日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
年越し蕎麦
新年になってからも行くつもりだけど、混雑していなかったので、今年最後のお参りへ。

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実家で食べる大晦日の年越しそば。
いつもは実家が買うおそばだったのだが、今年は近所の蕎麦屋さんのものを買って届けた。
コシがあって、大好きなお蕎麦屋さんの。

ちょっと一息ついて、食器洗いの後、おせちを持参したタッパーに詰めて、帰宅。
20時から紅白にキャッチアップ。

紅白見ながら、1年に1度、お正月の時ぐらいしか使わない食器を木の箱から出して、明日に備えて洗っておく。
お雑煮の下ごしらえも終わり、のんびりと。

ツーレは今頃年賀状の用意。いつも彼は遅いのだ。
プリンターの音と、紅白歌合戦の歌声が響く中、
今年ももうすぐ終わり。

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今年もお世話になりました。
良いお年をお迎えください。
2011.12.31 Sat | Private| 0 track backs,
「マーク・カヴェンディッシュ」
この本の後書き兼その後の記録サマリを書かせて頂いた。
トップスプリンター、カヴェンディッシュの自伝。
オリジナルタイトルは、「Boy Racer」。

出版当初、イギリスでも話題になった本なので、是非読みたいと思っていた。
カヴェンディッシュの素顔と、天才の脳みその一部を垣間見た。

ただ、最初出版の話を聞いた時、本のタイトルが「マーク・カヴェンディッシュ」となっていたので、
「Boy Racer」の邦訳とは思わなかった。

原題どおり「ボーイ・レーサー」というタイトルの方が、ロードファン的にはピンときたかな。

マーク・カヴェンディッシュマーク・カヴェンディッシュ
(2011/12)
マーク カヴェンディッシュ

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2011.12.30 Fri | Books| 0 track backs,
マントヴァのペンション
マントヴァで泊ったペンションは女性が経営していたせいもあり、
キメの細かいサービスと、清潔さと可愛らしさが売りだった。

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ご主人は普通のサラリーマンらしく、昼時になると子供とスーツを着たご主人と3人で自宅に帰る女主人。
ホテルのチェックインは、その間できない。
だから到着予定時刻をあらかじめ申告しておく必要がある。
もっとも時間外でも携帯に電話すれば、チェックインしてくれるけど。

そんな緩い感じでおおらかに経営されている宿。
チェーンホテルの無機質な空気とは、一切無縁の。
2011.12.29 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
かたつむりモノ(化粧品)
カタツムリに保湿作用があるとかで、韓国では流行っているそうだ。
先日同僚が出張でソウルに行ったとかで、DFショップのおまけをくれた。
カタツムリフェースシートマスク。
無臭だろうか、使いたいと思いつつ、機会がない。

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ツーレのソウル出張では、話題というカタツムリクリームを買ってきてもらった。
なんでもダメージ補修作用があるという。
粘膜系だから、ねとっとしている予感。

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これもまだ、使用していない。
今のエスティーローダーのナイトリペアが終わったら使ってみるつもり。
果たしてその効果やいかに?

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2011.12.28 Wed | Society| 0 track backs,
こんなクリスマスリース
昨日、ブリヂストンサイクルのオフィス前を通りかかったら、こんなクリスマスリース。
自転車のギアやホイールで形作られていた。
「いいね」

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2011.12.26 Mon | 国内探索| 0 track backs,
都内新名所 代官山T-SITE
六本木に18カ月だけ期間限定でオープンしたメルセデスベンツのアップステアーズでランチ。
そこから青山墓地に抜け、神宮前へ出て、自転車仲間のお墓参り。
そこから青学方面に進路をとり、代官山へ。
知人から聞いた代官山の新名所を目指した。

白戸太朗さんのお店「アスロニア」の脇の工事中だった広大な敷地が、蔦谷(ツタヤ)書店などのコンプレックスとしてオープンしたのだ。

行くといきなり人垣。
好奇心にかられて近づいてみると、いきなりどこからか張りのある歌声が。

なんだなんだ?と声の方を見るのだけど、あちこちから声が鳴り響いている。
そのうちひとりを発見。
あんなところに(中央)。
やがて歩きながら・歌いながら敷地中央のスペースへと移動していく。

