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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
皇居乾門通り抜け 春季の風景と入場のコツ/ 秋の情報
追記) 2015年秋乾門通り抜けに行ってきた。
最新情報はこちら --> 2015年秋乾門通り抜け最新情報

===== 

(追記)【注】:乾門通り抜けは、好評を博したため、2015年にも開催が決定しました。
==> 詳細:http://www.kunaicho.go.jp/event/inui.html


(追記)【注】:乾門通り抜けは、天皇陛下の傘寿を記念した催しなので、2014年限定です。


2014年通り抜け情報 ===

0.序章
1.そもそも乾門とは?
2.乾通りの、普段見慣れないこんな風景
3.桜、サクラ、さくら!
4.行列を外から眺めてみる
5.入場の感想とコツ #上記の最新情報参照のこと

………………………

0.序章

天皇陛下が80歳の傘寿迎えられた記念として行われた春季皇居乾通り一般公開
所謂お桜をめでる皇居乾門通り抜け(坂下門から乾門まで約750m)は、連日大盛況。
なにしろ普段開かずの門が、特別公開。
しかも無料・事前申し込み不要なのだから。


ということで張り切って行ってきた。
入場後に撮った写真を、まずは2枚ほど:

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本題に入る前に、まずここで、
1.そもそも乾門とは?

実は何を隠そう、以前から、この乾門に目を付けていた。
(下は2010年の写真)
普段、東御苑の大手門、平川門、北桔橋門は自由に出入りできるのに、
この乾門、普段は厳重な警備のもと閉鎖状態。

P1250679.jpg


だけど、遠目から門の中をのぞいてみると、桜が見事に咲き誇り
なにやら素晴らしい景色が秘められている様子なのだ。

中、見てみたい!
かねてからそう思っていたところ、それが叶えられるという。
行かない手はないだろう。

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2.乾通りの、普段見慣れないこんな風景

長い待ち時間を経て(入場の様子は後述)、いよいよ坂下門(下)から乾門へと歩みを進める。

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すぐ左手には宮内庁の建屋が見えてきた。
通せんぼのラインの向こうにいる人たちは、警官や腕章を付けた関係者。

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報道関係者が集うコーナーも別途設けてある。
上空は、せわしなくヘリコプターが行き交う。

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乾門に向かって左手には、吹き上げ御所以外に
諸行事を行う宮殿,宮内庁関係の庁舎などもこの広い敷地内にあるようだ。

ただし、そうした重要な建屋は乾通りには面していない。
なので通り抜けしながら見える建物は、余り差しさわりのない物に限られる。
こちらは休息所のような外見。

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ここにいる警官の方たちは、当然事情通なので、聞けば何なのか親切に教えてくれる。
但し、お年寄りの質問に答えたりして意外にひっぱりだこ。
さらに、混雑ゆえ、長いこと一か所で立ち止まることは許されず、
「きれいな桜を1回写真に収めたら移動しましょう」というアナウンスがひっきりなしに流れている。

結局これの正体、聞けずに終わる。

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下の一見、百人番所のような建物は、倉庫なのだそう。
「倉庫だけでもでっかいねぇ」と感嘆の声が聞こえた。

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こちらは御所へと続く門なのか。
皇宮警察本部・吹き上げ御所 外庭東門警備派出所が設置されている。

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そして、ひっそりと木々に隠れるかのように自前の消防車が。

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皇宮警察本部と書かれている。

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苔むす塀。

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人だかりがある、なにか貴重な門なのか、と思いきや、
「飲料水」の標識。
立ちっぱなしで疲れた人たちが列をなしていた。

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3.桜、サクラ、さくら!

乾通りに咲く桜は、その数76本といわれている。

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それほど多くはないけれど、置かれた環境が素晴らしく、
そこはかとなく気品が漂っている。

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4.行列を外から眺めてみる

乾門を出て、花見も終了。
その後東御苑へと回ると、乾通りが見渡せた。

ぞろぞろと続く人の行列。

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私もちょっと前まで、この中のひとりであったのだ。

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5.入場の感想とコツ

さて、この乾通利一般公開、初日となる4月4日に5万人、5日は9万人の人でであった由。
最終日は4月8日。


それぞれ、13時半、正午頃には、「今から並んでも無理」的な状況だった模様で、
実際土曜の昼に東京駅構内では、その主旨のアナウンスが流れていた。

入場制限、荷物検査、ボディチェックのせいで、10時過ぎに到着したとして、一般的には1時間半以上の待ち時間は覚悟が必要。(*注: あくまで春の話。)

桜の開花状況からいって、前半に行くのが最適なので、後半は比較的空くのでは、と推測したが、
TVで知り、急きょ行くことを決めた人もいるだろうから、残る2日間も混雑ぶりはなかなかのものとなりそう。

