日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ホテル激戦区 博多のコスパ抜群の宿
博多出張で泊まったホテル「フォルツァ博多」。
オープンして1ヶ月ということもあり、快適そのもの。

同行する同僚が探してきた。

彼女は、ベッドが150㎝、部屋が獄狭なのはイヤ、ということで、
基準を満たしたのがこのホテルだったそう。

6500円朝食付き。

入ると、ロビーはこんな感じ。レセプションの対面。

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飾り用陶器が置いてあるなど、ビジネスホテルっぽくない。

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さらに別途休息用のコーナー。
パソコンあり。

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コーヒー無料。

チョコチーノなんていう飲み物まである。
トライしなかったけど。



さて、お部屋。
iPadが全室に。

これでツイッターをやってきた。

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TV大きい。

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スタンドお洒落。
ティッシュの右の白黒の物体は電話機。

スリムでこれもお洒落。

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どんなタイプの携帯も充電できる充電機付き。
試しに会社用のブラックベリーを充電してみる。

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宿泊案内は、机の上には置かれていない。
でもガラス張りなので、どこにあるかは一目。

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フィルターコーヒー付きで、コーヒーも淹れられ。

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マッサージ器付き。
5こ上の写真のクッションらしきものが、広げるとマッサージ器になる。

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加湿器。

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アメニティは、櫛でなくてブラシなのがいい。

ダブルで・シングル兼用の部屋なので、コップと歯ブラシはつ。
コップも歯ブラシも、白と黒1つずつで、色違いにしている配慮。

手と顔用のソープは、ムースタイプ。


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シャンプー・コンディショナーはラベンダー。
ボディソープはアーモンド。

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女子には別途アメニティ追加。
乳液、化粧水、お風呂のアロマパウダー、ヘアバンド、とか。

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朝食。
バイキングは種類豊富。

パンは一種類だけで食べなかったけど、和食が充実。
(イチジクのジャムがおいしそうだったけど。)

地鶏から揚げ、地鶏のオムレツ、聞いたことのない地元のこんにゃくみたいなウドだかなんだか、
明太子も新鮮そのもの。
ご当地料理の数々。
魚、ひじき、きんぴら、納豆などスタンダードなものもあり。
ほかにフルーツ。

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フリードリンク。
デザート3種。

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朝食抜きだと5500円。
朝食だけだと1000円。

満足度195点。

200点未満なのは残念ながら、枕が合わなかったこと。
2種類あるけど、どちらも高すぎて、首が疲れて夜中に目が覚めてしまい、
枕外してタオルを引いた次第。

でも文句なし。
すべてこじゃれていてセンスがよく、ビジネスホテルとはいえないほど。
(外見は目立たないんだけど。)
2013.01.29 Tue | 国内探索| 0 track backs,
スタンドアップパドルサーフィン
昨日の朝、ツーレのシアトル旅行の一コマとして、この写真を載せた。




するとその夜、ある「偶然」が起こった。


この競技の大会に出て、なかなかの成績を収めた人に、ツーレが遭遇する、
という偶然に。


これは、「スタンドアップパドルサーフィン」と呼ばれるスポーツだそうで、
サーフィンをやるには年齢がいっている、という人でも手軽に楽しめ、
今人気上昇中なのだとか。

所謂立ち漕ぎサーフィンだ。


そして上述の人は、これに目をつけ、日本で流行する前になんらかの大会に出て、
20位以内の成績を収めたそう。

ただ、初期の頃で層が薄かったからこそで、
その後は、そうは問屋がおろさなくなったそうだけれど。


そんなことも知らず、このスポーツの名前も知らず、
ツーレは2011年夏、
かつてホームステイした先の息子さんの結婚式でシアトルを訪れ、
なんとなく楽しそうなこの光景を、写真に収めてきたのだった。


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他にこんな写真も。
漕ぎ手は結構な老夫婦。

老若男女、マリンスポーツを楽しむ町、シアトル。


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改めて、冬に私が目撃した光景とのギャップに驚く。


あの冬枯れの寂しい残像に、このキラキラとした真夏の華やいだ光景を重ね合わせるのは、
ほとんど不可能、、、
そのぐらいの大きなギャップだわ。


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2013.01.26 Sat | Travel-USA| 0 track backs,
シアトル行くなら
12月、シアトル出張のあと、ツーレの去年7月のシアトル観光写真を改めて見て
驚愕。

季節によってこんなにも違う顔してるのかと。

冬のシアトル大学キャンパス。
噴水もなく。
超寒かった。

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それが夏には、こうなって。
噴水は出てるし

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建物も輝いてる。

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湖畔に出れば
こんな光景もあったらしい。

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やはり水辺の街なのだ。

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水陸両用の乗り物。
このまま湖に浮かんでクルーズできる。

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で、こういうところを周遊するわけだ。
ビル・ゲイツの別荘など。

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季節によってこんなにも違う。
まあ自腹で行け、ということか。
2013.01.24 Thu | Travel-USA| 0 track backs,
ジョン・レノンの「イマジン」は禅僧の言葉から着想・・という話 白隠展(Part3)
ジョン・レノンが、禅僧・白隠が描いた絵を所有していること、
「イマジン」はその白隠の言葉に刺激を受けて作ったこと、

などはあちこちで話に聞いたけれど、
白隠展に行ってみて、そして、改めてイマジンの歌詞を眺めてみて、
やっと具体的に合点がいった。


まず、白隠の達磨の絵って、ひとつを例に挙げると、こんな感じ。


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*以下「白隠展」の館内の写真は、特別許可された日に撮影したものです。


で、超人日記さんの内容を見ると、白隠の良さを測り兼ねたジョンがオノ・ヨーコさんに
絵の神髄を聞いたところ、すらすらと、言ってのけたという。

要するに筆に迷いがない点などを説明したようだ。

そしてジョン自身、白隠に傾倒していく。

完成した「イマジン」の歌詞:

Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No Hell below us・・・


それと白隠がどう結びつくのか?

