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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
カラヴァッジョと神戸屋ランチと音楽会と大掃除
何人かの人に勧められたとんぼの本の「カラヴァッジョ巡礼」。
遅まきながら読んでいる。

ローマで彼の作品を堪能してきた人は物足りないと言っていたけれど、
カラヴァッジョの作品を余り見たことがない私にはもう、贅沢この上ない一冊だ。


私がカラヴァッジョと初めて出会ったのは、イタリアでなくロンドンのナショナルギャラリー。
学芸員による館内ツアーに参加した際、
「エマオの晩餐」の絵は、キリストの再来を知り驚く人々の様子を描いたものだと知った。

この一枚と「蜥蜴にかまれる少年」の絵は、ナショナルギャラリー広しといえども
強烈に印象に残っている。

神話やキリスト教から題材をとりながらも、画家の強い個性が上塗りされているようで、
ほかの絵画と明らかに一線を画し、館内でも異彩を放っていた。

 
といった具合に、カラヴァッジョのごく少数の作品しか見たことがない私にとっては、
彼の作品がふんだんに見られる上述の本は豪華きわまりない。

特に素晴らしいなぁと思うのは、写真。
発色の問題はさておき、絵画そのものだけでなく、教会内部における位置づけがわかる写真も多々。

ヴェネツィアの教会で聖家族の絵を見た時に、宗教画は教会全体の雰囲気とあいまると
画集で単体で見ていたものと、まるで別物のようにいきいきとしているなぁ、と感じた。

それだけに、教会建築の中の存在としての絵がこの本で見られるのはこの上なく嬉しい。


とまあ、そんなわけで、今日も、時間を見つけてこの本を読んでいた。
午後の音楽会では、開演直前まで読みふけっていたのだが、
それを脇から見ていたツーレがひとこと。


「この少年、雑巾がけしてるの?」


P1970834.jpg


この絵、「ナルキッソス」は、ナルシストの語源ともなった少年の名前。
水面に映る自分の姿に見とれているシーンを描いたもの。

そんなギリシャ神話も、ツーレの手にかかると、
床の拭き掃除の少年に見えてしまうとな。

思わず絶句した。
が、確かに、こういう構図の絵は珍しい。
子供たちにこの絵を見せても、同じようなことを言いそうな気がする。


カラヴァッジョ巡礼 (とんぼの本)カラヴァッジョ巡礼 (とんぼの本)
(2010/01)
宮下 規久朗

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さて、音楽会の前のランチは、神戸屋へ。

品切れごめんのランチセットは、結構いいお値段の神戸屋にあっては超お得で、680円。
ミネストローネスープも付いてきて、野菜たっぷり。
パンもふかふか。
これ、なかなかのヒット作だ。


KC3D0005.jpg




さて、昨日あたりから、俄然はりきりはじめた暮れの大掃除。

昨夜はパソコンテーブル脇に置く棚を、
今日は朝一番で、テーブルクロス(透明ビニール)を2セット買いに出かけた。

テーブルまわりの小物を全部排除してかなりスッキリ。

家中にあるペン、シャープペンも、書けるかどうか全て試した。
結果50個廃棄。

つまり、まだ我が家には300個ほどのペン、サインペン、シャープペンが残っている。

別に会社のものを持ち出しているわけではない。

レース会場とか海外に行くたびにもらってくる。
プレスルームや会議場に置いてあるケースも多い。

たとえば自転車関係のペンだとこんな感じ。(こちらはまだ書けるからと廃棄しなかった分)

P1970824.jpg

一番下の黄色いペンは一番お気に入り。
ツールの移動で、ドーバー海峡を渡る船を予約した際にもらったもの。

中が液状になっていて、自転車が左右に動く仕組みになっている。

P1970826.jpg


銀行LCLはツールの後援をしているからわかるとして、
フランスの憲兵までもがツールの際に、「ジョンダルムリー(憲兵)」と書かれたペンを配っていたりして、
憲兵を宣伝してなんになる?と首をかしげたものだ。


P1970829.jpg

このほかにも、いろんな企業のペンがわんさかあって、毎年結構捨てているのだが、
気がつくとたまっている。
2010.11.14 Sun | Art| 0 track backs,
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