★手ぶらで行くのがよろしいかと。
荷物なしの場合、入場口が異なり、荷物検査なしの空いた列に並べるから。
(*注意: 秋季の場合は、入場口は同一で、手荷物検査直前で荷物なしの道を行くことができるが、
それまでは一緒に並ぶので、春ほど手ぶらのメリットは少ない。荷物検査も格段に早くなった。
また、荷物がなくともボディチェックは必要)

知り合いの中には、土曜日、締め切り時間のちょっと前に行って、ラッキーにも入れた人がいた。
(*注意: 閉門-- 春は15時までだったが、秋は、14時半までなので注意。)
昼には入場制限がかかって、諦めざるを得なかった中、実際には土曜は締め切り時間を延長するなどしたので、
終わり間際になって空きだして、入場を認めたらしい。
しかしこれは、たまたまラッキーだっただけ。
そういうことも皆無ではないけれど、これを最初から狙うのは危険。

いずれにせよ、初日や週末の中途半端な時間に荷物ありで到着した場合、待ち時間のタイムロスはかなりのもの。
後半の平日入門時間直前に、荷物なしで向かうのが効率はよさそう。

例え今回行く機会がなかったとしても、まだ秋・紅葉の時期にチャンスがある。


***


==> 秋季皇居乾通り一般公開 参入者数(混雑状況)集計結果

宮内庁サイト(時間・場所など詳細はこちらを参照)
http://www.kunaicho.go.jp/event/inui.html

==> 乾門通り抜け (秋・宮内庁) 感想



# 12月3日 追記 その2

秋季の入場(待ち時間)に関連して

● 春のときは、列がふくらんでいたせいで、桜田門側から来た人がどんどん左側の列に入ったりしていた。
右側寄りに並んでしまったため、列に並んだ途端、まったく動かず、40分ほど不動のまま待たされた。
並んだのが10:15で、入場は1時間半後だった。
しかし秋は、10:30から列に並び、入場は11:15。近くにいた人も同様のことを言っていた。
恐らくこの45分というのは最速に近いのでは?
単独行動だったので、友人を待ったり、横に広がって歩く必要がなかったし、手ぶらでいったので。
(ただしボディチェックはあるし、手ぶらで行った場合のメリットは秋はそれほどでもなかった:追記1を参照。)
また、これは10時入場で直後に一気に混雑した後、たまたま一段落した時間帯だったかもしれない。
とにかく印象としては、春より進みは早く、手荷物検査がスムーズ。


● 春の時も初日が一番少なかったと聞く。秋も同様ではないか?
各報道でこのイベントに気づいた人が増えるから、日程の後半に行くほど増えると予想したが、
意外に土日を避ける傾向もあるそうだ。
確かに博物館も平日の方が込んでいたなどと話を聞くこともある。
12月4日は、雨の天気予報。それが出足に影響する可能性も。

また時間帯については、去年の例でいうと、空いた時間帯というのはアットランダムにやってきて、
みんなが混雑しそう、と思った初日最終の時間帯が空いていたそうだが、今年は宣伝が行き届き
空いた時間帯というのがあるかどうか・・・予測不可能と思う。
去年は、閉門ギリギリでガラ空きだった友人のようなケースもある。


● 10時よりかなり前に行くかどうか。
10時よりかなり前に行った場合、外での待ち時間は、ひょっとしたら、10:30に並ぶより長く待たされる可能性もある。
7時の時点ですでに並んでいる人がいたようなので。
ただし、中に入ってからは動きは、開門の10時直後に入る方がスムーズではあろうけれど。
赤い紅葉の前は、かなり人だかりになり、身動きが取れづらい。
後になればなるほど中がごったがえす可能性はある。
(「美しい紅葉を独り占めしていませんか?譲り合いましょう」というDJポリスの言葉が笑みを誘った。)


………………………

# 12月3日 追記 その1
秋季の入場(春季との相違点)に関連して

● 春季と異なり、列がレーン制となり、かなり、整然と順番待ちができるようになった。
そのため春に比べ、秋季の入場時、手荷物検査のロスタイムは格段に削減。
よって、前回ほど荷物の有無による時間差は劇的ではなくなった。
手荷物はあってもなくても、同じように並ぶ必要あり。
手荷物検査の白テントのところで初めて手荷物なしの人専用の道を行くことができる。
手荷物も、前回に比べれば、今回はかなり早く進んでいる。


● 春季同様、やはり坂下門向かって右手方面から来るのは混雑で損。
つまり、竹橋、大手町方面からお堀に沿って坂下門を目指すと、お堀からすでに
行列が開始して牛歩となってしまう。
なのでなるべく大手町方面からお堀に沿って延々進むのを避け、
宮内庁サイトに出ている入り口図の方にダイレクトに行く道がお勧め。


***


皇居乾門通り抜け その風景と入場のコツ
秋季 皇居乾門通り抜け 日程をチェックするには

2014.04.06 Sun | 国内探索| 0 track backs,
『ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション』 2014年4/4-5/25 @ BUNKAMURAザ・ミュージアム
このほど、ピエロ・デル・ポッライウォーロの「貴婦人の肖像」を目玉に、ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館から
コレクションの一部がやってきた。
まずー


★ ピエロ・デル・ポッライウォーロとは?

