日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
学士会館 レストラン「ラタン」 ランチ再訪 / 神保町・竹橋で一押しランチ
竹橋近辺のランチといえば、こちら。
学士会館の「ラタン」。

週末、古代木簡の発表(*)が一ツ橋ホールであり、行ったついでに訪れた。

(*講演の後のシンポジウムでは、奈良、和歌山、三重、宮崎、島根の県知事さんが全員、代理人でなく登壇。
みなさんさすが、切れ者揃い。)


前菜、この日はシーフードが添えられていた。

IMG_7770.jpg


もち豚のソテー。

IMG_7772.jpg


私はお魚のポワレ。

IMG_7774.jpg


デザート付。

IMG_7775.jpg

それにコーヒー。


以上で1,540 円 (税込)


ハズレがなく、ソースが美味で、今気に入っているお店のひとつ。

http://www.gakushikaikan.co.jp/restaurant/latin/
2015.01.31 Sat | Gourmet| 0 track backs,
不思議なドイツロードレースチームのスポンサー
厨房機器メーカーがスポンサードするチームが登場し、
毛色の変わったスポンサーが続く、昨今のドイツチーム。

そんな話題。今回のロードレースコラム:
http://masciclismo.blog.fc2.com/blog-entry-51.html
2015.01.30 Fri | Cyclde Road Race| 0 track backs,
「高松次郎ミステリーズ 」- 東京国立近代美術館(スピンオフ企画感想)
◆ 展覧会を創る、舞台裏の話が、なかなか面白い!


3月1日まで行われている東京国立近代美術館 「高松次郎ミステリーズ 」展スピンオフ企画に、出席した。(といっても昨年の話になるが。)

スピンオフ企画、なので本流から飛び出した、本題以外の話がうかがえる。
テーマは、「展覧会をつくる」。

登壇者は、
実際に展示を担当された、鈴野浩一・禿真哉の両名(トラフ建築設計事務所)、菊地敦己氏。
聞き手: 学芸員 の保坂健二朗さん。


いやこれが、非常に興味深かった。


トラフ建築設計事務所の方たちは、実際の空間創出のお話。

展示空間に柱が林立し、これが邪魔だったようなのだが、
逆にそれを逆手にとって、柱と似たものつくって柱を目立たなくさせたのだった!

これはその後展示を見て、なるほど、と思った次第。

柱が構成要素のひとつになっているので、全然邪魔に感じないのだ。
この逆手に取る手法、日常生活の何かの場面で使えやしないか?などと思ったり。


事前に、展示される絵までを模型で作って構想を練ったそう。

今回の展示では、3部構成のそれぞれにキュレーター(桝田倫広・蔵屋美香・保坂健二朗さん)がついたので、
その辺の話なども。


ポスター、フライヤーの話で、菊池さんの「文字にも重力あり」の言葉が光った。

ロゴの色、配置への細部までのこだわり。
文字の先のチョロっと線が飛び出るところとか。

色の変更の話は具体的。
ミステリーズの「ミ」の部分が白抜きだったため、「ステリーズ」にしか見えない、とダメ出しがあり、
中を黒にしたら引き締まった、などなど。
細かいマス目の色ひとつにも、時間がかけられている。


たったA4一枚を作製するのに、こんなに最新の注意を払って心を込めているとなると、
展覧会を見る側も、心せねばならない、そう思った次第。


その後に展示を見たのだけど、フライヤーの文字の概念は、展覧会のひとつの要素をしっかり捕まえていて、
フライヤーを見て展示会場に行き、展示を見た後に、フライヤーを思い出す、
そんな脳内での行き来があった。


今回一部だけ、写真撮影OKなヶ所があり、自分自身で、影の揺らぎを楽しめた。

P1670534.jpg


展覧会そのものの話は、長くなるのでまた後日。

http://www.momat.go.jp/Honkan/takamatsujiro/
2015.01.29 Thu | Art| 0 track backs,
箱根駅伝のこんな碑が 大手町に! 読売新聞社
大手町の読売新聞社前を通った。

箱根駅伝を制した大学名が刻まれていた。

写真 4 (1)

最近制した青山学院大学の名もあった。
この後どんな大学名が刻まれるのか。

まだまだ余白はある。

写真 2 (19)


ピカピカしているので、最近つくったものだろう。

写真 1 (22)


むかーし、むかしは母校も何気に勝ったりした模様。

写真 3 (13)
2015.01.27 Tue | 国内探索| 0 track backs,
『パスキン展』 / パナソニック汐留ミュージアム (感想)
◆ パスキン展 -生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子 : 愛人リュシーの絵に漂う愛おしさ、自殺前、愛人宛に書いた書簡の「アデュー」、国吉康雄の絵との類似性


