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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
春は来ぬ
ツーレは今週もスキー。
寝坊の人がいないと、家事がさっさと済む。

ジムの後、ランチはおひとり様で、いつものビストロへ。
4時に秋葉原で約束。

その前に、天気がいいので、皇居東御苑に繰り出す。
やっぱり梅の季節はここでしょ、というわけで。


大手門から梅林に直行。
なんでも太田 道灌が植えたとかいう由緒正しき梅林。

梅の季節は、とりあえず一度は、この甘い香りの中に身を置いて、
待ち遠しい春を感じるのが好き。

以前は羽根木公園に行ってたけど、最近あそこの梅が傷んでいるのが気になって、
そこへいくと、手入れの良さではやはり群を抜いている。

「木の花は、濃きも薄きも紅梅」
と詠んだのは清少納言。

何かの本で読んだのだけど、万葉集の時代は桜より梅の方が頻出するらしい。
で、清少納言の生きた平安時代あたりから徐々に桜が勢力を伸ばすものの、
清少納言は梅を真っ先に挙げている。

鎌倉時代になると、桜の散りざまが諸行無常のはかなさとあいまって、
完全に桜の時代到来となる。

桜の方が華やかだけど、殺風景な冬景色の中あでやかな色を演出する梅は、
エライと思う。

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さて、広場にまわると、今度は寒桜。
去年は少し時期をはずしてしまったけれど、今年はばっちりだ。


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2011.03.05 Sat | 国内探索| 0 track backs,
速さと時間
今日の天声人語が、時速300kmの新幹線「はやぶさ」のサービス開始を伝えている。

今から19年前、時速270kmの「のぞみ」登場時のインパクトを引き合いに出している。

でも、今から35年ほど前に書かれた天声人語をつい先日図書館で目にしたものだから、
これとの比較において、まさに絶大な隔世の念を感じた。


なにしろ、そのときの人々のリアクションといったら、今では想像を絶する内容。

確か当時急行だか特急電車が登場し、時間短縮に一役買ったものの、
同時にそれは、特急料金という新たな賃上げも意味していた、とそのコラムは伝えているのだが、
人々はそれに対しなんと言ったか、というと:

「運転時間が短縮されるのに、賃上げとはなにごとだ。
時短になった分、安くすべきだろう!」


今では、速い、と聞くと、特急料金高そう、という連想になる。
でも、35年前という時代には、まだそういう概念が定着していなかったらしい。

この時代あたりから、「速さの探求」が始まった、と考えていいのかもしれない。


そのほか、当時の天声人語には、戦争という言葉が頻出し、しかもそれが
しごく身近な口調で語られている。

例えば、ジャングルの中から長い時を超えて発見された日本兵の生還は、
当時リアルタイムの出来事だった。


この35年という月日に、半端でない世の中の変化を感じ、
今まったく別の世界を生きているかのよう。
2011.03.05 Sat | Society| 0 track backs,
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