個人的にポッライウォーロというと、以下の2作品が心に残る:

・「アポロンとダフネ」

いにしえの芸術家たちがこぞって描いたギリシャ神話を題材にしたもの。
(アポロンに求愛され、逃げて逃げて、遂に自らを月桂樹の木に変幻させてしまったダフネの物語。)
WIKIの画像

英ナショナルギャラリーにあると聞いたものの、幾度となく訪れたにもかかわらず
一度も見た記憶がなかった。
しかし、2012年ロンドン五輪で滞在時、セインズベリー棟でやっと発見。
なんとまあ、小ぶりの1枚で、これは見逃してしまうのも仕方ないと思った次第。


ボルゲーゼ美術館のジャン・ロレンツォ・ベルニーニの彫刻「アポロンとダフネ」はダフネの涙がせつないが、
こちらの方は、両手がむくむくと大ぶりの枝になり、ファンタジーとちょっとゾクッとするような感覚が混ざり合う。


・サンセバスチャンの殉教

これまたナショナルギャラリー(以下NG)所蔵作品。
初めて目にした時、マンテーニャの作品かと思った。

横たわる人物像を足元・斜め上方の角度から描くマンテーニャの「死せるキリスト」の人体表現の試みと相通じるものを感じたためだ。

私が行った時はNG第57室にあり、その日のギャラリートークのテーマとして抽出された。
WIKIの画像

以下、上述ギャラリートークで本作品に関して聞いた内容。

・円錐形(Cone)の構図で描かれた。
・周辺人物を左右対称に配置し、同じ人物を対に描いている。
・テンペラから油絵へ移行した後の絵
・理想化(Idealise)するよりも徹底したリアリズムをもって描いている
・この時代、フランドル絵画の影響が見られる(脚など、細密描写)


★ プロファイルを描いた作品といえばー

ポッライウォーロの「貴婦人の肖像」は、横顔いわゆるプロファイルを描いており、
この構図はあまた見てきたけれど、個人的に印象的なプロファイルはアレッシオ・バルドヴィネッティの「婦人の肖像」だろうか。
WIKIの画像
やはり英ナショナルギャラリーにあり、袖の模様がインパクトがあり、女性の個性が存分に表されていると思う。


さらに、是非見てみたいのは、
ピエロ・ディ・コジモの「シモネッタ・ヴェスプッチ」。
WIKIの画像
蛇を首に巻いて超然としている姿が妖艶でもあり不気味。
ボッティチェリも描いたこの人物を、蛇を用いて自殺したクレオパトラと重ねていると聞く。

* * * * *

★ 展覧会全体の印象

さて、前置きはこの辺にして、本展覧会の全体の印象は好ましかった。

ペッツォーリ美術館はジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリ氏の邸宅をベースとしたため、
内装と合わせて見目麗しい珠玉の美術館だそう。
詳しくは下記専用サイトに掲載されている。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_pezzoli/museum.html


氏は武具のおびただしいコレクションをした人で、
写真で見ると、一部屋丸ごと武具で満たされた様子は壮観。

以前の邸宅の武具室の様子が展示会場内に巨大な画像の壁として設置されており、
我々はその中に入ったような感覚をちょっぴり味わえる。
本美術館の特徴を存分に伝えるための演出が心憎い。

そうした武具や絵画だけでなく、ベネチアングラス(輸送時苦労したでしょうに!)や金細工の工芸品も展示されていた。

東京では前ルネサンス期~ルネサンス期のイタリア絵画に触れる機会が少ないので、
久しぶりに堪能できて幸せ。


★ 個々の作品一口コメント

01 ジュゼッペ・ベルティーニ《ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリの肖像》
描いたベルティーニは、ペッツォーリ氏の友人らしい。
白髪まじりのひげや、やや生気のない目など、それほど理想化していない。
(確か死後に描かれたとかいう話だっけ?)
ベルティーニはペッツォーリ美術館初代館長となった人物なので、
この絵は美術館創設の記念碑的な意味合いももつ。

