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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
アンリ・ルソーの《第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神 》
原田マハさんの「楽園のカンヴァス」を読んだばかりなので、アンリ・ルソーについて、
もう少し突っ込みたくてうずうずいている。

というわけで、ここでは、先日改めて対再度対面を果たした1枚の話。

「楽園の・・」に登場したルソーの絵はニューヨーク近代美術館所蔵の《夢 》だったが、
こちらは、日本の東京国立近代美術館にあるアンリ・ルソーの一枚:
《第22回アンデパンダン展へ の参加を芸術家に呼びかける自由の女神 》。

この絵は、同館が所有する海外絵画の目玉のひとつ。


写真は以前許可を得て撮影したものだが、美術館改装後の現在は、
許可なしで特定絵画以外は撮影OK。


さて、この絵の全体像。
宙に浮く女神の下でなにやら晴れがましいイベントが行われている。
女神の軽やかさが印象的なのだが -

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アンリ・ルソー《第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神 》1905-06年


クローズアップにすると・・・
ひげ面???
髪の毛も棒のよう。

ぎょっとしたのは私だけではないようで、先日ビデオに収めていたTV番組(美の巨匠だったか?失念)でも同じようなことをコメントしていた。

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アンデパンダン展会場に続く道には、アンリ・ルソー本人(右)と主催責任者が握手をかわしている。
そして、ライオンの足元にある画家のリストにはPicasso(ピカソ)名前とともに、Henri Rousseau(アンリ・ルソー)の名前!

日曜画家として、のんびり欲もなく描いていたのかと思いきや、結構野心家だったりするのか?

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自筆サインも、花文字のように、洒落た綴りを試みているのがありあり。
将来売れると信じて書いたかのよう。

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それにしても、口紅を引いたようなこのライオン!
果たして彼は、どういう思いでこの一枚を仕上げたのだろう。
どんな信念のもとに描いたのだろう?

「楽園のカンヴァス」を読んだ後なだけに、不思議感が強まる
このアンリ・ルソーの作品。

P1250461.jpg


この絵に出会える場所:竹橋にある東京国立近代美術館
通常は常設展に含まれる絵なので、入館料はたったの430円。
(*この記事を書いたときは400円だったが、
2014年にUpdate)

URL:http://www.momat.go.jp/
2012.12.20 Thu | Art| 0 track backs,
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