴァーリに贈呈された。

17世紀初頭になると、この第1バージョンに買い手がつく。
カラヴァッジョの収集家として知られる
銀行家ヴィンチェンツォ・ジュスティアーニだ。
(それゆえに、別名ジュスティアーニのキリスト。)

そして1644年に別の作家が、未完部分を仕上げて完成。


本作はイタリア、バッサーノ・ロマーノの修道院へ運ばれ、
やがてミケランジェロ作という事実は忘れられていく。

バッサーノ・ロマーノの地は、その後外敵の侵入を受ける。
まずナポレオン襲撃・略奪。
ついでドイツ軍の略奪行為。

ところが彼らは本彫刻には見向きもせず、
命拾いをしたという。

その一方で、1941年には修道院主導のもと、
古いコレクションの断捨離が実施。
ところがその際も、なぜか捨てられることはなかったのだとか。

そして本像の本格的な履歴調査が開始され、2000年になって、
ミケランジェロ作であると認定された・・・


・・といった内容だった。
(完成を1644年としている点など、これが最終説かどうかは不明なので
ひとつの説として提示。)


なにはともあれ、
そんな波乱万丈のキリスト像が、
遠路はるばる日本に来てくれました。

ミケランジェロも泉下で、さぞびっくりしていることでしょう。


ー ちなみに、本展覧会には、以下のようなデッサンもありました。

*以下の1枚は、ブロガー内覧会の折りに許可を頂いて撮影しています:

IMG_4779.jpg 


これはミケランジェロ・・ではなくてレオナルド・ダヴィンチの作品、
「ヘラクレスとメネアのライオン」。

裸体の大家ミケランジェロのダヴィデ像への対抗作、
とも言われているのだとか。


天才たちが競ったルネサンス期の華やかな時代が具体例をもって
浮かび上がりますね。
 
********


展覧会名:レオナルド×ミケランジェロ展
会場:三菱一号館美術館
会期:2017年6月17日(土)~9月24日(日)
開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、祝日は開館)
詳細はHPにて:  http://mimt.jp/lemi/
 
2017.07.13 Thu | Art| 0 track backs,
ミケランジェロの聖母のモデルが男性だった証拠
ミケランジェロが男色系の人だったことは知られていて、
女性の絵を男性モデルから創出したと言われている。

このほど三菱一号館美術館「レオナルドxミケランジェロ展」のブロガー内覧会に出席させて頂き、
その歴然たる証拠をつかんだ(?)

ウフィツィ美術館で見た、ミケランジェロのトンド・ドーニ。

P6201047.jpg 


その習作@三菱一号館美術館。
聖母と同じ構図だけど、どう見ても顔つきは男性。


*下の1枚は、内覧会の折りに許可を得て撮影しています:

IMG_4911_20170712212453551.jpg


それがこのように聖母になる。
だから筋骨隆々。

P6201053_201707122124520e9.jpg


ああ、本当に彼は聖母までも男性をもとに
描いていたのだなぁ。

習作では鼻の部分を丹念に描き込んでいるけれど、
絵画作品の方でも、鼻のリアルを追求しているような印象。

腕の構図も、別途習作があるのでしょうね。
男性モデルをもとに描いた習作が。


その他、ヴェロッキオ工房による<キリストの洗礼>の中の天使の習作もあった。
最終作品の天使よりも、やや野暮ったかった。
 
=====.
展覧会名:レオナルド×ミケランジェロ展
会場:三菱一号館美術館
会期:2017年6月17日(土)~9月24日(日)
開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、祝日は開館)
2017.07.12 Wed | Art| 0 track backs,
カフェ・ド・クリエのお楽しみ袋
カフェ・ド・クリエの新店舗オープン記念で
お楽しみ袋を販売していた。

バッグ付きで、

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中には、260円のドリンク券が5枚、
それにフィルター珈琲5パックに・・

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ドーナツ、クッキー、パウンドケーキ、ワッフルなど5品。
これで1500円。

