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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
今度は、もっと新しくなって紀元前3300年
去年の出張で、大英博物館に夕方駆けこんだものの、1Fから観賞し、2Fのミイラ室にたどり着く直前に閉館時間で追い出されたため、今年はリベンジ。

1Fをさらりと見て、2Fを丹念に見てきた。

ミイラ室。相変わらずすごい。
死体をここまでごろごろ置いている博物館なんて、考えれば不思議。

これはBC3300年のミイラ。
保存処置が施されたからこそ。

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解説を読むと、BC3000年ごろから、棺を作る風習が生まれたのだとか。
上記ではまだ、生活用品と一緒に死体が置かれているだけだったものが、「死体をしまう」概念になっていく。

エジプトの豪華な棺が誕生する前、揺籃期の棺はこんな感じだったそうだ。
木造りの簡素なもの、これがー

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発展形になると、こうなっていく。

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装飾品を一緒に入れる、
死後の世界を考えた品々を入れる、
など、どんどん進化していき、棺も派手になって行く。

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生前の顔を描く棺。
この画風が、ポンペイの遺跡展で見た画風とそっくりで、ちょっと驚く。

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2012.08.10 Fri | Private| 0 track backs,
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