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東京都庭園美術館 再閉館前に花見ランチ
2017年4月10日から11月頃まで一時的に閉園になる 東京都庭園美術館。 

短期間とはいえしばしのお別れ、、というわけでその前にランチをしてきた。

 
IMG_0409.jpg--2011年から2014年まで長期閉園のあと、やっとリニューアルオープンしばかりの東京都庭園美術館。
ところが2017年4月から再び改修工事で閉館するという。

前回は、傷みが目立った庭と建屋(本庭園美術館は旧朝香宮邸を利用している)を全面改修する目的だったが、今回はエレベータ設置のためなのだとか。

そのため重機が入るので庭部分も含め、立ち入り禁止にしてしまう。

閉園は長期間ではないものの、ここは我が家の庭などと称して気に入っていた場所。名残惜しくてランチを頂きに。
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IMG_0297 (1) 本当は桜が見ごろの今週末行く予定だったのだけど、予定が不透明だったので、先週行くことに。

桜はまだ5分咲きぐらい。でもお天気的には正解だったかな。

こちらのテラスは庭に面して日当たりもよい。夏になったらテラスで珈琲を、と思っていただけに、夏季の間の閉鎖は残念。

庭奥には、咲き始めた桜が見える。

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IMG_0307 (1)--この日選んだのは、サンドイッチとケーキを含むセット。

サンドイッチは企画展ごとに内容が変わる。今回は、バンズに卵やパテが挟まっていた。

スープは上品。サラダのドレッシングもマイルドで好み。

お皿は、庭園美術館がノリタケに特注したもの。

縁の柄がエレガント。朝香宮邸のイメージに合わせてつくられた。

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IMG_0316.jpg--ケーキは2種類から選ぶ。私はアップルと紅茶のシフォンケーキをチョイス。

紅茶は高級ホテル御用達のベッジュマン&バートン: Betjeman & Bartonらしいけど、朝は紅茶、昼はコーヒーという鉄則(?)に基づき珈琲を選ぶ。

珈琲は堀口珈琲のものらしい。初めてだったけど、苦味、酸味、甘みのバランスがわりと好み。

堀口珈琲HP

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IMG_0317 (1)--ふわっふわのシフォンケーキは、口の中でとろけていく。

リンゴのほのかの酸味と生クリームのコンビもなかなかのもの。

こちらのお皿も上記のとおりノリタケの特注品。

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IMG_0319 (1)--コーヒーカップは波を想起させる意匠。

ケーキ皿と同一の柄でないところもポイント。

ボディは薄いグレー、ソーサーの方は引き締まった紺色。

視覚と味覚で楽しみました。

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IMG_0328.jpg--カフェを外から眺めるとこんな感じ。

こちらの新館は、前回の改修工事の時にできたもの。

このいわゆる、ホワイトキューブは朝香宮邸と渡り廊下でつながれて、アネックスになっている。

全面ガラスで天気のいい日は日差しが燦々降り注ぐ。設計は久米設計、アドバイザーはかの杉本博司氏なのだとか。

オープニングパーティの折り、杉本氏の姿を見かけたのは、そのせいだったのね。

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IMG_0324.jpg--ケーキのトッピングに使われていたチョコレートを外してしげしげ眺めてみた。

なんとこちらまでアールデコ!

このモチーフは、本美術館のグッズなどにも活用されている。

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--例えばこちら。ショップで買ったお土産の袋の柄にも同一のモチーフ。

しばし閉館ということで記念の品を買うことにした。せっかくなら今回の企画展示にちなんだものがいい。

今回は七宝工芸家・並河靖之の展覧会だったので、七宝柄のついたトートバックを購入。

ショップではこのように、くるくる丸めて売られている。庭園美術館オリジナルではなく、並河靖之の作品を常設で展示している清水三年坂美術館のオリジナルグッズのようだ。

持ち手のところが割と華奢なので、余り重たいものは入れないようにしよう。

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--トートバッグアップ。

黒地にくっきりしたマリンブルーのコンビネーションが気に入った。青い線で並河作品である菊花花瓶を表している。

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それにしても、この庭園美術館、2年おいてすぐまた改修工事とはなんとも不可思議。

なぜ前回の大規模工事の時に一緒にやらなかったのか?

思うに、今回の改修は、東京五輪開催が決まった後に追加決定した予算なのではないか。

2020年までに外国人の来場者増加も見据え、広く設備を整備するための措置ではあるまいか、などと憶測中。

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--咲き始めた桜。花見の場所としてはなかなか穴場かと思う。

本数はそれほど多くないけれど、朝香宮邸というバックグラウンドもよいし、手入れも行き届いている。

リニューアルオープン後は、現代アートの展示やパフォーマンスにも意欲的。

朝香宮邸と、一見ちぐはぐでも、それを逆手に取るようにうまく演出している。

例えば去年のクリスチャン・ボルタンスキー展。亡霊というテーマが、今は亡きこの家の主朝香宮一家を想起させ、この場所ならではの展覧会に仕上がっていた。

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IMG_0375.jpg--庭だけの利用も可能(入園料100円)。

桜の手前にはつつじもあるけど、満開の時期は工事中というわけだ。

この先には、先日ブログに書いた日本庭園&茶室がある。

日本庭園の改修工事だけは工期がずれたため、本館のリニューアルオープンに間に合わず。2016年12月に遅れてオープンしたばかりだった。

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IMG_0335.jpg--しばしグッバイ!庭園美術館
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2017.04.09 Sun | 国内探索| 0 track backs,
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