それが例えばこの白隠の書:

「南無地獄大菩薩」


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南無とは、こちらのサイトによると、「身をささげてすがること」らしい。


となると地獄にすがることになる。
どういう意味なのか?


先日の山下先生の解説によると、白隠の意図は、
地獄も極楽も表裏一体なのだ、ということなのだそう。


地獄があるからこそ極楽があり、この2つは切り離すことはできない、
渾然一体となるその様を、レノンは

There's no Heaven
No Hell

と表したということのようだ。


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現在Bunkamuraザミュージアムで開催中の白隠展には、
教えを託した絵のみならず、
墨蹟もある。


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達磨についてはこのような解説:

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上述のサイトでレノンが白隠に開眼したその経緯を読んで、
博識なヨーコさんのすごさも思い知った。


そういえば、ロンドン五輪観戦のとき、トライアスロン会場そばに、
こんなものを見つけた。

Yoko Onoギャラリー。


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祈りを捧げましょう、と
七夕のようなコーナーがあった。

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七夕を知らない英国人たちのために、
こんな解説も。

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Yokoさんの視点が、己を通り越し、世界や人類の平和へと伸びていることを感じる。


白隠展@Bunkamuraザミュージアム
2013.01.21 Mon | Art| 0 track backs,
湯布院土産 「しっとり餡ぽてと」
ツーレが業務の一環で湯布院へ。

さすがにお土産が豊富だそうで、こじゃれた品々を買ってきた。


中でもとりわけこれが、美味だった。
しっとり餡ぽてと」。

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きわめてリッチなスイートポテト。
しっとりとして、上品な味・口当たり。


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更に、この地には、ロールケーキで有名なのがあるそうだ。

帰京後に知ったらしく、そっちにも食指を伸ばしたかった、と残念がっていた。


午前中で売り切れ、という噂もあるが、
いつか訪れて、リベンジを果たしたいねぇ、ということで意見が一致した。
2013.01.21 Mon | 国内探索| 0 track backs,
明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」-四五〇〇余名の肖像 INFO
先日のエントリー「明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」-四五〇〇余名の肖像」の
展示替え情報をいただいた。

パンフだと、時折展示替えがあるとのこと。14500名の写真ともなると、どんな頻度
なのか?と思いきや:

三の丸尚蔵館に電話しました。展示替えは一週間で替えページするようです。
全部みたい場合は、毎週通わないと見られないようです。
(By熊五郎さん)


うぉお!確かに前回、まだ坂本龍馬の写真がなかったから、これから出るのだろう。
2013.01.19 Sat | Art| 0 track backs,
Bianchi Cafe & Cycles / ビアンキカフェ&サイクルズ
自由が丘にできたBianchi Cafe & Cycles / ビアンキカフェ&サイクルズ
昨夜は壮行会兼打ち上げ。

ビアンキショップの上、2Fにあるカフェは、カフェといいつつ本格的なイタリアンが食せる。

あのガレリアビアンキの元シェフのお店なので、納得だ。


まず、2Fスペース一望。

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ゆったりとして、清潔なスペース。
ふらり、と一人で気軽に入れる。


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写真にはないけど、小物の販売も。
チェレステ色のグッズや、自転車関連小物など。


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その他ビデオ上映もあり。


さて食事。
華やかでうれしいオードブル。


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いよっ、出ました人気のトリッパ。


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そしてジューシーなカツレツ。


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とろーり、とろけるようなカプチーノ。ハートマーク入り。
バリスタさんの腕の振るいどころ。

コーヒーカップも、堪能。

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ガレリアビアンキを思い起こす、なつかしい、アートなデザート。


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1Fのショップの方は、次回ゆっくり見てみたい。

自由が丘新聞:伊自転車メーカー「ビアンキ」、自由が丘に国内初のカフェ併設ストア
2013.01.19 Sat | Gourmet| 0 track backs,
ボーイング787 
私も、ボーイング787のニュースは複雑な思いで見ているクチ。

あのとき、快適!シートが完全フラットだぁ!などと無邪気に喜んでいたけれど、
昨今のトラブルを聞くと背筋が寒くなる。


787シアトル便のエントリー


そして、今回の状況確認作業による発着中止の余波が、我が家にも。

ツーレは次のアメリカ出張の便が787だという。
私は、九州出張の行き帰り787にしていた。

私は予約変更。
現地入りが21時になるけれど、仕方ない。
787回避のため。

なんでも機材の工面が追い付かず、便キャンセルが相次いでいるというし。
リスクは避けたい。

なんとかトラブルの原因が一刻も早く特定できますよう。
だって、快適だったんだもの。


・・・ とはいえ機内の快適さより、やっぱり安全面重視の機体で勝負すべき、
そんな思いもよぎる、今日この頃。
2013.01.18 Fri | Private| 0 track backs,
1995年、そして2011年
07年、神戸旅行で友人に連れて行ってもらった。
阪神淡路大震災のメモリアルパーク。


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メリケン波止場の一部が、そのままの状態で保管されている。


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崩れた岸壁も。


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あれは、1995年のこと。
あの時も、そして2011年福島の原発事故のときも、大災害発生時は、
従来の野党が政権を握った時だった。


今年、ある集まりで、エネルギー関連のトップの人が唇を噛んで挨拶をしていたのを思い出す。

福島原発事故の際、わざわざ原発見物に行った当時の首相への怨念を吐き出していた。

あの不用意な首相の行動により、初動体制をすべき人々が見物要員にまわされ、
いかに初動体制をめちゃくちゃにされたかと。


パフォーマンスのため、としか言いようがない軽率な行動。

その恨みつらみは、いまだに消えていなかった。
2013.01.17 Thu | 国内探索| 0 track backs,
フランスで、また行きたい街
先日ブリヂストン美術館でマティスの「コリウール」という絵を見て、
また行きたくなった。コリウールへ。

