日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
映画「パール・ライン
味スタの最寄り駅・飛田給に行くたびに、この看板に引っかかっていた。
昔の映画のポスターらしいのだけれど、
書かれた名前と写真が一致しないような気がしていた。

写真 4 (32)

どう見ても吉永小百合さんは左から3番目には見えない。
画像検索をして気が付いた。
下方の名前は、写真と対応しておらず、出演者名を出しているだけなのだと。

正解は、左⇒右:
中原早苗、笹森礼子、浅丘ルリ子、清水まゆみ、吉永小百合、芦川いづみ
のようだ。
それにしても清水まゆみさんという女優さん、昭和前半生まれ(恐らく)の人にしては足が長い。


ちなみに調布は映画の町なのだそう。
手型もある。

写真 5 (7)
2015.10.29 Thu | Society| 0 track backs,
肩甲骨伸ばしの裏技
肩甲骨の凝りに悩まされる中、何人かの知人の話を総合すると、整体がどうやらよさそうだ。

とはいえ、治しても生活習慣などである程度は戻ってしまうことを考えると、
なるべく自力でよくすることが重要と思い、
(さらに鍼、マッサージ、病院と試した本肩こりの問題以外にも
ここ最近ワケあって出費がすごいことになっていて、お財布に優しい治療法も模索したいなぁ)
ストレッチなどをせっせとしていた矢先、スポーツマッサージのアシスタント経験のある友人から
「肩甲骨以外に、胸から肩甲骨にかけて辿って行った場所にもツボがあるので
そこも揉みほぐすこと」というアドバイスをもらった。


思い当たるフシがある。
肩こり痛とともに、その裏側となる鎖骨の下が痛かった。
つまりヨガでいうところの拮抗筋というやつではないか。

肩甲骨周りが前のめりになっている一方、鎖骨付近はそれに伴い
内側に入って縮んでいる。
肩甲骨を伸ばしても、ここが伸びないとうまくいかないという原理では?

ということで肩甲骨に相対する前側の筋膜を伸ばすようにしていたら
少し効果が出た気がする。
少なくとも、1万円近く払った病院でもらった湿布よりダンチにいい。
暫く続けてみる。
2015.10.28 Wed | Private| 0 track backs,
渋谷でお手軽なカレーを食べるなら: サパナ
近所のビストロが閉店して以来、放浪することが多い週末のランチだが、
先日は久々に、渋谷のサパナでカレーランチを食した。

ランチは700円台からあるものの、一番お高いものでも1100円少々という価格帯。
この日は、コスパのいい1100円台のランチを注文した。
カレールーが3つ選択でき、ナンとサフランライス(というか恐らくターメリックライス)がおかわり自由、
ミニサラダ、スパイスのついた肉2種・野菜1種、ドリンク付きだ。


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さてこのサパナ、春と秋に平日5日間だけ、通常990円のランチが500円均一になる。
カレーは選べないけれど2種類、ナンとライス、サラダ、ドリンク付きで、
ナンかライスは1回のみおかわりOK。

週末はやらないので、これまで500円均一週間の貼り紙を見るたび一度行ってみたいと思っていた。

このほど、恵比寿で乗換えすべきところを渋谷にスイッチして、1度行くことができた。

5人ほど並んでいたが、回転はよい。
駅から明治通りを広尾方面に進み、並木橋の交差点脇にある。
対角線上には別のカレー屋さんもあるけれど、そちらは入店したことはない。

500円カレーはこんな感じ。
(ドリンクとサラダとライスは映っていない)


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ワンコインランチ、経験できてなかなか満足。
次の夢は、いつか松本楼の10円カレーチャリティに行くこと(?)。
こちらはかなりハードルが高い。

ちなみに松本楼の創立は1903年6月とのこと。
ツール・ド・フランス第一回大会と同じ年なのだった。



http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13058048/
2015.10.25 Sun | Gourmet| 0 track backs,
これからの美術展: 『ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展』 2015年10月29日(木)~
昔から絵画が好きだったので、フランス旅行の際には画家たちが集った村、画家のかつてのアトリエなどを
ひょいと行程に入れてきた。

バルビゾン、オーヴェールシュルオワーズ、ルアーヴル、コリウール、ジヴェルニー、
カーニュシュルメール、エクサンプロヴァンス・・
そしてもちろん、ゴーギャンら画家たちが集ったブルゴーニュ地方のポン=タヴァンも。

田舎びた風景は今も健在で、芸術家村にふさわしい静けさを備えた村だった。


そんなポン=タヴァンで活動したことがある画家たちの展覧会が、このほどパナソニック 汐留ニュージアムで開催される。
「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」だ。

ポン=タヴァンといえば、ゴーギャンがこの村の教会にインスピレーションを受けて「黄色いキリスト」の絵を
描いたことで有名だが、実際もとになった黄色い磔刑像も見に行った。


天井上部に細い体を預けるキリスト。実にさりげない小さな像なので驚いた。
祈りの気持ちがあってこそのインスピレーションなのだろう。


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この教会は、町中の目立つ存在というわけではなく、
とうきび畑の先のちょっと奥まった場所にあり、こじんまりした佇まい。

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当時の面影を留めるであろう古びた建物などがあり、画家たちのさざめきが聞こえてきそう。

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ゴーギャンの活動の証がパネルで表示されており、
いまもポン=タヴァン派礼賛者たちがこの村を詣でている様子がうかがわれる。

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こうしてポン=タヴァンには行った私だが、ポン=タヴァン派の絵画をまとめて見たことがあるわけではない。

陽光さんさんと降り注ぐ光に満ちた南仏や、瑞々しい森に囲まれたバルビゾンとは違い、
雨がちなブルターニュのどっしりとした風景が見られるのではないだろうか。
そして、この地で何か新しい手法をつかもうと奮闘した画家たちの筆跡も。

『ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展』、楽しみにしている。


■□■ 『ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展』の開催概要 ■□■

会場: パナソニック 汐留ニュージアム
開館期間:2015年10月29日(木)~12月20日(日)
開館時間:午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日:11月4日(水)、11月11日(水)
入館料一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円
      小学生以下:無料  
      20名以上の団体:各100円割引
      障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能
主催:パナソニック 汐留ミュージアム、日本テレビ放送網、読売新聞社
公式サイト:http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/151029/index.html
2015.10.24 Sat | Art| 0 track backs,
清泉女子大続き
先日の続き。
旧島津邸をもとにつくられた清泉女子大。
無機質な大学の建物しか知らない私には目から鱗。

くつろぎの部屋のこの窓の雰囲気などは、庭園美術館を彷彿とさせる。

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えんじの絨毯。

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鍵穴からのぞかれるのを阻止するための鍵穴隠し。

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上記どれも大学に必要とは思えない贅沢なものたち。

しかしこちらのドアがやけに味気ない。
それもそのハズ。
GHQがかつてこの建物を占領し、(かつての大邸宅はみんなGHQ占領の歴史をもつようだ)
その際に勝手に作ったらしい。

まあそれもひっくるめて歴史の名残。

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2015.10.22 Thu | Art| 0 track backs,
近頃の風景
かつて福岡伸一先生が日経新聞で指摘していた青学vs国連ビル。
国連ビルの中央から直角に引いた線と、青学の中央通路の線がぴったり重なる、という設計の妙が指摘されていた。

これまで夏は木々が生い茂り、国連ビルが良く仰ぎ見られなかったけど、
枯れ葉が出始めて、前よりすっきり見えるようになった。
すばらしい。

写真 1 (98)


そして突如京王線。
今まで見たことのない鈍行感満載の山手線もどき緑色を発見。

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ミシュランにも高尾山が掲載されたようだし
観光客用のペイントだろうか?

これが急行だというから驚いてしまう。
各駅停車は従来の京王カラーのままだった。
速そうには見えないレトロな車体。残念ながら私が乗ったのは高尾山口行きではなかったので、
ノーマルな車体だった。

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2015.10.21 Wed | 国内探索| 0 track backs,
「ファーストクラスで世界一周」を お手頃な予算で実現する秘技
友人が注目したこんな記事: 「ファーストクラスで世界一周」を お手頃な予算で実現する秘技を公開

なるほどお得、と思える。
けれど、そもそもファーストクラス自体、常連さんでない限り、余り気持ちのいいものではないと思う。

閉鎖的な空間は親密な空気をつくるけれど、むろんそれは特上のお客と乗務員の間のみ。
誰が”たなぼた”ファーストクラスなのかは歴然で、それ相当の応対となる。
食事は当然余り物で選択余地なし。
もっとも、VIPな常連さんと、まかり間違ってグレードアップで紛れ込んでしまった乗客を
同等に扱う方がおかしい、というもの。

出張で正規のビジネスチケットだったがためにファーストクラスに勝手にアップグレードされた私は
ビジネスのままでよかったとつくづく思った次第。





2015.10.20 Tue | Travel-Others| 0 track backs,
池田晶子の「哲学」
日経新聞の「半歩遅れの読書術」。
昨日は今は亡き哲学者池田晶子さんの洞察をめぐる記事だった。

著書『事象そのものへ!』(新装版・トランスビュー)の中から一部引かれている。

宮沢賢治にかんする記述もあった。

「意識はすっかり醒(さ)めている。だから抒情ではない。
抒情をつきぬけた抒情。(中略)『かなしいもの』は、やはり、どうしたって、かなしいのだと、絶句するその直前の、叙―情なのだ」


上っ面でない、物事の、心の、奥の奥まで、襞の底深くまで突き進み、探究していく姿勢。
そんな深い精神性に裏打ちされた作品を読みたくなった。
2015.10.19 Mon | Society| 0 track backs,
ツール・ド・フランス→ギニアの流刑地→ドレフュス事件/映画「パピヨン」
1924年、ツールの過酷さ、悲惨さを「ロードの徒刑囚」という書に収めたジャーナリスト、アルベール・ロンドルは、
非人間的な流刑地、フランス領ギアナにあるカイエンヌ の監獄も取材した。

島全体が監獄という特異な場所で、囚人たちは島の中では自由に歩行できたようだが、
断崖絶壁で、絶対に島から外に出ることはできない。
1852年から約100年続いた実に非人間的なおぞましい場所だ。

この監獄には、かつてドレフュス大尉も放り込まれた。
20世紀末から21世紀初頭、フランスを二分する社会的事件に発展した
いわゆるドレフュス事件の一端として。
(横行する反ユダヤ主義に基づき、無実のユダヤ人を弾劾した事件。)

このギニアの監獄は、映画「パピヨン」の舞台となった場所でもある。
綿密な計画に基づき、実際にこの監獄から逃れ得た数少ない元囚人の
実話をもとに制作されたそうだ。
主演はスティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマン。

以前ドレフュス事件を調べたことがあって、ツールやパピヨンとの関連を知り、
いろんなことがつながっているんだなぁ、と思ったのだった。

2015.10.18 Sun | Society| 0 track backs,
テニスボールを使ったストレッチ
先日、強烈な頭痛でダウンして以来、ちょっと根を詰めると、また再発しそうな感じになり、
簡単なストレッチではもはや改善しそうもなく、やはり深部がかなり凝っているようだ。

鍼やマッサージは以前通ったことがあるけれど、時間がかなりとられるので、
自分である程度なんとかせねば、というわけで、元凶と思える肩甲骨ストレッチの方法を模索。

ストレッチポールで全体を緩めてから、鍼の先生もお勧めというテニスボールを使ってみることに。
肩甲骨にはトリガーポイントというのがあるそうで、そこをテニスボールでマッサージする。

トリガー=引き金、なので、つまり症状を引き起こしている部位のこと。
痛みの場所から離れていても、そこの凝りがもとで頭や肩が痛いと考えられる。

ちなみにゴルフボールでは痛すぎるのでテニスボールがいいそうだ。
暫くやってみる。感触やいかに?