これだけふんだんに、そして一度にジュール・パスキンの作品を見るのはもちろん初めて。

1月17日からパナソニック汐留ミュージアムにて開始になった「パスキン展」には
書簡なども展示されていて、パスキンの素顔がのぞく展覧会だった。


1.私の一番好きな作品


以前の私の中のパスキンはといえば、ゆらゆらと艶めかしくて、どこか不安を誘うような絵だったのだけど、
これだけ揃うと、これまでの印象も変わる。
彼特有の、輪郭の曖昧な滲むような筆致のものだけでなく、多様な作品に出会うことができた。


いつまでも見ていたい、そう思ったのは愛人リュシーの絵。
立ち昇るいとおしさに、うっとりしてしまう。

テーブルの上にはルドンの描くブーケのような花たち。
テーブル下からのぞく脚はか細くて、なんとも心もとない。

右の作品がそれ。
《テーブルのリュシーの肖像》1928年 個人蔵

(*内覧会の機会に、美術館より特別に写真撮影の許可を頂いています。)

P1670477.jpg


メランコリックのようでいて、ふっと思い出し笑いしているようでもあり、
彼女の心の中に自分がいることを、画家が望んでるかのようでもあり。
隣に亡霊のようなパスキン自身がいるようでもあり。



2.自殺前に送ったショッキングな書簡


展示には、リュシーに宛てた手書きの手紙もあった。
45歳で自殺する前に送ったもののよう。
(下の写真の中央上の紙片)

内容を読んでみた。

Lucy Lucy ne m’en veux pas pour ce que je fais. Merci pour les paquets(?この単語はよく読めず)
Tu es trop bonne il faut que je m’en aille pour que tu sois heureuse. ADIEU! ADIEU! P

リュシー・クローグへ
リュシー、リュシー、僕が行うことについて、恨まないでくれ。小包(?不明)をありがとう。
君は素晴らしすぎるから、ボクは行かなければならない。君が幸せになるために。
さようなら!さようなら!
P(パスキン)


P1670515.jpg


最初のADIEUは、やたらに大きい。
生々しい。

画風同様、ゆらめいている、字が。



3.なんでここに国吉康雄(風の絵が)!!


展覧会ではいくつかの章立てがあるうち、アメリカのコーナーで驚いた。

《美しいクレオール女性》1916年 個人蔵 (写真右)その他が
近代美術館常設展によく出ている国吉康雄の絵にそっくりだった!

以前近美の2Fで国吉康雄の特集を行われたこともある。

後で調べると、米国で確かに2人は出会っている。
やっぱり・・

仲もよかったようだ。
パリに行くよう国吉に勧めたのが、パスキンだったとか。


P1670509.jpg


国吉の方が、少しとんがって、色も塗りこめている印象はあるけど、
茶と緑の色使いが、まさに両者同じで、独特だ。

この頃2人はキュビズムを目指していたのだろうか。
どちらがどう相手に影響を与え、どう昇華していったのか、もっときちんと調べてみたいと思った。

国吉の絵を近代美術館で撮影して並べようと思ったのだけど、
残念!今の常設展には出ていなかった。



ただそういう画風も一時的で、4章の狂騒のとき、では、水彩画のような淡い色合いの絵が並ぶ。

手袋をして、パスキンに関する書を読むこともできる。


P1670523.jpg



これまで自分の中のパスキンの絵といえば、
上記で述べたように艶めかしくて、どこか不安を誘うといった印象以外に、
太腿が太くて足首が細い女性やふしだらな感じの女性、が多く、
全体的にくすんで、暗い感じ、、
というイメージがあった。

けれど、線でさっと描いたスケッチなどはユーモアがあって、
晩年の絵などは、ギラギラした感じは取れ、落ち着いた感じの愛情が感じられて、
好ましく思った。

愛人宛の手紙の中には、お茶目なイラスト入りのものもあり、
長い間キャンバスの前で過ごし疲弊しそうなのに、
仕事以外でも、私信にまで描いちゃうとは、根っから絵が好きだったのだろうな。