スペイン寄りのカタルーニャ文化が根付くベルピニヤンから電車で30分ぐらい。

ツール・ド・フランスがペルピニャンにきたとき、宿が取れず、
電車で簡単に行けるところ、というだけの尺度で選んだのがこの街だった。

でも、ピカソが通ったという宿やカフェがあり、
店内には画家たちの絵が所せましと飾られて、
行ったらすっかり虜になった、この小さな街に。


ご丁寧なことに、行のエアフランスの機内雑誌には
コリウールの観光案内まで出ていたという偶然。

マティスの絵に出てきた風景と重なる情景:


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雨勝ちで天気が悪いのが玉に瑕だったけど。

逆に、海水浴客でごったがえる海辺を見なかったせいもあり、
観光地化している様子がなくて、よかったか。


街の至る所にマティスの絵の写真。

描いた場所と、描かれた絵の組み合わせ。

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ゴッホが活躍したオーヴェール地方でも、
描かれた絵と実物の組み合わせなどが展示されていたっけ。


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今でも芸術家が絵筆を動かしていて、
アーティスティックな雰囲気。

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こう考えると、ツール・ド・フランスのおかげで、
思いがけない街を訪れることができたものだ。



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2013.01.16 Wed | Travel-France| 0 track backs,
国際的にもピカイチな、日本の運送業者の技 - 白隠展(Part2)
日通が美術品の運送に対してスペシャルな技を持っているということは知っていた。
美術専門の部署がある。

仕事関係で日通さんとはお付き合いがあり、こんな話を聞いていた。

「もともと美術品の運送は日通がスキルを磨いて発達させたもの。
今ではほかの業者も担っているけれど、
日通からスピンアウトした人たちばかり」と。


そもそも国宝だとか、高値の絵画などを国内外からもってきて運ぶという仕事。
傷ついてはいけないし、相当神経を使う内容になるという。


Bunkamuraで開催されている白隠展でも、トークショーのスピーカー
広瀬麻美さんが、その辺相当詳しそうで、裏舞台の話が聞けた。


● 海外の輸送業者が担当するときは、普通運び出し入れ、梱包、
据えつけを行う業者など、細分化している。
しかし日本では、ひとつの業者さんが、輸送だけでなく、
展示までワンスルーで担ってしまうので、海外ではいつも驚かれる。

● 彼らはプロ集団なので、学芸員の人も、彼らに展示作業は一任する。
(作業中、自社のユニフォームを着用しているそう。)

● 海外では据え付け作業は1ヶ月、それに対し、日本は4日で終わってしまう。
彼らは運ぶだけでなく、美術品の取扱いを熟知している特殊なチームだ。


白隠展の運びだしは、ヤマトが担当だったようだが、スライドで、こんな風景を見た。


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本当に任されている。

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更にこんなスライドも。


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白い部分はシールタイプの除湿剤。

絵によって、除湿具合を変えるそう。
今回は、60%用を使用。
その辺のチョイスは、主催側の判断のようだ。


通常ゴキブリホイホイのような床に置くタイプを使うが、
風景中目障りなので、広瀬さんはシールタイプが好き。


これら白隠の絵は、通常博物館にあるわけでなく、お寺といった
過酷な環境にあるので、いつもよりベターな環境に置かれていることになる。


・・・などなどの話を広瀬さんが披露。
裏舞台の話だけでももっといろいろご存じな様子で、
そんな話だけでももっといろいろありそうだった。
もっと聞きたい!


ということで、本筋の白隠展の話までたどり着けなかった。
続く。


白隠展開催中:
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_hakuin.html
2013.01.15 Tue | Art| 0 track backs,
松平容保、「八重の桜」劇中人物と本物を比較してみる@三の丸尚蔵館
”明治天皇が深く親愛する群臣の肖像写真”を集めた「人物写真帖」が
現在三の丸尚蔵館で展示されている。

12日に公開されたばかりということで、待ってましたとばかり、
わんさか人々が訪れていた。

昔の人たちの実像が見れるので、通常の絵画展示よりも興味度アップだったようだ。


特に人の足が止まっていたのは、松平容保の写真の前。
口々にみな、「八重の桜」と発していた。

そう、目下大河ドラマに松平容保が登場する。
演じているのは綾野剛さん。

実際本人の写真を見て、綾野さんの配役は合っている・似てる、と思った。
どちらも優男。


板垣退助は、中村俊輔顔だった。

その他感想をまとめると:

勝海舟: ここに出ていた写真では少なくとも、洒脱な感じで、なんとなくセクスィー
東郷平八郎: ダントツかっこいい
副島種臣: 長髪・ワイルド系
松方正義: これが松方コレクションで有名な松方幸次郎氏の父か。
 幸次郎氏はハンサム、父はどっしりとした存在感。
大隈重信: 彼の写真前も賑わっていた。誰かに似てる。診療所の先生か?
乃木希典: 見るからにアク強し

***

三の丸尚蔵館
「明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」-四五〇〇余名の肖像」
期 間:平成25年1月12日(土)~3月10日(日)
休館日:毎週月・金曜日
但し,1月14日(月・祝),2月11日(月・祝)は開館し,翌火曜日は休館。
開館時間:
2月28日(木)まで:午前9時~午後3時45分(入館は午後3時30分まで)
3月2日(土)から会期終了まで:午前9時~午後4時15分(入館は午後4時まで)
2013.01.13 Sun | Art| 0 track backs,
シャガールのタピスリー展 二つの才能が織りなすシンフォニー @渋谷区立松濤美術館
過去に見たタピスリーといえばー

フランス西部アンジェのお城にある黙示録の15世紀のタピスリー。
あるいは去年見たロンドン ヴィクトリア&アルバート美術館のボアと鹿の狩猟のタピスリー。(写真)

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それらはいずれも色褪せていたり(年代ものだから当たり前なのだが)、
照明がほの暗かったりして、
評判ほどにはピンとこなかったので、
タピスリーと聞いても正直、それほど私は萌えない・心躍らない。


けれどそのタピスリーがマルク・シャガールのものと聞けば、
やはり興味がわいて、行ってきた。
渋谷区立松濤美術館のシャガールのタピスリー展。


部屋に一歩足を踏み入れる。
あれ?これは壁画じゃない?
少なくとも布じゃないよね?

