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山口晃画伯作・西早稲田のパブリックアートは突っ込みどころ満載

パブリックアートの話その2。

メトロの西早稲田駅にあるパブリックアートは
突っ込みどころ満載で楽しい。


タイトルは「地下鐵道乃圖」。
作者は今を時めく日本画の巨匠 山口 晃氏。


まずは全体像。

洛中洛外図など、よく昔の屏風で用いられた金雲の手法を使用している。
この金雲を見ると、自動的に、あ、古い時代の絵を描こうとしているな
と感じるわけだ。


確かに一見すると、地下鉄の様子(&その断面図)が、
古風に描かれているかんじなのだけど、
よーく見ると???がいっぱい。

(ちなみに、「この金雲は画面を区切るのに便利だ」とかつて
山口画伯がコメントしているのを聞いたことがある。
使いたくて仕方なかったのかも。)


IMG_1685.jpg 


まずは題字。
古風な展開図の予感・・・はすぐに裏切られる。

IMG_1683.jpg


地下鉄内に、馬車で乗り入れる人がいるけど、
服装からして江戸と昭和が混じっている。
いやいや古風なんかではない。
自動改札を通っている。

IMG_1676.jpg 


さらに地下鉄車内にはお風呂。
先頭車ならぬ
銭湯車か。

IMG_1679.jpg


坂本龍馬風のおじさんがいるかたわらで、
エスカレーター。

IMG_1680.jpg


神社の社殿みたいなのが全面にくっついている
レトロな電車。

地階と上階にプラットフォーム。

IMG_1675.jpg


断面図。
二階建て電車のよう。

IMG_1678.jpg 


断面図その2。
「西早稲田」と駅名が見える。

地下鉄と停車駅にぴったりなモチーフだけど、
ここまで奇想天外に描けちゃう
山口画伯。

IMG_1674.jpg


これは細部が楽しいパブリックアート。


とはいえ西早稲田を通勤・通学で使っている人達は
きっとしげしげ見ずに通り過ぎることだろう。

まあそんなものだ。
私は例のメトロパスを使って、副都心線の駅をいくつか
巡ったのだった。


そのときのブログ(ざっとした紹介のみ);




2017.06.02 Fri | Art| 0 track backs,
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