バックにはできたてほやほや、12/5にオープンしたばかりの蔦屋のビル。
デザイン性のある壁面だ。

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クリスマス寒波の寒空の中、やがて5人がそろってミニリサイタルに遭遇したことを知る。

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彼らの名前は、「Le Velvets」。
音大を卒業したGood-lookingな男性ばかりで構成された5人グループ。

トゥーランドット、アメイジンググレースやオーソレミオなどをカバーし、クリスマス気分は盛り上がる。

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右から、佐藤 隆紀さん、テノール。
日野 真一郎さん、テノール。

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左が佐賀 龍彦さん、テノール。
同じテノールといっても、右の日野さんは、アルトやメゾソプラノに近い音域まで高音が出ていた感じ。

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中央、宮原 浩暢さん、バリトン。
左が黒川 拓哉さん、バリトン。

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5人が、あるときは交互に、あるときはハモりながら、のびやかな旋律を奏でていく。

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オーディションで選ばれたということだけれど、声楽面の得点プラス
ルックス・オーディションでもあったことがしのばれる。

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こんな感じで、敷地のこんもり盛りあがった場所でリサイタル。
3時と5時だったようで、我々は偶然最初の回に遭遇。

ツタヤレコード店のプロモーションでもあったようで、今後もこの場所でこういうミニコンサートが開催されるかもしれない。

それにしても、外気温はかなり低かった今日、「寒くありません」と何度も言っていたけれど、
声を出すには適温とはいえず、そんな中、お疲れさまでした。

おかげで、ほんわかしたクリスマスを迎えられたのだった。

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2011.12.25 Sun | 国内探索| 0 track backs,
2011年のイルミネーション / 六本木ミッドタウン
汐留のカレッタのイルミネーションに対抗しているのか。
以前は天の川のような静的なイルミネーションだったのに、
今や音楽と光のエンターテイメントショーと化している。
クリスマスどきのミッドタウン。

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最後は本日の東京タワー。
ハートマークが夜空に浮いていた。
(東京タワー見るなら、ミッドタウンより六本木ヒルズ。ヒルズのライティングは地味だけど。)

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2011.12.24 Sat | 国内探索| 0 track backs,
ミッドタウンのクリスマスツリーは
全面サンタさんだよ。
ちょっとこれではわからない。

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近づいてみる。
なにやら白と赤のが満員御礼で並んでる。

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いろんなサンタさんがいるのだった。

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吹き抜け部分もこんな感じで。

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いつもクリスマスと言えば庭のイメージしかない六本木ミッドタウン。
例えばこれとか。2008年のミッドタウンクリスマス

いやしかし、外(庭)だけでなく、中もなかなかに頑張っているのだった。

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2011.12.24 Sat | 国内探索| 0 track backs,
あの街で見つけた日本
到着初日、そぞろ歩きをしていたら、突然日本の風景に出くわした。
これだ。

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日本の家族が住んでいるのか。

いわゆる繁華街ではない地域で、
もう一度行ってみろ、と言われても絶対に行けない路地裏で
(でも脳内ナビシが備わっているツーレはもしかしたら行けるかもしれない)
5月でもないのに鯉のぼり!

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迷路をただあてもなく歩くだけでも楽しい。
なにかとサプライズが詰まったヴェネツィアの島。
2011.12.22 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
歌川国芳展 2
先日歌川国芳展で作者の多彩さ、ユーモアを目の当たりにして
「味わい深い人物像を想起させる」と書いた。

今日、日経文化欄の同展覧会評には、「彼自身、人間的魅力に富んだ人だったのではないかと思えてくる」とあり、
やっぱりみなそう感じるんだ、、、

人間の表情にその人の人柄が表れるように、
絵にもその人となりが表れるものなのだ。
2011.12.21 Wed | Art| 0 track backs,
トイレにポスター11枚+拡大写真3枚+ポストカード5枚+プレート2枚
ロード選手のポスターをあるときいろいろと手に入れて、
顔を覚えるためにどこかに貼ろうと思い立った時、真っ先に思いついた場所がトイレだった。
部屋に貼るのはただでさえ狭い部屋が息苦しくなる。トイレというのは我ながらなかなかいいアイディアに思えた。