一歩、二歩と近づいていく。

うそ?なんとタピスリーだ!


余りに鮮やかな色。
織物とは思えぬ繊細な図柄。

シャガールの絵画をイヴェット・コキール=プランスさんがタピスリーにトランスファーしたものなのだが、
その再現性が半端ではない。

色鮮やかに、シャガールの筆あとまでもが忠実に移し替えられていた。

タピスリーがここまでできるとは。。。ため息。


1Fでは、ビデオ上映によりその作業の様子が映し出されていたけれど、
気の遠くなるような根気がいる緻密な作業。

展示室には、実際に使用された型紙の展示もあり、
タピスリー製作を担当したイヴェットさんの細かい判別記号が書き込まれていた。

ここまでの作業をこなすなんて、
シャガールという芸術家への思い入れがなければなかなかできるまい。


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出品作品の多くが個人像のせいか、パンフレットに写っている作品は控えめで、
大型のすごい大作の数々はパンフには出ていない。
行ってみなければわからない。


天井が高いから、あれだけの大型作品が掛けられる。

「平和」や「アルルカン」などは特に、壮大な作品なので、上部の方をよく見るために、
1Fのテラスに移動した。
テラスから「平和」を見てみたら、B1で見た時に気づかなかったピエタらしき構図も見えた。


「平和」のタピスリーには、ピエタのほか、群像の中に磔刑やキリストの絵も混ざっていて、
実はよく見ると一部宗教画。
となれば、下に描かれた蛇はアダムとイブを彷彿とさせる。

講演会の前と後に展示を見たのだけれど、
最初にバイオリンが描きこまれているのが多いのに気が付いた。


ボローニャで訪れたサン・ドメニコ聖堂のグイード・レーニの絵にも、
バイオリンなど楽器が頻出していたのを思い出す。
教会番のおじさんの説明によると、レーニは音楽家一家だったからだよ、と。

先日のブリヂストン美術館の展示も、ドゥビッシーと絵画がテーマだった。

芸術というくくりで、音楽と絵画がときに交差する。

その後講演会を聞いて、謎が解けた。
シャガールの場合、バイオリンはユダヤ人を表すモチーフとして
使われたそう。


さらに、シャガールの本名が Moishe=モーゼであり、
マルクというのはパリ移住後に、尊敬する版画家の名前をとって改名したことも知った。


第二室のニースの情景シリーズも好き。
あの海岸の湾曲具合、海の青さ、そして浮かぶ魚や花や恋人たち。

なかなかレアな展覧会だった。
そして、タピスリーのよさも実感した。
特にあれほどまで手が込んでいることを知っただけに。


聞いた講演会は下記:

1月12日(土)午後2時~   
荒屋鋪透氏(ポーラ美術館長) 
「シャガールと旅する」


渋谷区立松濤美術館URL;http://www.shoto-museum.jp/05_exhibition/index.html#A002

本展は:~2013年1月27日(日)
会期中の今後の休館日:1月15日(火)、21日(月)

そして入館料は、感激の!300円。
2013.01.12 Sat | Art| 0 track backs,
古今東西(というか イタリアvs日本)騎馬像対決
これまでイタリアで有名な騎馬像を2か所で見た。

まずはヴェネツィア。
ヴェロッキオの「コッレオーニ騎馬像」。
サンティッシマ・ジョバンニ・エ・パオロ教会前にある。


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威風堂々たるなかなか貫禄あるお姿。
そうそう、作者のヴェロッキオは、ダヴィンチの師匠だ。

ダヴィンチに天使の絵を描かせたら、弟子に追い越されたと悟り、
彫刻に移行したという。
15世紀の人。


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これ、一人旅のときに探そうとして、ずいぶん迷った。

ヴェネツィア、須賀敦子さんも言う通り、本当に迷路のよう。
ひとつとしてまっすぐな道がない。

運ががぐにゃぐにゃ張り巡らされているせい。

地図を見てもよくわからない。
だから地図を片手に歩く気にもならない。
ふらっと一か八かで歩くことになる。


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この小広場には教会建築のような病院もあり、なかなか重厚感ある場所。

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お次はパドヴァ。

バジリカ・デル・サントこと、サンアントニオ聖堂の前にある。

彫刻家ドナテッロの手によるロンズの騎馬像「 ガッタメラータ将軍騎馬像」。
ドナテッロは、14-15世紀の人。

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こちらもセッティングは抜群。

ドナテッロといえば、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂にある
洗礼堂扉のレリーフ制作のコンテストに出場し、
ロレンツォ・ギベルティと熾烈な争いをしたことで有名。

最終的に彼が勝利し、手がけることに。

コンテスト出品作品は、そばの国立博物館にある。
博物館へは行ったのに、見つけられず。
なにしろ広すぎる。


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最後に日本。

皇居外苑にある楠正成像。

これが、なかなか素晴らしい。

外苑のサイトによると:

この銅像は、別子銅山を開いた住友家が、開山200年の記念として企画し、東京美術学校に依頼し作成し、宮内庁へ献納したもので、高村光雲など東京美術学校の職員らにより当時の技術の粋を集めて作成され、明治33年7月に完成し献納されたものです。

とのこと。

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「粋を集めて」というのがうなずける。

この彫刻、なんとなく背景になじんで当たり前のように屹立しているもんだから、
みんなあっさりと前を素通りしていくのが、なんとも残念。

年代は遥かに後とはいえ、イタリアの有名な騎馬像にひけはとらない、と思うのだけど。


なかなかの迫力で、特に、風を感じるしっぽの流線型など、秀逸。
惚れ惚れする。


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おっかないこの表情。

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日本もまんざら捨てたものじゃない。
2013.01.12 Sat | Art| 0 track backs,
ブリヂストン美術館年間パスポートをゲット
下記Takさんのツイートを見たので:

>ニュースの時間です。待望のブリヂストン美術館年間パスポート来年1月8日より枚数限定で発売になります。4000円で同伴者まで何度でも入れる超お得な年パスです! twitpic.com/br2yzz

— Tak(たけ)さん (@taktwi) 12月 31, 2012

(どうやらツイートのインベッドはIEではうまく見えるけど、Gクロムではバグるらしいのでやめ。)

で、さっそくゲット。

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なにしろブリヂストン美術館には大好きなセザンヌのサントヴィクトワールの絵がある。

あれを年間好きな時にふらっと見に行けるとは、なんたる贅沢。
あそこのサント・ヴィクトワール山が一番好き。
あのゆったりとした広がりと色合いに、そこはかとなく癒される。


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(写真は去年のブロガーナイトにて、特別に撮影OK)


以前サントリー美術館の年パスは買ったことがある。
ピカソとロートレックの展示がある年だったので、鑑賞し倒したものだ。

金額は7000円ながら、同伴者1人OK+音声ガイド無料というオマケつきで、
あれもかなりのバリューがあったっけ。
(以降年間予定を見つつ、和もの展示が多いため、買っていないけれど。)


激戦の三菱一号館の年間パスが入手できなかったことが、とても心残り、、、ではありますが。
2013.01.10 Thu | Art| 0 track backs,
目黒聖サレジオ教会(カトリック碑文谷教会)
お正月に、サレジオ教会のミサを初体験。

クリスマスに行きそこない残念だったので、お正月に、というわけ。
一般の人OK、とのことで、初心者であることを申告したら、パンフレットをいただいた。


碑文谷のダイエーを過ぎたあたりで、白亜の建物が突然現れた。
ここが某聖子ちゃん挙式の場所か(最初の式)。


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外壁には、。
彩色が施さされた彫刻。

天使から救世主降誕のお告げを聞いた羊飼いが、イエスを訪れているシーンのようだ。


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ミサの前の写真撮影はOKとうかがい、そっと撮影。
早めに行ったので、まだ人影はまばら。

入って左手すぐに、洗礼盤と、キリストの洗礼の壁画。


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何とも豪華な聖堂だ。

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正面の壁画。
キリストの象徴である羊が、聖書の上に坐している。

左から、福音史家ルカ=牡牛、マタイ=天使、ヨハネ=鷲、マルコ=獅子。

マルコの獅子は、ヴェネツィアでわんさか見たことを思い出す。

ブドウの美樹は、キリストなのだそう。

枝や葉は、互いに支えあう心をはぐくみ、クジャクが象徴するキリストの永遠の命に与る信徒を表す、
と解説書に描かれている。

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祭壇上の円天井の壁画。

三位一体を表す三角形。中央に白い鳩(聖霊)。

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ステンドグラスにはキリストの物語がぐるりと描かれていた。

これはマリアの従妹エリザベートの訪問。

パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂などを始め、2人が寄り添う構図。

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イエスの洗礼。

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キリストの復活。

イタリアのサンセポルクロの教会にあるキリスト復活は、
ピエロ・デッラ・フアンチェスカの手により描かれている。
名品と聞く。行ってみたい。

キリストの復活の絵は、数は少ないそう。
聖書の中でハッキリとは書かれていないせいなのか。


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この教会、江戸のサンタマリアに捧げられている。
EDO NO SANTA MARIA、といくつかの場所に書かれている。

つい先日読んだ篠田真由美さんの著書「美しきもの見し人は」
のテーマと一部ダブる。

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そもそも、この本の表紙がこれだもの。

美しきもの見し人は (カッパ・ノベルス)美しきもの見し人は (カッパ・ノベルス)
(2008/03/20)
篠田 真由美

商品詳細を見る



手の込んだ壁画が前方に。

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十字架を運ぶキリストの木彫り。

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後部にはパイプオルガン。
そろそろ人が集まり始めた。
この辺で、カメラをしまおう。
2013.01.09 Wed | 国内探索| 0 track backs,
ミッドタウン 雪だるま間違い探し(気が付きましたか?)と 白隠展(Part1)
先の日曜日、ミッドタウンを訪れて、虚を突かれた。

あの巨大雪だるまが、正月仕様になっていたのだ。

そう、頭の上に、なんと、ミカンが載っているではないか。

> 雪だるま、年が明けたら鏡餅、

なんていう句を一句ひねりたくなるような、なんたる演出。


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私ったら、すごい。

こんなミッドタウンのひそかな洒落心をしっかり受け止め、間違い探しに気が付いた。

自分の手柄に、そっとほくそ笑んだまではよかったのだが、
ところがここで問題発生。

この雪だるま、年越し前はミカンの代わりに、一体何をのっけてたっけ?

思い出せないのだ。

すっかりこのミカン姿が板についてしまって、その前は何を頭にのっけていたのだか
失念してしまっている。

仕方なく、去年の写真と照合することに。
ちょっと悔しいけど。


するとーー


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ああ、そうだ。
サンタの帽子だった。

というわけで、こんな前フリのあとにくるのがBunkamuraで開催中の白隠展。
禅画という、ちょっと珍しい展覧会だ。


本日夜間特別展示「ブロガーナイト」に行ってきた。

(ブロガーナイトでは、特別に写真撮影OK)

そして、お正月らしい絵を多数目撃。

ミッドタウンの鏡餅を彷彿とさせるような?鏡餅の絵も。

鼠大福と題され、
大福様のまわりに群がる鼠たち。


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こちらの「七福神合同船」の絵にも鏡餅。

お目出度いものがごちゃまんと出血大サービスで盛り込まれ。


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絵を描いたのがネズミ年でもないのに鼠の絵、ということで、
白隠の茶目っ気だったかもしれない、そんな説明が添えられている1枚もあった。