肩甲骨のトリガーポイント:
https://www.itamike.com/column/kata.html
2015.10.17 Sat | Society| 0 track backs,
シスレー展@練馬区立美術館 <感想>
■ 描かれた風景に焦点を当て、「河川」という切り口を中心に、趣向を凝らした展覧会


余り大きくブレることなく、生涯風景画に拘った印象派の画家、アルフレッド・シスレー。

印象派展が開催されるたび、その中に必ず1枚か2枚は入っているといってもいいこの画家の絵の企画展が、
練馬区立美術館で開催されている。

中心となる20点のシスレーの絵は、日本国内にある40点弱のシスレーコレクションから集められた。
点数は決して多くはないが、これほどまとまって目にするのは初めてのことだった。

(ブリヂストン美術館でいつも見ていた「サン=マメス、六月の朝」にも再会できた一方で、
同じブリヂストン美術館所蔵の、暗く重たい色調で描かれた60年代の作品「森へ行く女たち」は、
何か事情があるらしく、今回はお目見えなしだった。)


第1章は、シスレーの絵のみ、第2章は、「シスレーが描いた水面・セーヌ川とその支流」と題して
河川工学的アプローチを試み、第3章はシスレーの地を訪ねた日本人画家で締めくくられている。

この構成からもわかるように、シスレーの絵に多く描き込まれている川の情景に注目し、
そこから絵を読み解いていく。


場所の特定をした上で、近い時代の絵ハガキや写真を並べて当時の実際の様子と対比したり、
その頃の河川の様子をパネルで展示解説したり、
同じ時代に洪水を起こした荒川とセーヌ川を対比したり。
国交省との協力により実現した展覧会ならでは、だ。

河川技術が印象派の絵にどのように影響を与えたか、など普段考えないようなことを考えさせるなど、
着眼点がユニークだ。

河川の整備・コントロールにより川のきらめきが戻り、
印象派の画家たちの格好の材料となったことが、展示を通して実感できる。


ややもすると平和すぎるシスレーの絵にこうしたアクセントを添えることで
会場内に活気が生まれている。


とはいえ、そうしたお題抜きでも、シスレーの絵は十分魅力的。

バルビゾン派的な初期の頃のやや重くるしい筆触から、
やがて光を意識して、明るい採光へ。

「サン=マメスの平原、2月」の赤い夕映えは、いつまでも見ていたかった。
かさこそ、と音が出そうな乾いた枯れ葉、やせ細った木々の間からは
赤紫色に染まる空と山がのどかに広がっている。


後半に行くにつれ、
ぬくぬくとした雲、水面のさざめき、木々のざわざわした感じが加わって、
無言の佇まいから、かすかに音が聞こえるような情景へと発展している。

ひろしま美術館所蔵の「サン=マメス」もいい。
あたり一面に、すがすがしい空気がみなぎっている
手前の草花の色が極上の明るいパステルカラーにも心をくすぐられた。
色彩に対して徐々に大胆になっていった様子がうかがわれる。


一同に彼の絵が会したことで、気が付いたこともある。
ほとんどの絵に、小さな人物が描き込まれていた。
自然を突き放した存在ではなく、身近な存在としてとらえることで、絵にいっそう引き寄せられる。


ごつごつした岩肌が際立つ「レディース・コーヴ、ラングアンド湾、ウェールズ」のように、
遠くから見ると、一瞬後期印象派の絵のようにも見える後期の作品もあり、
画風の変遷を実感した。

(この絵は実際は点描画ではないのだけれど、シニャックやリュスが使いそうな
藍色が入っていたせいで、後期印象派を想起したのだと思う。)

シスレーをよりよく知ることができる展覧会だった。


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******

開館30周年記念「アルフレッド・シスレー展-印象派、空と水辺の風景画家-」
http://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_museum.cgi?id=10066

会 期  2015年9月20日(日曜)~11月15日(日曜)
休館日  月曜日
     ※ただし、9月21日(月曜・祝日)は開館、24日(木曜)は休館
      10月12日(月曜・祝日)は開館、13日(火曜)は休館
開館時間 10:00~18:00 ※入館は17:30まで
観覧料  一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円、
     中学生以下および75歳以上無料、
     障害者(一般)500円、障害者(高校・大学生)400円、
     団体(一般)800円、団体(高校・大学生)700円
     ぐるっとパスご利用の方500円(年齢等による割引の適用外になります)
2015.10.16 Fri | Art| 0 track backs,
清泉女子大学 : 暖炉のある大学教室
旧島津邸を転用した清泉女子大キャンパスは、こじんまりして好感度が高い。


驚くことに、教室には昔使われていた暖炉がそのまま置かれている。

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こちらの教室にも。
椅子が優しい布使い、というのも女子大ならでは。

大教室のベンチ式堅い木の椅子とは大違い。

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しかもそれぞれの暖炉の飾り模様が異なっていて、
庭園美術館や赤坂迎賓館のごとく、
全部屋統一というより、各部屋ごとに趣向を変えるのが流行った時代のよう。

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上記写真は、以前清泉女子大ツアーの時に許可を得て撮影。


2015.10.15 Thu | Society| 0 track backs,
先月行った、変わり種展覧会・展示会・イベント
芸術の秋、のせいか、9月は美術展関連イベントなどがいつも以上に賑やかだった。


目黒区美術館の「建築家・村野藤吾」展では、村野氏が建築した千代田生命ビル、現目黒区市庁舎を舞台に
演奏会が行われ、その折に、改めて市庁舎らしからぬ?洒落た造形を愛でることができた。

ホール
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天井はモザイク
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有名な変形螺旋階段
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Bunkamuraギャラリーでは、万華鏡の展示即売会。

写真 1 (96)

見れば見るほど不思議。
写真 2 (96)

