FC2ブログ
日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ヴェネツィア展とコッレール美術館所蔵の『二人の貴婦人』
calpa.jpg--先日健診の帰りに寄ったイタリア政府観光局で見つけたヴェネツィア展のパンフレット。9/23からだそうだが、何より目を引いたのは、パンフレットに印刷されたこの絵。コッレール美術館所蔵の『二人の貴婦人』(カルパッチョ)。

須賀敦子さんが「地図のない道」(もしくはトンボの本の「ザテッレの河岸で」)で触れていた一枚だ。

この2人がコルティジャーネ、すなわち高級娼婦であるのか否かについて考察を巡らせている。この絵については諸説あるらしいが、コルティジャーネの存在に興味を抱いた須賀さんは、貴婦人という説は勝っていない。

そしてコルティジャーネたちが収容された治る見込みのない病院の考察では、その河岸から見えるレデントーレ(救済)教会の威容に治る見込みのない患者たちいも慰められただろう、と思い至る。


水際に建つその教会の姿は、確かに清々しくて、心が洗われる。



2011.08.08 Mon | Art| 0 track backs,
"shw-greenwood" template design by Shallwill