日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
セザンヌ展、山口晃さんの講演会
現在国立新美術館で開催中の「セザンヌ パリとプロヴァンス展」。

展示会のロゴはリンゴで、その中に「100%セザンヌ」と書いてあることからもわかるとおり、オールセザンヌの作品で埋め尽くされ、例えば”ピカソ展”と銘打ちながら数点以外は同時代の画家の作品、などという騙しはない。

一方で、うまいことやったな、と思ったことがひとつある。
同美術館では先日「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年」が開始となり、セザンヌ展と同時開催となったのだが、セザンヌ展の中に、エルミタージュ美術館からきている作品が数点あったのだ。

つまり、一か所から一気に搬送して、2つの美術展に分けて使っちゃう、などという合理的なアイディアというわけ。

さらに、国立の美術館にしては商才にたけている、と思わせるのが、雑誌「ブルータス」とのコラボ。

BRUTUS (ブルータス) 2012年 5/1号 [雑誌]BRUTUS (ブルータス) 2012年 5/1号 [雑誌]
(2012/04/16)
不明

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この「西洋美術総まとめ」の号に、セザンヌ展の企画記事が掲載されている。
画家の山口晃さんをエクサンプロヴァンス(画家のアトリエのある場所)に飛ばせ、現地で多角的に画家の本質に迫ろうとするもの。

実はこの雑誌、西洋美術総まとめというタイトルに大いに惹かれ、買う気満々で昼休み、オフィスビルの本屋に駆け込んだのだが、数ヶ月前に買った「OFF」と「Pen」の美術館特集とルネサンス特集と比べてしまったため、買うのを止めたのだった。
(2誌に比べ、記事に割くページ数がかなり少なく、アウトラインにとどまっていたので。また、オリジナルな突っ込みや視点が欲しいところ。)

その際気付かなかったが、同誌の後半の方に、山口氏の漫画で綴るセザンヌ表敬訪問の旅日記が出ていたそうだ。
その絵日記を実際にスライドに映しながらの講演会だった。

入るといきなり山口氏のスケッチ(正確には、氏がスケッチする姿のスケッチ)が白板に書かれていた。
(でも、ほどなく消され、別の落書きスケッチが披露され・・・)

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話の途中には、こんな落書きが追加に。

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何かと言えば、上から順に、

メゾンエルメスで行った企画展の話、
日曜美術館の話、
ブルータスの宣伝
5月8日(火)青山ブックセンター本店でトークショー&サイン会開催、
その他違う話、

をしよう、という覚書なのだった。
(白板のABCは、青山ブックセンター)

セザンヌは、山を周りこんで描きこんでいた(=山の裏側まで描くような心意気)、と盛んに言っておられたので、必死でそのあと展覧会でセザンヌの筆致を追ったけれど、結局輪郭を描いて中を塗り込んだようにしか素人目には見えず。

とはいえ、印象派の絵を筆致の流れから読み解くという手法には、意表を突かれた。
短に点か線か、という違いではなく、筆の方向性による画家の心理状況を読み解こうという気概。

一方で、講演会は、新国立美術館始まって以来の、やわらかーい、内容で(それは氏も冒頭で警告していた)、終始一貫小話のような軽妙な語り口。

ブルータス取材の旅には奥さん同行だったそうなのだが、サントヴィクトワール山に実際に上る場面では、急にその奥さんの方は具合が悪くなり(?)山登りはあっさりスルーした、などという話を苦笑しつつ披露。

また、風景を描く際、山という固体を描くことに専心して描かれたものと、周囲の空気から描きこんでいって山が実像として浮かび上がるものの2パターンが見られること、など。

展覧会で、その違いを再び私は見出すことはできなかったけれど、画家にありがちなように、後年にいくほど力が抜けて、空気と木々が溶け合って行く様子を追うことはできた。

展覧会の話は後日にまわすとして、多視点であるかどうかという肝心な論点について、氏は日曜美術館の思惑には反し、結論としては多視点ではない、と言っていた。
画家の脳に画像が入り、それを絵筆にのせるまでの造形の微妙な変化、揺らめく視点の範囲内でのズレ、など、それらすべては誤差範囲内、というわけだ。

彼は撮影の際、多視点ではない、と言い切ったそうだが、それでもそのあとで司会者から、「多視点の訳はなんでしょうか」と振られガクときた、断言した部分はカットされただろうな、などと苦笑していた。

が、NHKも、落とし所を上手く心得ていた。
日曜美術館を視聴したところ、セザンヌは、キュビズムを意図して多視点で描いたのではなく、結果としての多視点があり、キュビズムがある、そんな軟着陸で、番組をまとめていた。