万華鏡、かなり進化している。
写真 3 (68)

写真 4 (30)


そしてこちらは10月に入ってからだけど、上野の森美術館。
木彫のの無料展示が開催されていた。
写真 1 (95)

歌手の秋川雅史さんの作品も。
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その他写真はないけれど、有楽町交通会館で開催された「世界遺産 下鴨神社 式年遷宮展」。

俳優・井浦新さんのトークにお邪魔した際、チケットを頂いた。
彼の写真作品が展示されており、意欲的に写真撮影を行っている様子。
井浦さんは、ずっと以前から、こうした日本古代の儀式・造形に深い関心をもっていたようだ。

伝統を守る人々の真摯な姿勢を感じる展示だった。
2015.10.14 Wed | Art| 0 track backs,
フランシスコ・ザビエルの日本滞在の様子を描いた絵 ・ 日本人が外国人ぽいのはご愛敬
2つ前のエントリーの続き。

以前ポルトガル・リスボンにあるサンロケ教会にあるザビエルの生涯を描いた絵について触れた。


20枚ある連作のうち、15番目から18番目が日本でのザビエルを描いている。

その16番目。
「ザビエル、山口の宮廷にて、大名に説教をする」は以下の通り:


写真 1 (94)


描いたのは、ポルトガルのバロック派の画家アンドレ・レイノーソ。
日本人を東洋風に描こうと、苦労の跡が伺える。

クローズアップ:
右端にちょんまげもどきのお侍。

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日経新聞の「美の美」によると、
かのヴァン・ダイクが「豊後大名大友宗麟に拝見する聖フランシスコ・ザビエル」という絵を描いたり、
ニコラ・プッサンが「鹿児島で死んだ娘をよみがえらせる聖フランシスコ・ザビエル」という絵を残したりしている。

絵の写真を見ると、2人の絵はともに従来の聖書の主題を描いた画風そのもので、
登場する日本人は描き分けられているとは言い難い。

名を知られていない上述の画家・アンドレ・レイノーソの方が、工夫のあとが見られる。


写真 1 (94)


日経がキッカケで、ザビエルについて再び思いを巡らせていた矢先、
今週末の國學院博物館訪問時に、再びザビエル関係の書を手にすることになった。


西南大学博物館が聖フランシスコ・ザビエルの小さい彫像を所蔵しており、
写真入りの図録が置かれていたのだ。


カタログはオールカラー64ページもので、たいそう立派。
ご自由にお取りください、ということだったので持ち帰った。


何か思いにとらわれている時、その主題に関する新たな何かが、まるで呼ばれたかのように突然目の前に現れる
そんな現象が再来したようだ。
2015.10.13 Tue | Art| 0 track backs,
今年の紅葉どこ行こう
今日は六本木を中心にあちこちうろうと。
うんと歩いた気がしたのに、わずか(?)2万歩程度だった。

空気は生暖かく、夏か秋か?と聞かれれば、夏と答えたことだろう。
とはいえ日暮れはすっかり早くなり、秋をいやがおうでも意識する、そんな1日だった。

まだ気が早いけれど、毎年どのあたりに紅葉狩りに行っていただろう、
というわけで、都内近辺の紅葉見どころをおさらい。


皇居東御苑 
紅葉)

紅葉)


九品仏浄真寺
紅葉)


小石川後楽園 
紅葉)


三渓園
紅葉)


箱根のススキもよかったなぁ
紅葉)


神宮外苑から広尾近辺にかけて
紅葉)

紅葉)


上記の小石川後楽園の他、都内公立公園はどこもいい。
さて今年はどうしよう。
2015.10.12 Mon | 国内探索| 0 track backs,
フランシスコ・ザビエルの右腕が、ローマのジェズ教会に安置されているワケ
以前ローマのジェズ教会観光のエントリーの中で、
フランシスコ・ザビエルの右腕の聖遺物がこの教会に収められていることを記した。

写真はこちら。
中央の虫眼鏡のようなスケルトンの中央容器が聖遺物箱。

写真


今日、日経新聞の「美の美」欄をまとめ読みしていたら、9月20、27日の記事がザビエル特集で、
右腕安置の経緯が掛かれていた。

それによると、
フランシスコ・ザビエルは、中国での布教を目指すも客死。
遺体は一旦埋葬されたものの、腐敗が進んでいなかったことも手伝い、インドのゴアに移送された。

聖人認定をローマで判断するために、右腕のみが切断され送られた。
カトリック教会での議論の末、聖人に叙されることが決定。
右腕は、ジェズ教会に祀られることになったそうだ。
(この右腕が戦後の日本人を癒すために来日を果たした下りは上述のエントリーにて。)


また、東京カテドラル聖マリア大聖堂には、分骨が祀られているのも知った。

インドのゴアで、次回ザビエルの遺骸が公開されるのは、2024年の予定だそうだ。


写真 2 (91)


この「美の美」欄は大好きで、必ず切り取ることにしている。
その後保存するか否かは内容次第。
このザビエルシリーズは、永久保存決定だ。
.
2015.10.12 Mon | Art| 0 track backs,
ディエゴ・ベラスケス / 謎に満ちた絵
三菱一号館美術館でプラド美術館展が始まった。
プラドには1度行ったきりだけれど、
ベラスケスの「ラス・メニーナス」が、大原美術館のエルグレコ「受胎告知」ばりに特等席をあてがわれ、
珍重されていたのが印象に残る。

名画だらけの館内でも、ひときわベラスケスの存在は大きいようだ。

同館の学芸員、ハビエル・ポルトゥス氏の講演会を聞いたことがある。

絵は心の目で見るもので、頭で見るものではないと思いつつも、
やはり神話がからむ絵は、散りばめられた題材に気づかなければ
見たことにならない。

そういう意味で、神話画に関する話はいつも発見に満ち、鑑賞には必須と感じる。


あの時の話の中で、とくに難解とされた絵が、「織女たち」だった。
画面背景に描かれたタピスリーには、ルーベンスのコピーとされるエウロパの誘拐が描かれている。

もともとティツィアーノが描き、ルーベンスが模写した作品だ。
フィリペIV世はルーベンスの手による模写を購入していたらしい。
ティツィアーノのオリジナルよりも高額だったという話。


