日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
FC東京vsジュビロ磐田 後半ゴールシーン
自称勝利の女神。
FC東京がまた目の前で勝った。

しかも到着した時には0-1で負けていたのに。
トライアスロンを見ていた関係で、後半戦からの観戦となり、拙攻にダメムードが漂い始めた矢先のこと。

もつれたゴール際の攻防で、エジミウソンが押し込んだ。
そのシーン。

最初のシュートは相手キーパー八田 直樹選手に阻まれた、、、かのように見えた。が、


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抑えきれず:

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目の前に転がるボール。

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しまった!慌てて前進

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が、エジウソン、相手DF、相手GKと争奪合戦に。

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相手2人がもつれるあいだに

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押し込んだ!

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さらに後半30分。
2得点目を上げる。
これもしかと見た。

ネマニャ ヴチチェヴィッチのシュートが入った。

試合中、ネマニャ ヴチチェヴィッチなんて言いにくい名前だねーと噂してたところだった。

さらに動きもいい。
今回は天井がを鑑賞するために勝った双眼鏡持参だったので、表情などもつぶさに見えて、そんな中彼の機敏さがめを引いた。
エジウソンもそうだけど、特に、プレーに関与していないときと攻めるときのオフ・オンの使い分けがうまい。

90分全身神経にしているわけにはいかない。
2人のこのモード切り替えぶりが目を引いた。
双眼鏡の威力だ。

さておの2点目のゴール。
ボールがネットを揺らす。
どこにボールがあるかというと

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左上

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キーパー反転。
ボールは

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左下に収まった。

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2012.09.30 Sun | Private| 0 track backs,
パソコンクラッシュ
昨日突如パソコンがクラッシュ。
書きかけの原稿があり一瞬目の前が暗くなった。
「暗く」とは、実際の意味と比喩と。
とにかくディスプレイが真っ暗。

ツーレが日ごろ私にお小言を言っている、その声が聞こえる気がした。
「バックアップちゃんと取ってる?」
彼は普段はおおざっぱな性格だけど、ことPCの記録とかデータに関してはきっちりしてる。

1999年10月にサイトを開始して、その後いくつかのプロバイダーが閉鎖になってもアーカイブが残っているのは、そのバックアップ体制によるものに他ならない。

おろおろしたけど、どうにかハードは無事らしく、ツーレのPCからアクセスして中身を移動。

とりあえずツーレのPCを使用することに。
でもこれが打ちにくいし、椅子も合わないし、集中して原稿をかくとかいう気分じゃない。
プリンターと一緒にPCも買いに行くかどうか。
まだ使えた冷蔵庫、買うんじゃなかった。
2012.09.26 Wed | Private| 0 track backs,
いつもよりチョット早く、暮れの大掃除開始
私の中では、普通の掃除と暮れの大掃除の2つはハッキリと区分されている。

暮れの大掃除とは、大々的に捨てること。
都内推奨ゴミ袋2袋分以上を一気に捨てる掃除のことを、私は暮れの大掃除と呼んでいる。

この大々的な清掃を、私は年の前半にはやらない。
決まって後半、大体10月末以降に開始する。
暮れの大掃除の名前にふさわしい時期に行うことにしている。

しかし今年はツーレの部屋のあまりの無法ぶりにあきれ果て、例年より早めに火がついた。

そもそも先日学生時代の友人が、ちょっとお茶をしに我が家に立ち寄った時、
それが余りに突然で、取り繕う暇がなかった。
部屋が整頓されておらず恥ずかしかった。
まあ親友だからいいのだけど。

で、原因を考えた。
元凶は、どう考えてもツーレの「なんでも1つしかないのは不安・複数ないと落ち着かない」という欠陥的性格にあることに起因していると思われる。

実は私にも十分その要素があり、例えば2人そろって、ブラシを多数保有、、、みたいな現象が多々あるのだ。
しかし私の場合はそれら複数所持しているものを分散させないので、複数個所有していてもせいぜいたかが知れている。

しかしツーレの場合は、いろんな場所にいろんなものを分散させすぎて、ちょっと捜すとバンテリンやら目薬やらがありとあらゆるところから出てくる、といった愕然とする現象が起こっている。