あっぱれNHK。
ちなみに、司会の森田美由紀さんはセザンヌのよさが分からないんですよね、と言っておられたそうだ。(山口氏談)。

それから、千住明氏も森田さんも、台本を相当読みこんでおられる、と山口氏は感銘していた。
徹底的にシナリオを作りこんでから作品を撮るNHKらしさを再認識した次第。

~~~~~

そうそう、講演会の前には月島のスペインクラブでランチ。
前の週には仕事先の人と この場所でディナー。
2回とも偶然同じテーブルだった。

2012.04.30 Mon | Art| 0 track backs,
近頃思う
・「最高気温18度」あたりが暑すぎもせず、寒すぎもせず、丁度いいと思うのだが、3月上旬の気温、、
などという春なのに肌寒い日々が続いたり、やっと寒さが緩むと聞いて喜んだら、
いきなり真夏日もどきに一気に気温上昇したりする。
今欲しいのは、最高気温18度の日々。

・水曜日、病院へ行く途中、ハナミズキの木々が一気に花をまとい、ほれぼれした。
3月まで寒かったから、畳みかけるように春が来て、木立も一斉に青葉に変身した印象。
1週間後に見るその風景は一変している。去年はよかった。
2月から少しずつ春が感じられて、生命のエネルギーがじわじわ宿るのを感じられた。
今年は盆暮れ正月がいっぺんに来たかのよう。
もう少し、出し惜しみしてほしかった。

で、時間差で咲く桜を見るにはここ。皇居外苑。
苑内の桜の島は、長期にわたって様々な種類が鑑賞できるようになっている。
ああ、もうつつじの季節だ!

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2012.04.27 Fri | Society| 1 track backs,
最強のCP 銀座で980円のビュッフェ
■ The BAGUS PLACEの980円ランチ

Lunch Buffet in Tokyo at 9 euros.
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最近水曜日ともなると病院通いの日々が続いていたけれど、やっと今日で通院も終了。
とはいえ、要経過観察てなわけだけど。

この間、東京駅界隈でランチの店を物色するのが楽しみになった。
ネットなどで事前チェックはしない。
ひたすら臭覚で探す。

今日も当たった。
診察は13:30から。ランチ猶予時間は45分。そろそろ妥協せねば、、と思いつつ歩いていた。
12:30、銀座2丁目に差し掛かったとき、980円ビュッフェ、の看板が目に飛び込んできた。

店名は、The BAGUS PLACE
東京都中央区銀座2-4-6 銀座Velvia館 B1F
TEL : 03-5524-3991

見知らぬ店だし、お安すぎるので大外れかもしれない。けどこの値段なら、ある程度のガッカリぐらいなら許せそう。

メインのほか、サラダ、スープ、パン、デザート、ドリンクが食べ放題・飲み放題。
時間が余りない向きにもぴったり。

地下の薄暗い空間に足を踏み入れてまずは偵察、、、
のつもりだったが、階段を降りたらすぐそこは店内、という作りで、後に引けなくなった。

ええい、ままよ。

席に着くとすぐにおしぼりが出てきて、さあどうぞ、という感じ。
ビュッフェオンリーだから。

奥には個室があり、カラオケなどパーティ使用がメインのよう。
昼間空きスペースを利用してランチをやっている、いわゆる”休耕田の活用”みたいなイメージか。

ドリンクはコーヒー・紅茶のホットとコールド、グレープフルーツジュース、ウーロン茶。
野菜が豊富で、生以外に、炒めた野菜や煮込みなど。
これでポイント急上昇。

クリーム系スパゲティ、小エビとトマトのショートパスタ、カレー2種、ライスは白米か十穀米。
メインはチキンなど。サイドディッシュにイカリングなど。

デザートは、フルーツポンチ、クレープのバナナ包み、パウンドケーキ、杏仁豆腐、プチケーキ4種。

ほかにスープ、パン。
パンは食べなかったけど、おいしかった、という声を聞いた。

食べログ等を見ると、評価が低めだけれど、店内では満足感が広がっていた。
隣の女子たちは、これまで食べたビュッフェランチをいろいろ並べて、やっぱりここが一番CPがいいね、と。

こちらのランチ、かつては1280円だったこともあるようだけど、少なくとも本日は980円。
店のサイトを見ても、パーティ利用の内容ばかりで、このランチの説明は出てこない。
というわけで、このままずっと980円である保証はないから、まずは都度店の前のランチの看板でチェックするに限る。

で、食べ終わった後の感想も、入店前と一緒。つまり、CPかなりいい。
タイ風カレーとサラダとドリンクだけでこのお値段、と言われても納得だ。
だってここは銀座だもの。

そもそも会社のお弁当ステーションで800円弁当を買っても、ドリンクはついていないし、野菜が少ない。
競争原理が機能しない場所で、毎日お高めのランチを強いられている身には、羨ましいお値段といえる。

この内容で980円なら、社食に導入したいぐらい。
2012.04.26 Thu | Gourmet| 0 track backs,
写真家ロベール・ドアノーの次女による講演会 その2 Parole de la fille de Robert Doisneau
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At the Photograph Museum of Ebisu

3月末にでかけた写真家ロベール・ドアノー展覧会記念講演の話の続き。
ドアノー氏といえば、写真美術館の壁に、有名な「市庁舎前のキス」の巨大パネルが常時貼られている(上の写真)ので、彼の名前を知らない人でも彼の作品には馴染みがあるはず。

ドアノー氏の次女フランシーヌ・ドゥロンディルさんが明かしたところによると、この写真は、完全なヤラセではないのだそうだ。

知り合いの女性にそのボーイフレンドと1日パリ市内を散策してもらい、それを追いながらレンズを向けたものなのだと。
だから仕草は極めて自然。だけど、狙い撃ちしながら撮ったもの。

さらに講演会では、改めてドアノー氏のヒューマニズムを痛感した。
彼の原点であるボンリュー、パリの郊外の暗い風景は、人間らしい生活を訴える彼の密やかな弾劾メッセージでもあったという。

また、食べ物の糧としてヴォーグの撮影を引き受けたものの、無機質な撮影は彼の好むものではなく、常にヒューマニズムを追い求めたカメラマンであったことが浮き彫りになる。

展覧会に出ていたミルクを買いに出かける兄弟の写真など、彼の視点そのものが常に暖かい人間味を帯びている。

ヒューマニズムな活動をしていた人々の写真を優先させ、ユダヤ人ほう助のためにパスポートを偽造していた人々を写し続けた。

この講演会では、通訳の方が生前のドアノー氏を知っていただけに(さらに次女の方とも親友だったよう)、氏の姿に寄り添うようなこなれた訳だったのも印象的。

驚いたことに、この通訳の方、仏映画「男と女」に出演したピエール・バルー(シャンソンを披露する役をこなし、主演女優アヌーク・エメと一時期結婚していた)の奥さんだった。