4.展示室の邸宅感


今回は、今までになく壁の色、壁のカッティング、照明器具など凝ってた。


P1670503.jpg


昔は壁の色まで凝った展示などなかったけど、
最近はあちこちで、絵を引き立てるための壁の存在にも目が向けられている。


P1670464.jpg


お部屋の雰囲気を演出していた。

P1670469.jpg


入口にはカーテン。パスキンがお出迎え。


P1670496.jpg


こういう美形だと、えてして人に交わらないナルシストだったりしそうだけど、
Takさんx宮内真理子さんの内覧会トークによると、人から好かれた人だったという。

ただ晩年精神を病んだといい、繊細な人ではあったのだろう。

己の美学を貫くために命を絶った。

P1670489.jpg



公式サイト: http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/150117/

展覧会名: 『パスキン展 -生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子』
場所: パナソニック 汐留ミュージアム
開館期間: 2015年1月17日(土)~3月29日(日) パンフレット»
開館時間: 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日: 毎週水曜日(但し2月11日は開館)
入館料: 一般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下:無料
(詳細は公式サイトにて)
2015.01.25 Sun | Art| 0 track backs,
イニシエーションラブ / 乾くるみ
 最後から2行目で突如ミステリーになる本。
◆ だけど、最初から核心部分を正しく理解して読んだ人には全くミステリーにならないまま終わってしまう
◆ ネタバレに最初から気づいてしまった私の悲劇


図書館から「本が到着しました」と連絡があった。
タイトルを見ると、身に覚えがない。

というか、書評やネットの評判などでよさげだと、速攻で予約を入れたりするので、
最近そうして予約を入れた数冊のうちのどれかだろうと思う。

タイトルからして「イニシエーションラブ」だなんて
およそ私らしからぬ本だなあと思いつつめくってみる。

予想以上に女子学生向きな感じで、やっぱり私っぽくないチョイスだという確信。
但し、ミステリーぽくないけど実はミステリーだというので
1日で読んでしまった。

最後まで読んで、愕然とする。
私はミステリーの核心部分を最初から認識して最後まで読んでしまったのだ。

だから、最後の2行を読んでも、どんでん返しにならず、え?わたし、そのつもりで読んでいたのに、
となってしまったのだ。

ということで、騙されずに読んだ人は、結局最後の2行を読んでもミステリーにならずじまいで終わってしまう、
そんな本なのだった。



イニシエーション・ラブ (文春文庫)イニシエーション・ラブ (文春文庫)
(2007/04/10)
乾 くるみ

商品詳細を見る



以下ちょっとネタバレ:


私が、なぜ騙されなかったか?


2つに区切られたストーリーが、Side-AとSide-Bになっていたためだ。

だから、私は納得づくめで、つまりそのつもりで読み進めた。
(そうやって気づきながら読むと、まったく自然な流れになっている。)

私のように、ネタバレを知りつつ、それがネタバレの核心部と知らずに読んだ人には、なんの結末もない物語になってしまうワケだ。


残念。からくりに気づかずに、騙されつつ読んで入れば、盛り上がったハズなのに、と。
2015.01.24 Sat | Books| 0 track backs,
倉敷 ランチお勧めの店 pizzeria CONO foresta(ピッツェリア・コノフォレスタ)
先月の倉敷旅行で、翌日のランチに選んだ店がナイスだった。

林源十郎商店 倉敷生活デザインマーケットの中にあるイタリアンのお店。
名前は、pizzeria CONO foresta(ピッツェリア・コノフォレスタ)。


ピザひとつ、季節野菜のサラダ、ドリンク、ジェラートで1200円。

私の時はツナのピザがあったのでそれをチョイス。
最新のメニューでは、マルゲリータとビアンコの2つからチョイスになっている模様。

IMG_36822.jpg



わざわざ輸入したという斬新な形の窯(じょうごを逆さにした形)で焼いたピザが、
とても個性的な味で、美味。
パリパリとした生地も美味しく、ソースも未体験のスパイシーなおいしさ。
こんなの今まで食べたことない。

アイスクリームが付くけれど、まずは引換券をもらい、
デザートを食べたいタイミングで引き換えに行く。
フレーバーも多数。

IMG_3683_2015012209441210d.jpg



なにより古い概観を残しつつ内装は新しく、光がさんさんと降り注ぎ、気持ちいい!

お洒落な場所で、のんびりひとりランチを楽しんだ。


店はこんな感じで、外の御庭などは個人のお宅風。

P1660666.jpg


でも正面は新しいビル風。

P1660629.jpg


イタリアンのお店はここをくぐっていく。

スパゲティを出すお店とピザの店が続いた一間に同居している。
けれど中でしっかり区切られていて、店名も別。

P1660628.jpg


入口のメニュー。

P1660627.jpg


林源十郎商店の方はぶらぶらと雑貨を見るのが楽しい。

もともと古い薬局だったようで、店内には看板や処方箋、薬草引き出しなどの展示も。
店内写真撮影禁止のよう。

上のバルコーから眺めるイタリアンの店。

P1660620.jpg


瓦屋根が続く。

P1660621.jpg


ここはランチの店としては大当たり。
気分よく頂けました。

http://www.genjuro.jp/ 林源十郎商
http://foresta.pizzeriacono.info/ pizzeria CONO foresta(ピッツェリア・コノフォレスタ)

