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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
始まり悪ければ終わり悪し、と、「Force Majeure宣言」発動した話
今まで散々てこずって、にっちもさっちもいかないプロジェクトを
1年半がかりでやっと再生させ、出口がやっと見えていた矢先。

この震災のあおりで、プロジェクト全体が見直されることに。

一時期は英国が立て続けに失敗を犯し、
それをありえない屁理屈でこちらに責任転嫁。
上司もさじを投げ、尻拭い・・なんて図式で
うつ病日記を書くぞ!とまで思ったほどの史上最悪の案件だったけれども、
やっぱり躓くときは、とことん、なんだなぁと感慨(?)深い。

問題山積で、どうなる事かと思いつつも、
それでもなんとか厄介払いで5月連休に片がつくとこまでこぎつけたんだけど。

これからは、後処理でまた大もめ。
まあ仕方ない。
後ろ向きの処理だけど、前向きであるべき時期も、めいっぱい後ろ向きだったから。

英国側がまたギャンギャン言っているけど、こればっかりは震災なんだから。

「キャンセル代以外に膨大な手間賃よこせ」と言わせないため、
こっちから、「義捐金よこせ」とでも言ってやろうか、とみんなで冗談を言っている。


但し、「不可抗力条項」を適用してキャンセル代を阻止するためには、
我々の案件はやや微妙。

被害が間接的と言えなくもない。
それでも一応、昨日、「Force Majeure Declaration/Notice」の書状を英国宛てにドラフトして送付しておいた。

法務部に後で聞いたら、本件のキャンセル代を全部チャラにさせるのは、難しかろうと言ってたけど。
向こうは弁護士を出してくるかもしれない。

一応それがだめならAgreement中のキャンセル条項どおりにしくしくとやるだけだが、
予想外の事由により、条文を拡大解釈をして談判する可能性もある。
英国の会社は、これまで我々に対し、数々の暴挙に出ているだけに。

法外なキャンセル代を請求してきたら、ある目安を超えた場合、法廷闘争も辞さない、
みたいな雰囲気に我々の部署はなっている。
そのために、せっせと来る日も来る日も、英国からガンガン言われつつもエビデンス作り。


思い返せばこの案件、障害がとにかく山のように続いたプロジェクトだった。
省庁3つが絡み、うち一か所で1年半頓挫。

出来の悪い子ほどかわいいというけど、これに関しては、一切なかったなぁ。
躓きの原因を作ったのが自分でないため、
この仕事には最後まで愛着がもてなかった感じ。


人間後ろ向きの仕事ばかりしていると、
精神衛生上よくない。
これとも、もうすぐおさらばだ(こんなかたちではあるけれど)。


停電、放射能漏れ、復興の道まだ険し、と、周囲の世界はまだ光(というか明かり?)が
なかなか見えないけどやっと本来の自分の専門分野の仕事が復活し始め、
ちょっとほっとしている。
2011.03.26 Sat | Private| 1 track backs,
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