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さらにお正月らしい1枚。

初夢の
1.富士
2.鷹
3.なすび

をそのまま描きつつ、富士山1つ、鷹(の羽)2枚、茄子3つ
を描いたもの。

そばにあった、富士山の前をいく大名行列の絵(*)同様、
真理を探究せよ、という白隠のメッセージに他ならないそうだ。

(*)富士山は達磨を表し、それを見もせずに素通りする大名が描かれている。


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さて、このブロガーナイトでは、
Bunkamuraの「白隠展 HAKUIN  禅画に込めたメッセージ
につきたっぷりと解説を拝聴したわけだが、目からうろこの事実が次々と。


白隠については禅僧であることぐらいしか知らなかった。
うちの祖父だか曽祖父が所有していた宗教本全集に、雪舟などと一緒に白隠の本が混じっていたという話を
父から聞いたことがある。

禅の教えを広めるために、絵を利用した、まるで西洋の教会の宗教画と似ているではないか、
といった程度の認識だったのだがー


例えば、こんな貴重な話:

● 日本では自画像というジャンルの歴史は浅く、最初の自画像は14世紀後半に描かれた明兆のものが最古。

● 次が雪舟で、模本が残存するのみ。

● その次は雪村。これは実物が残っている。16世紀。

● 江戸時代も自画像は少なく、それに対して、白隠は10点以上も描いていた。



● 山下裕二先生の話:「白隠は別格。命がけで絵をツールとして、仏の教えを伝える為だけに描いた」

● 企画協力の広瀬麻美さん:「生涯で彼は絵を一切売却したことはない」=お金儲けのためでない。



● 白隠の絵には重要文化財、国宝は一切ないので、一挙公開できた。

● Bunkamuraミュージアムは、それら重文・国宝の分類の絵を展示する許可は得ていない。

(となると、近美はその許可を得ているってことだ。現在、重要文化財が13点展示されている。
しかし国宝は古いものにしか与えられないから、明治以降の芸術品を集めた近美に国宝は1点もないと聞く。)

● 半身達磨の絵は、そのうち重文になりますよ。(山下先生)我々がいなくなった頃には、きっと国宝(広瀬さん)



● ちょっと話はそれるけど、広瀬さんの大和や日通のロジスティック話が妙に面白かった。また聞きたい。
(某ロジ会社が取引先なので、美術品の輸送の大変さをチラリと聞いたことはあった。)

● 絵の湿気除去のために、すべての絵の裏側に白い四角い除湿剤を付けている。
(ゴキブリホイホイみたいな床に置くタイプの除湿剤を、広瀬さんはお好きでない。)

● 除湿度は、品・環境により異なるが、今回使用している除湿シートは、60%タイプ。


● 山下裕二先生の靴下がカラフルでファンキーだった。運動靴は水玉だった。

(以前出張先で合流した大学の先生も、毎日、黄色・緑・ピンクなど、カラフルな靴下を履いてらした。
大学の先生って、靴下に凝る人が多い?)
(靴下を撮ろうとカメラを向けたら、察知された(?)か、足をすっと引いてしまわれたので、写真なし、無念だ。)


そのうちPart2へ続く(予定)
2013.01.08 Tue | Art| 0 track backs,
丸の内にオリンピックメダリストたち
昨日、日曜日の東京丸ビル。

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こんな催しがあった。

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オリンピックの東京招致を祈願する神社まで登場。

10時過ぎにレスリング金メダルの吉田沙保里選手が登場。
忙しい合間を縫ってかけつけたよう。


10:30、振袖姿の浜口京子選手、ウェイトリフティング三宅宏実選手、
サッカー丸山桂里奈選手。今や指導にあたる、元バドミントンの陣内貴美子さんが登場。

男性陣としては、ボクシングの村田諒太選手やフェンシングの千田健太選手、
三宅諒選手、淡路卓選手、ロンドン五輪では解説で活躍した、元体操選手の米田功さん。


全員による餅つきや、それぞれが書いた絵馬の説明などのあと、
猪瀬都知事のスピーチ。
最後は全員で館内特設神社に招致祈願。
 
丸ビル内のメダリストたちは撮影禁止なので鳥居だけパチリ。

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さらに、浜口選手、丸山選手の願掛け絵馬をパチリ。

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その後、ランチは、この界隈では一番お手頃のiiyoビルへ。
今年も引き続き、1000円以内でコーヒー付きランチセットを目指し、
イタリアンの店にあっさり決定(店名など後日)。


隣の新丸ビルへ移動し五輪写真展示を見た後、再び丸ビルに戻ると、
先の五輪選手たちが羽子板をやっていた。

こちらは撮影OKらしい。
みんなバシバシ撮っていたけど、そばの係員の方からは注意なし。

手前陣内さんと米田さん。
奥、フェンシング選手たち。

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元バドミントン選手の陣内さん(後ろ姿)、ダントツ・・・かと思いきや、
バドミントンの感触があまりに強すぎて、サイズの違う羽子板で大苦戦。

フェンシングチームに完敗。


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ともあれブルーの着物が似合っていて、
ツーレも陣内さんに惚れ惚れ。


3色の羽織姿のフェンシング3人衆、自分たちだけ「笑点」みたいだ、
などとオープニングで発言し、会場を沸かせていた。

TV局各社が来ていたけれど、この部分、日テレ以外はカットだろう(笑)


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アスリートの方たち、自然体の屈託なさ。
爽やかである。

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次の回は、お子様たちとペアを組んだ三宅選手、村田選手。

三宅選手が可愛い!とそばのおじさんがメロメロだった。

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村田選手、マジで打ち返す。

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こんな感じで、丸の内仲通りは封鎖・占拠され、
羽根つき大会は、ヒートアップしていた。

