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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
発掘調査
週末、古墳時代の発掘調査関連のトークに出席。
本日の目から鱗の発見:


1.地味な破片や土器は、説明あってこそ生きる

壺の破片などは、それにまつわる話を聞くと聞かないでは大違い。
なかなかじっくり見る気がしない(いやハッキリ言おう、大体すーっと通り過ぎるのが常の)ガラクタのような(失礼)カケラも、
時代背景や意義を聞いた途端、この上なくありがたい存在となる。
それを本日痛感した。

例)奈良・纏向遺跡で出土した土器の破片に見る紋様が、名古屋で流行ったものだと判明。
(カケラの表面には、よく見るとうっすら幾何学模様)
これは纏向が外部の土地と交流があった事を示し、即ち日本初の都市形成があった可能性がある。

そんな歴史的発見につながるかもしれない事実を聞けば、表面の模様をそれこそ惚れ惚れと眺めることになる。



2.文化財専用CT

発掘された壺の中味のCT画像をスライドで見た。
通常の医療器具とは別に、文化財専用のCTがあるという。

日本でこれを所有している国立博物館は九州国立博物館だけ。
奈良の壺も、調査の際は九博に持ち込むのだという。
トーハク(東京国立博物館)は、リッチなのに持っていない謎。



遺跡のスライドも多数。
春に巡った飛鳥などを思い出しつつ、鄙びた景色にうっとり。
いつか歩いたローマやアクイレイアもそうだけど、私は、街の空気に時間の幅が感じられる瞬間が好きみたいだ。

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2014.07.28 Mon | Art| 0 track backs,
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