.
2015.01.22 Thu | Gourmet| 0 track backs,
バチカン美術館の馬車博物館
ローマ法王訪問に際し、フィリピンで大混乱があったというニュースを見た。

悪天候の中大挙して人々が押し掛け、気分が悪くなる人続出、という。

それで思い出した。
おととしローマ訪問時に見た、馬車博物館。
そこに、法王の専用車の展示があった。


P1190032.jpg


これは80年代の法王の車なのだが、
ヨハネ・パウロ2世が1981年に狙撃される事件が起きる。

その模様が上記の写真パネルや、ビデオで流れている。


P1190046.jpg


そう、ここはバチカン美術館内の馬車博物館なのだ。


そして、こんな展示が続く。
81年の事件を機に、防弾ガラスがついたようだ。


P1190036.jpg


バチカンでは、あのミケランジェロの有名なピエタも、事件により
ガラスケース入りになってしまった。

ガラス囲いには、人間の罪深さが反射している。

.
2015.01.21 Wed | Art| 0 track backs,
風刺紙編集部狙撃に関するフランス人との討論会
先日、風刺紙が引き起こしたパリの事件について、フランス語学校でフランス人、学校の仲間(日本人)たちと討論してきた。

ただし、フランス語学校の仲間には、あれを批判する人はいない。
世間の感覚とはちょっと違うと思う。
常日頃フランス人の思考回路に接し、 言論の自由に対する並々ならない思い入れを知っている。
だから簡単に、あれをヘイトスピーチなどとは受け止めない。


写真 2 (17)


・ 風刺画という芸術のスタイルが日常生活の中で息づいているのも知っている:大統領だったやり玉になるけど、でもそれがフランス。

・ あの風刺画は、宗教を他人に押し付けようとする動きに対する反発である。それは、日常生活の中で湧き上がっている風潮のコンテクストの中でとらえるべき。ただ、外人がそれを自分のメンタリティでとらえると、あらぬ方向に動いてしまう。

・ 日本人の気質であの絵を見るのと、あのカルチャーの中で見るのでは、意味が異なるのだ。

・ 移民二世であれば、フランスのそうした風潮は承知の上のハズ。

・ フランスの自由さの恩恵を受けて、移民として社会保障なども受けられる。自由の恩恵を受けつつ自由さを批判する相矛盾。

・ フランスでは、移民の数は9%ほど。寛容に受け入れてきたからこそ、改宗問題その他が表面化している。移民に対する社会保障などをするわけでもなく、受け入れ態勢を取っているわけでない日本人が、簡単に人種差別と口にすることへの違和感。


もちろん、
・ 余り刺激して、国際情勢を悪化させないでくれるといいんだけど、
・ 日本人だったら、意見せずに穏便に済ませるよね、

などと、我々フランス語生徒は、本音も口にするのだけれど。



写真 3 (12)


風土の外に一人歩きした媒体は、その捉え方が大きく変質していく。

ただ、ツイッターなどで拡散力が大きい昨今、自国の考えを強く推し進めると、
世界平和に脅威を与えることになりかねない。
姿勢をそろそろ帰る頃ではないのか?

・・・だがその辺は、フランス人が固執する、言論の自由の前では吹き飛ばされるみたいだ。

自由国家としてのフランスが、言論の自由を失った時、
フランス国家としてのアイデンティティは喪失する、そう彼らは考えている。
2015.01.20 Tue | Society| 0 track backs,
日本橋三越 ロビーにある、佐藤玄々作「天女像(まごころ)」
三越日本橋本店のロビーに、色彩は渋いものの、うねったフォルムが絶大なインパクトをもつひときわ目立つ彫像がある。

佐藤玄々作「天女像(まごころ)」だ。
この記念像が今年 55周年ということで、先日三越で開催された東山魁夷展講演会の際に渡された広告の
表紙を飾っていた。


P1670444.jpg


こちらが本物。

写真 (71)


大きすぎて天女のお顔は見えないが、この案内でアップが見られた。

こんなお茶目な表情だったのか。


P1670446.jpg


はい、そしてこれがその展覧会案内(裏)。

P1670447a.jpg


なかなか力作の年鑑展覧会案内。

ロビーの天女は、いつもなんとなく素通りだけど、次回表情をゆっくり見てみよう。
2015.01.19 Mon | Art| 0 track backs,
菊池寛実記念 智美術館 「菊池寛実賞 工芸の現在」展 ブロガー特別鑑賞会 告知
神谷町にある菊池寛実記念 智美術館が、今年(2015年)もブロガーイベントを開催するそう。

詳細はhttp://musee-tomo.seesaa.net/

下記に、智美術館からのメッセージを:

*****

 新年は、展覧会初日の1月24日(土)16:00に第3回目となるブロガー
イベントを開催することとなりました。

展覧会 「菊池寛実賞 工芸の現在」展 ブロガーの方向け特別鑑賞会
1月24日(土) 16:00~
(詳細はhttp://musee-tomo.seesaa.net/)。

 今度の展覧会では、現役の工芸作家12名の近作、新作を展示します。
参加いただくのは30代の若手から、昨年に重要無形分解保持者(人間国宝)
の認定を受けたベテランの方まで、工芸の諸ジャンルより専門家が注目する
方たちです。
 素材を活かし、現代の感性でものづくりを行う作り手の創意や技術に
ご注目ください!
2015.01.17 Sat | Art| 0 track backs,
土門拳の写真展・第二部 「風貌」 / FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 写真歴史博物館にて
◆ 土門拳が撮影した、梅原龍三郎の気迫がスゴイ、小林古径氏は絵の雰囲気のままに


肖像写真はその人間の現在と過去を物語る自叙伝でなければならない。
非常にすぐれた肖像写真なら、その人間の現在を通して未来をも表すかもしれない・・

といったような言葉を残した土門拳氏。
古寺巡礼もそうだけど、彼の写真に添えられた言葉には力強さがいつもある。

暮れにフジフイルム スクエアで見た土門拳氏の写真展示 「風貌」には
まことにレアな写真が並んでいた。
(2月2日まで開催)


たまに被写体の人物をじらすことがあったようで、
その人物は怒り出し、結果、とりすました表層の皮がはがれてしまう。

梅原龍三郎氏の撮影時にも、かなりの時間がかかったようで
怒り出した梅原氏が籐の椅子を投げたエピソードも、脇の解説に書かれていた。
ただ、それでも動じなかった土門氏の様子に梅原氏の方がもう降参で、逆に穏やかに収まったそう。


なかでもとりわけ画家・小林古径氏の写真が珍しかった。
こじんまりとして、実直そうで、彼の描く一幅の絵の雰囲気そのままに。


画家の他、文豪あり、作曲家あり、学者あり。

志賀潔博士の明るい清貧さが逆に息苦しくなるような一枚。
添えられた言葉もずっしりとくる。

志賀直哉の絵になる存在感、
イケメン小林秀雄、
アーティスト風の山本耕作、、、、


ただならぬ人生を送ったことがにじみ出るような、
生きざま・魂が現れた実写の迫力。


ちなみに、本展、作品数はわずか20点。
なにかのついでに見る感じの展示だけれど
1/16からは、会場の表側で「冬の風景セレクション」も開催されるので、
ちょっと寄るには悪くない。

***

FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 写真歴史博物館にて
土門拳の写真展・第二部 「風貌」
2014年12月2日(火)~ 2015年2月2日(月)
入場無料

http://fujifilmsquare.jp/detail/14100104.html
2015.01.15 Thu | Art| 0 track backs,
東京駅開業100周年記念 山手線車両
当たる確率、なかなか低いです。
今年の3月末までの運行らしいですが。

>東京駅赤レンガラッピング電車

ごく稀に当たると、なんとなくツキを感じる1日になったりします。


IMG_7418.jpg
2015.01.14 Wed | Society| 0 track backs,
パリで見つけた中世の家
パリで痛ましい銃撃戦が起こった。

どの辺なのか気になって見てみれば、ヴォージュ広場のそば。
1年半前のパリ旅行でいった場所。

広場の先を数百メートル行けば、事件現場だ。


あの時、久々にマレ区をそぞろ歩きしたくてなんとなく最寄りのメトロ駅で下車してみた。
ヴォージュ広場に辿りつく前に歩いた界隈で、珍しい中世の家を見つけた。

ブルターニュのヴァンヌやレンヌあたりでは目にする古い家だけど
まさかパリの現代的な空気の中忽然と現れるとは。


P1410409.jpg


この漆喰の土壁、古きよき香り。

P1410413.jpg


壁の上に、看板が目に入った。

P1410415.jpg

「14世紀、羊の看板がある家」

P1410415a.jpg


場所はこちら。
名所旧跡の看板には、「中世の家」とある。

P1410411.jpg


おととしのことだけど、ぽかぽか陽気の中、ぶらり散歩が楽しかった。

今だったら、自由きままにのんびり歩く気分にはなれないかもしれない。
2015.01.09 Fri | Travel-France| 0 track backs,
小山薫堂さんの閃き
2003年、ミッドタウンの富士フィルムでハービー・山口さんx小山薫堂さんx松任谷正隆さんによる写真対決トークショーを拝聴する機会に恵まれた。