ただし画鋲やセロテープは極力使いたくない。

分電盤にリボンをかけて、そこにポスターを吊るして、あとは上から下にポスターを貼り合わせることに。
入ってすぐ、扉をちょっとあけるとすぐ見える。
この1列だけでポスター6枚、ポストカード5枚。

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上からコフィディス、FDJ、ポストカードが5枚。
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その下に、クレディアグリコル、テレコムと続き、
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バレアレス、そしてケルメ。
セビーヤが童顔ではなく、本当の童子だった頃(19歳ぐらい)。
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正面には、カセロとチポッリーニの引き延ばし写真、ランプレ、ブイグテレコム、エウスカルテル。
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続いてブエルタ98.
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あとは残ったスペースにサラベイティアの写真、アレッシオポスターをそのまま床に起き、
そして頂きもののTD北海道のプレートは、ティッシュホルダーにリボンを渡して掛けてある。
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最後はミルラムのコーヒーミルク。
以前選手の顔入りコーヒーミルク(ミルラム)を頂き、使った後 捨てるのもなんなので空の入れ物を袋詰めしてぶらさげてる。
毎回掃除のたびに少々邪魔とは思いつつも、捨てられない。
ここに飾っておいても意味はないけど、捨てるに忍びない。
廃棄好きな私としたことが。
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どれもこれも古く、せいぜい99年から06年までのものばかり。
新しいものに交代を考えたが、最近はポスターもめっきり手にしなくなり、
これといって交代要員がないことに気がついた。

目の保養とも言えるが、うざったいほどごちゃごちゃしてる。
まあここで過ごす時間は短いわけだから、これでいいのだ。
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2011.12.20 Tue | Private| 0 track backs,
恵比寿CP追及ランチ
六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで昨日から始まった「歌川国芳展」。
善は急げ、とばかりに本日行くことにした。

まずは腹ごしらえ。
恵比寿のオステリア・ラ・リベラ
コスパ追及で選んだ店。

スターターは、たっぷり鎌倉野菜とボローニャハム。
蕪やルッコラなど何種類かの組み合わせ。

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ミニスープ。
ミネステローネ風。

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前菜盛り合わせ。
イワシのマリネ、鶏肉ロールなど、キンメダイのカルパッチョ、鶏のレバーパテ、白子の揚げ物。

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パスタは私がスズキのスパゲティ。
シェフが気を聞かせてツーレと半分ずつにしてくれた。
なので写真は1/2プレート。

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ツーレが頼んだのは、えぞ鹿のリガトーニ。
こちらも1/2プレート。

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デザート盛り合わせ。
フルーツ、生チョコ、ティラミス。

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これにパンとコーヒーがついて1500円。

一方、超お得コースもある。
サラダ、スープ、メイン、パンのコース(つまり上記メニューから前菜盛り合わせ&デザート&コーヒーをマイナスしたメニュ)は900円!!
コーヒーはプラスたった100円。

シェフはイタリアで修業した方だそうだ。

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食事の後は、日比谷線でいざ六本木へ。
歌川国芳展は、想像以上の充実ぶりで、特に画風の多彩さ、いきいきとした筆遣い、イキイキとした群像は圧巻だった。

写楽を少し繊細にしたような洒脱な浮世絵から、動物たちのユーモアあふれる画風まで。
奇才浮世絵師というキャッチフレーズがまさにぴったり。

天保の改革で贅沢が排除され、役者絵・美人画が禁止となる中、動物画という新境地で現状打破。
動物に見せかけて実在人物を動物で表したり、動物の中に人間の皮肉をこめてみたり。