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とってもお得なお楽しみパックだ。

チョコレートのパウンドケーキやドーナツなど
なかなかおいしかった。

ちなみにドリンクチケットは1枚260円分だけど、
差額を払うことで、それ以上のドリンクを注文することも可能。
フレキシブルなところも好ましい。

ただ、あっという間に売り切れになってしまった模様。

2017.07.09 Sun | Private| 0 track backs,
七夕でにぎわう
昨日七夕の日は、あちらこちらで短冊に願いを書いて
笹につける催しをやっていた。

以前よりも増えた気がする。
私は1週間前に古河庭園で短冊に願いを書いてきたので
流石にそれ以上の願い書きはしなかったけど。

銀座のコンコースの笹は短冊がぎっしり。
背後には平山郁夫画伯の「希望」のステンドグラスがある。

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こちらの短冊は色とりどり。
しかも色合いが抑え気味でケバケバしていない。

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ステンドグラスは相変わらず賑やか。
最近知ったのだけど、このステンドグラスのパネルの数は3x8.
上下が鏡になっていて、絵柄が映るため、
実際より膨張して見えている。

東京メトロのコンコースにあるパブリックアートの中でも
かなり早い時期にできあがったものではないだろうか。

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2017.07.08 Sat | Private| 0 track backs,
阿佐谷南アキダイ vs 渋谷西武
TV番組で杉並方面の八百屋さんが出ていた。
名前はアキダイ。
物価比較のような番組で、野菜が見たこともないような
値段で売られていて、びっくり。

確かに私の中では中野と杉並は八百屋さんが安い
というイメージがある。

アキダイというのは杉並方面に何店舗かあり、
とりあえず地下鉄で手軽に行ける阿佐ヶ谷南店に行ってみた。
祝日以外、土日も営業。

丸の内線は、新宿より西には行ったことがないなぁ。
いや、幼稚園の頃は中野坂上近辺に住んでいたので、
幼い私にとって電車といえば、赤いのに銀色の波波がついてるやつ
(丸の内線)だった。

でもその後北海道に転勤となり、再度小学生の高学年に
東京へ戻ってきて以来、丸の内線とは縁のない日々だ。

そもそも丸の内線に南阿佐ヶ谷なんて駅があるなんて初めて知った(気がする)。
さらに、西新宿なんていう駅、一体どこらへんに出口があるんだろう、
新宿駅しか知らないよ、などとまるでお上りさんの私。

で、アキダイの印象は、
確かに、我が地区では、底値でもあり得ないという値段のものが
ちらほらあった。
例)ズッキーニ68円。(うちの辺は100円が底値)
その他ざっくりピーマン、レタスも安かった。
大安売りの時の近所のスーパーよりやや安い感じかな。

ただ、阿佐谷南までは意外に時間がかかったので
そこまでして行く意義を見だすのは難しい。

メロンやスイカまで買ったので、
重いこと重いこと。
よく考えたら、うちのへんと同じような値段だったのだけど、
わりと大玉のような感じがしたので、つい手が出た。
やはりせっかく行ったらいろいろ買いたいと思ってしまうのだ。

ただ青森産ニンニクは400円近かった。
丁度使い切ったところだったので買おうと思ったけどやめておいた。

で、翌日、たまたま渋谷西武に行ったら、
青森産の大きくて白い新ニンニクが7個で814円!