バルーは日本人の方と結婚していたらしい。

(だからよく来日しているのか。日仏の講演会で、彼の講演を聞きに行ったことがある。)

ちなみに今回の写真美術館の講演会は、当日朝、チケットを購入してそれと引き換えに予約を入れる方式だった。
2012.04.23 Mon | 国内探索| 0 track backs,
ヴェネツィアらしい風景 Only in Venezia
探し物(外付けハードディスクに保存している写真ファイル)をしていて、ふと全然違う写真ファイルに寄り道。
いつ見ても、ヴェネツィアは浮世離れしている。

■  Vigili del Fuoco/ Fire truck? - No, fire vessel
消防車出動風景。海の国ならでは。

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■ Congestion
このあたりは、いつも交通渋滞。
でも道路上の渋滞と違って、どこか笑って許せちゃう。

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■ Ghetto(Gheto in Italian), a sad history

ユダヤ人が押し籠められていたゲットー界隈。
おしくらまんじゅうするようにひしめきあって建てられた家々。
かつてユダヤ人たちが自由に外出できないよう、街の中心地へと続く門は夜間には閉鎖されたという。
悲しい歴史。

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■ Hotel in the street of Ghetto

昼間でも日が半分しか差さない暗い路地裏。
両手を伸ばせば壁に届いてしまう。
ちょっと息苦しくなるような場末に突如現れたシャビーなホテル。
こんなうらぶれた宿に、お客さん、くるのかしら?

ホテルのサイトを見ると、あたかも豪華プチホテル風。
外見の写真がないけど、場所と名前は一致する。
このサイトを見て予約して、ここにたどり着いたらそのギャップに戸惑いそう?

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■ Living by the sea
海洋国を想起させるものたちで溢れている。

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■ View of La Giudecca, from San Giorgio Maggiore
マッジョーレ島の鐘楼からジュデッカ島をのぞんでみる。
この景色、私のお気に入り。

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Above photos : from my trip to Italy in 2009 for watching Giro d'Italia
2012.04.20 Fri | Travel-Italy| 0 track backs,
311の震災で壁が崩れた皇居・大手門、遂に修復完了
Emperor's Palace finally reconstructed after the Earthquake last year / Palacio del Emperador finalmente reconstruido después del Terremoto el año pasado

ボロボロと崩れ落ちた白壁が痛ましかった皇居の化粧直しが、やっと完了した。

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去年の地震の爪痕を、ずっと1年間以上そのままに留めていた皇居・大手門。
ようやく3月になってよくある年度末の駆けこみ建築の波に乗り、外壁の修復が完了。

The above photo: Emperor's Palace this April (la primera foto : Palacio del Emperador ahora)
The photo below : Emperor's Palace on March 19 last year, just 8 days after that terrible Earthquake
(la segunda foto : Palacio del Emperador en el 19 marzo el año pasado, 8 días dispues del Terremoto)

上の写真が修復後。
下が、311の地震の8日後に訪れた時の大手門。




不思議の国ニッポン、3月になると建設ラッシュでそこかしこが沸きかえる。
その悪習は今も脈々と続いてる。
どこか納得いかないこの国の予算の仕組み。

いっとき話題を振りまいた事業仕分けで、どっかの独法の文房具購入費の無駄遣いをつつくより、予算消化のための無理やりの建築工事をちょいと突っついた方が、よっぽどリーゾナブルな仕分けができたはず、そう思うのは私だけだろうか?

とは言え、今回の皇居の修復だけは、駆け込みだろうがなんだろうか、今年の3月にやっと行われて、正直ほっとした。
いつまでも崩れた外壁をさらしているのは忍びなかった。

でも予算はどんなときだって潤沢にあるだろう皇居の工事が、なぜすぐ行われなかったのかがずっと不可思議だった。

震災は2011年3月11日だったから、2010年度予算には間に合わなくても当然だけど、2011年度の予算で4月以降、さっさと修復できただろうに。
いくら前年度に予算をとっていなかったとしても、簡単に予算変更できそうな。
だって天下の皇居だもの。

なぜ、それが2012年3月ギリギリまで工事を待ったのかは定かでないけれど、合わせてそれ以外の部分もやたらあちこち綺麗になった。

池の水系統の工事もやってたし、新しくしゃれた柵(なくても別に・・・というレベルの)をこしらえたり。
まあ、思いっきり宮内庁予算(?)を使い果たすことができたってことだろうか?


フシギの国ニッポンの話しついでに、昨日感じた、不思議その2。
飛行機離陸の際、整備員の方が深々とお辞儀して、機体に向かって手を振るあの儀式。

今もそういう丁寧な儀式が続いているというのが、ちょっと驚き。
他の国では見られない光景のはず。

思わず手を振り返したくなるけど、それも気恥ずかしいし、上げかけた手の置き場に困る。

昭和の頃の几帳面さ、優しさのようなものが急速にどんどん失われている今日この頃。
そんな中、飛行場の片隅で、時の変化をものともせずに密やかに続けられているこの丁寧なお見送りの存在は、どこか浮世離れしている。

とはいえこの不思議さは、もちろん肯定的な不思議であり、どこかほっとする、今後もずっと守り続けてほしい最後の砦のような、そんな”フシギ”なのである。
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2012.04.19 Thu | Society| 0 track backs,
