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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ネットが蘇らせてくれた過去 - 大学のネットデータベースに感謝
病に侵され30代の若さで逝った祖父のことを、父はほとんど覚えていない。
そんな父が亡父と再会したのは約10年前。
それも全くの偶然。ネットの上で。

人の身体の機能に関する”知恵袋”の回答に、祖父の論文が参照されていたそう。
見ず知らずの人がその名を参照している不思議もあいまって
胸をつかれたという。

すごいネットの力、と思いつつ、昨日ふとこんな考えが頭をよぎった。
祖父の名前が刻まれたサイトを、保存しておこう。

STAP細胞、IPS細胞と、新規の発見が相次いでいる。

過去の論文内容は、やがて新しい説にとってかわられ、色褪せる日がくるだろう。
その時祖父の形見のような文献情報もネットからも蒸発してしまうに違いない。

そう思って検索してみた。
そして驚いた。
10年前より掲載ページが増えている。

大体大学の図書データベースが中心だった。
出身校のみならず、九州や東京の大学のデータベース上で
祖父の書や論文が研究用に保存されていることを知った。

所蔵書物の整理、膨大なデータインプットなど、大変な作業に違いない。
大学のきめ細やかな手配に頭が下がる。


さっそく父にメールで報告。
父からは、こんな返信が返ってきた:

本人の絶筆となった著作まで掘り起こしてくれて、
思いがけない孫娘の労を泉下のおやじもさぞ本望でしょう。

三省堂から出した書は、第1次校正まで、病床でどうにか本人がやり遂げ、
第2、最終校正は恩師と同僚で、といったちょっと胸を打つ作。

そのことは、私が本書を国会図書館で閲覧して、序文で知った次第です。
その折(2002)に、目次と書出し部分のみコピーしました。



国会図書館で実父の書と巡り合ったときの父の感激ぶりが、目に浮かんだ。
2014.02.20 Thu | Private| 0 track backs,
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