もちろん速攻で買いました。
夜8:55で、閉店間近。
それで大安売りだったのか、あるいはその日の特売品だったのかは不明。


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その他にも安い果物などがあって、
(アキダイでたっぷり買ってきたので、買いはしなかったけど)
いやはや渋谷西武、野菜果物に関しては、なかなか侮れないです。
2017.07.07 Fri | Private| 0 track backs,
上野・黒田記念館別館の上島珈琲2Fは和室風
上野の東京国立博物館脇にある
黒田記念館別館には上島珈琲が入っている。

1Fはノーマルなファストフードショップ風なのだけど、
2F内装の(いい意味での)ミスマッチがすごい。


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透かし彫りの欄間や

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障子の桟を張り巡らせたような灯りなど、
隣接する黒田記念館で美術鑑賞した後、
その余韻を持ち込むにはもってこいの雰囲気かもしれない。


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天井の半分は、パイプむき出しの斬新さなわけだけど。

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美術館で講演会の聴講整理券をもらったあと、
1時間弱で開場、ということがよくある。

そんな時、ランチで遠出もできず、
往復時間最低限でささっと食べられる場所として
便利なのがこの場所だ。

開場まで1時間半あるときは、上野駅の椿屋珈琲店のランチなどを
利用するのだけど、さすがに1時間でそこまで往復は
ちょっときついのだ。

店内は新しいし、こんな感じで目を楽しませたもらえるので、
(そしてなによりあまり並ばず手軽に食べられる店が意外にない)
結構よく利用させてもらっている。
2017.07.05 Wed | Private| 0 track backs,
「正解のない言葉の冒険」 ・・ 絶妙な和訳
日経新聞文化欄で見つけた鴻巣友季子さんのエッセーが
興味深かった。


鴻巣さんは初夏のこの時期、学校をめぐるなどして
ご自身の専門である翻訳に関する認識を広める活動をされている。

実際子供たちに短文を訳させてみると、
予期せぬ秀逸な訳が見受けられるという。

中でも、「風と共に去りぬ」の最後のシーンで
スカーレットがつぶやく言葉、
Tomorrow is another day」を高校生に訳させたところ、
しごく秀逸な訳が飛び出たという。
(私自身、度肝を抜かれた。)

それはー
とりあえず寝よう」・・・


なんたる発想。
普通に「明日には明日の風が吹く」と私なら訳すところ。

原文の音の響きにもマッチして、
しかも、明日の事なんて今考えても無駄よ、
のニュアンスが、もうこれ以上ない端的な言葉で表されている。
絶妙に真意を組んだこの投げやりさ加減といったら。。


上記は言葉の上でずいぶん逸脱した訳なので、
文学作品の実際の訳に採用しうるかどうかは微妙だろう。
とはいえ、
たとえ原文から言葉の上では逸脱しても、
その根っこの部分を的確に押さえているので、
言葉が似ているけど意味やニュアンスが伝わらない、
というケースよりよほどいい。


以前読んだとある訳本は、
原文の細かいニュアンスがキーになる場面で、
それをばっさりそぎ落として、安易な慣用句に置き換えてしまっていた。

確かに日本語のその慣用句は、原文に出てくる言葉が丁度盛り込まれていて、
一見似た印象を受けるのだけど、
原文と比べると、エッセンスが完全にずれている。

言葉や文章の構造が似ていても、
ニュアンスに無神経な訳は残念すぎる。


翻訳って本当に難しい。
筆者の鴻巣さんが言うように、「翻訳に正解はない」のだろう。

それでも、プロの翻訳家さんなら、
言葉や文章に真摯に向き合ってほしいし、
そうした苦労がにじむ訳文であってほしい。
2017.07.04 Tue | Books| 0 track backs,
ラファエロxミケランジェロxダヴィンチ
三菱一号館美術館で、「レオナルド×ミケランジェロ展」が開催されている。

レオナルドとミケランジェロは確かにルネサンス期の2大巨匠だけど、
比較対照という意味ではラファエロxミケランジェロの方が
脳内で親しんできた。


例えばー
こちらは2013年のローマ旅行の折り、
サンタゴスティーノ教会で見てきた1枚。

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「預言者イザヤ」と題されたこのフレスコ画は、
ミケランジェロ作・・・ではなく、
意外にもラファエロの作品だ。

