日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
シャンブルドットのすすめ
フランスでは、一般家庭の空いた部屋に宿泊できるシステム、シャンブルドットがお勧め。

凝った内装や庭などを誇る家も多い。

たしかに場所が不便なことが多い。
レンタカーで細い田舎の道をえっちら行ったこともある。

かと思えば、都会のどまんなかというケースも。

最初に利用したときは新婚旅行時。
代理店経由で予約をした。
パリの16区、という指定しかしなかったのだが、快適だった。
このときは、夕食はついていなかった。


2度目はツール・ド・フランスの最中に。
便利な場所はすべてホテルが満杯で、苦肉の策だった。

今回、ツールの取材時、シャンブルドットに泊まったという綾野カメラマンのFBを見て、
いろいろと共感することが多かった。

たしかに家庭に泊まるデメリットのひとつに、WIFIが備わっていないことがある点。
でも最近ではネットユーザーが増えたせいか、以前より状況はいいかもしれない。
2007年の旅行で泊まったときは、ご主人のWIFIを使わせてもらった。

このご家族は、パリ在住だったものの、いい家を郊外に見つけ、移り住んだという。
部屋が多いので、人に貸している。

庭の緑が美しかった。

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部屋もゆったり。

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バスタブ付きも嬉しい。

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もう一部屋あって、お客さんは我々だけだったので見せてもらった。
こちらはガラリと感じが変わる。
ともに清潔感抜群。

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リビングは共有スペースとして使える。

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ご主人の帰宅を待っている間、アペリティフが振舞われる。

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なかなかのお酒好きらしい。

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ご主人帰宅で夕食開始。
前菜はハーブのムース。

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その後写真を撮るのはわすれ、しばし堪能。
メインはお肉で、その間ワインが2本開いた。
わたしはほんの少し、ツーレは下戸で辞退。

デザートで我に返って写真撮影再開。

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翌日の朝食はわれわれだけで、適宜食べて下さい、という形式。

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シャンブルドットを経営している人は、たいていおしゃべり好きで感じがいい。
とっつきにくいフランスとは一線を画し、なかなかの”おもてなし”を受けることができる。


シャンブルドットに泊まった2007年の旅日記から:
http://tourdefrance.blog62.fc2.com/blog-entry-92.html
2016.10.18 Tue | Travel-France| 0 track backs,
口内炎が劇的に改善
参った。
ひどい風邪をひいた。

今年夏の初めに、かなりたちの悪いやつにかかり、
その後食中りなどあったためか、
抵抗力、免疫力が錆びついているみたい。
今年の私、かなりのヘタレだ。


今回のは、6月末のほど身体への攻撃はないけれど、
(あの時は週末、近所で診療してもらったのに激しい具合の悪さで、夜タクシーで救急病院へ。)
ナイフでひっかいたようなのどの痛み、口内炎、半端ない鼻水で頭に重い漬物石が載っているような感じがあり
インフルエンザ以外の風邪の中では結構タチが悪い。


昨日は朝、微熱があったので1日乗り切れるか心配だったけど、眠気も起こらずなんとかクリア。
収まらない咳や鼻水に難儀したが、喉の痛みの方はやや改善。
寝込むよりもリンパの流れが促進されてよかったのかも。


ただ、口内炎で口の中が燃えるように痛い。
たかだか口内炎とはいえ馬鹿に出来ない。
こんなに煩わしいものだとは。
痛みに耐えかねて、対処法を模索。
ぬるま湯に酢を入れ、(かなり酸っぱい分量で)それでうがいをしてみた。

これが劇的に効果あり。
やはり口内炎は最近由来なのだ。
と同時に、酢の殺菌効果、想像以上にすごい。


寝る前にも、これに塩を入れてうがい。
うがい薬を使用するよりも、爽快感がある。


ただ、喉風邪から鼻かぜへと移行し、
鼻を中心に頭までどんよりと重い感じは増すばかり。
うがいとリンパマッサージで、なんとか速攻で治さねば。
なんとか速攻で治したい。
2016.10.16 Sun | Useful Information| 0 track backs,
カンボジアの優れた遺物が国立博物館にあるワケ:フランスと物々交換したから!
2000年に入って、カンボジア・アンコール・ワット近郊で274 体の仏像が発見された。
発掘の中心となった上智大学元学長・石澤良昭先生の講演会を拝聴したことがある。

フランス極東学院(現所在地はパリ)で研究することを特別に許可され、以来カンボジアの遺跡調査の日本における第一人者となった方。

このフランス極東学院というところは、100年の伝統を誇り、カンボジア研究を一手に牛耳る非常に閉鎖された機関だそう。
この中に入り込めたのは、奇跡に近い。


「フランス極東学院」と聞いて思い当たるフシがあった。
東京国立博物館・東洋館のクメール王朝(アンコール王朝)遺跡のコーナーで、たびたび目にしてきた。
「フランス極東学院」交換品:

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物々交換というのが目を引いて、監視員の方に聞いたこともある:

「日本から交換品としてフランスに贈られたものはなんだったのですか?」と。

答えは:
「わからないのです。なにしろ1944年のこと。日本には先方から来たものがこうして残されていますが、
フランス側では日本から運ばれたものが行方不明なのです。」と。

日本から一体なにが海の向こうに渡ったのだろう?
どのような経緯で?

ここにこうしてあるのが不思議な逸品たち。


よく見ると、確かに台座に書かれた数字の筆跡は日本人でなく明らかに西洋人のもの。
日本に渡る前、フランスでナンバリングされたものに違いない。
(国立博物館内で撮影した写真よりー この場所は一部例外を除き撮影OKとなっている)

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石澤先生いわく、仏像は製作国を表す。
事実発掘されたカンボジアの仏像のご尊顔が、ふと見ると隣に立っている現地人ガイドさんにそっくり、そんなこともあるという。

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蛇の上に座すこちらの表情など、人間的というか
親しみやすいお顔。
装飾品などなく、すっきりとした上半身を見せている。

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アップで見ると、蛇の頭を背負って、雨宿り。
蛇頭が7つ。
同様のスタイルは多種制作されたようだ。

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後ろに回ればこんな格好で蛇が絡まる。
紋様も丁寧に彫られ、このような秀逸な作品の充実ぶりが、かねてより不思議だった。

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手に表情があって、頭が大きめ、クッキリした顔の造作。
柔らかい腰の膨らみ。

おおらかさ・愛嬌があって、安心感を与える。

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こちらは楣(まぐさ=支柱の上に渡された横材)。
美と幸福の神ラクシュニーに2頭の像が水を注ぐ。
像の背中から伸びる花綱を怪魚マカラが呑み込む、そんな構図。

精緻な浮彫の中に潜むファンタジー。

ルーブルでもこういう楣を多数目にした。
同様に細かくすぐれた技巧だった。

ただ、アンコール王朝のそれは、動きがコミカルで、表情が柔らかく、なかなかユーモアのある印象だ。

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2016.10.12 Wed | Travel-Others| 0 track backs,
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