軽妙なタッチの中に社会に対する鋭い視線が、ユーモアのオブラートの中に反骨精神がうかがわれ、
味わい深い人物像を想起させる。

海外風景画からも影響を受けたといい(印象派が浮世絵から影響を受けたその逆だ)、
浮世絵の平面的な構図を飛び出し、海に突き出した桟橋の遠近法、立体感がモダンな香りを運ぶ。

展示数も予想外に多く、単に美人画だけだったら飽きるだろうが、複数の画風別の展示だったから、
興味は尽きなかった。

2011.12.19 Mon | 国内探索| 0 track backs,
日経新聞連載「食は語る」十選
日経の絵画・美術品紹介コーナー。
新しいシリーズは、「食は語る」。

第一回目はヨルダーンスの「王様が飲む」。
第二回目はPブリューゲルの「農民の婚礼」。

さて、我が家でクイズ。
最終回は何の絵が紹介されるでしょう?

2人一致で、ダヴィンチの「最後の晩餐」。

しかし、名画は途中にもってきて、最後には、紹介者の思い入れのある小ぶりの作品、というパターンも多い気がする。

ツーレは、ゴッホの「馬鈴薯を食べる人たち」も入るのでは、と挙げた。
先日本場で見てきたばかりだ。

私は、カナの婚礼が入るとみている。
キリストが水をワインに変えたというあの名画。
でも誰の作品が出るだろう。
ヴェネツィアムラーノ島のサン・ピエトロ・マルティレ教会でも見かけた。
カナの婚礼の絵。

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あと、アカデミア美術館のヴェロネーゼの「レヴィ家の饗宴」も。
最後の晩餐として描かれたものの、冒涜だとしてタイトルを替えて妥協した作品。

私が行った時は残念ながらこの絵はなかった。
代わりにこんな絵を見た。
食は語る。

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ヴェネツィア派
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2011.12.17 Sat | Art| 0 track backs,
汐留
毎年恒例の汐留イルミネーション祭り。
今年は高嶋ちさ子さんのバイオリンとともに(これまでは葉加瀬太郎さんだった)。

下記は先日。
ショータイムではないので、ライティングは固定。

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下記は今日。
丁度ショーが始まったところ。
レーザー使いもまじえた過去の派手な演出と比べると、光の競演は派手派手ではなかったけど
重厚感があった。

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とりあえず、年末はここのイルミネーションが見られれば満足、といったところ。
2011.12.15 Thu | 国内探索| 0 track backs,
究極の省スペース
血管のように張り巡らされた迷路を行き当たりばったり歩いていると、
ごちゃごちゃと絶え間なく続く家並みの狭間にほとんど隙間のように存在する
両手を伸ばせば楽勝で届いてしまうような極細の路地に必ずぶち当たる。
ヴェネツィアの街。

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行けども行けども、建物がひしめいているなぁ、という印象なのだが、
それを可能にしている工夫をひとつ見つけた。
街の電灯。
そう、柱付きの電灯は、この街には見渡す限りにおいては皆無なのだった。


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家の壁から、直接にょきっと顔を出している。
電柱を建てるスペースなどないこの街で、考えだされた究極の省スペース。


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むろんどの家もこの電灯付きというわけではなく、一定間隔といった感じでもなく。
ただスタイルは似通っているから、市がこの家、とかご指名して設置するのだろうか。
それとも個人の篤志家が行う技なのか。

その答えは、矢島翠さんの本にも、見当たらない。

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2011.12.13 Tue | Travel-Italy| 0 track backs,
大掃除ノロノロ
今年は大掃除の出だしが遅くなっていて、なかなか乗らない。

冷蔵庫は、パーツをバラバラにして洗い、網戸と窓は終わったものの、食器棚がまったく手つかず。

理由はといえば、震災のせい。

地震のあと、クリスタル系と割れてほしくない陶器の食器を、箱をかき集めて閉まってしまい、食器棚がスカスカ状態。
つまり、私的には、この状態から大掃除=きれいにする、には、閉まっていた食器を再び棚に戻す状態ということになる。

