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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
世界の図書館
日比谷カレッジの「建築デザインから図書館を考える『世界の夢の図書館』に行ってきた。
全席ほぼ満員の大盛況。
建築学的な側面から、世界の図書館を見ていくレクチャー。

以下はそのポスター。


201407171003200d4.jpg



1時間半ほど、3人の登壇者を迎えて無数のスライドを使用して行われたのだが、
建築美を誇る世界の図書館は、夢見心地に誘われるように美しい。


最初のスライドはアルゼンチンのエル・エスコリアル聖ロレンソ修道院図書館だった。
南米の図書館というより、教会のよう。


「ため息がでるほど美しい世界の図書館20選」のWEBサイトに登場する図書館も多々あった。


バウハウスに端を発する美術館、彫刻博物館、建築の一体化。
図書という展示物がそれを置くためのスペースと融合している。


16世紀の図書館から見て行き、現代建築に至る前は、大なり小なり古代建築様式にのっとっているのが分かる。
ルネサンス、バロック、後期バロックにおけるロココ。


ペンデンティブ、スタッコあたりまではついていけたけれど、
普段なじみのない建築用語もポンポン飛び出す。
メアンダー、エンタブレチャー、ピナクル、クレネレーション、バラストレード、ロカイユ装飾・・など。
なんだかワクワクする。


本公演の基礎となったのは、以下の新刊『世界の夢の図書館』。

夢がいっぱいつまっている。

次回、図書館を巡る旅行もいいなぁ、などと思う一方で、
ヨーロッパ~中国~アルゼンチンまで様々な図書館という役目を借りた美の殿堂を見た中、
それに比べて日本の図書館ときたら、実に味気ない。


日本では、実用性に主眼が置かれているのはやむを得ないとして、せめて現代建築で機能美が見られる図書館はないものか
とあちこちのサイトを調べたら、公立図書館25選という選出法に入ったことのある図書館は2つほどあるそうだ
金沢海みらい図書館と、せんだいメディアテーク。


果たして、『世界の夢の図書館』に日本の図書館は入っているのか?
エクスナレッジ社の同書紹介サイトに、含まれている図書館一覧がある。
残念ながら日本はない。
http://www.xknowledge.co.jp/book/detail/76781724


ただしイタリアなど、画像拝借が難しかった場所が抜けているとのことで、
続編も期待できるそう。
先日エントリーしたとおり、個人的にはボローニャの市立図書館に胸ときめいたけれど、
それどころではない壮麗な施設が世界中には目白押しであることを今回のトークで知った。
続編ができても、ボローニャは入らないかもしれない。



世界の夢の図書館世界の夢の図書館
(2014/01/20)
不明

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なお、同じエクスナレッジ 社からは、本屋さんのシリーズもあるそうだ。



世界の夢の本屋さん2世界の夢の本屋さん2
(2012/07/18)
清水 玲奈

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2014.07.17 Thu | Art| 0 track backs,
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