以前彼のオフィスのオープンハウスで机周りをチェックしたら、引き出しから消しゴムが10個以上出てきたので、この性格の裏付けが十分取れたのだった。

検診通知や給与明細も、多方面にばらばら散らばっていたりする。
もう大改革が必要、そう思ったらいてもたってもいられず。

彼の部屋を大捜索し、あらゆるものを、それぞれ分類し一ヶ所にまとめることにした。

同時に捨てた、かなり捨てた。
ジムで計ってプリントした過去数年分の彼の血圧記録も捨てた。
だって、そもそもとんでもないところに入っていたりして、どう考えても、2度と見ることはないだろうと思われたから。

事実、捨てても彼から一切クレームはきていない。

ああすっきり。
自分のハンドバックやカバンもついでに処分したので、
ごみ袋にして5個分捨てた。

とはいえまだ1部屋だけしかやってない。
これからが楽しみだ。

写真は、こういうものも一気に捨てました、という記録。

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2012.09.24 Mon | Private| 0 track backs,
近頃の週末 心に残ったものたち
◆ 泉屋博古館


絵画展は、会期終わりごろは混雑すると言われるとおり、
いつも比較的ゆったり見られる泉屋博古館も、閉幕を明日に控えて込んでいた。

今回の企画展は、近代日本洋画の魅惑の女性像。
洋画もあり、クロード・モネなど数点。
こちらは女性像ではなかったけれど、日本画家たちに影響を与えた印象派ということで展示されている。

住友家は、青銅ばかりでなく、洋画にも多少は食指を動かしていたらしい。

梅原龍三郎の絵画もあり、ニースやカンヌを描いたものが2点ほど。

以前損保美術館で見たアンリ・ル・シダネルの南仏の絵は、見た瞬間すぐに南仏だ!と感じたものだけど、
梅原の絵には、あの明るい乾燥した陽光ではなく、じっとりと重たい空気を感じて、
私の知ってる南仏のイメージとはちょっと違う。

画伯の筆致には、サイケデリックな色合いの中にエネルギーを秘めた中国の連作のほうがぴたりとハマる、
というのが私的感想。


そして4点ほどあったバラのシリーズ。
見惚れてしまった。
ルノワールの絵よりもさらにつやっぽい したたるような薔薇の絵。
なんというか、分厚い唇の女性のような艶めかしさ。



◆ フジフィルムギャラリー

そしてこの博物館の前に足を運んだ、富士フィルムの昭和の写真展でもいくつか発見が。

まずは初代ペコちゃんのグロテスクさに脱帽。
画像検索したら、アメブロさんにあった。

築地の聖路加病院も今ほど豪華でなかったけれど、それでも戦後の風景の中では立派なもので驚く。
あの時代の写真といえば、もちろん、木村伊兵衛と土門拳の写真もあり。

現在の和光、当時の服部時計店は、GHQにより撤収させられたというのは初めて知った。
GHQの撤退で、やっと元の場所に店舗を構えられたと。

そして昭和の子供たちのたくましさ。
道路の落書き、路地裏での遊び、チャンバラ、紙芝居。
貧乏でも遊んでいるときの目は輝いて。
パソコン、携帯の時代の子供たちトは、明らかにエネルギーのベクトルが違う。



◆ 映画「最強のふたり」

それから先週末に見た仏映画「最強のふたり」はよかった!
エンディングのハートウォーミングなことといったら。

この映画には、実在のモデルがいる。
首から下が麻痺している大富豪と、いわゆる郊外のアブナイ地域出身の元不良のコンビ。

もちろん脚色や事実と違う部分は多々あるようだけれど、一番肝心な部分は曲げられていない。
大富豪があの不良をすぐに見染めた、という部分。

理由は、頭の回転が速く、利発で24時間暇だったから、と本物のフィリップは語っている。
更に、自分を憐れまない相棒を欲していたという彼のホンネも、映画の中に刷り込まれている。

ちなみにこの大富豪、元はシャンペン製造会社オーナーで、当時はパリのUniversite通りに住んでいた由。

事実は小説より奇なり、と改めて感じた次第。
2012.09.22 Sat | 国内探索| 0 track backs,
Cath Kidstonオリンピック仕様
この夏のロンドン土産。
Cath Kidstonオリンピック仕様のバッグ。
マチ付き、というのがすぐれもの。

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この模様が特に有名。
ビッグベンから水泳選手が飛びこむという絵柄。