地震がまだくるかもしれないから、食器棚はこのスカスカのまま年を越そうか、とか思いつつぐずぐずしていたのだが、結局箱から出して、すべて棚に戻すことにした。

いつまでも震災モードだと、部屋の様子が中途半端でいけない、落ち着かない。

やり出したら一気にはかどり、なんとなく乗ってきた、大掃除。
2011.12.11 Sun | Private| 0 track backs,
月蝕
23時帰宅。
駅に着くや、人々が空を仰ぎ見ている。
私も。
欠けてる、というより、陰になっている。
月蝕

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2011.12.10 Sat | Society| 0 track backs,
サルヴィアーティの館
ヴェネツィアの景気が傾きかけた18世紀以降、グランカナル運河沿いには、財力にものを言わせて爵位を獲得した新興貴族たちがこぞって豪奢な館を建てたと聞く。

実は島内をあちこち巡るには、歩いて行ったほうが大運河をいくよりよほどショートカットで速いと知りつつも、毎日ヴァポレットにせっせと乗ったのは、まさにこの在りし日の貴族たちの競演風景を眺めるためだった。

乗るたびに新しい発見がある。
何度往復しても飽きない。

あるときは、ヴァポレットの窓越しに ~ 丁度サルーテ教会とダーリオ館の間あたりに ~ 一瞬仏陀?と見まごうようなこんな絵がはめこまれた家を見かけた。

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おっ、写真・写真。
慌ててシャッターを押しまくる。

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仏陀の座位に似てる思ったのもつかの間、目を凝らせば、やはり和風なわけもなく、当たり前に西洋風なのだった。
サルヴィアーティ SALVIATI、と書かれている。
手元のグランカナル風景ガイド(旅行前の頂きもの)を見れば、サルヴィアーティとはムラーノ島の有名なガラス職人の一族だそうで、現在は彼らのショールームとなっているらしい。

この嵌め絵は、ガラスのモザイクなのだという。

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なるほど、だからこの家の外壁下方には、こんなモザイク。
ガラス製作をする男性と、製品を携える女性。

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ガラスを吹いている場面もある。
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そして中央のモザイク画に描かれていたのは、謁見風景のようで、玉座に向かって男たちがガラス製品を差し出す様子が見て取れる。

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水上バス・ヴァポレットは、移動手段としてはおよそ古式ゆかしいほどのノロさだけど、そのマイペースな歩みに身をゆだねてみる価値はある。

栄華と凋落、歴史とモダン、不便とその克服、など、波間を行くゆらゆらとした旅の間に、様々な顔を惜しげもなく披露してくれた、ヴェネツィア。
浮世離れしたあの水の旅が恋しい。
2011.12.08 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
須賀敦子さんの「地図のない道」を歩く (ヴェネツィアにて)

グリエの橋、というのがこの橋の名。。。
渡る人間の側からいうと、ヴェネツィアの橋の多くがそうであるように、この橋も下を船が通れるように、中心のふくらみにむかってゆるい勾配を描いていて、両端には階段がついている。。。
だが、おなじ橋を運河から見上げると、四本の柱や階段のふくらみよりも、アーチの側面にほどこされた大理石の細工が目につく。
石と石との継ぎ目を被うためだろう、これも白い大理石に彫った古代ギリシア模様の芝居の仮面が一列に並んでいて、いかにもルネッサンス風だ。
(須賀敦子『地図のない道』)




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今年8月。ヴェネツィア到着初日、ホテルにスーツケースを置くのももどかしく、ヴェネツィア・ローマ広場発ムラーノ島行きのヴァポレットに飛び乗った。

このヴァポレットはグランカナルをそのままいくのではなく、鉄道駅の先で左折して、大海原に進路を変える。
その左折する場所にかかっているのがグリエ橋だ。

これが、普通のヴェネツィアと、ゲットーの境を告げるキーとなる橋であることは、2年前のヴェネツィア旅行で知った。

ただ、須賀敦子さんが著書「地図のない道」で触れていた、ルチッラに待たされた橋のたもと、というのがこの橋を指すということは、ハッキリと自覚せぬまま過ごしていた。

今日、この本を読み返していて、「白い大理石に彫った古代ギリシア模様の芝居の仮面が一列に並んでいて、、、」のくだりにさしかかった時点で、あの橋の、あの顔(仮面)のことだ、とくっきりとした映像をともなって、気づいたのだった。