選手たちも。
記者たちも。

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2013.01.07 Mon | 国内探索| 0 track backs,
フランスのランス(Reims)に行きたい! その2
今朝のエントリーに関連して -

そうだった、フランスのランスには、シャガールのステンドグラスがある大聖堂もあるんだった。
フジタの礼拝堂とともに、こっちも忘れずに。

ステンドグラスの シャガール vs フジタ が見られる豪華な街、ランス。

日記でランスに行きたいと言う事で、反応してます。

家は、アホなフランス一周弾丸ツアー中にちょっと寄っただけですが
(と言うか、ほとんどの時間を高速道路上で過ごした。。。)
http://d.hatena.ne.jp/fuccho/20100808/p1
大聖堂立派でした。是非行って来て下さい。

(Email from fucchoさん)

2013.01.06 Sun | Art| 0 track backs,
フランスのランス(Reims)に行きたい!
お正月のBS旅番組のうち、女優の寺島しのぶさんが画家フジタ(藤田嗣治)の足跡をたどって、
フランスのランスを訪れるものがあった。


ご主人がフランス人だから、という成り行きでこの人選、と思ったが、
いや実は、寺島さんがこの番組のレポーターとなることには意義があった、と番組後半で知る。


その昔ジャン・コクトーを伴って一時帰国した藤田氏が
日本文化の代名詞として案内したのが歌舞伎であり、
その際に寺島さんの曽祖父  尾上菊五郎氏と対面していたのだった。

滞在中に目にしたものを、コクトーは、フジタとの合作本としてこの世に送り込む。


番組の中で、くだんのジャン・コクトーと藤田の合作本を手にする寺島さん。
そのうちの1ページを見て、「あ、鏡獅子だ」とつぶやく。

そう、この本の挿絵に出てくる歌舞伎の鏡獅子を演じている役者こそが、
尾上菊五郎氏だったのだ。

異国で、曽祖父の絵と対面するという、なんとも洒落の効いた演出。


フランスのランスに藤田が建立した平和の聖母礼拝堂(la Chapelle Notre Dame de la Paix)
があるというのは、以前そごう美術館の展覧会で知っていたのだが、今回この番組を通じて、
そこに至るまでの過程や、建立にまつわる様々な労力を知ることができた。


この番組、およびパリの郊外暮らしで知ったトリビア:


● 藤田は地元の子供の要請で、壁画にネズミの絵を描き足した:
この壁画を描いていた時、遊びに来ていた地元の子供に藤田は尋ねる。
「この絵の中になにか欠けているものはない?」
鼠、という答えを受け、彼は即興で群像の右下隅にネズミを描き足したのだった。