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自転車競技ももちろん(?)ある。
タイヤが大観覧車ビッグアイになっている。

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まあ、一番えぐいのはこれか。
リレーのバトンが、衛兵の人形という・・・

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そのほかお土産用にサドルカバー等を買い、レジを済ませたら、
オマケをくれた。

これ、オリンピックチケットホルダーのCath Kidston版。
期間中は、こういった定期入れのようなチケットホルダーがたくさん売られていたけれど、
こちらは非売品のよう。

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シール、マグネット付きブックマーク、あと写真にはないが、消しゴム等。
やっぱりユニオンジャックが柄的にいい感じ。
日の丸ではこうはいかない。

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これはすでにジムデビューを果たした。
旨の五輪ロゴ。2012という文字をあしらっている。
20
12
こんな感じで。

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会社用の人たちにはお菓子とコップ。
自転車図柄も入ってる。

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夏の終わりを感じる今日この頃。
オリンピックの余韻はまだまだ残る。
2012.09.21 Fri | Travel-England| 0 track backs,
猛暑の外出攻め
7月末の旅行から帰国以来、仕事で外出オンパレードなわけだけど、
この夏一番の猛暑の日には、朝出社して、10:30に出たまま、役所を含む計4ヶ所の相手先を梯子、なんてことも。

営団地下鉄、都営地下鉄、JR、モノレールなどあれこれ乗りついで。
冷房の中でおとなしく仕事がしたいこういう日に限って、外をうろうろと。

あと数カ月これが続くものの、なんとかこの暑ささえ去ってくれれば乗り切れる。
いや、せめて気温30度ぐらいまでに収まってくれれば。
2012.09.20 Thu | Private| 0 track backs,
ロンドンの自然史博物館
*FC2が、ときどきおかしくなってる。ロードレースニュースとそうでないものを分けて入れていて、この話もDiaryのイギリスカテゴリーに入れたのに、ログオン・ログオフが途中で切り変わり、入れ替わってしまった。クロムだと、同時に複数サイトが開けるので、その辺で混乱が起きるのか、打ち込んでいる画面とは別のページに収まってしまう現象がつづいている。

~~~~~~~~~~~~~

ロンドン・サウスケンジントンの一角は、博物館通りになっている。

V&Aだけでなく、壮麗な建物が印象的な自然史博物館もある。

五輪ロードレースを郊外に見に行ったその帰り、たまたま通りかかってふらりと入ってみた。
既に時間は18:00頃をまわっていて、最終入館の17:30を過ぎていた。

建物の写真だけでも、と入り口に近づいたら、オープンしていた。
なぜだかわけわからず、せっかくだからと入館。
中は閑散。
こんなに立派なのに地味でもったいないなぁ、などと思って、後でネットを見ると、この博物館、普段は大人気・大混雑という情報。
中には1時間待ちだったとかいう情報まで。

ではなぜあの時あんなに空いてたのだろう?
疑問は直に解決した。
この博物館、通常月末の金曜だけは22:30まで開館しているが、あの日は土曜日。
つまり、普段あいているはずのない日に遅くまで開いていたため人がいなかったのだ。

丁度私が行った7月末から1週間の間、近くでストリートアートの催しがあり、それに合わせて特別に20時までオープンしていたそうだ。

余り告知がされていなかったせいで、ガラガラだったのだろう。


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中に入ると、骨格学の勉強には好都合のようなものたちが多々。

こんな場所にそぐわない女性のポートレートもあった。
読んでみると、「化石ウーマン」として知られる、メアリー・アニングという女性の話。

11歳で初めて化石を発見。
彼女が住んでいたドーセット地方はそういう類のものたちの宝庫だったのかどうか、崖から突き出た頭を兄が発見。彼女が父に教わった通り、丁寧に泥を落とした結果、ワニの全貌が明らかになったそうだ。

以後も発見は続き、首長竜などの完璧な化石を発見した女性として知られるようになったと。

19世紀全般の市井の女性のお話が、こうして丁寧に説明と肖像画入りボードに残されているのは微笑ましい。
しかもごっつい骨や爬虫類たちに囲まれて、なかなかの違和感を醸し出しつつ。


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マンモスの牙。

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化石の標本も充実。

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とはいえ、建物の妙に興味はそそられる。

何か別の意図で建てられた建造物に博物館を入れたのかと思うほど豪華なのだが、どうやら、このために独自につくられたらしい。

それが証拠に、柱の下には、よくよく見ると何気なく、猿やらネズミやら、動物たちが彫られていて、動物たちの館であることを主張している。

ロンドン自然史博物館のレイトナイトオープニング
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技法としては素焼き、つまりテラコッタが使用されているという。

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まるで大聖堂のようでもあり。

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自然博物館の箱に、ここまで贅を尽くす国イギリス。
大英帝国と呼ぶにふさわしい。

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ちなみにこちらも入場無料の太っ腹。
ただしドネーションはいつでも大歓迎。
2012.09.17 Mon | Travel-England| 0 track backs,
肩凝り退治法
先日肩凝りについて書いたら、意見を3つほど頂いて、
以前見た「xxxガッテン」の肩凝り編よりも少なくとも私には当てはまる気がして、
思わず、「ガッテン」!と押したいほど。

で、今回それらの中からキーワードを捜してみた。下記3点:

1)肩甲骨
2)全身の筋肉はつながっている。(だから狭い範囲一ヶ所のマッサージではだめ)
3)強い刺激で緊張を生むマッサージは逆効果。緊張を解除してやる。