九州出張に行ったよ、プチ別世界だった
■ Fly to the south part of Japan / Fue al sur

雨模様の東京を後にして、珍しく九州へ出張。

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お天気ばかりでなく、風景まで別世界。
Totally different from the scenary of Tokyo.

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見るものすべてが新鮮で、お客さんと思わず会議の前にジューススタンドで一杯。
しぼりたての、ミックスジュースを。
500円也。
at the airport of Kyushu, south part of Japan.

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電車で北上すれば、車窓越しに、海が見える。
海だとか山に反応してしまうのは、いつものこと。

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うーん、海がキレイ。
時折、エメラルド色に輝いて。

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なめらかなビロードみたいな水面もいいけど、
白く泡立つ波がしらにうっとり。
もっと波立てば、クールベの一枚みたい。

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土産物屋には、こんなコーナーまで。意味不明だけど、なんとか”ゆかり”のなんとか、、みたいな場所なのだろう。
Seems like a historical place.

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これは行きの羽田空港にて。
出発時には、家をわざわざ早め、7時前に出て、ラウンジでくつろぐ。
カード会社のラウンジにしては、ベーグルおひとり様2個まで、という太っ腹。
まさか食料があるとは思わず、スーパーで前夜に見つけたコーンブレッドにバターとスモークサーモンとベビーリーフを挟んだサンドイッチを持参。
ベーグルとともに食した。
朝からなかなかの食欲である。

at the airport lounge of Haneda, waiting for departure.

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2012.04.17 Tue | 国内探索| 0 track backs,
遅咲きの桜が見られる場所 - 都内編 その1 皇居外苑
■ Flores de cereza en Tokio / Cherry Blossoms in Tokyo

Aquí en Tokio, abril es el mes más agradable como podemos admirar unas varias flores tal como flores de cereza. / Here in tokyo, April is the nicest month as we can admire various flowers in bloom such as cherry blossoms.

ソメイヨシノが終わってしまい、なんだかちょっと寂しい今日この頃。
先日、4月中旬でも、遅咲きの桜が見られる場所を探検してみた。

新宿御苑には桜の種類が多くて時期ズレでいろいろ見られると聞くが、入場料が必要となる。
わたしのことだから、もちろん、入場無料限定ということにした。

まず真っ先に向かったのが、八重桜がズラリと並ぶ、皇居外苑。
皇居の大手門へ行く途中にある広場だ。

ここの八重桜は色も上品で、八重桜独特のくどいようなボテボテ感が少ないのがポイント。
今年の場合はやや肌寒いせいもあり、4月15日で、9分咲きだった。

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2012.04.16 Mon | 国内探索| 0 track backs,
恵比寿のカジュアルフレンチは、ディナーコースが1890円から
■ 都内: CP(コスパ)抜群、雰囲気も悪くないビストロ * オマケに次回デザート食べ放題チケット

高校時代の友人と高級ジムの無料体験に参加。
折角だからとズンバやホットヨガなどスタジオプログラム4連続参加。
ちなみに最後のホットヨガは、サウナが苦手は私には、合わなかった。
想定内のことではあるが、のぼせてFeeling badである。

シャワーの後は炭酸風呂のスパとリラクゼーションルームで締め。
滞在時間7時間は個人的にジム最長記録。

が、その間食事抜きだったため、すっかり2人ともグロッキー。
途中エクセルシオーレで軽食をとってから(これで私たちは突如ハンガーノックから復活した)、目指すは恵比寿の日仏会館内レスパス

前から一度行きたいと思っていたカジュアルフレンチ。
大体日仏会館とか日仏学院とかにあるフレンチは、ビストロ風でお手頃でお味も悪くない、そんなイメージがある。

19時にそれぞれの配偶者もジョインして、4人でディナー。
店内には初めて足を踏み入れたが、せせこましくなく、快適。

友人の旦那さんは無類のワイン好き。
ワイン飲み放題コース5000円もあったが、テーブル全員が入らないとだめ。
うちのツーレが完全下戸だし、ジムジョイン組は、これでお酒が入ったらもう寝てしまいそうだったため、パス。

ということで全員3360円のレスパスコースにした。
前菜、メインが豊富に選べて、しかもどれを選んでも、プラス料金なし、というのがポイント高い。

レストランによっては3900円ディナーと銘打っても、メニューを開くと、1皿を除けばあとは軒並みプラス500円とかくっついているパターンが多く、たまにプラス1000円なんていう日には、だったら、4900円ディナーにせんか、と文句をつけたくなるようなものもある。しかしこの店は、どれを選んでも、追加料金なし、という良心さなのだ。(もっともこの店のランチは、追加料金ありのシステムのよう。)

下がメニュー。左前菜、右メイン(写真のないものもあるので、かなりの種類といえる)。

お手軽ディナーで、下記メニューから選ぶのでなく、別途本日の前菜+本日の料理+飲み物というコースになると、1890円というお安さだ。


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しかも、前菜の前には、気持ちアミューズ的なプチオードブル。
今回は豚肉のスペシャルなんとかかんとか。
極薄のスライスが口の中で淡雪のように溶け、すばらしい食感だ。

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パンにつけるのはオリーブオイルでなく、この店推奨のヴェジタブルオイル。