==> ハービー・山口さんx小山薫堂さんx松任谷正隆さんによる写真対決トークショー


天才x3の集まりは、なにやらそこはかとなく濃そうだけど、
それぞれみなさん、軽やかなたたずまいで、それでいてそれぞれの才能ぶりに、感じ入ったのだった。

そして今日、NHKでくまもんの生みの親でもある小山薫堂さんの対談を見て、こんなことを知った。


くまもんを生み出した背景は、地元の人たちがまず、熊本の良さを知ろう、というところからスタートした;
まず自分たちが楽しまなければ、外向き(観光客向け)のPRをしても魅力的ではない;
(「俺かっこいいんだぜ」と言いふらす男はモテない、のたとえも!)
くまもんの表情は、驚きを表している;
地方復興支援としての自分は、合気道のようなもの。相手の力を借りて何かを動かす。


発想が、なんというか、しなやかというか、全体を見渡せる人だと改めて感じた。
偏狭的なところがなく、視点を自由に変えられる豊かな思考。
こればかりは真似できるものではない。
天賦の才としか言えない。

2015.01.08 Thu | Society| 0 track backs,
「名代とんかつ かっぱ」
◆ 倉敷おいしい店 / 

先の倉敷1泊の際、夕食の店を探すのに苦労した。

美観地区は、旅行者向きの店が多いのだ。
ネットで調べても、良さげなものはヒットせず。
なんとなく庶民的な界隈へとあてどなく歩いて行った。

えびす 通り商店街は、19時にしてしまっている店も多い。

そんな中、ひときわ賑わう店発見。

地元の人たちだろう。
とんかつの店だけど、これほど満員なら、間違いなさそう。

入店。

エビカツ、鶏カツ、ハンバーグが入った一皿を選んだのだけど、
できたての手作り感覚の料理は美味~!
特にハンバーグは、じゅわーと言いようもない肉汁が溢れ出し、
東京でこんなの食べられない、としみじみ。


IMG_3676.jpg


フレンチのコースからお値段1100円ちょっとの定食へ。

急きょの変更に大満足だった。



えびす通り商店街入口(出口)、昼間の光景。

P1660661.jpg


http://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33000185/
2015.01.07 Wed | Gourmet| 0 track backs,
エビスガーデンプレイス、バカラのシャンデリアの招き猫
新年の3日、恵比寿ガーデンプレイスに行ってきた。

クリスマス時期には、名物のバカラのシャンデリアを見に来る人も多いけれど、
新年とは結びつかないので、人出は余りなく。


ところがこのシャンデリア、新年らしい、ちょっとびっくりな仕掛けがされていた。

バカラ製の招き猫!がちょこんと何気なく鎮座していたのだ。


P1670170.jpg


場所は、シャンデリアの足元。

P1670171.jpg



気づかずにスルーする人が多かったものの
我々が近接写真を撮っていたら、数組の人が寄ってきた。

夜、クリスマス時期のシャンデリアもよいけれど、
朝日を浴びたクリスタルは絶妙。


P1670151.jpg


P1670155.jpg


アプローチは赤い毛氈のようになっていて、
新年にガーデンプレイス、というのもなかなかオツかも、と思った次第。

ここでランチをした後、箱根駅伝観戦に行ったのだった。

P1670137.jpg


バカラのシャンデリアは、1月12日まで。
2015.01.06 Tue | 国内探索| 0 track backs,
建築ミュージアム/東京大学総合研究博物館小石川分館
◆ 「窓のアーキテクチャ」 / 東京大学総合研究博物館小石川分館


12月中旬、東京大学総合研究博物館小石川分館を訪問した。
目的は講演会。
タイトルは、「窓のアーキテクチャ」。
話者は、能作 文徳先生(東京工業大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 助教/建築学(意匠・設計))。


一口に窓といっても、様々な形態があり、その形には所以がある。

風土に寄り添った例としては:
・スリランカ、ガラスのない窓、
・インド、風の通り道として壁に無数の小さな穴が開いた、窓の拡大解釈といった趣のもの、

建築家の傑作:
・ル・コルビュジエがつくった母の家は、庭木の茂み中央部を四角く刈り取って窓のようにして、そこからレマン湖がのぞけるファンタジーが詰まった茂みの窓、