~~~~~~~

1)肩甲骨
私自身、マッサージ治療院と今回のリンパマッサージ両方で、「肩が内側に入っている」と言われた。パソコンの影響大だろう。で、その結果、背中の筋肉がこわばり、さらに肩甲骨周辺筋肉が内側にひっぱられて遊び部分がなくなっている、結果、呼吸が浅くなっている、とのこと。

となれば肩甲骨の詰まりをほぐしてやることが最優先。
そんな矢先、本ブログ宛てメールで教えてもらったのが「ストレッチポール」。

ジムのストレッチコーナーに置いてあるので何度かやったことはあった。

「夜寝る前に、ストレッチポールで上半身の関節と筋肉を緩めるとすんなり眠りにつくことが出来ました。」、
「自宅ではバスタオルを2枚くらい丸めて使用していました。」

というのを聞き、さっそく先日ジムでやってみて、
さらに嫁入り道具で持たされた一生使い切れないであろうバスタオルをふんだんに使って
ストレッチポールならぬストレッチタオル巻きの上に寝っころがってみた。

すると、ジムのストレッチポールよりも体がしなる感じすらあり、ただ寝てるだけで、
少しずつ筋肉がゆるむような感触あり。
これは直感的に、からだのコンディショニングによいと思った。
続ければ、徐々に肩甲骨周りが形状記憶状態になって、次第ほぐれていくのではと。

うん、これは続ける。
そもそも全く負担なく続けられるところがよい。


2)全身の筋肉はつながっている
「肩凝りというと肩せいぜい首あたりを揉むことしか普通の人はしませんが、酷い肩凝りの場合、広い範囲で悪くなっているので、腰から背骨回りから腕に掛けて血流を上げるためのマッサージが必要です。肩甲骨の下の筋肉の血流は揉みほぐせないので肩甲骨を動かして揉むしかないんです。」

このメールにもうなずくところが多い。

そうそう、うまいマッサージの人は、ここが痛い、と指定した場所から揉まない場合が多い。
そこから揉み始める人は効かない場合が多い、というのが私の経験から言える。

以前故障に泣いた元自転車選手ブラッドリー・マッギーに話を聞いた時、
痛い場所とはかけ離れた場所が原因で、それをかばうために違う筋肉を動かすための痛さだったことに
1年以上経って気がついた、といったことを行っていた。
つまりその場所を処置してもだめ、根本をつきとめなければ、ということ。

結構首の痛みだって、腰とかあたりを丁寧にマッサージした方が緩和される気がする。

さらに、アドバイスの一つにあったように、「食事などでも顎をよく動かす」
「肩甲骨を動かすように腕をまわす」など、総合的な視野に立った方がいいみたい。
顎を動かすというのはびっくりだけど、「からだはつながっている論」からいうと、効果ありと見た。