あっさり感が公好評だった。

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私が選んだ前菜は、お勧めの帆立て貝+スライスアーモンド+スライス野菜。(写真)
ツーレは鰆の燻製3種類マスタード。香ばしさが食欲を誘う。

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ツーレが選んだメインは、鴨のロースト。思った通りのカリカリ状態でサーブされ、美味(写真)。
私は子羊の煮込み。トマトベースであっさりと。

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さて、この店の自慢がデザートワゴン。
この中から2品目選べる。

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その前にお口直しのキャラメルのアイスクリーム。
これだけでもコストパフォーマンスは十分といった感じ。

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ツーレが選んだのは、バナナチョコレートケーキと杏子のタルト(写真)。
私はフランと洋ナシの紅茶タルト。
お腹いっぱいといいつつ、ペロリである。

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友人が飲んだノンアルコールビール(別料金)。
瓶入りなのだが、本当に飲んだ気にさせる。(写真)

私はノンアルコールシャンパン。本物と違って苦みがなくて、口当たりがいい。
が、グラスで出てくるので、量はお上品。
これだったらジンジャエールをガボガボ飲むのでもよかったか、といった気がしないでもないが。

食事代支払い後には、デザートもう一皿フリーチケットが。
期間限定だが。

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季節外れの寒さがまたぶりかえしたこの日、外は1日中雨。
ジム三昧がぴったり、といったお天気だった。

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2012.04.15 Sun | Gourmet| 0 track backs,
レオナルド・ダヴィンチ展
bunkamuraで開催されているダヴィンチ展を見てきた。
ほつれ髪の女の瞼の皺のぞっとするようなリアルさ。そして陰影の妙。
夜の部だったため人影もまばらで、じっくり堪能。

そのほか、人々がこぞって模写した数々のモナリザなどもあったけれど、とりわけじっくり見てあれこれ発見があったのが、「白鳥とレダ」。

ゼウスが白鳥に変身して、スパルタ王の妻レダを誘惑するというあの物語を描いたもの。
ダヴィンチのスケッチをもとに弟子が描いた一枚が来ていたのだが、あれ?なんか違う。。。



そう思ってふと手元にあったお気に入りのダヴィンチ手帳の「レダと白鳥」と比べてみたら、やっぱり。

下は、ダヴィンチ自身が描いたレダと白鳥。
上が弟子のもの。

ダヴィンチの絵には、2人の間に生まれた双子2組がそれぞれ卵の殻を破って出てきている。
弟子の方は1つの卵が割れ、あとの1つはまだ卵のまま。



そのほか、ダヴィンチの方がレダも白鳥も肉感的。
双子の子供もダヴィンチの方はなんだかうじゃっという感じで生々しい。

弟子の方が、美化してセンシュアリティは薄まっている。

ダヴィンチが描いた上記のレダと白鳥がBunkamuraで見られないのにはわけがある。
喪失してしまったのだという。

残念きわまりない。

そうそう、今回Bunkamuraのレダと白鳥をしげしげ見ていたら、右下の方にこっそりカタツムリが這っていた。
こんなところに忍ばせて、まったくお茶目だ、真筆の方にも描かれていたのかなぁ。
白鳥のくちばしの中には、ぎざぎざの細かい歯が描かれていて、どこかゼウスの黒い思惑が見え隠れするかのようだ。
2012.04.13 Fri | Art| 1 track backs,
映画4本梯子
ある日、我が家の郵便受けの中に入っていた3月末まで有効なDVDレンタルショップの無料券(最新作はだめだけど、以前の作品なら映画のDVDが無料)3枚。
DVDレンタルショップの広告にくっついていてものだ。

3月中旬、にうち1枚を使用し、アルモドバル監督の「オールアバウトマイマザー」DVDを借りた。
見たいと思いつつ、時期を逸した作品だった。

あいかわらず、一体どこからこの発想をえるのだか、というようなアルモドバルワールド全開。
奇妙で不穏な空気の合間に見え隠れするヒューマニズムと温かみが、独特だ。

実はこの時、ただで借りたというのに、キャンペーンだったか、さらに無料券を2枚もらった。

つまり、3月末まで有効な無料券が4枚たまったことになる。
さて、3月30日。
私は検査入院。
そのままチケットは見ずに流すつもりだったが、いや折角なのでこの機会に、とばかり、レンタルすることに。

入院前に、ツーレに借りたい4作品をメモに残した。
翌日、検査が終わって退院。
頼んだ通り、DVD4本が、耳をそろえて置かれていた。

・1.戦場のピアニスト
・2.スライディングドア
・3.リトルダンサー
・4.恋に落ちたシェークスピア

4は、やはり見たいと思いつつ見そこなった作品。
3は、昼時同僚女子の会話で話題になったばかりだった。(この作品に出た俳優がxxの映画に出ていて、そういえばリトルダンサーはよかったよねー、といった会話)
2は、偶然何度も最近耳にするようになった。確か講演会で、運命のいたずらといった話の流れで出たり、友人がその話に触れるなど。

そして、残る1作品。決めかねて、Webで検索。
2007~1990年までの映画につき、各年のベストテンを羅列するページで、ある年の興行トップ或いは人気トップに入っていたのが戦場のピアニストだった。


そして、日曜から1週間の間にすべて見終えた。
大正解の素晴らしい作品揃いだった。

いや、ただ1つだけ、失敗した、と思った。
こんなに悲惨な内容だとは思わなかった。
ユダヤ人虐待が始まったシーンから、もう見て居られなかった。
目をそむけたい事実、というより、凝視できない事実だった。

ツーレもさすがに重苦しくなったか、少し早送りで最後まで。
私はといえば、ほかの部屋にいって用をしたりして、10分おきぐらいにツーレに内容を確認する、そんな繰り返し。
最後の最後、ドイツ人兵士たちが囚われの身になった場面からやっと合流。
ラスト10分程度といったところか。

クライマックスでは救われはしたけれど、なんともいえない気分。

とにかく驚いた。こんな内容だったの?もっと穏やかな内容じゃなかった?

どうやら私は「海の上のピアニスト」のイメージで、「戦場のピアニスト」を見てしまったらしい。
2012.04.12 Thu | Art| 0 track backs,
ビルの谷間
丸の内仲通り界隈は、洗練された店舗・ビルが立ち並び、歩くのが気持ちいい。
私のお気に入りの場所。