彼が得意とした優美で柔らかい人体表現はここでは封印され、
筋骨たくましい腕やふくらはぎが仰ぎ見る者の眼前に
迫ってくる。


この腕の描き方を見ると、思い出されるのは
フィレンツェにあるミケランジェロの「トンド・ドーニ」。

たくましいこの聖母のモデルは男性だった、というのは
よく聞く話。

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さらに「預言者イザヤ」の足は、
ローマのサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会で見た
やはりミケランジェロ作モーゼ像を彷彿させる。


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ミケランジェロのモーゼは髭の表現や
手の静脈の表現が生き物のようで目を引くのだけど、
衣の間から覗いたふくらはぎは筋肉が隆起して、
ここだけ見ると、カエサル像、と言われても信じてしまいそう。


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・・といった具合に、ラファエロの「預言者イザヤ」には、
ミケランジェロを多分に意識していた痕跡が残っていて、
ごく自然に両者を比較する習性がついてきた。


2人の比較ということで言えば、
優美な女性像vs男子をもとに描いたごつい女性像
といった対比のみならず、さらに:

美男子vs顔にコンプレックス
女子にモテモテvs男子に食指

など、結構安直な構図として折りにつけ思い描いてきた。


でも、ダヴィンチは、といえばどこか斜め上の存在で、
他の同時期の芸術家たちと比較するという発想はなかった。


そもそもダヴィンチは純粋な画家というより
マルチプレーヤー。

新婚旅行で訪れたアンボワーズでダヴィンチ博物館の壁には、こんな貼り紙:
「IBMのコンピュータは、ダヴィンチの設計をもとにつくられました」
(カメラの前に立つのは若い頃の夫)

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芸術のみならず、産業界、人文科学、様々なジャンルを自由に行き来した存在で
彫刻家のイメージの強いミケランジェロとの並列は
思い浮かばなかった。


だからこそ、三菱一号館で行われている「レオナルド×ミケランジェロ展」は
ありそうでなかった意外な展覧会だと言える。

中心に据えられたのは、素描disegnoということで、
なるほど、それなら両者の比較が浮き彫りになりそう。

はてさて、レオナルドvsラファエロは、
一体どんな様相を呈するのだろう。


ちなみにラファエロが描いた「アテナイの学堂」には、
上述の3人が登場する。(2013年のローマ旅行より)

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ヘラクレイトスとして描かれたミケランジェロ
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プラトンとして描かれたレオナルド・ダ・ヴィンチ
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そしてラファエロが描かれている。
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「レオナルド×ミケランジェロ展」の開催要領は以下。

ルネサンスという新しい芸術の潮流の高揚感を背景に
競い合った天才たち。

そんな彼らの情熱がこめられた描線は、
果たしてどのような軌跡を描いているのだろう。


***

会期:2017年6月17日(土)~9月24日(日)
開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、祝日は開館)





2017.07.03 Mon | Private| 0 track backs,
アメブロの表紙を変えてみた
アート・美術展備忘録として使っているアメブロブログの表紙を変えてみた。
写真は、じゃーん!五輪で飾られたロンドンのタワーブリッジだ。

http://ameblo.jp/art-masciclismo



東京オリンピックでは、こんなしゃれた演出はあるだろうか?

(変更理由:以前はFC2とアメブロを同期させていたので同一の表紙を使用したのだけど、
考えたら別々のブログとして機能させているのに同じ表紙はまずかろう、と。)


アメブロもFC2も、基本的にスタイルシートの変更が可能なので
表紙のアレンジは自由。

とはいえ一番悩むのが背景の色。
色の選択肢が多すぎる。
同じブルーでも、カラーコードが無数にあって
カラーシートと格闘になる。

ちなみに私のお勧めの色見本ページは、Google。
Googleに色のコードを適当に入れて検索すると
(適当に例えば「#00ff7f」とか)
色見本が出てくれて、カーソルを動かしたり、置いたりするだけで
どんどんグラデーションで色が出てくれる。


2017.07.01 Sat | Private| 0 track backs,
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