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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ヴェネツィア・リアルト橋のせむし男は工事中
リアルト橋のちょっと先、
サンジャコモ・リアルト教会の広場にあるあの有名なせむし男の像は修復中だった。

工事中の償いとしてよくこの街で行われる通り、覆いの中身が写真で表示されている。

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3度目のヴェネツィア訪問にもかかわらず、この像、まだ実物を見たことがなかった。

単なる花崗岩の彫刻とは知りつつも、目隠しになっていると、なんだか貴重なものを見損なった気分になるもの。

観光客でごった返すリアルト橋のたもとにわざわざ足を運び、写真だけで済ませるのは無念だ。
隙間からちょっと覗いてみた。

あ、いた、いた。
背中の重荷がいかにも辛そう。
どっしりとのしかかっている。
顔を右に向けて、重さに必死で耐えている。

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この像、修復を経てきたものの、オリジナルの製作は1541年にさかのぼるという。

せむし男がしょっている台は、公告・宣言文を読み上げる際の台として使われたそうだ。(Wiki)。

イタリア語ではGobbo de Rialto、というのだな。せむし男。

P1000883.jpg


ふと思った。
そういえばヴェネツィアには市民鑑賞用の屋外彫刻が少ない。

ヴェロッキオ作コッレオーニ騎馬像の名作はあるけれど、
アントワープみたいに、歩けば歩道に彫刻、という街並みとは違う。

そもそもスペースがない。
少なくとも歩道にものを置く、そんな余裕はないのだ。
2011.09.21 Wed | Travel-Italy| 0 track backs,
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