画面いっぱいに糸巻、梯子などが混然と混じりあい、それが逆説的に秩序を生み出している。

光が当たる白いブラウスの女性が主役のひとりであることは間違いない。
脇の老婆の存在も気になる。

現在、本作はアラクネの神話(腕利きの織女がアテナの嫉妬を買い、蜘蛛に変えられる話)であると認定されたそうだ。
つまり若い女性がアラクネ、老婆がアテナに該当する。

ベラスケスは、一義的な意味を奥に隠して、二次的なものを前景にもってくるため、
とかく多様な解釈が可能となる。

一つの解釈としては、機織りにおける、アラクネと女神アテナの対決というモチーフにより、
権力への挑戦と読み取ることもできる。
(ちなみにポルトゥス氏はアテナでなく、ローマ名のミネルヴァという言葉を使用していた。)


奥の深い、幅の広い多義的な芸術作品には、
それなりのアンテナをもった柔軟な心でのぞむしかなく、かなり手ごわいと感じる。


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<Las Hilanderas> Diego Velázquez c. 1657
167 cm × 252 cm Museo del Prado, Madrid


さて、三菱のプラド展では、一体どんな絵画たちと巡り会えるのだろう。

.
2015.10.11 Sun | Art| 0 track backs,
鬼門の10月
ダウンした。
去年も10月、喘息で調子を崩し、どうやら鬼門。
今回は3日間の間に体調急降下。

水曜日は激しい腹痛。
夜の講演会の最中でもんどりうっていた。翌日病院へ。

金曜の頭痛は朝から徐々にひどくなり
午後にはついに予定を全キャンセルして寝込むハメに。

少しずつの疲労やストレスが10月になって表出、というパターンか。

昨日は朝リンゴ半分を口にした以外何も食べていないので
今朝、ごそごそ起きだして食べるものを物色。

しかし冷蔵庫に手ごろなものがない。
腸炎らしきものをやったあとなので、リンゴがよさそうおだが、あいにく切らしてしまった。
みかんとぶどうは空腹にいきなり入れるにはよくないのでは、、、
卵はどうだろう?などとしばし思案中。


2015.10.10 Sat | Private| 0 track backs,
「春画」の賛否
昨今とみに「春画」が話題に上っている。
大英博物館、永青文庫の展覧会を機に、好色と猥褻の違いを解く声も盛んに聞かれる。

もともと江戸時代、天保の改革で風俗取り締まりが厳しくなったにもかかわらず
春画が生き延びたのは、この改革が出版問題に限定されていたからだと知った。

つまり、版画は出版、肉筆画は出版ではなく、
出版で流布するのとは異なり、個人所有は禁に触れない、というわけだ。


翻って現代。

天保の改革に比べれば かなりリベラルになりつつあるかと思いきや、
週刊文春の編集長さんが3ヶ月休養処分となったそう。
春画のグラビアに関して配慮が足りなかったから、というのがその理由。

http://www.yomiuri.co.jp/culture/20151008-OYT1T50119.html


もっと どぎついヌードを掲載した週刊誌などごちゃまんとあるだろうに、そう思うのだが、
こんな声を聞いた。
機内誌、病院の待合室の備え付けとして置かれる週刊誌の場合、
読者からクレームがくるこtがある、と。

以前機内に置かれていた日本の週刊誌に対し弾劾の声が外国人からあがった事件も確かにあった。


愛知県立美術館の男性ヌードについても、担当学芸員の方の話によると、
市民から警察の通報があり、警察も通報があった場合動かざるを得ない、という話だった。

結局、不快感を表す人が一般市民の中にいる限り、
いくら当局が懐柔的な姿勢を示すようになったとしても、元に戻ってしまうのでは。

春画への理解がネットで声高に叫ばれても、きっと高齢者の中には
ネットなどと無縁の生活を送り、偏見は変わらず、という人もいるだろう。

春画リベライゼーションの声はどちらかと当局に向きやすいけれど、
当局が敏感になるのはこの一握りの市民ゆえだとすれば、
この声を向ける方向性がちょっと異なっているのかな、
そんな気もする。
2015.10.09 Fri | Art| 0 track backs,
ルネサンスとは?
イタリア・ルネサンスを1時間で語るコースに以前出たことがある。

13-4世紀に芽生え、16世紀にかけて熟成して行った芸術全般にわたる運動で、
古代文化の再生を目指すもの。

それは哲学においても同様で、フィレンツェを中心に、
古典的なプラトン主義を掘り起こした時代でもあった。
とはいえ古代の哲学がそのまま適合するわけでなく、つじつまあわせをするための新プラトン主義が
フィチーノを中心に論じられた。
(辻邦生氏の「春の戴冠」でも新プラトン主義は中心的に描かれている。)

といった大ざっぱな流れはとっくに知っているし、
遠近法が確立した時期でもある。


そんな流れは知っている気になっている一方で、中世の死後の魂の救済を重視する姿勢から
現生の価値、人間へとその興味が移行していく過程は
実はよくわかっていないことに気が付いた。

人間性の回復はどのように起こったのか、
この1時間の概観的講義ではカバーされていなかったけれど、
時代の空気を知るにはルネサンス前・移行期の歴史を丹念になぞっていく必要がありそうだ。

手始めにルネサンス前に秀逸な涙の表現などヒューマニズムを実現した画家ジョットの
経歴をもう少し調べてみたい。
これからの自分への宿題。
2015.10.08 Thu | Art| 0 track backs,
半藤 一利先生 x 宮部みゆき先生 対談
半藤 一利先生 x 宮部みゆき先生の対談形式で綴られた「昭和史の10大事件」(東京書籍)発売を記念し、
八重洲ブックセンターで、続編的なおふたりの対談が開催。
先日会社の後輩とともに潜入してきた。