● 礼拝堂の磔刑図の右に位置する群衆の中に、自画像を挿入していた。

● その対面にある聖母子図右端には、群衆の中に妻君代さんの絵を挿入していた。



~~~~~ よみがえる幻の壁画たち レオナール・フジタ展 - そごう(2009) プレイバック ~~~~~


あれは09年。
喪失したと思われた壁画(キャンバスに壁用に描かれたもの)が再発見され、修復の上
日本のそごう美術館にやってきた。


金色のカタログが素敵だった。表と裏が対になっている。

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裏は、表の絵から、人物像を取り除き、
花の部分だけ残したものだった。

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藤田の自画像がある部分は、カタログでいうとここ。
礼拝堂の磔刑図部分。

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妻君代さんは、この対面の壁にある聖母子図の右脇に登場するのだが、
そごうの展示に出ていた下絵には、妻の姿はない。
(下の図。著作権もあるので、きちんと見えるかたちでは掲載しないことにする。)

下絵になかった自身と妻の絵を、実際に礼拝堂のフレスコ画に取り組む際、
遊び心ですっと挿入したのだろうか。

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さらに知人は、藤田は生前、なんでも手作りしていた、
という君代さんの証言を人づてに聞いたという。
確かに、この展覧会では、手作りグッズがさまざま展示されていた。
お皿とか、木箱とか。

今は彼のアトリエでそれらを見ることができる。

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本展は、取り戻された壁画が目玉だったが、礼拝堂のことも知ることができてよかった。
ステンドグラスや壁画の下絵などが展示されていた。

藤田の絵画は見る機会があるけれど、こうした礼拝堂の下絵、手作り品、あの幻の壁画は
滅多に見ることはできないだろう。

カタログを購入する価値は十分あった。

この展覧会に連れて行ってくれた上司に感謝だ。
美術館情報を伝授したら、お礼に誘ってくれた。


フランスの至宝のひとつとして、藤田がツール・ド・フランスの絵を描いていたことも
この展覧会で知ったのだった。
下はカタログ:


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上述のBS番組はこちら:
「寺島しのぶ・フランス幻想紀行~藤田嗣治『乳白色の肌』に魅せられて~」
2013.01.06 Sun | Art| 0 track backs,
今年の手帳とカレンダー
去年英国ナショナルギャラリーで特別展示があったダヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」にさよならして、
新しいDiaryを使い始めた。

サイズはちょっと大きめだけど、表紙の色合いがいい。

出張中のフリータイムに、アムステルダムのエルミタージュ分館(エルミタージュ・アムステルダム)に行った
ツーレのお土産。
ゴッホ美術館が改装中で、ゴッホの絵は、ここに移設されていたのだという。


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中は、ゴッホ美術館所蔵の絵の数々のようだ。

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大事に使おう。

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メモ書きのページもところどころに登場する。

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ちなみに、
カレンダーの方は、グッバイ ゴッホ。

去年1年お世話になったカレンダーは、友人のスキピール空港土産。
大活躍してくれた。

今年は小ぶりのプラド美術館のカレンダーを使う。

やはり友人のお土産。
ありがとうございます。
なかなかのレア物です。

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おろしたての日記、手帳、カレンダーは、最近美術館ものがほとんど。
使うたびにリッチな気分にしてくれる。

丁寧に埋めていきたい、これからの1年。
2013.01.04 Fri | Art| 0 track backs,
「ハーブ&ドロシー」@写真美術館
1月2日は、恒例の写真美術館詣で。
例年は近代美術館詣での後、夕方訪れていたけれど、今年は写美一筋で行くことに。

いつもの写真展示無料に加え、映画無料試写のお年玉付きだったので。

ということで。
1.映画整理券をゲット
2.13時の上映時間まで写美の展示を見て(下記の通りお年玉付)
3.上映前にクイックランチ@恵比寿三越のイートイン(下記の通りコスパ抜群)


というステップを経て、いざ映画鑑賞。

この映画「ハーブ&ドロシー」は、NYで有名な美術コレクター夫婦のドキュメント。


2人の美術への情熱は人一倍。
貪欲なまでに美術品を買い集める。

とはいえ、通常のコレクターのイメージとは異なり、二人の生活はいたってつつましいもの。

ハービーは郵便仕訳人、ドロシーは図書館司書。

そんな2人が買える美術品となれば、
駆け出しアーティストのミニマリズム的作品(例えば最小限の筆で描かれた絵など)
などがどうしても多くなるのだが、絵をハントする2人の眼差しは鋭い。

(時に、床に転がっていた失敗作にまで価値を見出し、二束三文で購入したり。)


他の人が価値を見出さない絵でも、絵の本質を彼らなりの基準で見抜き、
画家に寄り添って絵を購入し続ける。


芸術に対してかなり懐が広く、
良し悪しの判断基準が独特だ。

そして、育てた画家が高名になろうとも、決して売ることはなく、
ひたすら手に入れることに専念する。

その数、4000点にのぼるというから半端でない。
狭いアパートに山積みになった絵画の数々。

それでも、どこに誰のどんな絵があるか、
ちゃんと把握しているからすごい。


結局絵画の行く末を案じたナショナルギャラリー(ワシントン)が引き取ることになり、
美術館の壁に寄贈者として名前が刻まれた2人。

カテゴライズして整理され、美術館に居場所を決定した美術品を見て、喜ぶ2人。

・・・・だが、
2人の美術品への渇望は続き、結局再び買いあさる日々--



とまあ、庶民の庶民的でないアートへのアグレッシブさに感服し、
それゆえの滑稽さに笑いがこみ上げ、
どことなくあったかい映画なのだった。



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■ 写美のお年玉

上記2で触れた、写美の現在の展示はこんな感じ。


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写美では、毎年お正月にお年玉籤というのをやっている。

例年は、参加賞ぐらいしか引き当てられず、ポストカードか、
よくてクリアフォルダーだったのだが、
今年は2人がそろってカレンダー(1等賞)を引き当て、
受付の人も、びっくりしていた。

朝一で、そろって2人がいきなり1等賞だったので。

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■ 恵比寿三越のランチ@北京飯店


写真展示をゆっくり見ていたせいで、映画上映まであまり時間がなくなり、
40分でクイックランチするには三越のイートインだろうということで適当に出かけた。


結局北京飯店のランチに決定。
定価781円で、ボリュームたっぷり。

優待カードで5%引きだったので、2人で1500円弱だった。

しかも食べきれず、ドギーバックにしたほど。

(隣のカップルが、鶏のから揚げの小鉢を残して、ドギーバックにしていたのをマネした。)


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オマケ:

整理券配布の待ち時間中は、ワンセグで箱根駅伝をウォッチ。

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2013.01.03 Thu | Art| 0 track backs,
正月ミサと和太鼓
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


例年のような初詣は後日にとっておき、今年はサレジオ教会でミサに出席。
クリスマスミサを逃した穴埋に。

洗礼を受けている信者の人たちがほとんどだったけど、
HPには誰でもOKとあったので。


最初に案内の方に簡単な説明を受ける。
写真はミサ前ならOKとのこと。

邪魔にならぬように、そそっと撮影。

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そして今年も和太鼓のパフォーマンス@ヒルズ。
パフォーマーは、去年同様、「和太鼓道場ドンドコ」。

おっと、女性の装束が、今年は格段にアップしている。

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ちなみにこちらが去年。

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ドレスアップした女性たちの笑顔が、なんとも輝いている。
足を踏ん張って、かなり腕っぷしが問われ、キツイ作業だと思うのだが。

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女性たち、頑張ってるなぁ、という印象。

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もちろん男性陣も。

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よく見ると、股関節を相当鍛えているのだろう。
ポーズ名でいうと、いわゆる「ランジ」と呼ばれる前後の開脚スクワットで相当トレーニングしているのでは。

足を前後にかなり踏ん張っている。

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1日の都内・お正月らしいイベントとして、去年からブックマーク状態のこの催し。
私が見たのは12:30からだけど、13:30、14:30にもある。

さらに2日にも予定されるよう。

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引いてみると -

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さらにもっと引くと、ちょっと未来都市のよう。

その真下ですっかり和なイベント。

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途中、和太鼓のパフォーマンス紹介の相撲甚句も登場し。

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和太鼓を聞きながら、13時からの振舞酒のために列に並ぶ。
お酒はなくなるまで配られる。
かなり延々と振舞われていた。

こちらは鏡開きの様子。
鏡開きって、お餅のお供えを崩すことだけでなく、樽酒を振舞う時にも使うらしい。

司会者の方が、鏡開き!と言っていたので。
樽の蓋を鏡というらしく、割るという言葉は縁起が悪いので、開く、というそう。

にしても写真を撮りながら、ロードレースのシャンパンファイトの写真を撮ったときを思い出した。

しぶき+お酒の組み合わせによる発想だ。

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頂いたマスには、六本木ヒルズのロゴが入っている。
これが欲しくて今年は和太鼓の演奏が終わらぬうちに、祝い酒の列に並んだというわけ。

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獅子舞。

今年も頭部を噛んでいただいた。

所謂魔除け。

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2013.01.01 Tue | 国内探索| 0 track backs,
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