その周辺へと目を転じれば、オフィスビルも、どんどん刷新されていき、ふと気付けばやはりすっかり様変わりしてる。

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空を映し出すピカピカのウィンドウ。

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オフィスの内側に桜を植えているオフィスも見つけた。

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桜祭りの時期にはポイントごとに花をあしらえ。

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何気に浮彫のような飾りがある、控えめなおしゃれを演出しているビルもある。

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あ、長年工事してたパレスホテルもいよいよ完成間近!

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皇居大手門から外界を眺めれば、皇居外苑の大番所、同心番所、百人番所など、純粋な「和」を楽しんだ目には、いきなり落差を見せつけられるこの風景。
変化に富んで、ただオフィスビルを見物するだけでも、心浮き立つ。

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2012.04.11 Wed | 国内探索| 0 track backs,
おしかった1100円ランチ@丸の内
先日午後半休を取得した日のこと。
有楽町~東京駅付近でランチの店を物色。

そのまま iiyo!ビルまで行って「BISTRO DOUBLE」(スープ、サラダ、本日のメイン料理、パン、デザート、カフェで平日ランチ1350円 )を再訪するのもよいかな、などと思いつつふと目に留まった店が 、「SCORPIONE STAZIONE 丸の内店(スコルピオーネ・スタツィオーネ)」。

無印に隣接したイタリアンで、前から気にはなっていた。
場所がいい、見かけがいい、でも評判は不明。

メニューを見ると、1100円のランチ(前菜+メイン)があるようだ。
コーヒーは別だけど、一緒に頼めば150円。

好奇心がまさり、さっきまで念頭にあったビストロドゥーブル案はまたたく間に消え去り、ドアを押し入った。

白いクロスが張ってあり、高級感がある店内。
夜は結構なお値段かもしれず、ならば1100円という設定は破格と見た。

ただし、多少のトリックはあり、メインによっては+200円などというのも散見。
もちろん、1100円の線を崩さずにオーダーする。

前菜は築地直送 魚介のジェノバサラダ。
もっと小ぶりのものを想像していたのだが、魚介がゴロゴロと入っていて、ジェノベーゼソースとマッチしていた。

見た途端、味わった途端、当たり!、そう思う。
写真で見るよりボリュームあり。

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本日のパスタ・海老のスパゲッティは終了してたので、本日のリゾットをオーダー。
アスパラと生ハムのリゾット。
口の中でふわっと広がるまろやかで優しい味。

ランチどきの大混雑の銀座界隈にありつつ待たずに座れたため、どっちにころぶかな、と思ったけど、お味のよさで大満足。

男性だともう少しボリュームがほしいかもしれないが、大慌てで、ただ切って・焼いてこしらえた即席ランチとは明らかに一線を画している。
ディナーのラインアップに恥じないよう、ランチとはいえ、丁寧につくっている。

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コーヒーを堪能し、英気を養ってから、小走りに皇居を目指す。
病院の予約は2時。
20分で花ウォッチングをするために。
皇居外苑は16時閉園なので、病院帰りに立ち寄る事はできないのだ。
2012.04.10 Tue | Gourmet| 0 track backs,
「トライアングルチケット」(東急線)
◆ 3点を結ぶ乗り放題切符「トライアングルチケット」のお得感・花見の梯子を実験


東急電鉄が発行しているトライアングルチケットを購入し、
花見のはしごを企ててみた。


乗車可能区間は、渋谷~自由が丘(東横線)~二子玉川(大井町線)~渋谷(田園都市線)の三角地帯。
この範囲内乗り放題で400円。
元をとるのは簡単。


最寄り駅が上記以外の場合は、その他の東急線各駅からの単純往復券がついて、各駅ごとの購入料金は以下:
http://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/value_ticket/pdf/triangle_ticket_pricelist_april.pdf


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(値上げ前の切符なので390円だけど、今は400円)


朝一、最初に巡ったのは中目黒。
目黒川の桜が満開で、昼間ともなると混雑ぶりが並みでないので、トップバッター。


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続いて桜新町へ。
この街はさすがに桜と冠してあるとおり、あちこちに桜並木。
こちらは呑川緑道。

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そこから歩いて馬事公苑。
以前行った中で、もっとも気に入った場所のひとつだったが、紅色のしだれ桜がまだ2分咲きだったため、
精彩を欠いてたのが残念。
どうやらここの桜は全般に遅咲きだ。

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そこから歩いて砧公園へ。
学生時代、ここで仲間と花見をした記憶が蘇る。

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電車に乗って、九品仏へ。
浄真寺は相変わらず上品で好き。

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自由が丘でショッピングのあと学芸大学へ。
日も暮れてきた。
碑文谷公園で花見は締めくくり。

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そのあと渋谷へ回り、Bunkamuraの「レオナルドダヴィンチ展」へ。
土曜日は夜9時まで開館。
さすがに人はまばら。
「ほつれ髪の女」の絵など、独占的に鑑賞。

切符を使い倒して、花三昧の1日が終わった。


東横線お得チケット:
・「トライアングルチケット」
「横濱中華街 旅グルメきっぷ」
花見をキーワードに三角エリアを細かく回ったので、お得感はこの上なく高かった。
2012.04.09 Mon | 国内探索| 0 track backs,
