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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
市民講座に行ってきた: 鈴木明子さん「スポーツの見方・楽しみ方」
慶應義塾大学・読売新聞市民講座「スポーツの見方・楽しみ方」シリーズ、
昨日の土曜日はフィギュアスケート女子シングル元日本代表、鈴木明子さんの講座だった。

春先にも別の内容で鈴木さんの講座があったものの逃してしまったので、
案内が出た途端、さっそく申し込んだ。


実物像はTVで見る通りではあったけど、改めて感じのよさに感激。
お話もスケーティングのように滑らか。
日常的にある意味競い合いをしていた人とは思えない柔らかさ。

もっとも今回の日本チームはみなで上を目指して頑張ろう!といういい雰囲気で仲良しだったというから、
他人と争う、という感覚で選手生活を一貫して送ったわけではないのだろう。

現に今回の講演の中でも、他人と比べない、といった内容の話も出てきた。


以下お話から少しだけ:

・小さい頃楽しそうに滑っていたから目に留まったと思う。

・それまで五輪中継はあまり見ない方だったけれど、五輪出場後、ロンドン五輪の開会式を見て涙。努力せずにこの場にいる人はいないんだ、といった感興が湧く。

・氷の質は海外と日本でも異なるし、日本国内でも異なる。硬度や不純物の関係であるが、柔らかいと足が取られて余分な力が入り、硬い方が好き。

・ソチではショートトラックと兼用のリンクだったので、氷の硬さの調整が入り、公式練習と本番で、硬さが変わるため、やりにくかった。

・会場が暑いと、筋肉がゆるみ過ぎて、可動域が広がり、止めたいときに止められない問題が出る。

・氷の質、温度などの変化にいかに瞬時に合わせられるかがカギ。


~~ 上記はナビゲーターの人との対話形式だったが、その部分は50分にとどめ、あとの40分を質疑応答に割いた。前回の講義のときにいい質問がたくさん出たものの消化しきれなかったせいのよう。これは正解だった。通の人からいい質問が多数。例えば ~~



・音楽:
1年中聞くので、好きな曲でないとやれない。音楽の切り取り方は、盛り上がる部分で使いたい部分を抽出し、そこから逆算。
リフレインの箇所はバラバラに寸断したりするので、原曲を知っている人には奇妙だろうが、慣れると馴染んでしまう。


・コスチューム:
デザインにはそれほどリクエストは出さないほう。譲れないポイントのみ言っていた=
脚が長く見えるようにハイウエストにするとパンツが見える量が多くなるので、その量が多くならないようなスカート位置。
筋肉質なので、腕などは隠すより出すようにしていた(その方が美しいと言われたこともあり)。
肌色の部分はなるべく肌になじむ色にするべく依頼し、自分もそれと乖離せぬよう、日焼けを回避していた。
あとは、「白くてクリスティーヌのイメージで(オペラ座の怪人のクリスティーヌ役の時)」などと大ざっぱにいうだけ。
それでいつも完璧なイメージで作って頂けた為、その後直しをすることは滅多なかった。
デザイナーさんが熟練していたので、感謝している。
ただ、その辺は作り手の方との相性もあるので、皆が同じ人に作ってもらうべき、とは思わない。


・ルール変更:
ルールが変わるたびにわかりにくいのはもっとも。
事実コーチですら変更箇所を確認するためルールブックを手元に置きながら指導したりする。
ただ、これありきで選手は動く重要な規範なので、変更したらそれに順応するのみ。
(変更を選手として不満に思ったりといったことはない。)
選手によってはルールをそこまで理解せず、コーチにいわれた通り、完成した振付をひたすら覚えるだけの人もいる(誰かの顔が浮かんだ私)。
ただ、これほどルールがわかりにくいという声があるのなら、自分が見本となって(たとえば実践しつつ説明するとか)、理解の一助となる伝道師になる必要もあるのかもしれない。(拍手)



ちなみに偶然見つけた歴代五輪出場日本選手のリストが面白い。
佐藤信夫コーチが妻久美子さんと重なる大会:
じゅんじゅんが中学3年で出場した証拠:
小塚君のお父さん;
長野五輪7人の出場者のうち、私は、荒川さん、本田さん、田村さんの3人しか覚えていなかった。

http://winter-olympic-memories.com/html/japanese_athletes/figure.htm
2014.06.15 Sun | Private| 0 track backs,
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