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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ローマ建設の祖 : ロムルス (Romulus) とレムス (Remus)
ローマ到着初日、ああ、ここはローマ、そう思う場面があった。


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ごみ箱に、ロムルスとレムスの浮彫が中央に施されていたのだ。

ロムルスとレムスの双子は、ローマ建国神話の中心人物。
王位継承のいざこざがもとで2人は親族によりテヴェレ川に捨てられた。

狼に育てられて、やがて王位継承を受けるまでに復権するものの、
兄弟の間に恨みが芽生え争いとなり、兄が父を殺害。

兄のロムルスは弟を丁寧に弔い、民を町に受け入れ、ローマ誕生の運びとなる・・・

そんなお話なのだが、メス狼の乳をのむ双子の兄弟の図柄は、
ある意味ローマのシンボルになっている。

それは有名な話なのだけど、ローマ市中のごみ箱にくっついていたとは知らなかった。


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ごみ箱だけでなく、ヴェネチア広場の一角にも、あった。

これを見たら、ああローマ!

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この双子の神話の起源は結構古いらしく、すでに紀元前3世紀には、この構図で彫刻がつくられていたという。

カピトリーニ博物館・コンセルヴァトーリ博物館にある名な狼の乳をのむ双子の像は、紀元前5世紀に作られた「狼」の像に、15世紀にアントーニオ・ポッライオーロが乳をのむ双子の像を付加したものだそう。


そしてカピトリーニ博物館といえば、その一部カピトリーノ絵画館この絵がある。

文化村 ザ・ミュージアム「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」(会期終了:2013/3/9(土)-4/21(日))に来ていた一枚。


*以下6枚の写真は、文化村 ザ・ミュージアムの了解を得た上で撮影しています。


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説明書き:

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狼の舌がやたらぐにょぐにょしていて、蛇でも食べているかのようだが、
舌でなめて双子の身体を清めているのだという。
神話を知っていれば、なるほど、と思うわけだ。

絵は感性で見るものと思う一方で、やはり知識はあればあるだけいい。

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2013.05.07 Tue | Travel-Italy| 0 track backs,
行けなかったけど
ローマでは、行きたい教会を1つずつ訪れ、大体すべて見て回れたものの、
1ヶ所だけ見ることができなかった。

サンタ・マリア・イン・ コスメディン教会。
コレ=真実の口があるところ。

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行った時はすでに閉まる15分前。
結構な行列で、とても入れそうにないのであきらめた。

なにせ、みんなこのポーズをとって、写真を撮ってもらってから中に入る。
だから列がなかなか動かないのだ。

結局、上記の通り、人が写真を撮っている写真を撮ってその場を去った。


もっとも最初の卒業旅行のローマ訪問では、この場所でこのポーズをやって写真を撮ったことがあるわけなのだけど。

とはいえ、初回の訪問時には、ローマの休日で有名な真実の口に手を入れる真似事のみに興味があり、
教会の内部には興味がなかった。

今回はそちらより、教会が見たかった。

大学生のときの興味って、やっぱりミーハーだ。

それに比べると、今は歴史とか美術とかをじっくり確かめたいという気持ちが強く、
訪れているのは同じローマでも、ときを経て興味の的が移行しているのを改めて感じた次第。
2013.05.07 Tue | Travel-Italy| 0 track backs,
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