文化的背景を感じさせるもの:
・プロテスタントの大窓
・カトリックの小窓
・イスラムの女性は肌露出できないので、中が見えぬように小さな窓

社会的リフレクション:
・南米の鉄格子窓=犯罪というファクター。


視点を変えると、
身の回りのものが、新鮮に見えるから不思議。
窓にもいろいろその存在理由や物語がある。

---

博物館内から庭を見渡す。

IMG_3592.jpg


常設展の建築模型にもハマる。

私が去年7月、風邪で行きそびれたユダヤ博物館(ベルリン)は
そうそう、上から見るからこそ、意味がある。

引き裂かれたダビデの星をしているのだ。

IMG_3617.jpg


横須賀美術館

IMG_3614.jpg


↓ 横須賀美術館は何度か行ったけど、横から見たのではわからない。
上部がこんなになっていたとは。
横、上、あちこちから見てあらためて感じる斬新さ。

IMG_3614.jpg


バルセロナのカサミラ。

IMG_3604.jpg


東大工学部2号館。
IMG_3606.jpg


台湾の船の展示も。

IMG_3644.jpg


建築物を俯瞰するなんて、なかなかできない。


窓のレクチャーといい、模型の展示といい、
偏った視点を補正するいい機会だった。


建築ミュージアム/東京大学総合研究博物館小石川分館
入場無料
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/annex.html
2015.01.05 Mon | Art| 0 track backs,
箱根駅伝
1月3日に都内に入ることが今までなかったので、現地観戦が叶わなかった箱根駅伝。

しかし今年は出かける予定を変えたため、これは行くしかない、と観戦に。
恵比寿でランチして、13時15分前到着。

13時過ぎに先頭の青学が軽やかに通過してから、10分待つという展開。

週末社会人講座で青学に通っていた際、
横断幕に駅伝出場祝みたいなことが書いてあり、
ああ、出るのねぇ、なんて言っていたけど、
まさか優勝とは。

私の母校は一度も出たことがないのかと思いきや、
70年前ぐらいまでは常連だったようだ。
1回だけだけど優勝もある。

でもここ最近全く出場なし。
まあハラハラせずに済むからいいけど、、
と強がってみる。


ツーレがカメラを携帯したので、
私はipadで撮影。
周囲の旗を避けるために、目の前に来たときに写したから、
余りうまくはとれない。
切れてしまったりして。


ただ、脚の筋肉はすごいなー、というのが何枚か。


無駄のない太腿。(細腿というべき)

IMG_3734.jpg



後ろ足は蹴り上げない方がいい、と解説の方が言っていたけれど、
となると、こういうのがいい走りということなのかな。

IMG_3724.jpg


写真では足が切れたけど、ふくらはぎ見事。

IMG_3726.jpg


すっとした姿勢で走る人もいるのねぇ。

IMG_3727.jpg


以下、ツーレの写真から。
並べは目の前を通過順。
数字は最終的な最終区間の到着順。(大学の総合成績順でなく、最終区間のみの順位)



1.青山学院大学・ 安藤 悠哉 選手

P1670192.jpg


2.駒澤大学・ 黒川 翔矢選手(どの写真も下を見ている)

P1670204.jpg


3.東洋大学・ 淀川 弦太選手

P1670220.jpg


4.明治大学・ 江頭 賢太郎選手

P1670233.jpg


5.早稲田大学・ 田口 大貴選手

P1670247.jpg


6.山梨学大学・ 兼子 侑大選手
8・東 海 大学・ 土屋 貴幸選手
(旗のせいでほとんど撮れず、東海大は、このあと城西に抜かれた模様。8.というのは最終順位)

P1670259.jpg


7. 城 西 大学・ 寺田 博英選手 区間1位

P1670283.jpg


9.帝京大学・ 堤 悠生選手
10.順天堂大学・ 聞谷 賢人選手

P1670317.jpg


11.中央学院大学・ 久保田 翼選手

P1670333.jpg


12.国 学 院 大学・ 湯川 智史選手

P1670342.jpg

15.日本体育大学・ 富安 央選手

P1670346.jpg


13.大東大学・ 植木 章文選手

P1670350.jpg


16.上武大学・ 河崎 裕史選手
14.学生連合・ 佐久間 祥選手

P1670355.jpg


18.拓殖大学  ・ 桜井 一樹選手
17.神 奈川大学・ 中神 恒也選手

P1670368.jpg


19・ 日本大学・ 大門 友也選手

P1670373.jpg


20・中央大学・ 多田 要選手(1)

P1670381.jpg


20・中央大学・ 多田 要選手(2)・・・直後にこの表情 辛そう

P1670393.jpg



青学はなにか乗り移ったような快挙だった。
弾みってすごい。
2015.01.03 Sat | 国内探索| 0 track backs,
近代美術館と、三越「東山魁夷 わが愛しのコレクション展 」でお正月
◆ 新年早々ゲットしたお年玉を落とす
◆ 「東山魁夷 わが愛しのコレクション展 」が素晴らしかった
◆ 東山魁夷名言:
   「感じた生命を鮮明に描くために単純化するのだ」。
   (唐招提寺の襖絵に、岩に砕ける波を描いた理由)「鑑真は眼が見えなかったので、耳で聞こえるモチーフにした」。