顎を動かすのなんて、毎日できる。
手軽なところがポイント。


3)緊張を解除してやる。
大体背中もあちこちバリバリなので、思わず強くもんでほしいとリクエストするが、あれは揉み返しがくるので
一概にいいとはいえないと思う。

体を服従させるのでなく、体の言うことを聞いているフリをするのが大事、というのが最近感じていること。

そして教えてもらったのが、「ゆらし療法」。
「いわゆるマッサージのように凝りをほぐすのではありません。
“凝るのは筋肉を緊張させる指令が脳からでているから”
という考えから、脳からの緊張の指令を解除するための施術」と。

脳を騙す、というか言い聞かせるのが究極の対処法、というのは何事にも当てはまるかもしれない。

さらに、こんな意見も:
「よく肩叩きをやる人がいますが、逆効果です。柔道とかほかの運動でも、
使う部分の筋肉が硬くなるので血流が悪くなります。やはり柔らかくて大きな揉みが一番です。」

これも確かに耳にする。
優しい癒し系マッサージがよさそう。

。。。とこれを書いている今も、肩甲骨を回しながら。
まあPCから、離れろ!という囁きが聞こえなくもないが。

肩甲骨、回すたびに、ぐりっ、ぐりっと音を立てている(特に左)。
やっぱり末期的な予感。

自助努力で、とにかくなんとかせねば。
これから頑張る。
2012.09.13 Thu | Society| 0 track backs,
フランス人とイタリア人のメンタリティと、塩野七生とツール・ド・フランス
塩野七生の「イタリア遺聞」を読んでいて、ふとフランスに思いを馳せた。
キッカケはこのくだり:

レースがいつ頃からヴェネツィアで作られはじめたのかを示す確実な史料は、今のところみつかっていない。


まったくなにも残っていないというのが驚きだった。
15世紀という時代を考慮したとしても、少しぐらい何か残っていてもいいのに、と。
産業・文化の足跡を残そうという気概は薄かったのだろうか。

写真は、09年ブラーノ島のレース



一方で、同書によると、13世紀のヴェネツィアの要人の財産目録は、事細かに書き物で残っているという。

経済的なものが優先、そんな社会だったのか。

そう思った瞬間、ツール・ド・フランスのことが浮かんだ。

ツールが開始となったのは1903年。
ひとっ飛びに20世紀の話なので、これと15世紀ヴェネツィアのレース編み記録を比較するのもなんだけど、
でもやっぱりツールの100年以上の歴史が綿々と語り継がれているのはすごいことなのだなぁ、と。

1903年初回大会ですら、ゆうに1ページを割いてレースをきっちり再現することができる。
詳細な記録のおかげで。

ジロやブエルタのアーカイブもむろん存在するけれど、あれほどまでの緻密さではないし。

フランス人って、文化遺産を残そうという魂を昔から持ちあわせていたのではなかろうか。

文化遺産を残すことに尽力した文化相のアンドレ・マルローやジャック・ラングは、突然変異で誕生したのではないのだろう。

にしても、ツールのレース記録のきめの細かさは圧巻だ。

49回ツールを取材したピエール・シャニーが著したツールの歴史本“La fabuleuse histoire du Tour de France ”の分厚さ・重さといったら。
一体重量何キロあるのだろう。

初回大会以来、かなり正確なアーカイブが大切に保存されている。

そんな中、ちょっと面白いのは、否定的なインシデント、例えばツールの最中のズルなどについては、曖昧のままにされている。
まるで記録をとることを放棄しているかのよう。

だから、先日アンコウさんと話に花が咲いたのだが、画びょうがまかれた最初のレースはいつだった、、、とか、初回優勝者ガランのズルは電車によるキセルだったか、あるいはそうではなかったか、といった議論に結論がないわけだ。

そういうバッドニュースについては、ツールの記録者はしらんぷりしている。
諸説紛紛のままなのだ。

そのほか、小さなニュースの中には正当なヒストリーとして残されてはいないものの、
エピソードとしてきらめいているものもある。

Jスポーツのサイトにちらりと書かせて頂いたけれど、
1919年が最初、といわれるマイヨジョーヌ(黄色いリーダージャージ)の登場が、実は1913年だった、という話もある。

これは証拠不足で正式に認知されていはいないけれど、それでも抹殺されずに残っている”エピソード”の一つなのだ。

。。。
とここまで書いて、この話の起点が塩野七生のイタリア本だった、ということを思い出した。



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2012.09.11 Tue | Society| 0 track backs,
末期的症状
家系的に肩凝り症。
夜、安眠できないほどにまで悪化してしまった。