半藤先生は、想像通りのイメージだったものの、宮部先生はとてもソフトで話し上手。
一流文筆家先生とあがめられる対象でありながら、尊大な感じはみじんもなく、
好感度抜群なのだった。

本の帯に載っているご自身の近影を示しながら、
「このセーター(写真の中で先制が着用している縞模様のセーター)が派手すぎた」、
と言いつつ、この日は地味なお姿で。


本書で語られなかった秘話、ここだけの話なども盛り込みつつ、
もっとお話を聞いていたかった思うほど、滑らかに高密度に進行したのだった。


半藤先生はもともと文芸春秋編集長として「エーゲ海に捧ぐ」などの選考に携わった。
選考の現場はかなり激しいもので(今は違うのかもしれないけれど)、
殴り合い、取っ組み合いのけんかも多発したそうだ。

また、本書に出てくるヘルシンキ五輪の逸話には続きがあった。
選考会の折り、30㎝(?あるいは2m)の差で五輪代表を逃した半藤先生。
ところがエイトでなく4人乗りで4大学対抗で闘ったところ、
半藤先生のチームが優勝。
慶應の代わりに五輪に出ていれば、、、メダルを目指せたのではといったニュアンスを残しつつ、大笑い。


その他小泉信三先生との逸話など、昭和の香り漂う話が続いた。


Photo3.jpg




2015.10.07 Wed | Books| 0 track backs,
五郎丸選手、海外での評判 ・・ 漫画のヒーロー
■ 「五郎丸は、兜甲児」(マジンガーZの主人公)


ラグビー ワールドカップで活躍中の五郎丸歩選手が
海外で「漫画のヒーロー」「おとぎ話の主人公」などと称されている。

日本画漫画大国であることを踏まえた上での報道だろうが、
英文でも仏文の報道でも目にした。

海外TVチャンネルのサイトrtsでは、ハンサムという形容とともに具体的にマジンガーZの兜甲児になぞらえていた。


南アフリカを相手にあげた素晴らしい勝利に欠かせなかった男、フルバックの五郎丸歩は、
漫画のスーパーヒーローの要素すべてを有している:
すばしこくて、クレバーで、ハンサムでくしゃくしゃの髪の毛・・そして鋼の神経。

Homme incontournable de la surprenante victoire japonaise contre l'Afrique du Sud samedi à Brighton (34-32), l'arrière Ayumu Goromaru a tout d'un super héros de manga: rapide, adroit, beau, des cheveux ébouriffés... et des nerfs d'acier.


福岡出身のハンサムなこの男は29歳、永井豪シリーズの漫画の有名なヒーロー、兜甲児のような雰囲気だ。

Le beau gosse de Fukuoka, âgé de 29 ans, a des airs de Koji Kabuto, l'un des célèbres héros de la franchise Goldorak.



そして上記の記事を出したrtsが、スイスのメディアであることにも驚く。

ラグビーW杯に出場していない、どことなく余りミーハーでないイメージもあるスイスでも
五郎丸選手はルックスも含め、注目を集めているようだ。


http://www.rts.ch/sport/rugby/7106391-rugby-goromaru-le-heros-sorti-d-un-manga.html
2015.10.06 Tue | Sports| 0 track backs,
オモシロ江戸屏風展 @板橋区立美術館 <感想>
江戸の屏風の展覧会。
はるばる行った甲斐があったと思えるほど、楽しめた。
これで無料とは恐れ入る。


狩野派の風神雷神は軽快で、
最低限の着色ゆえに、雲の上の様子がふわふわとした感じが伝わり、
大気感抜群。

写真 4 (27)
伝 狩野探幽「風神雷神図屏風」17世紀 板橋区立美術館蔵


源氏物語の屏風には、例によって御簾の奥を垣間見るかのような源氏の姿。
いやはやこの人、相変わらずのぞきの達人だ。
様々な覗きポーズ比較も面白そうだ。
人々の表情もなかなか楽しい。

写真 2 (88)
作者不詳「見立夕顔図屏風」17世紀 板橋区立美術館蔵


右手の見返り美人もどきの若衆が源氏だろう。
左に入るおっさんのすっとぼけた表情が微笑ましい。

写真 4 (28)


江戸時代のおおらかさを感じたのはこの屏風。

写真 2 (89)
田代忠国「貼交屏風」18-19世紀 歸空庵コレクション蔵


扇絵だけでなく、なんでもかんでも自由気ままに張り付けていて、
花鳥風月の間に南蛮図みたいな図まで登場する。
なのに全体としてみれば、この強引な統一感。

写真 3 (64)


こちらは正統派。四季折々の風情が流れていく。
西洋画を思い浮かべるにつけ、日本人は季節感を大事にしてきたな、とつくづく。

写真 3 (63)
狩野惟信 「四季花鳥図屏風」 18-19世紀 板橋区立美術館蔵


酒井抱一のお弟子さんの作は、川の流れなど、デザイン的で、
やはり琳派の流れを汲んでいるよう。

写真 1 (91)
酒井道一「桐菊流水図屏風」19世紀 板橋区立美術館蔵


入口
写真 1 (92)


板橋区赤塚。
このあたりは初めて足を踏み入れた。
美術館周辺は緑も多く、散策によさげだった。

自宅から近かったらもう一度行きたいほど。
10月18日まで。


http://www.itabashiartmuseum.jp/
展覧会名: 館蔵品展 まあ!オモシロ江戸屏風
場所 : 板橋区立美術館 
会  期: 2015年9月19日(土)〜10月18日(日)
開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 月曜日(ただし9/21、10/12は祝日のため開館し、9/24、10/13は休館)


