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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
最新号の芸術新潮
最新号はヴェネツィア特集、、、と昨日メールで教えてくれた人がいて、ジムの帰り、23時閉店ぎりぎりで本屋に駆け込みゲットした。
「芸術新潮」

芸術新潮 2011年 11月号 [雑誌]芸術新潮 2011年 11月号 [雑誌]
(2011/10/25)
不明

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大江戸博物館で開催中のヴェネツィア展と呼応するものなのだろうが、2か月前のヴェネツィア旅行で重点的に見てきたものばかりで、感激もひとしお。

新婚旅行でヴェネツィアングラスの花瓶や香水入れ、箸置きなどを買ったムラーノ島を、今回再訪したのも、このサンティ・マリア・エ・ドナート教会目的だった。
古めかしいモザイクがそこはかとなくいい味を出している、そんな話を宮下規久朗さんの「北イタリア」の本で知った。
今回の芸術新潮の解説者の方でもある。


このサンティ・マリア・エ・ドナート教会、石造りなのに、歩くとまるで床が軋みそうなぐらいひしゃげていて、そんなごつごつとした肌触りの床に、あでやかな鳥のモザイクが散らばっている。

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そしてもちろんアッカデミア美術館。
バカンス真っ盛りのヴェネツィアだから、大混雑だろうと張り切って開館30分後に入ったら、気抜けするほど空いていた。
人々の目的地は、鳩と人がわんさか群がるサンマルコ寺院あたりに集中、というわけか。

ここはどうやら観光客の優先順位で言うと後ろの方にくる場所のようだが、実はヴェネツィアがたっぷり味わえる至宝の館。

例えば、カルパッチョが描いたヴェネツィアの運河グランカナル。(この美術館は、写真OK)

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ベッリーニのリアルト橋も。
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大冒険絵巻のウルスラ伝のシリーズ絵画Byカルパッチョ。
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そして、ルネッサンスの萌芽をうっすら予感させるジョルジョーネのテンペストの神秘に魅せられ。

ここは写真OKとはいっても、名画をカメラに収めることの後ろめたさと、鑑賞者の邪魔になってはならぬという気持ちから、さっと撮影してカメラをしまうという状況で、ボケた写真が実は多いのだ。

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(上記4枚すべて芸術新潮に登場する)


もちろんドゥカーレ宮殿も。宮殿の中庭側はこんな感じ。

広大な館、語り尽くせぬほど豪奢な内部。時間をかけて回ったつもりだったがそれでも消化不良気味な気がしたので、ガイドブックを買ってきた。
帰国後再度咀嚼を試みよう、と2度の味わいを楽しみにしつつ、まだじっくり読む暇がない。
それでもあの時の写真を改めて見るたびに、じわじわっと当時胸に充満していた満足感が蘇る。

イタリア、ことヴェネツィアの旅は、行った時だけ一過性の楽しみではなく、帰国後も、ずっと余韻を楽しめる、豊かでお得な旅だった。

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2011.10.27 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
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