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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
優美だけど怖い絵
今、東京国立博物館に、上村松園筆「焔(ほのお)」が展示されている。

この絵が、優美でいながら実におどろおどろしい。

解説によると、描かれているのは:
『謡曲「葵の上」に想を得て源氏物語に登場する六条御息所の生霊』
で、
『嫉妬に翻弄される』『執拗な怨念を不気味に暗示させる』絵との由。


冷たい切れ長の目に、お歯黒を見せながら髪の毛を咥える様子・
さながら幽霊といった格好でフェイドアウトしていく長い黒髪や着物の裾
衣服の絵柄に描かれた蜘蛛の巣もさることながら、
「く」の字に見返るその仕草が絶妙だ。

腰から上は静的だけど、着物の袖や裾が生き物のように跳ね返り、
この動的なリズム感に背筋が寒くなる。
怨念をもってどこまでも追いかけて行きますわ、といわんばかりで。


IMG_1512.jpg
(一部作品を除いて写真撮影可)


松園といえば、ほうけた明るさを発散する狂女を描いた「花がたみ」も有名だけれど、
どちらも強い愛の果ての姿が強烈であればあるほど、どこか物悲しい。
2014.04.21 Mon | Art| 0 track backs,
つつじ見頃になってきました。
今年のつつじ、例年より早いかもしれない。

恒例の東御苑巡り、先週末ですでにかなり見頃に近くなっていた。

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ちなみに2010年の東御苑は5月2日でこの状況

そういえば、2010年はツツジハントにいそしみ、会社を半休してまで、京王線のこんな穴場にまで足を延ばしたのだった。

2014.04.21 Mon | 国内探索| 0 track backs,
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