2015.10.05 Mon | Art| 0 track backs,
京橋千疋屋のランチは月・木曜日が超お得
平日有楽町駅近辺でお昼時になると、
大体オザミ本店に行くのが常だった。
ハズレがないもので。

でも、先日は有楽町から京橋方面に行く必要があり、京橋でランチ処を探してみた。
すると、週末に恵比寿でよく利用する千疋屋が独自の素敵なランチ路線を展開してるのを発見。

月・木曜のランチのみは、サラダバー、フリードリンクなのだそう。
たまたま木曜日だったので迷わず入店してみる。

恵比寿の場合、通常サラダは小ぶりのお皿にキャベツメインでのっているだけ、
ドリンクは1種類を選ぶ形式だ。
こんなフリードリンク、サラダバーがあるのは京橋だけではないだろうか。

メインの方は、サンドイッチ、スパゲティ、あるいはそのハーフ&ハーフ、その他。
私はハーフ&ハーフにした。
これは恵比寿にはないメニューなので

この日はスモークサーモンとクリームチーズのサンドイッチとキノコスパゲティ。
日替わりで内容は変わる。

写真 1 (90)


サラダバーはプチトマト、ブロッコリーなど種類もあり、グッド。
ドリンクはアイス、ホットのコーヒーと紅茶、そしてアイスのフルーツティー。

もちろん食後のフルーツ系デザートも漏れなくついてる。
この日はグレープフルーツのジュレ。

写真 2 (87)

1100円ちょっとでコスパもよい。
2015.10.04 Sun | Gourmet| 0 track backs,
<緊急告知> 恵比寿アトレ18周年記念Welcome party
2015年10月3日土曜日夕方、恵比寿周辺にいらっしゃる方は是非恵比寿アトレへ。
6Fレストラン街広場で、17:00~19:00まで、Welcome party開催中。

オードブルと紅白ワインなどのドリンクが無料で振舞われます。
行ってきました!

aaa.jpg


いわゆるたまたまその場にいた恵比寿アトレ親派対象とも言えるほど
事前矢当日の宣伝は地味。
それでも、オードブルは美味で、いい感じ。

私は恵比寿アトレのヘビーユーザーなので、
なんだか嬉しい企画です。

この企画、昨日もあったようですが、今日で終わりです。
2015.10.03 Sat | 国内探索| 0 track backs,
映画「イヴ・サンローラン」<感想>
■ 「シネマ オートクチュール」

恵比寿アトレ18周年記念と恵比寿ガーデンシネマがコラボして、
1週間限定で「シネマ オートクチュール」という映画シリーズが開催された。
一般1100円、アトレクラブ会員は800円というお得な企画だ。

「シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版」「イヴ・サンローラン」「ディオールと私」の3作品を毎日上映。
私はフランス語で同じクラスだったことがある友人と「イヴ・サンローラン」を見てきた。
すでに去年公開されていた映画ながら、まだ見ていなかった。

言うまでもなく、一時期フランスのモード界を席巻したデザイナー
イヴ・サンローランの伝記的作品だ。

感想は、、、
まずサンローランの鬱屈・屈折した素顔に驚愕。
美しいモードの裏側に展開する”醜”の部分を思う存分見せつけられた。

でも一方で、彼と彼を支え続けた男性パートナーとの絆を想う時、
悲劇の中の救いがそこにある。
数々の浮気や失墜を経ただけになおさらのこと、ふたりが50年間連れ添った事実は大きい。

さらに、当時サンローランが実際にデザインしたと思われる衣装が
煌びやかなデフィレをなしていく様は壮観だ。


フランス的な激しさを初海外旅行において体中で体験した私としては、
この映画の過激さも、さもありなんと思う。

シリル・コラールの「野生の夜に」を思い出しつつ、
パリの一流デパートで、唾を吐きながら客と店員が取っ組み合い寸前の火を噴く大喧嘩をしていた光景を振り返りつつ、
終わってみれば、フランス映画を見た!という気分満点だった。


とにかく主演ダンユウピエール・ニネのサンローランそっくりさんぶりが圧巻。
相当研究したようで、エンディングロールにコメディフランセーズ所属と書かれていて
納得。

それから助演男優、サンローランの恋人役が、どこかで見た、どこだろう?
とずっと思いつつ、帰宅してからサイトで名前を確認し初めて正体に気づくという大失態。

去年見た映画「不機嫌なママにメルシー」の主役ギョーム・ガリエンヌだった。
エンディングロールでは、コメディフランセーズ、という所属部分を見て
名前を確認しなかった。

気づかなかっ他のもある意味致し方ない。
「不機嫌な・・」では、彼は2役を演じ、ママの役と縮れ毛の子供役だったのだ。

とはいえ私は日仏学院の狭い上映室で「不機嫌な・・」を見ただけでなく、生ガリエンヌを見ているのだ。
上映後、来日中のガリエンヌが皆の前に登場し、その後彼のトークを聞いた。
映画の内容を反映してユーモラス、というより気難しさがピリピリ端々に感じられるアーティスト体質の人だった。


その他、サンローランの映画では、マリー・ドビルパンが出演していた。
名前を聞いてああ、とわかる、元フランスの外相・首相。
あの見栄えのする、一見素敵な紳士風のドビルパン氏の娘。

ローラ・スメットにいたっては、ジョニー•アリデイの娘だそう。

そんな主役・脇役たちがネタを振りまきつつ、
とにかく主役ふたりの演技が群を抜いて素晴らしかった。

http://ysl-movie.jp/staffandcast/
2015.10.03 Sat | Art| 0 track backs,
華道家 假屋崎省吾の世界 @目黒雅叙園 <感想>
今年も、華道家 假屋崎省吾先生により
目黒雅叙園の歴史的木造建築・百段階段が
咲き乱れる花たちで豪華絢爛に埋め尽くされた。