去年1月2日は、東京国立博物館と江戸博物館という組み合わせだった。
==> 2013年、トーハクでお正月


今年は初心に戻って?国立近代美術館へ。
早く行くとお年玉がもらえる。

以前は年間パスやメモ帳、携帯ストラップなど。==> 2011年のお正月

今年はカタログ、鉛筆、ポスターということで、
ちょっと気が緩み、まあもらえなくてもいいや程度に出かけてきた。

が、ギリギリでカタログを逃したのを知り、家に映画のチケットを取りに帰ったことを悔やんだ。
(一旦家を出てから、もしかして今日映画を見たくなるかも、と取りに戻ったのだが、
全く意味がなかった。そのチケットお正月期間中はNGだったのだ。)
あれで電車1本逃していなければカタログゲット間違いなしだった。


とまあお正月早々スッキリしない中、もっとすっきりしない事件が。
カタログが終了したので、竹内栖鳳展のポスターを頂いたのだが、これが
後に福袋を買った際に手から落ちて、紛失。
(落ちそうと思った場面までは覚えているけど、その後の記憶なし。)

なにやってるんだか、私。


とはいえ、近美のあと、三越に行き、東山魁夷展が素晴らしかったので大満足。感想は以下:


ホドラー展のツイートで知った東山氏によるホドラーの模写も。
(以下、ホドラー展のツイートから)




ルドン、ロダン、ルオー、梅原隆三郎など、彼自身が所蔵していた作品の展示、
日本絵具がズラリと入った実に整然とした引き出し、
古代オリエントやアジアの品々の収集、
小林英雄、川端、梅原の旧所蔵品を受け継いだもの、など美術全般への愛に溢れていて驚く。


ビデオコーナーがまた素晴らしかった。
真摯な人柄が虹う。

精密な写生を単純化していく過程は興味深い。
ごつごつした岩がどんどん整理され、最終に近い作品では中心となる小川がくっきり浮かぶ構図になる。
「感じた生命を鮮明に描くために単純化するのだ」とのお言葉。


唐招提寺の襖絵は全部一人で手掛けて(弟子・アシスタントはいない)
10年かかった。
鑑真は眼が見えなかったので、耳で聞ける絵を襖絵にしたそうだ!!!
(岩に砕ける波の構図)。


霧にかすむ作品に吸い寄せられた。
全てを昇華していくような、厳かだけど爽やかな空気に包まれた。



・以下は近代美術館にて、北野恒富の「戯れ」(写真撮影OK)
うつむいた女性は、カメラを操作している。
斬新!

Kinbi.jpg

.

2015.01.02 Fri | Art| 0 track backs,
スイス/ ラウターブルンネン カレンダーで旅する
 カレンダーの地を求めて

以前のエントリーでも書いたのだけど、小さい頃カレンダーの風景に登場した
スイス、ラウターブルンネンの景色が忘れられず、
成人してから一人旅でふらりと行ってきたことがある。

驚いたことに、今年頂いたカレンダーの表紙が、再びラウターブルンネンだった。

風光明媚な写真スポットなのらしい。
今年のカレンダー:


写真 (70)


私のラウターブルンネン:

P1670129a.png


比較:

写真 (702)P1670129ab.png



私はそばから、カレンダーは望遠で撮影しているけれど、
場所はまったく同じ。

P1670129-2.jpg


カレンダーにあった滝を求めて、駅からあてどなくテクテク歩いた覚えがある。

辿りついた滝が、いつかカレンダーで見たそれと一緒か不明だったけど、
同一と断定して、引き返した。
どのぐらい歩いたか覚えていないけど、余り遠くへ行きすぎると帰りの
電車が不安だったので、上の写真を撮って目的達成とした。

この滝、あまり近づきすぎると景色が今一になってしまうのだ。

P1670131-2.jpg

それにしても素敵な場所だった。
ラウターブルンネン。

名前しか知らず、地球の歩き方にも掲載はなく、
駅で降りて適当に歩いただけだったけど、
5月の陽光に包まれ、カウベルが谷間にこだまして、
まるで別世界だったのが忘れられない。

P1670133.jpg


カレンダーに惹かれた旅は、ドイツでもある。
ロマンチック街道沿いの地味な村、タウバービショップスハイムで降りて
適当に宿を探して一泊したこともある。

カレンダーだけしか手がかりがなく、今考えれば適当な旅だった。
軽い思い付きではあったけど、思い出はこうして深く残っている。


ということで、ラウターブルンネンで始まった2015年。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
"shw-greenwood" template design by Shallwill