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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ヴァチカンへ
昨日は夜7時に寝た、というよりダウンしたので、今日予約していたヴァチカン博物館見物ができるかどうか心配だったけれど、なんとか復調。
お風呂に入れたのがよかった気もする。

最後の2泊は最初の3泊のホテルの丁度倍の値段なだけあって、バスタブがあるだけでなく、ジャグジーになり、レインダンスシャワーも付いている。

頭痛がひどかった昨日、湯船につかり、肩を暖めたら少しよくなって、疲れも少し軽減されたよう。お風呂から出たら再び激しい頭痛に見舞われたものの、髪が乾くまもなくグロッキー。

十分眠れたのはよかった。

おとといはおなかの調子がまったくダメで食べられず、
昨日は頭痛で食事がのどを通らず、
やっと食欲が戻った今朝、しっかりとした朝食をだしてくれる宿でこれまた救われた。
朝からキッシュなぞ。

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シェフ付きといううたい文句もあり、手の込んだ朝食だった。

もちろん、カプチーノも美味。
ただ、私はおなかをこわした前歴があるため、2口すすっただけで、やめておいたけど。

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ヴァチカン博物館は事前予約をしないと大変なことになる(=行列)と聞いたため、
日本から予約。
とはいえあっという間に売り切れになり、予約日から1週間ほどはすべて完売。

出発前、具合が悪くて躊躇している間に予約できるチョイスがほとんどなく、
今日の12:30からの部がやっととれた始末。


午前中、少し時間があるため、3つの教会をめぐる。
ラテラーノ、そしてサンタ・プラッセーデ、そしてサンタ・マッジョーレ教会を再訪。

ラテラーノの黄金モザイクは、メインの画面以外に聖者の足元のちっちゃな・ちっちゃな絵がなんとも可愛らしかった。

望遠鏡のおかげで、ミクロの世界を探訪できる。

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こんな感じで、足元に川が流れていて、
小さな、なにやら可愛らしい世界が広がっていた。
鳥と戯れ、

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白鳥と遊び、

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釣りかな?

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ウィンドサーフィンの走り?

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そしてヴァチカン博物館へ。
予約をしていて本当によかった、心底そう思うほどの大行列だった。

イコン美術館や馬車美術館にまで行き、6時間のステイ。

絵画館では、再びカラヴァッジョ。

解説によると、もともとサンタ・ マリア・イン・ヴァリチェッラ聖堂のために描かれ、
ナポレオンによりフランスに運ばれ、
その後返却され、ヴァチカンに飾られることになったとのこと。

相変わらず、こちらを見つめる老人の描き方がリアルで、深い皺に人生の悲哀を感じる。

教会にあったときはもっと高い位置に飾られていたに違いなく、
しゃがんで仰ぎ見てみたりした。

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キリストの青白い顔・青い唇。
死人の顔のリアリティ。但しこの作品が描かれたのは、彼が殺人を犯す前のことだった。

わき腹には聖痕が見える。


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システィーナ礼拝堂にボッティチェリの作品が幾つかあることも、今回初めて知った。
礼拝堂を鑑賞したあと、庭に出たら、ミケランジェロの壁画をとりまく天井画の作者一覧が出ていたのだ。

実は天井画を見ながら(壁よりに座る場所があって、ずっとここに座って眺めてた)、「これボッティチェリみたい」、とつぶやいていたのだった。
右から3人目の女性が、彼の作品「プリマヴェーラ」に登場する女性そっくりだったから。

でもその時はまさかボッティチェリがここの絵を描いているとは知らず、似た画風だなぁと思っていたのだった。

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行って、この目で見てみると、いろいろ発見があって、
それが美術的にたいしたことない発見であっても、
ひとりよがりの感想であっても、
自分の目で見た証、であり、そんな感覚が楽しい。
2013.05.04 Sat | Travel-Italy| 0 track backs,
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