今年の企画は、琳派400年を意識して、
氏がデザインする純金の「黄金の牡丹」(期間限定10/1~10/18まで)が置かれるなど、
金の彩が添えられた。


百段階段を上り、7つの部屋に足を踏み入れつつ、
それぞれ表情の違う美の世界を堪能。

見終えた感想を一言で表せば、”壮大な宇宙を感じる内容”だった。


例えばこの清水の部屋。

** 写真は先行内覧会の機に、許可を得た上で、撮影しています。**

P9300069.jpg

部屋全体が小宇宙。
苔和道の方による演出とあいまって、琳派の絵そのもののような自然観が表されている。

先生プロデュースによるお着物、部屋の扇絵、障子すべてを巻き込んで
有機的なリズムを奏でている。


そしてこれが、かの「黄金の牡丹」。

P9300108.jpg



とはいえ、古風な和の表現だけではない。
ポンピドー美術館に置かれていても違和感がないような、ジョアン・ミロを彷彿させる作品も。

P9300030.jpg


十畝の間にある花鳥風月の天井画と、前衛芸術の木々が戯れる斬新さ。
背景に置かれた着物がどれも素敵で、とくに美しいローズ色のものは濃淡の組み合わせが絶妙だった。


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洋と和の競演は、清方の間もしかり。
松岡映丘の門下生による天井画の下には、和洋両刀のような軽やかな世界が。

足元には、華やかな脇役として鎮座するバラたち。そしてー

P1740396_20151002094027b47.jpg


花器をよく見れば、色合いや突起のあるかたちがなんともユニーク。
全体像だけでなく細部まで、想像力が翼を広げたような趣。

P9300193.jpg



そして同じ部屋にあるこの小さく仕切られた空間は、地味ながら大いなる安らぎを漂わせている。
こじんまりしているけれど、なんとも収まりのいい、居心地のいい世界。

しかもー

P9300120.jpg


左手の掛け軸は、女性が生け花をしている図柄。
お着物の黄色とコーディネートしているだけでなく、

まるで手前の生花すら、絵の中で生けられているかのような錯覚を覚える。
見事なシンクロぶりで、ひそかな私のお気に入り。

P9300082.jpg



艶やかな漁樵(ぎょしょう)の間の一体感は、言うまでもなく。
物おじせず大胆な花の造形は、不思議と浮彫、大和絵の大作を邪魔していない。

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こちらは障子の桟が規則正しいリズムを刻む傍らで、
花たちは、色とりどりの変音を奏でている。
リズム感溢れる合唱といった風情。

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冒頭述べた宇宙観というのは、見た目の話だけではない。
生物・自然たちが共存するように、われわれ人間社会における様々な共存関係も
今回の空間芸術において処々感じられた。

たとえば京成バラ園からの供給があり、苔和道の芸術とのコラボがあった。

下の写真にある光の変化により色彩が刻々と変わる絵画は、
作品を手掛けた先生とアール・クラージュの技術との連携により実現した。

特殊な顔料およびライティングにより、こういった色の変化が可能になるようだ。

P9300116.jpg


一流の先生が使う花・装飾だから、供給側も最高級のもので挑まねばならない。
そんな緊張感が生まれ、人々は切磋琢磨し、高みが極められる。

こうした人々の有機的なつながりも、じわじわと感じたのだった。


最後は假屋崎省吾先生ご登場。
エネルギッシュな作品たちにまけないエネルギー溢れるお姿を拝見した。

美輪明宏さんから伝授された、身体の内側からエネルギーを取り込む手法で
日々頑張っておられるとのこと。

ここまでの大作を実現するには、
いわゆる自己免疫力のようなかたちでエネルギーを自ら生成することが重要なのだ。

P9300155.jpg


そして琳派を意識した先生のご衣装も金でした。

P9300165.jpg


人々のつながり、生物も含めた自然全体の有機的な相互作用・融和性、
全てを包み込む壮大な世界を感じるすそ野の広い展示でした。

*****
華道家 假屋崎省吾の世界|目黒雅叙園
https://www.megurogajoen.co.jp/event/kariyazaki/
2015年10月1日(木)~10月25日(日)

開催時間 : 通常見学〈会期中全日〉  10:00~17:00(最終入館16:30)
トワイライト見学〈金・土・日・祝 限定〉  17:00~19:00(最終入館18:30)

会   場 : 東京都指定有形文化財「百段階段」 

入場料 : 通常見学 当日券 ¥1,000
前売券 ¥800 (園内特別前売 ¥600 ※9月30日まで)
トワイライト見学 当日券のみ ¥1,500
学生 ¥500  ※要学生証呈示
小学生以下 無料
※トワイライト見学は招待券、優待券、前売券でのご入場はご遠慮ください。

※ 展覧会会場での撮影はご遠慮ください。(トワイライト見学を除く・フラッシュ撮影不可)
.
2015.10.02 Fri | Art| 0 track backs,
万華鏡展 2015 -無限に変幻する光の夢想空間-
Bunkamura Galleryへは、以前画家の方のレセプションで初めて訪れた。
ちょっと穴場なこのギャラリー、以来たまに足を運んでいる。

先日は万華鏡展へ。
ものすごい進化ぶりに驚いた。

中を覗くと、むろんどれ一つ同じものはない。
中味だけでなく、外観のバリエーションも圧巻だ。
形態、サイズ、デコレーション、使用法までさまざま。

19世紀にイギリス人・デヴィッド・ブリュースターにより発明されたこの万華鏡。
やがてフランスにもわたり、社交界でももてはやされたようだ。

この神秘でカラフルな極小の世界に魅せられたのは、たとえば19世紀後半~20世紀初頭に活躍したマルセル・プルーストなど。
カレイドスコープ(万華鏡)が、小説のモチーフのひとつにもなっている。
人物描写の微妙な変化を、刻々と姿を変えていくカレイドスコープになぞらえて読み解くこともできる。


もう閉会しまったけれどこのギャラリー、ちょっとした合間に覗いてみるのも悪くない。

http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/150917mangekyo.html
2015.10.01 Thu | Private| 0 track backs,
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