1時間程度のマッサージでは、氷壁のような背中はびくともしない。

友人からの口コミで、今日、青山のとあるサロンへ行った。

お値段は初回のカウンセリング込み・3時間で35,000円。

マッサージというより、リンパマッサージとエステの全身エステと言った感じ。

素晴らしかった。
むろん、簡単に凝りが除去できるほどやわな肩凝りではないので、少しほぐれたということなのだが、
それでも、背中に血液がやっと通い始めた!と感じるほど。
また1週間も仕事をすれば元の木阿弥に違いないが。

そして、診断結果は想像通り。

こんなひどい例はあまり見たことがないと。

背中がバリバリのせいで、呼吸が十分できず、質のいい睡眠ができないはずだと。
疲れが翌日に持ち越され、どんどん蓄積されていると。

確かにそう。
朝、起床時間の1時間前に覚醒してしまい、もう眠れない。
なのに疲れがたまっていて、夜は9時ぐらいに抑え込めない眠気が襲来。

でも、朝早く目覚める。。。

無圧布団と無圧枕に変えたせいで、夜中に目覚めることはなくなったけど。

これは相当投資をしないと、改善しないだろう、末期的症状。
でも、今の気の思い仕事は今年一杯続く予定で、年末まで、緊張感から解放されることはない。
2012.09.10 Mon | Private| 0 track backs,
朝7時から焼き立てパン
朝7時から焼き立てパンが食べられるメゾン・イチ

先日はランチを食べたけど、
いつか週末の朝食用に買ってみたいと思っていた。
そして晴れて今日、実現。

朝はざんざん降りの大雨だったけど、今日会う予定の高校時代の友人にもおすそ分けしたいというモチベーションがあったため、朝食用と、おすそわけ用を買いに雨の中出陣したわけだ。

店内イートインスペースには、モーニングセットを食べている人たちの姿も。

クロワッサン+コーヒーで400円弱。
なにより焼き立てが食べられる。

でも今日は、それにつられることなく、買って帰る。
ツーレはまだ床の中。

買ったのは、タンドリーチキンのスタッフドと、

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下の写真上から、
チョコ+オレンジピールパン、リンゴ+くるみ+りんごパン、大好きな甘めのマカダミアナッツパン。

バリエーションがあって、歯ごたえもそれぞれに異なり、ああやっぱりここのパンは美味しい!

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りんご+くるみの断面。

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チョコチップ+オレンジピール断面。

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昼前に、その高校時代の友人とともに、高級スポーツジムの体験コースへ。

ズンバを皮切りに、3つのスタジオプログラムを敢行。
いきなりズンバの過激さに、アドレナリンが。

へとへとになりつつ、3連続コースの後は炭酸風呂!
館内中にアロマの香り。

さすが、月会費3万5千円以上の高級ジム。
アロマのいやし効果はすばらしい。


18時には、それぞれの配偶者が合流し、フレンチのコース。
一休で予約したら、シャンペン付きフルコースが税込で5000円ぽっきりだった。

公式サイトには出ていない、お得なコース。
一休のレストラン予約、結構使える。
2012.09.08 Sat | Gourmet| 0 track backs,
いたるところに
以前ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に行った時は、メインの目的がロセッティのスケッチだったので、
それほど感動はなかったけれど、日本の収集品まであって 虚をつかれたのを覚えている。

HPを見ると:

ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(通常V&Aと省略)は芸術とデザインを専門分野とし、そのコレクションの質と内容の豊富さにおいて世界に並ぶものがないと言われます。陶磁器、家具、衣装類、ガラス細工、宝石、金属細工、写真、彫刻、織物、絵画など、3000年余りにおよぶ世界文明の遺物が蒐集されています。



今回改めて、古今東西、世界中の芸術の歴史が詰め込まれていることを実感。
ジャンルを問わず、時に大英博物館とかぶる点もあり。
下は中世の部屋。

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ステンドグラスのコレクションなどというのもあった。
続く
2012.09.07 Fri | Travel-England| 0 track backs,
初旅行で飛行機キャンセルだったおかげで、3度目のキャンセルのとき救われた話し
前にもちらっと書いたけど、これまで飛行機のキャンセルは、数えてみれば4回ある。
でも、今年の夏のキャンセルが一番懐が痛かった。