本日朝の目黒川(桜)
2012年4月7日土曜日。朝8時過ぎの目黒川。
中目黒駅から池尻方面に向かって歩いてみた。

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ハッキリ言って、今年の目黒川、人出のスタートがいつもより早い。
去年、同じような時間に繰り出した時は、人影まばらだった記憶なのだけど。

とはいえ、さすがにこの時間なら、多少の占有感を味わいつつ桜を観賞できる。

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千鳥ヶ淵と違って電柱だの電線だの周辺の店舗のゴミ集荷所などがごちゃまんと混ぜ合わされ、
セッティングはベストではないけれど、たおやかに、のびやかに突き出た花の枝の妙があり、
老木でよぼよぼした並木ではないところがポイント高し。

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川沿いに歩くと、桜の木もあれこれ変化があり、福砂屋のビル周辺は木が高くなって
花のトンネルをくぐっている感じはなくなり、花もややまばら。

蛇行する幹線道路(山の手通り)にぶつかる手前までくると、なかのはしの赤い橋が
桜のオンパレードにすっかり慣れてしまった目にとっては、結構なアクセントになっている。

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川にかかる欄干にもそれぞれ微妙に違いがあって、欄干の間から覗いてみたりする。

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駅そばの橋の上はアマ、プロカメラマンたちが重なるように陣取っているけれど、
川端は、この時間ならまだのんびりしたもの。

マラソンランナーも多々おり。
やっぱり朝は気持ちいい。

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風が強くて冷えている。
手がすっかりかじかんでしまった。

それでも真正面から強烈に差し込む太陽が川面にきらめく無数の光の矢を放っていて、
朝ならではのすがすがしい気分を誘う。

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2012.04.07 Sat | 国内探索| 0 track backs,
T-SiteのMotovelo
代官山T-siteがオープンして間もない12/25、
行き当たりばったり行ってみたらLe Velvetsのクリスマスコンサートに遭遇したというあの日、こんな場所にも行ってきた。
敷地内にある電動自転車ショップ「Motovelo」。

壁にかかる緑色のマップはパリの地図かと思いきや、代官山の周辺図。

おしゃれな店内、
電動自転車も進化している。

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カスタマイズもOKとのことで、
自転車大国オランダで見たようなバリエーション。

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2012.04.06 Fri | Private| 0 track backs,
大国魂神社のしだれ桜
水曜日、またまた通院で半休。どんどん有給が減って行く今日この頃。
その後17時に府中到着。

さくら通りの桜はいまいちだったけど(老木のせいもある)、
大国魂神社のしだれ桜が真っ盛り。

沈む夕日を背に、花びらがキラキラ輝いていた。

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2012.04.06 Fri | 国内探索| 0 track backs,
千疋屋と神戸屋のモーニングを迷った結果・・(恵比寿)
土曜日、朝7早くから恵比寿で用があり、それが終了したのは8時前。
折角ならおしゃれなモーニングを町で食べてから帰宅することに。

あちこちのブログを物色。その中で、380円とかいうすばらしい価格設定の店を見つけた。
恵比寿の神戸屋だ。
内容はというと、
まずトースト。パンの店なので問題なかろう。それにヨーグルトだかミニサラダ、ドリンク。

勇んで行ったはいいが、到着が7:45で、まだ開店しておらず。
(*注:平日は7時からだけど、週末の神戸屋のモーニング開始=開店は8時なのだ。)

しかもモーニングの看板を見ると、値段が500円に値上がりしていた。
上記の内容に1本ウィンナーがついただけで大幅な値上げ。
(2014年価格を確認したところ内容は同じで、540円だった。)

15分待つか考えたが、この内容なら一旦帰宅して10時開店の千疋屋モーニングを目指す方がベターと考えた。
(モーニングを思い立ったからには、あくまで”恵比寿でモーニング”に拘る。)

電車に乗って帰宅し、更に出直して、10時に到着。
ふと見ると、神戸屋のモーニングは10時で終了していた。

さて、千疋屋、正確には京橋千疋屋 アトレ恵比寿店のモーニングはというと -

3種類でトーストセット500円、ワッフルセット、サンドイッチセットが600円。
これで600円とはお得感あり。
(2014年も価格据え置きでした。)


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ワッフルとサンドイッチを1つずつ注文。
ワッフルは中がジューシーで、添えられたマスクメロンのジューシーなことといったら。
一片だけだけど、フレッシュな果物が味わえる喜び。

紅茶はポットでサービスで、さらにレモン輪切りは、2枚ともきちんと皮が向いてある。サスガ。
ヨーグルトは小ぶりだが、フルーツがざくざく。
こちらのお店の良さは、専門であるフルーツに対する自信が、お皿のあちこちに滲んでいる点だろう。

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そのあとは皇居で花見。
しかし驚いたことに桜とともに、梅も同居してた。
3/31だからさすがに梅は終わってると思ったが。

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そしてセザンヌの講演会が終わったら、すでに15:30.
お腹が空いたが中途半端な時間。
ランチはもう終わってるし・・というわけで、六本木ミッドタウンの鶏三和で親子どんぶり。

880円の名古屋コーチン親子丼と、680円の普通の親子丼。
コーチンはやっぱりシコシコと触感がある。
六本木ミッドタウンで、変な時間でもやってて、お安くお手軽に食べれるのはいい。
味付けは薄いし、いわゆるデパ地下モードではあるけれど。

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2012.04.04 Wed | Gourmet| 0 track backs,
花チラシの嵐になっちゃうか?
