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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
TOKUJIN YOSHIOKA - Crystallize
週末、吉岡徳仁氏の展覧会に行ってきた。
彼の名を知らなくても、彼の作品は目にしている人が多いのでは。

1)銀座スワロフスキーの店舗デザイン。

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クリスタルの探求者吉岡氏がガラス主体につくったファサードは、
宝石店にふさわしいゴージャス感。

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店内の階段も光を放ち、そして、よーく見ると店舗前面の地面にも、キラキラ物質が散りばめられている。

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折しもクリスマスシーズン。
吉岡氏の作品と思しきクリスタルのツリーがショーウィンドウに並んでいた。


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2)六本木けやき坂の椅子オブジェ

銀座から場所を変えてこちらは六本木。
ヒルズのけやき坂に設置された「雨に消える椅子」も、吉岡氏の作品。

この椅子は、ネーミングが洒落ていると、記憶に残っていた。

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12月、夜の風景
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私が行った東京都現代美術館の「TKUJIN YSHIOKA Crystallize展」では、氏の真骨頂ともいえるクリスタルの作品群に
惜しみなく出会える。

写真撮影(携帯のみ)が許可されている場所が2ヶ所ほどあり、パチリ。

こちらは、雨に消える椅子の姉妹のような長椅子。


反射した光がさまざまに屈折して揺らめきながら
地面に怪しげな模様を織りなしていく。

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上の椅子がおかれていたのは、本展覧会「虹の教会」の部屋。
この「虹の教会」は、南仏にあるマティス作「ロザリオ教会」に触発されてできた由。

南仏マティスの教会といえば!
何度も見損なった苦い思い出。
バスが遅れて、行ったら昼休みだった、という思い出。

こちら:

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これも、マティスのロザリオ教会。
扉は堅く閉ざされていた。僅か数分の差で、間に合わなかった。
悔しさが蘇る。

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下は、再び吉岡氏の「虹の教会」。

500個ものクリスタルプリズムを背にしたツーレ。
天井が高い現代美術館だからこそ実現したダイナミックな、部屋丸ごとのインスタレーション。

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「虹の教会」にあったクリスタルの椅子はさらに入口付近にも置かれていた。(こちらも携帯での撮影OK)

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入口風景。

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展覧会では、クリスタルという素材に拘った吉岡氏の活動の軌跡を追ったフィルムが上映されている。
50分もあるのだけど、まったく飽きずに全編通して見た。
芸術が産業界と密接にタイアップする様など、見応えあり。

ミネラルの中で結晶を花開かせるのに、チャイコフスキーの白鳥の湖の音楽を聞かせる
といったユニークな試みも垣間見れる。

無機と有機のはざまを漂う不思議なクリスタルを、思い切り体感できるスペースだった。
2013.12.25 Wed | Art| 0 track backs,
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