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(橋に沿って人の顔の彫刻が並ぶ)


上の写真のとおり、ことさらいろんな角度からこの橋だのゲットーの街並みの写真を撮っていた私。
何気なく須賀さんが歩いたゲットーを意識していた気がする。


片や須賀さんの本のことなど知らないツーレは、運河に沿って左手、つまりゲットーと反対側の景色ばかり撮っていた。
彼は、ポルトガルのごちゃごちゃした裏路地を彷彿とさせるすすけたゲットーの街並みではなく、少しこぎれいなふつうのヴェネツィアの街並みの方を、無意識ながらも選別していたようだ。


写真は、運河沿いのゲットーの家並み。
左端をちょっと拡大してみると

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「レストランガムガム、ゲットー」という文字。
矢印が指す方向一帯がゲットー。
猫の額の敷地の上に縦長に長く長く伸びた長屋が続いている。

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グリエ、という名のヴァポレットの駅も近くにある。

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2年前、ゲットー探検した際、須賀さんが何度も振られたゲットーの見学ツアー(シナゴーグの、と言った方が正確だけど)にも参加した。

ひとつ残念だったことがある。
須賀さんが見た白いレースの赤ちゃん入れの封筒は、あの日、博物館の陳列棚には置かれていなかった。
2011.12.06 Tue | Travel-Italy| 0 track backs,
紅葉狩り
都内で混雑なく紅葉が見られないか、をテーマに街歩きしてみた。

目指したのは広尾。
有栖川公園の池の川面には、色づいた木々のリフレクション。

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黄金のイチョウの中にすくっと起立するのは新聞配達少年。

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そばのお寺にも、足を伸ばしてみる。

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だーれもいない。
京都には行けないけれど、お手軽な満足感。

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窓越しの紅葉。

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都立図書館裏には、今まで見たこともないような大きな銀杏が1本。
この木なんの木・・に出てくるような、そこまでいかなくとも、ジャイアント級だ。

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再び有栖川公園。

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土曜日、ジムのスタジオプログラム3つに参加したせいか、腰が痛い。
そぞろ歩きの後は、マッサージ店に直行した。


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2011.12.05 Mon | 国内探索| 0 track backs,
外国人用ガイド料無料の鎌倉ガイドツアー
会社を定年退職して、通訳ガイドの資格を取った元上司がいる。
退職後のチャレンジとしては、なかなかチャレンジングだけど、
海外駐在経験があるから、適任かもしれない。

でも、震災後、恐らく観光客は減っているのでは、などと推測する。


先日訪れた皇居。確かに、ぼちぼち外人さんは戻ってきているという印象派受けた。
震災直後、すっかり消えた外人さんたち。
一時は対日本人比率ですごく目立ってたのに。

それが最近ではそこそこ盛り返しつつある感じだった。
木々も色づき始めて。

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とはいえビジネスでの来日も多いであろう都内でのこと。
純粋な観光客は減ったに違いなく、浅草や鎌倉はまだまだ以前の活況を呈するには程遠い状況だろう。

ちなみに鎌倉にはこんなのがある。
無料の外人さん用観光案内制度。

中国語、英語、フランス語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語がOK。

ガイドさんの交通費・拝観料実費は必要だけど、ガイド料は無料という
鎌倉市および社団法人 鎌倉市観光協会主催の大サービス。

しかも一人での申し込みもOKで、観光客5人にひとりの割合でガイドが付くという。

鎌倉ウエルカムガイド」HPはこちら:
http://www1.kamakuranet.ne.jp/kwga/index.html

ちなみに、大仏さまがカーリーヘアな訳まで教えてくれる!?
(実は古代ギリシャの彫刻を模して造られたのが起源なのだとか。)
2011.12.03 Sat | 国内探索| 0 track backs,
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