先週日曜、皇居の桜がほころび始め、春の喜びをじわじわ感じていた矢先、今日は大あらしになるという。
花散らしの荒天が心配される。

しだれ桜のかよわい花びらが、強風にもてあそばれるのはしのびない。

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上記の写真を撮った3日前、午後半休の時に立ち寄った皇居の同じ桜はまだこんな感じだった。
わずか3日であそこまで開花したのに、木々にとどまっていられるだろうか、花びらたち。




厳冬続きの末、やっと訪れた花見の時期、待ってました、とばかりに意気込んでいるのだが、
またもや気紛れでどこか素っ頓狂な天気に翻弄されるのかと思うとちょっと悔しい。

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明日は再び午後半休で病院へ。
行きがけに1時間半余裕がある。お楽しみの丸の内ランチの時間を少し削って、花の容態を確認に行かなくちゃ。

風に立ち向かい、生き残った花々と、これから頭をもたげようと頑張る花の確認に。

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皇居内、「桜の島」にて。

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2012.04.03 Tue | 国内探索| 0 track backs,
セザンヌ展、講師はポール・セザンヌの曾孫
ドアノーに続き、今度はセザンヌ。偉大な芸術家のファミリーによる講演会は、貴重なフランス語ヒアリングの場でもある。


国立新美術館で開催されている国立新美術館開館5周年「セザンヌ―パリとプロヴァンス」展

昨日(4/1)の講演会の講師は、そのポール・セザンヌのひ孫、フィリップさん。
存在感があって、わけもなくセザンヌのひ孫さんのイメージぴったり!と思ってしまった。

講演会の後には、写真を撮らせてもらっている人がいて、私もお願いしたら、快くポーズ。

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眼光鋭いセザンヌ曾祖父に比べ、穏やかな感じ。
氏は、ポール・セザンヌ協会名誉会長なのだとか。

質問コーナーで、著名な芸術家のひ孫で得したこと、損したことは?、という質問が飛んだ。
回答は、特にない、という。
自分は単にひ孫に過ぎず、スポットライトが当たるべきは曾祖父なのだから、と。

応答したその様子には、多少ノンシャランなトーンも感じられ、いかにもフランス的な感じがした。


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講演会のタイトルは、「人間セザンヌ」。
気難し屋で知られていたそうだけれど、実像は、人間味もあり・・・といった話を
セザンヌの近親者の手紙などをひも解きつつ語る、そんな内容だった。

下は、自画像。

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そのあと出てきたこのスライドの絵に描かれているのは、ポールの妹マリー。
マリーが、ポールの息子ポールJrに宛てた手紙から、画家の素顔を解き明かしていく。

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ただ、そのポールJr.がどういう人生を歩んだのか、或いは自分の出生とそれがどうつながるのか、などには触れられず、プライバシー重視の、これもやはりフランス的な志向に基づくものなのか。

一方で、母であり画家の妻となったオルタンスが、セザンヌの家族に受け入れられなかったことについてはつまびらかにされた。
(ちなみに私が読んだ予習がてらに読んだカタログにも、妻と子供がなかなか認知してもらえなかった下りが述べられていた。)

とくにマリーとの確執があったそう。
オルタンスのファッションなどにしか関心がないような薄っぺらい(講義ではそういう言葉は出ていないが)ところが反感を買ったふしもあるよう。

ただ、フィリップ氏いわく、それでもオルタンスは我慢強くモデルとしてイーゼルの前に座り、絵のことに関心はなくとも、画家がエクスとパリを行き来する中で夫婦離れ離れになる暮しにも関わらず、家庭がバラバラになることとなく、ある種の均衡を保ち続けた点で、2人は、つまるところお似合いだったのでは、と結ぶ。


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偶然なのだが、講演会に向かうために家を出る時、1冊のセザンヌ関連のカタログを何の気なく持参した。
かなり以前にゲットしたもので、絵の部分は熱心に見たけれど、解説部分を余り読んでいないカタログだった。

電車の中で読みながら、エミール・ゾラとの交流や、彼が詩作にも励んだことなどを知った。
講演会の中でもゾラがセザンヌを取り巻く仲間の中でも重要な位置を占めていたことが語られた。

ただ、カタログによると、そんなゾラとの仲が終焉を迎えるくだりも出てくる。
「制作」というゾラの作品が、才能を認められずに自殺に追い込まれる芸術家を描いており、
それに我が身が投影されていると感じてしまうセザンヌ。
許しがたい行為と思われ、あれほどまでに交流があった2人は絶交。。。

その辺の話は講演中、一切出ず、かといって2人の仲は最終的に修復されたのかどうか、質問するのははばかれた。
講演の流れに水を差す感じもあり。

弟子たちとの交流の下くだりでは、ノルウェーの若い画家が、(消息が漏れ聞こえてこなくなった)セザンヌが生きていてびっくりした、と口にした逸話が披露される。
そのぐらい、仙人のような、実在感があってどこかミステリーな存在の人だったようだ。

偏屈なところがありながら、それでも温かみのある人で、さらに晩年には丸くなり、人々との語らいも好んでいたらしい。

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さて、講演会の前には皇居へ。
数日前に蕾だったお堀端のしだれ桜はほころび始め、

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寒桜と4月の桜があいまみえる様子は、ちょっと異例。
(写真はカンヒザクラ)

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皇居外苑の「桜の島」はといえば、3月咲きの桜が真っ盛り。
ただ、脇には4月咲きの桜が控えており、うずうずしている様子。
今まで溜まりにたまったエネルギーが一気に爆発し、冬の桜と春の桜の競演が見られるのではないか?

春が待ち遠しいのはなにも人間ばかりではないようだ。

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2012.04.02 Mon | Art| 0 track backs,
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