10 パオロ・リッカルディ バルブータ《イタリアの兜》
武具収集家とはいえ、水彩画で描かれた兜まで収集していたとは。
マニアック・・

13 ベルナルディーノ・ルイーニ 《カルヴァリオへの道》
ぼかし法にダヴィンチの影響が見られる、と書かれていた。いわゆるスフマート法のことだ。
ただし、ダヴィンチの作品ほど人物に丸みを与えてはいない印象で、
完全マスターという感じはしなかったのだけれど。
キリストのギザギザの切り傷が、まさに茨の道といった様子。

16 レオナルド・ダ・ヴィンチの工房 《盾をもつ戦士》
小さな作品。
恨めし気な表情に人間味を覚える。
ダヴィンチはペッツォーリ美術館があるミラノに滞在したことがある。
その間スフォルツァ像をつくろうとして未完に終わったことが展示会場説明書にも書かれていた。
確か巨大すぎて支えるだけの構造ができなかったのではなかったか。

18 ベルナルド・ダッディ 《三連祭壇画》
右に磔刑図=足からまっすぐ地に向かって血がプシューと滴る様子が目を引く。
磔刑図の血の描き方に、何故かいつも目が行く私。

24 フランソワ・シュピーリング カーレル・ファン・マンデル一世 タピスリー
救出と別れがテーマ。
美女と一角獣シリーズのようなミルフルールのような草花。
画面の奥行・広がりを駆使してストーリーを散りばめている。

28 グリゼルダの画家 《アルテミジア》
29 ベルゴニョーネ 《アレクサンドリアの聖カタリナ》
上記2つが対に見立てられている。
聖カタリナはアトリビュートの車輪付きなので理解できるとして、
アルテミジアはスラリとした美女が杯を持っている図の謎解きが解説を読まないとわからず。
画面左に建設中の墓を入れることにより、夫の偉業をたたえて霊廟の建設を指揮した様子を表し、
中央の杯には、夫の灰と涙が混ぜ合わさっている由。

31 ピエロ・デル・ポッライウォーロ 《貴婦人の肖像》
布の金の細かい刺繍の質感!
うなじから背筋に掛けたすっとしたラインが凛々しい。
黒い輪郭線を用いている。
テンペラだ。
ハッキリとは描かれない背景、グレー基調の抑えめの色により、静かで落ち着いた、心安らぐ作品。

36 サンドロ・ボッティチェッリ《死せるキリストへの哀悼》
いわゆるピエタの絵。
リストでは1490-1495年頃となっているけれど、1490年よりは遅いのでは。
サヴォナローラの影響を受けた後の絵に写るから。
英NGにはボッティチェッリの後期の絵画が難点かあり、最初見た時仰天した。
悪魔祓いの絵だったか、おどろおどろしくてウフィッツィで見た華麗な女性像とは大違い。
後年彼はサヴォナローラに感化され、次第に神秘主義に走ったと知った。
このピエタの絵は、ずっしりと折り重なるように人体が組み合わされた硬直した群像で
色合いが好きになれない・ピュアなものを感じられない。

39 クラナッハ 《洗礼者聖ヨハネ & 無原罪の御宿りの聖母と幼子イエス、2人の天使》
素晴らしき細密画。
2枚の絵のうち片方にクラナッハのドラゴンサイン(ドラゴンのような署名)が入っていると解説書。
でもよーく見ると、もう片方にも入っている。

41 祈祷書形時計
裏を見ると、受胎告知と磔刑が描かれていた。

44 ピントリッキオの工房《聖母子と幼い洗礼者聖ヨハネ》
円形の板に置かれたテンペラの色合いが好き。
聖母を中心にしたキリストとヨハネの構図の中に緊密な意思の疎通が感じられる。

45 ラファエッロ・サンツィオに帰属 《フランチェスコ会派聖人たちが描かれた宗教行列用十字架》
もっとも初期の作品の由。(解説によると、ペルジーノの弟子時代の襞表現が見られる)

49 パルマ・イル・ヴェッキオ 《コルティジャーナ》
ヴェロネーゼの師匠といわれる人物だったはず。
ダヴィンチの師匠ヴェロッキオとよく混同してしまう。
須賀敦子さんの本で知ったコルティジャーナ=高級娼婦。
肝っ玉のすわったおおらかさを感じる。

56 カナレット 《廃墟と古代建造物のあるカプリチョ》
カナレットというとヴェネツィア、そしてカプリチョ。
ターナーともやや違うのだけど、独特の空気感。
たくさん見ると、どれも似て見えて、大体後の方は飛ばしてしまうけど、1つだけだとじっくり見られる。

その他何気にティエポロも。

* * * * *

公式サイト:http://www.poldi2014.com/
展覧会名:ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション
会期:2014年4月4日(金)-5月25日(日)  開催期間中無休
開館時間:10:00-19:00(入館は18:30まで)
夜間開館/毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム 渋谷・東急本店横
2014.04.06 Sun | Art| 0 track backs,
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