キャンセル代もろもろの請求が来て、改めてあの時のショックが蘇ってしまったわけである。

そもそも、(この話も前に書いたけれど)、人生初めての海外旅行でいきなり飛行機キャンセルを味わったわけなので、その後の伏線ともいうべきか、4回ぐらいは十分考えられる範囲の回数ではあるわけだ。

● 記念すべき第一回目:

それは帰りの便だった。しかし、春休み中の学生旅行だったので、痛くもかゆくもなかった。
というより、ロンドン、ローマ、ジュネーブ、パリと、おんぼろ宿が続いた後、キャンセルのおかげで泊まったコペンハーゲンのホテルが最高だった、という始末。
飛行場近くの宿で、ロッジ風。
朝食の血も滴るようなローストビーフの衝撃。

夜遅くチェックインし、起床朝4時というのもなんのその。
親への連絡だけは気にかけたポイントだったけど。
帰国後は爆睡。
24時間寝たのは、後にも先にもあれ1回きりだ。

ただ、中には人生を狂わせた人もいた。
4年生で教員試験に受かっていた人がいた。
最終面接の予定は帰国翌日。
そんなにタイトな旅程を組んではいかんよー。
丸一日帰国が遅れ、面接はパー。
帰りの飛行機で、彼の顔がこわばっていたのが今も思い出される。
彼のその後の人生は、関知していない。


● 2回目

やはり帰りの便だった。
就職した後のバカンスだ。

午前中パリを発ち、成田に向かうはずだった。
格安のエアラインだったのでまあ仕方ない。
普通にキャンセルになった。

拾ってくれたのは他社であるエアフランス。
1日3便ほどあるうちの、最終便に乗せてくれた。

飛行場で時間をつぶすことが、苦痛だった。
あの頃は、PCとか持参ではなかったので。

ただ、日本到着が朝から夜にはなったものの、翌日から出社という予定は狂わず。
キズは浅かった。


● 3回目(初回の経験が生きた例)

行きのキャンセル初体験。
英国出張に向かうときのこと。

朝2便あるBAのうち、2本目に搭乗予定だった。
最初のが1時間遅れた。
かわいそうに、、、なんて思ってたら、自分の便は結果的にキャンセルだった。

しかしこのとき、私の勘は冴えていた。

最初に飛行機遅延が伝えられた。
と同時に、ミールクーポンが配られた。

「あ!!!これは遅延じゃなくて、キャンセルだ!」ピンと来た。
なぜか?

最初のキャンセルの教訓を踏まえたのだ。
コペンハーゲンで、最初にドリンク無料券が配られた。
そのときは、点検が長引いているから、という理由で。

その次に、スナック券が配布。
まだかかりそう、と。
最後にミール券が配布されると同時に、「オイル漏れでキャンセルとなりました」と。

つまり、単なる遅延なら、ドリンク券がせいぜいなのだ。
いきなりミールクーポン、ときて、私はすべてを理解してしまった。

そこでカウンターへすっ飛んで行った。
他の乗客はミールクーポンに喜んでいる。

「これって、キャンセルですね?」と迫った。
困った顔をして、「その可能性はあります」と白状。

交渉。
実はこの時は会社のお達しでエコノミーに転落していた。
ビジネスのラウンジが使えない。

「私はエコノミーですが、明日の会議で通訳をするのです。私がいないと始まりません。緊急にラウンジからメールを打ちたいので、使わせて」と。

当時は空港にWIFIが入っていなかったのだ。
そこで場所だけは提供してくれた。

ラウンジで、せっせとメールを打っていると、
突然CAが高らかに叫ぶ。
「BAはキャンセルになりましたので、ここでお待ちの限定10人のお客様、JALに振り変えます。ただし手荷物を預けていない方」と。
ー 私、ビジネスでないけれど、手荷物預けてません!
とすがると、「とにかくあのCAの後について行っちゃってください!」と言ってくれた。

めでたしめでたし、JALの席確保。
エコノミーだったけど。
当たり前。
食事は乗る予定だったBAの上を行くと思われ、ラッキーという感じ。

無事に翌日の会議には出席できたのだった。


● そして今回4回目。これが一番痛かった。実質的な被害は初めてだ。

ことの下りは既に書いたので、一言だけ。
今回のミールクーポンはどうだったか?

