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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
六本木のランチなら、UPSTAIRS
メルセデスベンツがプロデュースするレストランUPSTAIRSが気に入った。

前回ミッドタウン正面に存在していたときの印象が凡庸だったので、
このほど場所を移して再開したときも、興味はなかったのだけど、
知り合いの方のMercedes-Benz Connection/UPSTAIRS訪問記を読み、
なかなかよさげだったので、即飛びついた。

行ってみたら、ほんと、今回は満足・満足。

1500円ランチはこちら:

カトラリーが細身・スマート・上品でかなりポイント高し。
普段カトラリーをそれほど気にする方ではないのだけれど。

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バターはもちろん、

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ツーレ前菜:鶏肉

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私前菜:サーモン

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ツーレメイン:カジキとアンチョビソース

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私メイン:魚のグリルオレンジソース

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そしてコーヒー。


500円プラスでケーキビュッフェ。

いわゆるプチフールサイズだったので、それほど惹かれず。
土門拳の写真展トークの時間もせまっていたし、今回はケーキはパス。

店員さんもそれなりに丁寧。
ほかに1200円パスタランチもあり。

オープンな雰囲気も好き。

今回も前回同様期間限定で、2年間とのこと。
2013.06.26 Wed | Gourmet| 0 track backs,
浮世絵 Floating World-珠玉の斎藤コレクション
ブロガー内覧会で訪れた
三菱一号館美術館で開催中の「浮世絵 Floating World」珠玉の斎藤コレクション。

浮世絵が西洋風の額縁に収められていたり、
暖炉の上に掛けられていたり、
傍らに浮世絵の影響を受けたロートレックらの作品が並んでいたりと、
かの昔、自宅で浮世絵を愛でていた西洋人気分が疑似体験できるという、三菱一号館ならではの趣向。


そんな主催者側の目論見を実感しつつ、
やはり目下、夏目漱石の「草枕」(*)を読書中の我が身としては、
浮世絵の洒脱さに改めて感じ入る次第。

(*)明らかに藝大美術館の「漱石展」の影響。


「草枕」の酔狂を、今この時代に再現すれば、単なる変人として片づけられるに違いなく、
時代の色というのは変化するものだ、とつくづく思っていた、そんな矢先の展覧会。

浮世絵の中ににじみ出ている独特の情緒も、
「草枕」の酔狂同様、今の時代、まさに失われてしまった世界。

特に遊女の図柄に漂う艶っぽい風情は独特で、
遊女たちが織りなすなにやら深淵な世界を垣間見た。


たとえば第一期の目玉のひとつ:

喜多川歌麿<<青楼十二時>> c.1794 大判錦絵

遊女の12時間を追いつつ描いた連作。
遊女のよそ行きの顔と、オフの顔を描き分けた作品。

*写真はすべて許可の上撮影:

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個人的に印象的だったのは「続 卯の刻」。
「旦那はん」に着せ掛けようとする仕草、この風情。
ちょっとした倦怠感も漂わせつつ。

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度肝を抜くような、何とも言えぬ味のある裏地!

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事前説明の際に、浮世絵がロートレックの絵とともに展示されていると聞き、
ならば、遊女とロートレックの娼婦たちのコラボ!と思ったら、
やっぱりその通りだというお話。

ほら:

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日本の方が断然風流>遊女比較。


ちなみに、役者の浮世絵の脇には、歌手のアリスティド・ブリュアンなどが飾られていて、
ああ、この演出は想像してなかった!

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風情と言えば、これもよかった。
鈴木春信<<風流やつし七小町>>。
7点全部そろっているのは世界でこの斎藤コレクションのみという。

雨の中池に浮かべた小船と戯れ。

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鈴木春信<<風流やつし小野道風>>のー

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蛙もまた一興。

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浮世絵の中にはこんなお茶目なのもあるんだ、と笑ったのがこれ。
池に顔を映す?達磨。

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鈴木春信<<風流やつし 蘆葉達磨>>。
いやはやペーソスがある。

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そしてこれこれ、
喜多川歌麿<<山姥と金太郎 紙すき>>。
金太郎のなんともいえぬなりきり真剣な顔つきといったら、思わず噴き出した。

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傍らにはしっかり鉞がある。

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初代歌川豊国の<<両国花火之図>>も、よく見ると、

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歌川、歌川、歌川祭り。

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船の柱や橋のたもとにもあちこちに「豊國画」と書かれ。
細部を見るのが楽しい。

・・そうこうしてたら、最後の方はすっかり時間切れになってしまったが。

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こちらは人気役者の顔入りうちわを売る店か?
このうちわの絵を見て思いだしたものがある。

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これ。
ローマのキオスクで、イケメン神父カレンダーが売られていたのだ!

イケメンうちわ(上記)とか、イケメン神父カレンダーとか。
古今東西時代を問わず、商売根性とはそういうもの。

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イケメンうちわの全体図は、こちら。
初代歌川豊国の<<江戸両国すずみ之図 5枚つづき>>。

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最後に、デジャヴな一枚。
鳥高斎栄昌<<角たまや内花むらさき 若むらさき こむらさき>>

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JAL

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ああ、満喫!

https://mimt.jp/ukiyoe/

浮世絵 Floating World-珠玉の斎藤コレクション
会期2013年6月22日(土)~9月8日(日)
第1期:6月22日(土)~7月15日(月・祝)
第2期:7月17日(水)~8月11日(日)
第3期:8月13日(火)~9月8日(日)
※会期中2回展示替
会場 三菱一号館美術館
2013.06.26 Wed | Art| 0 track backs,
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