キャンセルだったので、ロンドン便への振替えの際にクーポンくれた。

しかし超ケチ!!

ドリンクとサンドイッチというので500mlのボトルを取ったら、
「これはだめ」と。

250ml缶入り限定だった。
チケットには何も書いていないのに。

さらにサンドイッチも、お高そうなのはだめ。
2枚入りの卵サンドみたいなのだけって。

みみっちいなー。
被害甚大だったのにぃ。
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2012.09.06 Thu | Private| 0 track backs,
ツール レトロ
ツールのときに見つけた特設展示場にて、つづき:

1897年のル・プティ・ジョルナル。
なかなかファンシーなデザイン。

当時自転車は、発明間もなく夢の乗り物だったのかな。

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そのほか、1891年パリ~ブレスト第一回大会のリザルトを勝者の画像付きで伝える同紙もあった(チクリッシモ掲載分)。

古いものの割に保存状態もよく、写真の脇には丁寧なリザルトの説明書きが添えられている。
愛、愛を感じる。

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ツール第一回大会勝者モーリス・ガランの新聞記事!

1903年に優勝し、翌年も続いて総合優勝したものの、インチキで、タイトルをはく奪される。
インチキとは、電車でショートカットした、とかなんとか。

そう、ツールの違反は、第2回大会の1904年、栄えある前年勝利者から始まるのだ。
根が深い。

さらに、優勝したものの後からタイトル剥奪、というケースもその後繰り返される。
約100年後となる2006年大会勝利者フロイド・ランディスだ。


Pb1110890.jpg


印象的だった写真はこれ。
選手名はわからないけれど、レース中メカトラに見舞われたのだろう。
焦りまくる選手の顔。

恐らく今みたいにチームメカニックなんていなかった頃だろうから、メカトラは手痛い敗戦を意味したかもしれない。
パニック寸前の表情に並々ならぬ勝負魂を感じる。

勝負師たちの様子は、今も昔も変わらない。

P1110896.jpg

ミロワールもある。
ツールを主催したロト(L'Auto)紙も。

レトロな気分に浸りつつ、外では第99回大会ツールのTTステージがたけなわだった。

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2012.09.05 Wed | 国内探索|
美々卯に惚れた
さて、味スタの帰り。
渋谷で夕食とする。

とりあえず井の頭線で到着したので、後方のマイナーな出口から出てそのままほぼ直結のマークシティに直行。
行くあてはなかったが、とにかく4Fレストラン街へ。
到着するなり「美々卯」の文字を見た途端、即決。

1200~1600円程度のどんぶりものもあったけど、メニューを見る限り、コスパがよさそうなのは
少しずつ食べれるお弁当系のセット。

私は花籠弁当。
ツーレ(写真奥)は、にぎわいそば。
後者は、花籠弁当と天ぷらや刺身など一部中身が同じで、そば・うどんが食べ放題。
わんこそばみたいな感じ。だしもおかわり自由。

P1180590.jpg

ともに2100円+サービス料。
最初に花籠が運び込まれ、わあ目が楽しい、と感激。
次にご飯、てんぷら、おうどん(おそば・おうどん、温・冷の4種類から選べる)。

サービス料別、というのはメニューに書いてあるけど、それを見ずとも、これは支払う必要があるでしょう、
そう心から納得するおもてなしだった。

すべての店員さんが気遣いを見せ、お茶やおそば、うどんのおかわりなど、こまめに要望を聞きに来る。
社員教育すばらしいなぁと思った。


以前入ったこじんまりしたビストロでは、水は来ない、頼んだパンのおかわりはこない、オーダーは何度も聞きなおしに来る、などで10%サービス料ということがあった。
サービスなくしてサービス料とは意味がなく、それは見かけの金額を減らすためだけの作為というわけだ。

花籠にはデザートも付いていた。
この日は、抹茶プリンか白玉団子。
お茶も、暖かいもの冷たいものなどなどチョイスを聞いてくれ、蕎麦湯も出してくれる。

すべて完食。
相当お腹が膨れた。

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うさぎマークがかわいらしい。

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ちなみに、井の頭線の揺れを警告する注意書きもあった。
「この振動は電車による揺れです」

「この」振動というのが、本物の地震の振動だったらどうするんだろう?というのはさておいて。

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2012.09.02 Sun | Gourmet| 0 track backs,
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